2015秋　レンタカーで回るドイツ中心夫婦旅行②（2015.9/18　フランクフルト着～コブレンツ泊）

2015/09/18 - 2015/09/29

2015年9月、早期退職後にやりたい事の一つだったミュンヘンのオクトーバーフェストに行ってきました。
当初は9/18出国で9/28帰国という日程で夫婦でドイツ中心にレンタカーで回る予定でした。
いつもの個人旅行ですので、ホテルやレンタカーは直接手配します。
今回は4月にニュージーランドのホテルを予約したので、ほぼ同時に手配を済ませていました。出発までもう何もする事はないと思った私は北海道の実家に帰省していました。
ところが、ドイツへの出発10日前になってダンナからの急な帰国日延長の申し出です。
私は何日延長しても構わないのですが、ホテルの手配は私がしなければなりません。
帰省中の私と出張中のダンナの間で、大昔のTV中継のような噛み合わない遣り取りの結果、リンブルグ アン デア ラーンにホテルを取りました。
珍しく随分早くに手配が済んで安心していたとろのバタバタ劇となりました。(笑)
今回はブリュッセルとザルツブルグにも足を延ばし、日本人にはあまり知られていない町にも行ってみました。

【日程】
9/18（金）成田発　フランクフルト着　コブレンツ泊
9/19（土）ブリュッセル泊（ベルギー）
9/20（日）シュパイヤー泊
9/21（月）レーゲンスブルグ泊
9/22(火)23（水）ミュンヘン泊　オクトーバーフェスト
9/24（木）ザルツブルグ泊（オーストリア）
9/25（金）フュッセン泊
9/26（土）オッフェンブルク泊
9/27（日）リンブルグ アン デア ラーン泊
9/28（月）フランクフルト発
9/29（火）成田着

エリア ドイツ

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: レンタカー 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

/18（金）10：55成田発JAL407で出国しましたが、時差の関係でフランクフルト着も9/18です。
この日の写真はカメラの日付設定を直し忘れ日本時間の9/19になっていますが、9/18です。
コブレンツのホテルで、夜中に時差の計算をしていて気付いて直しました。

入国審査はとっても簡単。
パスポートに入国のスタンプを押してもらったら、回っている荷物を取るだけです。
こんなにあっけなかったんでしたっけ？

フランクフルト空港で予約しているEuropcarでレンタカーを受け取り、この日の宿泊地コブレンツに向かいます。

このレンタカーが、凄く時間が掛かりました。
前に一組手続きをしていただけなのに、その方たちがいつまでも終わりません。
後ろには、いつの間にか行列が出来ています。
待ち切れずに隣のHertzに移った人もいました。
苦情を言っていく人がいないということは、日本とドイツの国民性が似ているのか、時間が掛かることが当たり前ということなのか判りません・・・どっちなんでしょうね

待ち切れずに隣のHertzに移った人もいました。
苦情を言っていく人がいないということは、日本とドイツの国民性が似ているのか、時間が掛かることが当たり前ということなのか判りません・・・どっちなんでしょうね？

やっとキーを受け取り、駐車場に向かいます。

指定された?の場所に停まっていたのがこちらのVWです。
何だか車体は汚れていますし、車内にはゴミも残されたままです。
日本のレンタカーではありえません
ダンナが近くにいるEuropcarの係員に伝えると、私たちが借りる車の場所が受付で指定された場所とは違っていました。

見たことの無い車種ですが、ほぼ新車状態で凄く良い車です。
後で調べたら元々はチェコのメーカーで、ワーゲンの子会社となったシュコダでした。

このカーナビはとっても便利で判りやすくて、機能的に今までのレンタカーのカーナビで1番でした。

さて、コブレンツに出発です。

空港からは120?弱1時間半くらいの予定です。

夕方の帰宅時間で、空港近くも混雑しています。

幸い秋晴れです。9月半ばの夕方とは思えない青空です。

快適にスタートを切りました！

西日に向かって進むため、地形によっては前が全く見えなくなります。
サンバイザーは全く役に立ちませんでした。

トラックの大きさを見ると、日本ではないことを実感します。

白い壁に赤い屋根。典型的なドイツの集落です。
ちょっとした集落でも、その中心に教会の塔を見ることが出来ます。

ドイツでこういう空を見ると、フレスコ画を思い出します。
ヴィース教会の印象が強いからでしょうかね？
日本でこの空を見たことがないのは、気付かない生活をしていただけなのでしょうか？？
フワ〜ッとした空色に輝く白い雲が浮かぶだけの光景ですが、何とも優しい気持ちになれます。
私にとってのドイツの空のイメージなのかもしれません。
着いたその日にこの空が迎えてくれたのは、今回の旅ではきっと良い思い出ができるのでしょう。

