2015年年末年始 アイスランドでリベンジ（その3）年越花火で湾岸戦争を思い出した

2015/12/31 - 2016/01/01

この旅では棺桶リストの筆頭「イースター島」へ行く予定でしたが、計画通りの休暇が取れず、1週間前に急遽 行き先の変更を余儀なくされました。
ならば、9月に訪れたアイスランドのリベンジに！
しかもアイスランドの冬は「氷の洞窟」が、レイキャビクの大晦日には盛大な「年越し花火」が見れます。
ということで、この旅のミッションは
　1.　ヴァトナヨークトル氷河の「氷の洞窟」へ入る（目玉1）
　2.　レイキャビクで「年越し花火」を堪能する（目玉2）
　3.　オーロラ撮影（カメラのレンズが曇った9月のリベンジ）
　4.　セーリャラントスフォス、スコゥガル、ファーグリフォス渓谷撮影（南部の写真を収めたSDが読めなくなったリベンジ）

の4つ。大急ぎで、ツアー、レンタカー、ホテル等の手配を済ませ、次いでに、
フランクフルトでの乗継の合間にマインツを、最後は時差ボケ解消のためバンコクに滞在としました。旅行記は以下のとおり3つに分けます。
　その1. 日本脱出からマインツ乗継観光まで
　その2. アイスランド到着から「氷の洞窟ツアー」まで
　その3. レイキャビクへ移動し「年越し花火」見て、バンコクへの移動まで
　（バンコク滞在では揉まれて、食べただけなので省略します）

心配事は、、、冬のアイスランドの運転。。。
3ヶ月前に走った道ではありますが、雪道だと怖い。。。時間が読めない。。。
まぁ、一人旅なんでハプニングも楽しみます。

エリア レイキャビク(アイスランド)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.0
• グルメ: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー 徒歩 飛行機
• 航空会社: エールフランス アイスランド航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

時刻は12：30、ヨークスサルロン氷河湖を後にし、レイキャビクの年越し花火へ向けて雪道を走ります。昨日は積もってなく、片手運転だったのですが。

しかし雪道の運転は完全に習得しました。70Km/hで飛ばします。
チョロいぜ！

この旅 最大の目玉ミッションである「氷の洞窟に入る」を果たせなかったJaguarですが、氷河を歩くツアーが期待以上だったので、悔しさは残りません。
「また冬のアイスランドに降り立つ言い訳ができたわ」と前向きに考えます。
そういえば、9月の火山ツアー" Inside the Volcano"も天候が悪く入れませんでした。
雨男（雪男？）のJaguar、ハプニングを吸収できる旅程を組まないとですね。

なんて考えてたら、ファーグリフォス渓谷を通り過ぎてしまいました。
（もしかして冬は立ち入り禁止？）
まぁ、また来る時に撮影しますよ。

運転すること3時間、15:00頃、路面の雪が消えました。
暖流が流れつく海岸線に近づいたのでしょうか？

ん！あの奇岩は、、、

Vikです。

毎度のガソリンスタンドで遅い昼食を。
しかし何故アイスランドで買い物すると「レシート要るか？」と必ず聞いてくるのでしょうか？
エコ活動かな？

夕焼けをバックに奇岩をズーム

暗くなってるのでセーリャラントスフォス撮影はパスして先を急ぎます。

レイキャビク近郊では、奇妙な雲が。

18:00頃、今夜の宿" Reykjavík City Hostel "に到着。本日のドライブ時間6時間は想定通りです。

この宿では6人部屋なので宿泊費は安いです。
大きなホステルなので設備は整っています。

シャワールームをチラ見。不自由なさそうです。
硫黄臭には慣れました。

しばし宿で携帯を充電し、街へ。

この旅の車ではいつも使っている充電器が使えません。
ん〜バッテリーの電圧が高いのでしょうか？アメ車だし。

ハットルグリムス教会 寺院・教会

まだ、19時というのにあちこちで花火の音が聞こえます。

アイスランド最後の夜を味わいます。

というよりも、時間調整かな。

例のホットドック屋は閉まっています。
そろそろ飯を食べておきたいのですが。

Baejarins Beztu Pylsur (Tryggvatagata) ファーストフード

飯どころを探しつつ、街を彷徨います。

夕飯！
店員さんオススメのチキンを食します。

おー、やってるやってる。

時間を持て余し、21時頃にはペルトランに到着。ハットルグリムスから車で10分ぐらいです。
撮影を狙ってそうな人は数名。本当にここから綺麗に見えるかなぁ？

事前にネット検索しても年越し花火観光ツアーが、どこへ行っているのかは不明で、一般的にレイキャビクの街を見渡せる場所として、このペルトランが良いとの情報でした。

ペルトラン 博物館・美術館・ギャラリー

年越しには時間が十分あるので、ペルトランの周囲を偵察します。
最も花火が見えそうな場所は、、、南方面ですね。
北方面なら、ハットルグリムス教会もあるし、ついでにオーロラも見えるかもと思ってましたが、天候的に無理そう。
ならば、狙いは街灯りがたくさん見える方角の南ですね。

