やはりシエーナの大聖堂は美しすぎる

2015/10/11 - 2015/10/11

シエーナの大聖堂は秋の一時期限定の普段の床のカーペットを除けて公開
この時期に訪れました

期待に違わず素晴らしいの一言

フィレンチェの花の聖母大聖堂とは一線を画した美しさを堪能できました
何処が違うかって？

お読みくだされば納得していただけるでしょう
まだ床をご覧になっていない方は行きたくなることでしょう

エリア シエナ(イタリア)

• 旅行の満足度: 5.0

バス停、大きな駐車場からてくてく歩く
シェーナは丘の上　起伏のある地形
谷を挟んで大聖堂の全貌が見えてくる
写真の右端が聖堂入口
真ん中のドームの手前に図書館が位置する

谷には人が住んでいて生活感が漂う

大聖堂入口にたどり着く

威圧がある

一番上に天使がいて
屋根の側面になる妻壁の豪華金ピカが目に飛び込む
その下の大きな円形窓
その下のアーチ　飾り物でごてごて

中央の主廊の左右にある側廊が観光客の出入り口

妻壁の豪華金ピカ部分を拡大

最近修復したのかしら
それにしてもキラキラ輝いている

さらに拡大

細工の細部が見て取れる

天国にいちばん近い像

天国にいちばん近い像のお顔は優しそう

丸窓の下の像

丸窓の上のごてごてと失礼な表現をした石像群

中央におられる方は誰かしら


鳩が少し汚したみたい

いよいよ内部に入ります

入るときには重厚な作りをまず鑑賞

などと云う間もなく内部へ

お〜ぅ　とどよめきがあがる

説明不要ですね

床を見る前に図書館をご案内

図書館は明るく大きな窓がある
写真の写りも良い

この豪華さには目がくらむ
上を向いているせいではないよね

天井

上の写真の一部拡大

すごいね

天井よりすごいのが側面の絵

説明してると長くなる

図書館の蔵書の一例

当たり前だけれどこの一例は類似のものをあっちこっちで拝見したことがある

像が置いてある

何時から置いてあるのかわからないがよく調和しているように感じる

いよいよ床の案内にはいる

ローマ人の起源伝説のオオカミ育てられた二人の兄弟レムスとロムルスがここにも制作されていた　　兄弟は何かシエーナと因縁があったみたい

周りに描かれているのはは当時の勢力のある都市のシンボルだそうだ
魚をくわえている鳥はペルージャと読める　馬はビテルボ　うさぎはピサ

無実の者の虐殺と云われる絵

ヘデロ王はキリストが生まれるとの予言を耳にしキリストに王位権力が奪われると
恐れ生まれてくる赤子をすべて殺させたという話

踏みつけられ

こっちでも踏みつけられ

可哀そうにこっちでも踏みつけられ

ヘロデ王が部下に命令している部分

当時の発想は今もそのまま変わっていない
権力維持のためナンバーツーを機関銃で銃殺粛清する国
反対勢力を爆撃する国　その国に協力して爆撃に手を貸す国
思想を異にする人を徹底的に弾圧する国
反対意見を持つ人やメディアを暗殺や拘束で抹消させようとする国

ヘデロの時代と変わりませんね

この方は誰かしら

この絵の顔の部分が旅行記の表紙です

床の絵は50枚以上あるそうです
一枚一枚に寓話があり
寓話を聞いて妄想していると一日かかります

日暮の象嵌細工の床です

40人の職人が200年働いた結果だそうです

中には腕のいい職人が27年かけて彫り上げたものもあるそうです

祭壇です

ステンドグラスは最後の晩餐

外に出ました

世の中のにいちばん大きな聖堂にしようとここまで作ったのですが

（壁の上にゴマ粒に見えるのは登っいる人です）
ペストで人口が半分に減ったり　財政が持たなくなったりで建築が放棄され
現在に至っています

最後までお読みいただき有難うございました

いかがでしたか？
シエーナへ行ってみたいと思われませんか
そして行くなら秋の床が見られる限定期間ですよね



大聖堂のドームのクーポラの写真を撮り忘れました

この旅行記へのコメント （1）

• hsugaiさん 2015/10/28 17:47:37

  床の写真

  黒いさくらさん
  
  さすがです、カメラの腕前、綺麗に旧約聖書の物語描かれてる床の写真撮れてますね。
  
  又入場に３０分以上待たされ、肝心の大聖堂での時間制約されてゆっくり鑑賞する時間がなく残念でしたね。
  
  私は今回の旅行の写真２つに分けＰＣ．にアップする予定です。取り敢えず第１部分掲載しフィレンツエとシィエナは遅くも今週中にはアップ予定してます。
  
  よろしく