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今年も残すところあと僅か、フルマラソン走り納めの袋井クラウンメロンマラソンに出かけてきた。去年は総合順位が50で割り切れる順位だったのでクラウンメロンを景品にもらえたので、あわよくば今年も景品ゲット!といきたいところだ。<br /><br />10:51 藤沢−小田原 4823Y<br />12月も中旬なので、青春18きっぷを利用して移動する。今年は基本的に向こうで観光するつもりはなかったので、朝食その他の家事を済ませてゆっくりした出発。グリーン車に乗車するが、グリーン券は湯河原まで購入して50km以内に抑える。湯河原−熱海間の一区間は普通車に移動する予定。我々がホームに降りてこようとしたら、一つ前の列車のドアにオバちゃんが荷物挟んで無理矢理乗り込もうとしたせいで、赤いランプが付いて緊急停車してた。故意に物はさんでるんだから、駅員室までしょっ引いてしまえばいいのに、と思ったりする。<br /><br />11:20 小田原−熱海 1851E<br />小田原からはさっき藤沢駅で緊急停車してた列車に乗り移る。この列車が遅れた影響で我々が乗車した小田原どまりの列車まで遅れてしまい、乗り換えがギリギリになる。<br /><br />11:48 熱海−三島 1435M<br />熱海ではホームを移動して沼津止まりの列車に乗車。意外とたくさん人が乗ってくる。三島で下車。いったん改札を出て、伊豆箱根鉄道の改札口に回る。今時、IC乗車券が使えないので、現金で乗車券を購入することになる。現金入れて電車の乗車券を購入したのって、いつ以来だろう。。。<br /><br />12:13 三島−三島広小路 55<br />三島駅を発車後、しばらく急な左カーブが続くが、直前にJR線から入線してきた<踊り子>が通り過ぎていったので、20m級車輌でも通過できるんだろうな。三島から一駅の三島広小路駅で下車。源兵衛川沿いにある、dilettante cafe (ディレッタント カフェ)というイタリア料理店でお昼ご飯にしようと思い入店するも、残念ながら予約で一杯。テーブル数がそんなに多くないので時間通りに食事がしたければ予約は必須のようだ。<br /><br />ディレッタント カフェの店員さんに勧められた、同じ建物3階にあるギャラリー併設のカフェも13時にならないと開店しないので、仕方なく元来た道を引き返すと、三島広小路駅前の交差点のところにある、「セルコバーガー」が目に入る。テイクアウトのお客が何人かいるようだが、どうやら店内に入って食べることもできそう。ということで、久々にハンバーガーを食べることにする。ベーコンチーズバーガーがおすすめ、とのことだったので、それとポテトをセットで注文。しっかりしたバンズにジューシーなビーフパティと新鮮な野菜が挟まってて、これはそこいらのファーストフード店では到底味わえない美味しさですわ。フライドポテトもサクサクでおいしい。セット価格で大体1000円くらいだが、ちゃんとした食べ物を口にしようと思ったら、それくらいの値段はするよなあと思ったりする。<br /><br />三島広小路駅の時刻表を確認したらまだ次の列車には間があるみたいだったので、その辺りをちょっとぶらついてみる。三島広小路駅のすぐ脇を源兵衛川という小川が流れてて、TBSドラマ「ごめんね青春!」のロケ地となったこともあり、わりと人気のスポットらしい。さっき伺ったディレッタントカフェのそばからも川べりに下りていけそうだったのだが、駅前の踏切渡ってすぐのところにある三石神社の境内から川辺に下りてみる。おお、なかなか綺麗なせせらぎ。富士山の伏流水ってやつなんだろうか、と思ったりする。<br /><br />13:20 三島広小路−三島 62<br />三島まで一駅区間だけ乗車。わりと乗客が多い。JR乗り換えに乗客が殺到してどうなることかと思ったが、乗客の絶対数が少ないので客観的にはたいしたことなかったのかも。<br /><br />13:29 三島−興津 783M<br />三島始発の列車に乗車。トイレの設備が付いてない、っていうのを車掌がアナウンスで強調してた。静岡止まりだからトイレ要らないっていう判断なんだろうか。列車に乗ってた間はポカポカしてたのだが、途中から曇ってきてちょっと寒くなる。始発列車に乗車したいので興津で下車。<br /><br />14:23 興津−掛川 785M<br />3番ホームから乗車。