天候は、暴風とやや強い風を周期的に繰り返していますので、暴風の時は車で待機します。完全防寒でも暴風時は寒い。

ちなみに21:48では、これくらい。「こんなもんかよ」レベルでしょ？
ネット情報では大晦日の国民的テレビ番組が終わる22時半頃から花火が激化する模様です。

https://youtu.be/RTAQowAq-EI

北方面も偵察します。
ハットルグリムス教会。

やはり北方面は迫力がないです。

23時を過ぎると、ギャラリーが集まってきます。
駐車場の場所取りも激化。
Jaguarは早く着いたので撮影ポイントのすぐ側へ停めれました。

三脚を設置するのは、この雪で固められた頂点です。
不安定ですが、眺め的には、ここがベストです。

時刻は23:55。花火が激化します。
不謹慎ですが湾岸戦争の映像を思い出しました。

歳が明けた直後の動画はこちら。すごいでしょ？
実は風が強くて、三脚を押さえつけながら撮影しました。
これらの花火は、一般の家庭、自治体などによるものらしいです。
花火はレスキュー隊から売り出され、重要な資金源となっているようです。

https://youtu.be/DKtqa94IkXM

撮影を終えたJaguar、撮影中は気づきませんでしたが、お隣りで花火を鑑賞していた女性に " Happy new year " の挨拶を交わして車へ。

1:30に宿へたどり着きます。おおっ、外では未だやってます。写りは悪いですが、窓の外で花火が光ってます。

明日の朝は早いんだよなぁ〜、まっ機内で寝れば良いか。2時半ごろ就寝です。

4時に起床して、空港へ向かいます。

あ〜空港までの運転が面倒クセー。さらにガソリン満タン返しが面倒クセー。
しかも空港近くで給油するも、何故か満タン表示になっておらず、2回ガソリンスタンドへ寄るハメに。
まぁ元旦はレンタカー屋が閉まってるので、車の返却は空港パーキングへ停めっぱなしでOK。車は開けっ放しで、キーは車のグローブボックスへ。さすが治安が良いアイスランド。
これで15分は短縮できます。

年明けに車の正常が確認されてから何十万円も取られたデポジットが返ってきます。

軽くテンパりながら、自動機でチェックインを済ませ、セキュリティへ。
前回の9月同様、係員に国籍を尋ねられます。統計でもとってるのでしょうか？

搭乗を待つ間、アイスランド滞在を回想します。
マップによると、今回の運転は930kmぐらいでしょうか。
雪道でも4WDでスタッドレスなら、かなり自信持てるようになりました。

ケフラヴィーク国際空港 (KEF) 空港

パリへ。

CDGでトランスファー。

セキュリティチェックで係員が「アクェマシェテ。。。（モゴモゴ）」と。
どおやら「明けましておめでとうございます」と言いたいようです。
5回ほど、ゆっくり発音しておきました。

欧州の主要空港では「アリガト」は言われますが、CDGでは向上が高いですね。
「ヨイオトシヲ」も勉強したのかな？

この空港は運航便数が多くて乗継の計画を立てやすいですが、その分 当日は巨大な空港内の移動が面倒です。

元旦からAFのBKK便は混んでいます。
丁度、1年前の元旦にもCDGからBKKに飛んだことを想い出しました。
「あー、あの時のお隣さんは、、、」と。その時はTGでした。
あれから1年、昨年は良い旅できました。
今年も良い旅できますよーに！

さらば欧州。

AFの

非常用設備案内が

斬新でした。

機内食も美味いですよ〜
ワインは白に換えてもらいました。

明後日から会社です。
その前に雪道運転でコリまくった体をほぐします。

この旅の4つのミッション、コンプリートしたのは「年越し花火」だけ。
私は、いつになったらアイスランドの呪縛から解放されるのでしょうか？