2015/05/01 - 2015/05/01
9位(同エリア28件中)
raicoさん
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ロンダを後にして、山の断崖にへばりつくようにして点在している村々を
眺めながらガードレールもない山道をどんどんすすむ。
この辺りはレコンキスタ時代にキリスト教とイスラム教の戦いとなった場所。
途中危うくGPSの届かない場所に入ってしまい舗装もされてない山道に入っていく
こととなる。
途中で気付いて引き返しまた地中海に向けて山を下りカサレスにちょっと寄り道をして
ジブラルタルに再び南下し今度は大西洋側を北上する。
アルへシラスのあたりから見える家並みもアラブ色に少しづつ変化してくる。
対岸から見えるアフリカ大陸をみながらこの旅では一番長いルートのスタート。
4月27日 成田(JL413)→ヘルシンキ→マドリード(バラハス) マドリード泊
4月28日 マドリード・チャマルティン(AVE)→セゴビア(レンタカー)→アビラ→セゴビア
4月29日 セゴビア(AVE)→マドリード(チャマルティン)→メンデスアルバロ(バスターミナル)→グラナダ
4月30日 グラナダ(バス)→マラガ(レンタカー)→ロンダ
5月1日 ロンダ→フスカル→カサレス→ジブラルタル→ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ
5月2日 ベヘール・デ・ラ・フロンテーラ→ コニル・デ・ラ・フロンテーラ→セビーリャ
5月3日 セビージャ→サンルカル・デ・パルメダ→アルコス・デ・ラ・フロンテーラ
5月4日 アルコス・デ・ラ・フロンテーラ→ウブリケ→オルベラ→イスナハル
5月5日 イスナハル→コルドバ→イスナハル
5月6日 イスナハル→プリエゴ→モンテフリオ→フリヒアーナ→マラガ
5月7日 マラガ(JL6856)→ヘルシンキ(JL414)→成田
5月8日 成田着
- 旅行の満足度
- 4.5
- 交通手段
- レンタカー
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本日はこの旅で一番の長丁場。というのもサッカー観戦の日程のおかげで効率の良い回り方ができない。サッカーの日程は1週間前にようやくFIX。結果、特にこんなジグザグのめぐり方をする必要もなかったけどま、仕方ない。
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幹線道路から右に入るとそこは車がすれ違えないほど狭く荒涼とした山肌の道をどんどんと下っていく。
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山へばりつくようにそここに白い村が見えてくる。最近特に白い村が取りざたされているようですが、話題になっているのはほとんど地中海側の街が多いようです。
この辺りの白い村は地中海の太陽が燦々と輝く村とはちょっと一線を画したひっそりと佇んでいる感じがとても素敵です。 -
大分山を下ったところでようやく青い村が見えてきた。車でしか来る事ができない場所ですが、沢山の観光客が押し寄せている模様。
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この村は、ソニー・ピクチャーズ・アニメーションが作った「スマーフ」のプロモーション用に4000リットルものペンキを使って村を青に染めてしまったという場所。
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プロモーション終了後はまたもとに戻す予定だったようですが、あまりに観光客が増えたため、住民投票の結果このまま青い村を存続させることが決定したのだとか。
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青い中、白いお家を発見。このおうちは、住民投票で反対した家なのだろうか?
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車が沢山止まっている割にはごった返している感じもなく
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街中を散策していると顔をブルーにペインティングした女の子が登場!はて、なんだろう??
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外壁にはキャラクターのペイントが施されておりちょっとした小テーマパーク?