静岡方面からやってきた列車がすぐに折り返しで浜松行きの列車にかわるので、ホーム上はわりと慌ただしい。静岡を過ぎると、なんとなく明日の大会の参加者?と思しき風体の乗客も増えてくる。約1時間20分程度で掛川に到着。駅から歩いて3、4分のところにある「東横イン掛川駅新幹線南口」にチェックイン。築年数が若いのか、ICカード式のルームキーを渡される。今回はセミダブルの部屋だが、まあ、客室内のスペースにわりと余裕があるので、特段不満はない。<br /><br />17時過ぎになったら夕飯に出かけようということにしたのだが、茶そばを食べようと思っていた「ふじの坊・喜膳」が、あからさまに居酒屋で全席喫煙のお店だったので、回避して他の良さそうなお店を検索してみるも、なかなかこれといったお店がない(というか、掛川駅近くで禁煙の食べ物屋さんがほぼない)。<br /><br />ということで、妥協して掛川駅ビルにある、カフェ・ド・ラーフ(cafe de laugh)に入店。浜松駅のウナギ弁当で有名な自笑亭がやってる軽食のお店だそうで、最初にレジで注文、料金を払って料理が出てくるスタイル。お店の中も殺風景だったが仕方ない。私はあんまり刺激が強いものを食べると良くないと思い、ハヤシライスを注文、妻はカレーライスを注文。まあ、リーズナブルなお値段ではある。出された料理は思ったよりも手が込んでる感じがして、なかなかのお味。コストパフォーマンス的にはそれなりに満足できる料理だったかも。しかし、あまり広くもない店内で大きなしゃべり声で馬鹿話してたおばさん連中にはつくづく閉口する。もうちょっと静かにお話できんのか。<br /><br />10時過ぎに就寝。途中で目も覚めずわりとよく眠れた。6時前に起床。足裏のテーピングなど、ある程度走る格好して着替えを済ませる。朝食は6時半からだが、マラソン参加者できっと行列ができることだろうとおもい、5分ほど早めにロビーに降りて来たら、案の定すでに大勢の宿泊客が朝食を食べ始めていた。とりあえず座席を確保してから列に並ぶが、皆さんお行儀が良いので混乱はなく自分の食べたい分にありつける。炊飯器に入った普通の白米も準備されていたが、今回はおにぎり(明太子、野沢菜)をチョイス、もやし炒めなどもあったので、お味噌汁と一緒に頂く。まあ、おいしい(普段、塩分少なめの食事を心がけているので、塩分が効いていることもあるんだろうが)。<br /><br />07:10 掛川−愛野 913M<br />朝食後、直接掛川駅に向かう。妻に見送られつつ、掛川駅で青春18きっぷに2回目のスタンパーを押してもらい改札内に。一駅だが席が空いてたので、遠慮せずに着席。4、5分で到着。<br /><br />愛野駅に到着したらパラパラ雨が降ってきた。わりと冷たい雨だな。ECOPA横のアリーナで着替え&荷物預け。8時40分にラインナップ開始ということなので時間通りにスタジアムの方に移動したんだが、わりとご来賓の方々の祝辞が長くてちょっと寒い。いろいろマラソンの大会に参加させてもらっているが、開会式の際に国歌演奏と地元選出の国会議員の挨拶まで丁寧にやるところって逆に珍しいかもしれんな。<br /><br />9時10分にスタート。前回は、10kmまでのアップダウンで既に疲労してしまった感があるので、中間地点の油山寺近くまではあんまり無理しないで抑えめに走ることを心がける。なんとなく肩の力も抜けていて、良い感触で走れてる感があるな。アップダウンがあるのでペースは一定ではないものの、誰かの後ろに無理について行くことはせず、あくまでキロ5分を大きく超えない程度という、わりとざっくりした目安。<br /><br />中間地点のトイレ休憩まで含めて予定通り(ちなみに去年の旅行記を見直してみたら、意識的にペースを抑えていたにもかかわらず、タイム的には3分くらいしか違ってなかった。あら意外)。去年は上り坂のトンネルを抜けた後の田んぼ道で既に歩き始めたので、この辺をけっこう快調に通過していけたのは割と気持ちいい。小学校の手前の上り坂もわりと調子よく通過、左折して集落の中を通る。けっこうリラックスできてて良い感じかも。と、去年は「可睡の杜」というニュータウンの大通りを抜けていったと思ったんだが、今年は裏手側の細い路地を通るルートに変更されており(可睡斎の正面を通らせてあげようという親切心なのか・・・)、こっちのルートがまた、えげつない急な上り坂で、30km直前のそろそろ疲れてきた身体には結構堪える。