標識にkoblenzの文字が現れました。

パーキングにトラックが並ぶ様子は日本も同様だと思いますが、とにかく大きさがスゴイんです。

この写真では判りませんが、このトラックがもう一つ同じくらいの大きさのコンテナを引っ張っているのが当たり前なんです。

ナビによるとこの先で工事渋滞となっています。

風力発電もドイツでよく見る風景です。

だいぶ車が詰まってきました。

とうとう渋滞のシッポに着いてしまいました。
陽もだいぶ傾いてきました。

何城か判りませんが、小高い丘の上に小さなお城がありました。
こういう時は紙の地図やガイドブックがあった方が情報を得られますね。

ドイツではこのような小さなお城に数多く出逢います。
どうやって作ったのかと目を見張るような山の中腹に、突如出現したりという楽しみもあります。

コブレンツは初めての訪問です。
ライン川とモーゼル川が合流する場所にある人口10万程の市です。

今回は街中を外れ、モーゼル川沿いのHotel Weinhaus Kreuterを取りました。
判りやすい場所でしたので迷わずに着いたのですが、入口が施錠されていて入れません。

レストランもあるのですが、どう見ても施錠されている1か所しか入口が判らず二人でウロウロしていると、レストランのお客さんらしき男性二人が入口のドアのところに行きました。
レストランはお休みのようです。

訊いてみるとホテルの入口はここで、フロントに電話をして開けてもらう様です。
ありゃりゃ・・今回は二人旅なので携帯は必要ないだろうと借りて行きませんでした。
私たちが困惑していると、男性が自分の携帯で電話をしてくれました。
彼らはホテルの利用者ではないのに・・・ドイツ人は親切な方が多いです。

ホテルのオジサンがドアを開けてくれました。

部屋は２階のテラス付き。とってもいいお部屋です。
リフトはないので、スーツケースを持って上がらなくてはなりません
見かねたフロントのオジサンが私のスーツケースを2階まで上げてくれました。

チップも渡さなかったけど、たぶん良いんだと思います。
（今回、チップを考える場面がなかった、ということは・・・チップが必要な高級な所に行かなかったということでしょうね(笑)）

とても良い部屋です。
部屋の広さも充分ですし、テラスも広々です。

夜のテラスはこんな感じでした。
すごくオシャレなんですが・・・

夜は川も見えませんね〜

ホテルのレストランが閉まっているので、隣で営業中のレストランANKER TERRASSEに行くことにしました。
室内の席は混んでいたので、空いているテラスの席にしました。
とっても良い雰囲気です
どちらかというと、客層は落ち着いた年齢層のようでした。

お疲れ様のカンパイを地ビールBitburgerで！
今回の旅行のドイツ初ビールです。
0.3?で2,3?でした。

このパンがとっても美味しかったです。
これでワインが飲めるねっと・・・

ドイツのパンは重いとか硬いとかのイメージが強いですが、これはしっとりと柔らかくて私の好みでした。

ダンナがビールをお替りしましたが、私はお代り無しでモーゼルの白をボトルで頂きました。

18,5?のワインでしたが、飲みやすくて美味しかったです。
ドイツはビールもワインも美味しいです。

クスクスの前菜が出ました。
これは全員に提供されるようです。
日本のお通しみたいですね。

部屋のテラスから見えていたのは鉄橋でした。電車が通りました。

私は魚料理、スズキのソテーなのですが、丸々一尾分の間に山盛りサラダ！
ドイツは量がハンパないんだった・・・( *´艸｀)

ダンナのステーキには、大盛りのポテトフライと

これまた大盛りのサラダ付き！

ダンナに魚を1枚手伝ってもらって、代わりにポテトを手伝います。
サラダは新鮮で、あ〜ドイツは野菜が豊富な国だったんだと思い出しました。

ドイツってソーセージとザワークラウトのイメージが強いけれど、肉を食べない私でも全然問題ないんです。
ただし、量が多いことを忘れてはいけません。(笑)