なんたって年間300人だった観光客が8万人に増えたらしいからこれはびっくりですよ。 -
青い空に青い町並みはほんとにフォトジェニック。
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とは言え、犬も放し飼いでの〜んびり。
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「スマーフ」をモチーフにした結婚式やマラソン大会も開かれるらしく、静かな山間の村はひょんなことから財政が潤ったようです。
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しばらく歩くと今度は青に顔をペインティングした兄弟が登場。お願いして写真をとらせてもらいました。
特にお祭りでもないらしく、教会やお墓まで青く塗ってるらしいから住人の子供はデフォで青なのか?? -
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青い村を後にして更に山道を進みます。
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進めば進む程すれ違う車も無くなって、人里離れた山道を延々と走り続けます。
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行く先々には、沢山の白い村が見えてくるもののあまりの何もなさっぷりにこの道本当に大丈夫なのかと不安になりながら、ナビとミシュランMAPを見ながらひたすら山道を走り続ける。さっきはあの村のある斜面を走っていたはず。
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カラットした気候に日本では見かけない白ぽい山並みがSFチックです。
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途中また、村が見えてきましたが先が読めないのでスルー。
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また走り続けると、村の中に入ってしまいました。昼間からおじいさんたちがそこここでおしゃべりをしているのどかな村のようです。
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奥まで行くとどうやら行き止まりのようで、また元の道に引き返す。後でGoogleMAPで調べたらイグアレハという町だったらしい。
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先ほどの道に戻ってくるとナビがこの舗装されていない山道へ入れと言うので仕方なくこの道にはいってってみる。道はどんどん狭くなり散歩をしている地元のおじいさんも怪訝そうな顔でこちらを見ている。また更に奥に行くと車に木の枝がバリバリと当たるところまできてこれは絶対間違えているぞ!とまたまた引き返し幹線に戻りアナログミシュランを開くとやはり、違う道路だったようです。山奥過ぎてGPSがうまくキャッチできていなかった模様。
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ようやく脱出して今度は山を登って行くと一気にあたりは開けてかなり高いところに戻ってきました。
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あまりに気持ちがいいので一旦停車しパチリ。秋でもないのになぜか栗が。
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眺めは最高ですが、ガードレールのないこんな山道を走り続けます。
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ようやく幹線道路に到着
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また、ロンダに行くときに通ったA−397を80Kの速度で下っていくバイクに沢山遭遇。まさにここは公道のレース場です。
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やっと、地中海側に到着しばらく走って今度はカサレスに向かいます。
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また山側にはいりそろそろお昼休憩タイム。いつも昼の時間が遅くなるのが功を奏しいて丁度スペイン時間にランチタイムになります。
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コスタデルソルのリゾートの奥にある地元民でにぎわっているお店を発見。
まずオリーブが登場!お店のウェイターは英語が話せる陽気なおじさんで鎌倉知ってるぞ!とか色々と話しかけてくる。 -
これ、飲んでみるかい?と頂いたのはキリッと冷えたアニス酒。乾燥したこの場所にあうあう。帰国する時に購入すれば良いかなと思ったのだけど残念ながらこの地域の地酒だったようで他では発見出来ず。
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メニューもいまいちよくわからず陽気なおじさんに聞くと肉のショーケースにつれいいかれ、説明をうけて注文したが毎度学習能力がないのかまた大量に注文してしまい食べきれず。でも、このお店は親切にお肉をテイクアウト用に包んでくれました。
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おなかもいっぱいになったところいよいよカサレスに向けて出発
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この村は、ジュリアスシーザーが古代ローマ時代に硫黄泉で肝臓病を直したことで有名になった場所。確かにカサレスはシーザーのラテン読みです。
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この辺りの要塞集落はレコンキスタ時代表面上キリスト教に改宗したイスラム教徒であるモリスコと呼ばれる人々が暮らす街だった
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本当は砦の上まで行ってみたかったのだがなにせ日程がタイトすぎ、そして中に入ってしまえばこの天空の風景は見ることができないことから遠くから見るだけであきらめる。
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また山肌はゴロゴロとした岩肌になりまるでモンセラートみたいだ。
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高速道路を降りると石橋が残る港町に出てきた
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今までの白い村とは打って変わりカラフルなカラーの町並み
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ようやくジブラルタルに到着。但しイミグレーションは長蛇の列ができていたのでここも見るだけで終了。
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再び高速道路に戻るとモロッコ行のフェリーの案内が出てくる
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アルへシラスを通るあたりになるとまたまた町の様子は変わってくる
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対岸にアフリカ大陸を眺めるあたりに到着
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アーあれがモロッコか!一度は行ってみたいなあ。
次は大西洋を北上しベヘール・デ・ラ・フロンテーラへ
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