<br /><br />30kmのエイドのところまでは頑張ったものの、東名高速道路をくぐったあたりの、なんてことない平らな道路でエネルギー切れ。トボトボ歩いてしまう。32km地点で2時間34分なので、必死になって走ったら3時間半以内にゴールできるのだが、まあ、今回はわりと良くやったと思うので、ここからは結構気楽に走ることにする。去年は下手したら4時間以内にゴールできないという気持ちがあったので、最後のエイドで提供されるイチゴもほとんど食べることができず、ちょっと残念な思いをしたので、今年はしっかり味わい、走りと歩きを織り交ぜて、なんとか3時間40分以内にゴール。何人かにゴール前で抜かれていたら、今年もメロンもらえたのになー、と思うとちょっと残念(まあ、これは運次第でしょうが)。<br /><br />後半大失速した大会って、30キロくらいからどこをどう走ったのか記憶が定かでなくなってることが多いのだが、今回はコースの細々したところまでわりと詳細に覚えているので、体力的にも精神的にも結構余裕を持ってゴールできた実感がある。ゴールしたところでカットしたメロンをいただき、さっそく頬張る。このご褒美のために走ってきたといっても過言ではないような気になる。ところで、カットメロン、もうちょっと奮発してくれてもいいかなー(チラチラ<br /><br />荷物を受け取り、アリーナ1階にある更衣室・シャワー室で着替え。シャワーは既に行列ができていたので今回はなし。着替えのための荷物を出しつつ妻に連絡したら、もう愛野駅に到着してて、結婚式場の前で待ってくれているそうな。はて、結婚式場なんてあったかな?<br /><br />急いで着替えを済ませ、ゴールに向かって上り坂と格闘しているランナーとは逆方向、駅方面に向かう。あ、確かに結婚式場あったわ。妻と無事合流。妻は去年のタイムなども勘案して、私が前を通りかかる頃合いを見計らって愛野駅に到着したそうだが、悪いな、去年よりも随分早めにゴールさせてもらったのだよ。当初は、駅北口にあるハワイアンレストランで昼食、と考えていたのだが、わりと行って帰ってくるのにも時間がかかりそうなので、駅南口の交叉点のところにある、Las Terrazas(ラス テラサス)というカフェレストランに入店、お昼ご飯にする。ポークBBQのランチメニューを注文する。厚切りの豚肉を口に入れると、じんわりと肉汁がしみ出してきてなんとも美味しいのだが、残念ながら走った直後で若干胃腸が弱ってたので完食は自重する。食後のコーヒーはイタリアンローストで、マラソン完走後のふやけた脳みそがシャキッと蘇る苦みと香り。この店にはまた来てみても良いかも、と思ったり。<br /><br />14:31 愛野−静岡 796M<br />愛野駅はホームと駅舎の高低差があるので、改札からホームまでの所要時間が余計にかかってしまい、なんとかやってきた列車に滑り込めた。掛川でわりと下車する人が多かったので二人並んで着席できた。3両編成だが、トイレの設備がないので水分摂取は控えめにする。<br /><br />15:23 静岡−熱海 1460M<br />静岡駅では対面乗り換え。乗車してる人が意外と少なかった上に、熱海までの列車が2+3両編成だったので余裕で着席できた(逆だと大変なんだろうが)。トイレもついてる列車で一安心だ。<br /><br />16:46 熱海−藤沢 1920E<br />熱海からはJR東日本。辻堂まではグリーン車利用。のんびりリクライニングできるからラク(通路挟んだ隣に座った女の人が大きないびきで熟睡してたのには我々夫婦も苦笑い)。藤沢OPAの写真屋で注文してた来年の年賀状を受け取って帰る。日曜日の間に用事も済ませてしまえたので仕事が捗った気分だ。<br /><br />というわけで、けっこう記録の出にくいコース(優勝者のタイムが2時間27分)だったわりに、思いの外身体にダメージもなく、去年よりもだいぶタイムを短縮できました。直前にスポーツ整体に行ったとき指摘された、着地の際に膝から下が前に出すぎる癖を意識的になくすだけで、ずいぶんブレーキの少ない走りができるもんだなあと今更ながら感心してしまいました(その辺りが意識できてなかった、この数ヶ月のレースは一体何だったんだろう、という気もしますが)。来年2月の別府大分毎日マラソンも、35kmまではひたすら自重、フォームの確認&リラックスを心がけて走れば、なんとか制限時間内にはゴールできるような気がして、ちょっと気がラクになったのでした。

第27回袋井クラウンメロンマラソン in ECOPAに行ってきました。

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2015/12/12 - 2015/12/13

197位(同エリア267件中)

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40

まいこさん

今年も残すところあと僅か、フルマラソン走り納めの袋井クラウンメロンマラソンに出かけてきた。去年は総合順位が50で割り切れる順位だったのでクラウンメロンを景品にもらえたので、あわよくば今年も景品ゲット!といきたいところだ。

10:51 藤沢−小田原 4823Y
12月も中旬なので、青春18きっぷを利用して移動する。今年は基本的に向こうで観光するつもりはなかったので、朝食その他の家事を済ませてゆっくりした出発。グリーン車に乗車するが、グリーン券は湯河原まで購入して50km以内に抑える。湯河原−熱海間の一区間は普通車に移動する予定。我々がホームに降りてこようとしたら、一つ前の列車のドアにオバちゃんが荷物挟んで無理矢理乗り込もうとしたせいで、赤いランプが付いて緊急停車してた。故意に物はさんでるんだから、駅員室までしょっ引いてしまえばいいのに、と思ったりする。

11:20 小田原−熱海 1851E
小田原からはさっき藤沢駅で緊急停車してた列車に乗り移る。この列車が遅れた影響で我々が乗車した小田原どまりの列車まで遅れてしまい、乗り換えがギリギリになる。

11:48 熱海−三島 1435M
熱海ではホームを移動して沼津止まりの列車に乗車。意外とたくさん人が乗ってくる。三島で下車。いったん改札を出て、伊豆箱根鉄道の改札口に回る。今時、IC乗車券が使えないので、現金で乗車券を購入することになる。現金入れて電車の乗車券を購入したのって、いつ以来だろう。。。

12:13 三島−三島広小路 55
三島駅を発車後、しばらく急な左カーブが続くが、直前にJR線から入線してきた<踊り子>が通り過ぎていったので、20m級車輌でも通過できるんだろうな。三島から一駅の三島広小路駅で下車。源兵衛川沿いにある、dilettante cafe (ディレッタント カフェ)というイタリア料理店でお昼ご飯にしようと思い入店するも、残念ながら予約で一杯。テーブル数がそんなに多くないので時間通りに食事がしたければ予約は必須のようだ。

ディレッタント カフェの店員さんに勧められた、同じ建物3階にあるギャラリー併設のカフェも13時にならないと開店しないので、仕方なく元来た道を引き返すと、三島広小路駅前の交差点のところにある、「セルコバーガー」が目に入る。テイクアウトのお客が何人かいるようだが、どうやら店内に入って食べることもできそう。ということで、久々にハンバーガーを食べることにする。ベーコンチーズバーガーがおすすめ、とのことだったので、それとポテトをセットで注文。しっかりしたバンズにジューシーなビーフパティと新鮮な野菜が挟まってて、これはそこいらのファーストフード店では到底味わえない美味しさですわ。フライドポテトもサクサクでおいしい。セット価格で大体1000円くらいだが、ちゃんとした食べ物を口にしようと思ったら、それくらいの値段はするよなあと思ったりする。

三島広小路駅の時刻表を確認したらまだ次の列車には間があるみたいだったので、その辺りをちょっとぶらついてみる。三島広小路駅のすぐ脇を源兵衛川という小川が流れてて、TBSドラマ「ごめんね青春!」のロケ地となったこともあり、わりと人気のスポットらしい。さっき伺ったディレッタントカフェのそばからも川べりに下りていけそうだったのだが、駅前の踏切渡ってすぐのところにある三石神社の境内から川辺に下りてみる。おお、なかなか綺麗なせせらぎ。富士山の伏流水ってやつなんだろうか、と思ったりする。

13:20 三島広小路−三島 62
三島まで一駅区間だけ乗車。わりと乗客が多い。JR乗り換えに乗客が殺到してどうなることかと思ったが、乗客の絶対数が少ないので客観的にはたいしたことなかったのかも。

13:29 三島−興津 783M
三島始発の列車に乗車。トイレの設備が付いてない、っていうのを車掌がアナウンスで強調してた。静岡止まりだからトイレ要らないっていう判断なんだろうか。列車に乗ってた間はポカポカしてたのだが、途中から曇ってきてちょっと寒くなる。始発列車に乗車したいので興津で下車。

14:23 興津−掛川 785M
3番ホームから乗車。静岡方面からやってきた列車がすぐに折り返しで浜松行きの列車にかわるので、ホーム上はわりと慌ただしい。静岡を過ぎると、なんとなく明日の大会の参加者?と思しき風体の乗客も増えてくる。約1時間20分程度で掛川に到着。駅から歩いて3、4分のところにある「東横イン掛川駅新幹線南口」にチェックイン。築年数が若いのか、ICカード式のルームキーを渡される。今回はセミダブルの部屋だが、まあ、客室内のスペースにわりと余裕があるので、特段不満はない。

17時過ぎになったら夕飯に出かけようということにしたのだが、茶そばを食べようと思っていた「ふじの坊・喜膳」が、あからさまに居酒屋で全席喫煙のお店だったので、回避して他の良さそうなお店を検索してみるも、なかなかこれといったお店がない(というか、掛川駅近くで禁煙の食べ物屋さんがほぼない)。

ということで、妥協して掛川駅ビルにある、カフェ・ド・ラーフ(cafe de laugh)に入店。浜松駅のウナギ弁当で有名な自笑亭がやってる軽食のお店だそうで、最初にレジで注文、料金を払って料理が出てくるスタイル。お店の中も殺風景だったが仕方ない。私はあんまり刺激が強いものを食べると良くないと思い、ハヤシライスを注文、妻はカレーライスを注文。まあ、リーズナブルなお値段ではある。出された料理は思ったよりも手が込んでる感じがして、なかなかのお味。コストパフォーマンス的にはそれなりに満足できる料理だったかも。しかし、あまり広くもない店内で大きなしゃべり声で馬鹿話してたおばさん連中にはつくづく閉口する。もうちょっと静かにお話できんのか。

10時過ぎに就寝。途中で目も覚めずわりとよく眠れた。6時前に起床。足裏のテーピングなど、ある程度走る格好して着替えを済ませる。朝食は6時半からだが、マラソン参加者できっと行列ができることだろうとおもい、5分ほど早めにロビーに降りて来たら、案の定すでに大勢の宿泊客が朝食を食べ始めていた。とりあえず座席を確保してから列に並ぶが、皆さんお行儀が良いので混乱はなく自分の食べたい分にありつける。炊飯器に入った普通の白米も準備されていたが、今回はおにぎり(明太子、野沢菜)をチョイス、もやし炒めなどもあったので、お味噌汁と一緒に頂く。まあ、おいしい(普段、塩分少なめの食事を心がけているので、塩分が効いていることもあるんだろうが)。

07:10 掛川−愛野 913M
朝食後、直接掛川駅に向かう。妻に見送られつつ、掛川駅で青春18きっぷに2回目のスタンパーを押してもらい改札内に。一駅だが席が空いてたので、遠慮せずに着席。4、5分で到着。

愛野駅に到着したらパラパラ雨が降ってきた。わりと冷たい雨だな。ECOPA横のアリーナで着替え&荷物預け。8時40分にラインナップ開始ということなので時間通りにスタジアムの方に移動したんだが、わりとご来賓の方々の祝辞が長くてちょっと寒い。いろいろマラソンの大会に参加させてもらっているが、開会式の際に国歌演奏と地元選出の国会議員の挨拶まで丁寧にやるところって逆に珍しいかもしれんな。

9時10分にスタート。前回は、10kmまでのアップダウンで既に疲労してしまった感があるので、中間地点の油山寺近くまではあんまり無理しないで抑えめに走ることを心がける。なんとなく肩の力も抜けていて、良い感触で走れてる感があるな。アップダウンがあるのでペースは一定ではないものの、誰かの後ろに無理について行くことはせず、あくまでキロ5分を大きく超えない程度という、わりとざっくりした目安。

中間地点のトイレ休憩まで含めて予定通り(ちなみに去年の旅行記を見直してみたら、意識的にペースを抑えていたにもかかわらず、タイム的には3分くらいしか違ってなかった。あら意外)。去年は上り坂のトンネルを抜けた後の田んぼ道で既に歩き始めたので、この辺をけっこう快調に通過していけたのは割と気持ちいい。小学校の手前の上り坂もわりと調子よく通過、左折して集落の中を通る。けっこうリラックスできてて良い感じかも。と、去年は「可睡の杜」というニュータウンの大通りを抜けていったと思ったんだが、今年は裏手側の細い路地を通るルートに変更されており(可睡斎の正面を通らせてあげようという親切心なのか・・・)、こっちのルートがまた、えげつない急な上り坂で、30km直前のそろそろ疲れてきた身体には結構堪える。

30kmのエイドのところまでは頑張ったものの、東名高速道路をくぐったあたりの、なんてことない平らな道路でエネルギー切れ。トボトボ歩いてしまう。32km地点で2時間34分なので、必死になって走ったら3時間半以内にゴールできるのだが、まあ、今回はわりと良くやったと思うので、ここからは結構気楽に走ることにする。去年は下手したら4時間以内にゴールできないという気持ちがあったので、最後のエイドで提供されるイチゴもほとんど食べることができず、ちょっと残念な思いをしたので、今年はしっかり味わい、走りと歩きを織り交ぜて、なんとか3時間40分以内にゴール。何人かにゴール前で抜かれていたら、今年もメロンもらえたのになー、と思うとちょっと残念(まあ、これは運次第でしょうが)。

後半大失速した大会って、30キロくらいからどこをどう走ったのか記憶が定かでなくなってることが多いのだが、今回はコースの細々したところまでわりと詳細に覚えているので、体力的にも精神的にも結構余裕を持ってゴールできた実感がある。ゴールしたところでカットしたメロンをいただき、さっそく頬張る。このご褒美のために走ってきたといっても過言ではないような気になる。ところで、カットメロン、もうちょっと奮発してくれてもいいかなー(チラチラ

荷物を受け取り、アリーナ1階にある更衣室・シャワー室で着替え。シャワーは既に行列ができていたので今回はなし。着替えのための荷物を出しつつ妻に連絡したら、もう愛野駅に到着してて、結婚式場の前で待ってくれているそうな。はて、結婚式場なんてあったかな?

急いで着替えを済ませ、ゴールに向かって上り坂と格闘しているランナーとは逆方向、駅方面に向かう。あ、確かに結婚式場あったわ。妻と無事合流。妻は去年のタイムなども勘案して、私が前を通りかかる頃合いを見計らって愛野駅に到着したそうだが、悪いな、去年よりも随分早めにゴールさせてもらったのだよ。当初は、駅北口にあるハワイアンレストランで昼食、と考えていたのだが、わりと行って帰ってくるのにも時間がかかりそうなので、駅南口の交叉点のところにある、Las Terrazas(ラス テラサス)というカフェレストランに入店、お昼ご飯にする。ポークBBQのランチメニューを注文する。厚切りの豚肉を口に入れると、じんわりと肉汁がしみ出してきてなんとも美味しいのだが、残念ながら走った直後で若干胃腸が弱ってたので完食は自重する。食後のコーヒーはイタリアンローストで、マラソン完走後のふやけた脳みそがシャキッと蘇る苦みと香り。この店にはまた来てみても良いかも、と思ったり。

14:31 愛野−静岡 796M
愛野駅はホームと駅舎の高低差があるので、改札からホームまでの所要時間が余計にかかってしまい、なんとかやってきた列車に滑り込めた。掛川でわりと下車する人が多かったので二人並んで着席できた。3両編成だが、トイレの設備がないので水分摂取は控えめにする。

15:23 静岡−熱海 1460M
静岡駅では対面乗り換え。乗車してる人が意外と少なかった上に、熱海までの列車が2+3両編成だったので余裕で着席できた(逆だと大変なんだろうが)。トイレもついてる列車で一安心だ。

16:46 熱海−藤沢 1920E
熱海からはJR東日本。辻堂まではグリーン車利用。のんびりリクライニングできるからラク(通路挟んだ隣に座った女の人が大きないびきで熟睡してたのには我々夫婦も苦笑い)。藤沢OPAの写真屋で注文してた来年の年賀状を受け取って帰る。日曜日の間に用事も済ませてしまえたので仕事が捗った気分だ。

というわけで、けっこう記録の出にくいコース(優勝者のタイムが2時間27分)だったわりに、思いの外身体にダメージもなく、去年よりもだいぶタイムを短縮できました。直前にスポーツ整体に行ったとき指摘された、着地の際に膝から下が前に出すぎる癖を意識的になくすだけで、ずいぶんブレーキの少ない走りができるもんだなあと今更ながら感心してしまいました(その辺りが意識できてなかった、この数ヶ月のレースは一体何だったんだろう、という気もしますが)。来年2月の別府大分毎日マラソンも、35kmまではひたすら自重、フォームの確認&リラックスを心がけて走れば、なんとか制限時間内にはゴールできるような気がして、ちょっと気がラクになったのでした。

旅行の満足度
3.5
観光
3.5
ホテル
4.0
グルメ
4.0
交通
3.5
同行者
カップル・夫婦
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
JRローカル 私鉄 徒歩
旅行の手配内容
個別手配

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