アディスアババでちょっとだけお散歩

2015/10/10 - 2015/10/18

行ってみたかったエチオピアへ。

最初は、Omo Valleyに行こうと思っていたが、10月は雨季だということで、奥地には行けないということで、北部一周に計画変更。

しかし、仕事の関係で、北部一周の計画をキャンセルし、アディスアベバのホテルで毎日仕事。

でも、ちょっとだけ街に出かけて、アディスアベバのの雰囲気を楽しんだ。

エリア アディスアベバ(エチオピア)

ナイロビから、エチオピアン航空で、アディスアベバへ

お値段は往復で3万円くらい。いつも同じ値段。何か月前でも、直前になっても。

競争が無いのか。。。。価格がコントロールされているんだろうな。

飛行機の中は、メインテナンスもちゃんとできていて、ケニア航空より、大分マシ

アディスアベバに着陸　

滑走路のそばに掘っ立て小屋を発見　そんな空港って見たことない

そして、今は使わなくなった飛行機も発見

これは、国が貧しいサインだろうか

ナイロビでチェックインで並んでいるとき、お話しした人に、エチオピアに帰るんでしょ？って聞いたら、何でわかる、っていうもんで、ケニアの人はもっと肌が黒くて、鼻がひらべったくて、それに比べて、エチオピアの人は、肌が薄い色で、鼻が高くて、と言ったら、そのとおりだ、と強く肯定したが、ちょっとアラブ人に似ている、と言ったら、それは無い、と強く否定された。いや、似ていると思うけどね。日本人に朝鮮人に似ている、っていうと嫌がられるのと同じなのか？

彼は、エチオピアの大学の教授で、ケニアへ視察旅行に行ったそうだ。

エチオピアは、英語圏ではないので、その点で研究のリソースが限られている、ということだ。

この市バスのマーク

もう少し絵のうまい人が書いた方がよかったんじゃない？

北部一周旅行をキャンセルして、9日間仕事に専念することになったので、Boleのちょっといいホテルに。

一泊7000円くらい。

毎日、この景色を見て過ごす

外にちょっと出る日もあり、全く出ない日もある。

立てかけの高層アパートも。

中国建造、って感じだな。

すごい足場

ロバ　野良だろうか？

ちょっと外に出て、おさんぽ


どぶ川

そういや、ホテルのバスルーム、下水臭かった。たぶん、下水道がなくて、浄化槽で、うまく機能していなんだろう。まあ、ホテルも中国建造みたいなんで、ひょっとして、そのままどぶ川に流れているのかもね。

ぼろいタクシーが

この国は、貧しいな。

右のルノーのタクシー、同じモデルを、もう何年も前に、シリアのアレッポの自称スズキタカシが乗っていたな。彼はその後現代の車に乗り換えたが。

この車、もう30年はたっているんでは？

掘っ立て小屋のお店

何を売っているのか、不明。

中では、男たちが集まって、インジェラを食べている。ずっと食べている。

なんか、オールドデリーを思い出す。

果物屋で、グアバとマンゴとトマトを買う。

この果物屋、お店にいる人によって、値段が違う。

アディスアベバは、果物や野菜の種類が少ない。

高地だからか？

エチオピア初めての食事は、ホテルレストランで食べた豆の辛いトマトソース煮とインジェラ

インジェラは、テフという稲のような植物の実の粉を発行させて、クレープのように平べったい形に焼いたもの。

エチオピアの国民食。

インジェラはかなり酸っぱい。

これで、200円　ホテルのレストランとしては、安い

ホテルには、小さなジムがある。

機械はすべて中国製　そのせいか、半分は壊れている。

表示も、中国語。中国語じゃ、現地の人にわからんだろうが。

翌朝ホテルレストランで食べた、豆のサラダとインジェラ

おいしい。

夕食に食べた、豆腐カレー

豆腐といっても、Tasty Soyaという名前の、大豆でできた薄切り肉に近い食感。

この国は、エチオピアン・オーソドックス教会が、水曜と金曜は、肉を食べない日にしているらしい。従って、この国は、ベジタリアン用の食事は、まあまあ充実しているようだ。

昼に、近くのレストランへ

また豆の料理　　シガワット

ベジタリアンが食べるものは、やっぱり限られているね。

屋根がオレンジ色のテントなので、すべてがオレンジ色に

自分でやりたいのに、ウエーターが広げて、シチューをかけてしまう

で、野菜炒め　ゴーメンを加えて。。。

ホテルとそんなに値段は変わらない。250円くらい。

隣が肉屋になっていて、

この辺の肉やは、肉をつるして売っていて、お客さんの注文に応じて、そぎ切りをする。

肉にハエが集まってくるので、お店の人は、ハエを追い払うのに必死　ハエを追い払うのが主な仕事のようだ

衛生的にどうなんだろう

今度はちょっと違ったものを頼んだつもりだったが、

外は、インジェラ

中には、インジェラを切って、玉ねぎ、にんにく、トマト、辛子、と一緒に炒めたものが入っている。

日本でいうなら、チャーハンをおかずにご飯を食べる、みたいな。。。

朝ごはんは、アメリカン・ブレックファーストの肉抜き

なかなかおいしい

グアバジュースがおいしい

野菜炒めご飯

これもおいしい

ホテルのレストランのシェフ、すごい

5日目にして、ついに、遠出する。

車を500Birr（3千円くらい）で半日ハイヤーして、

車じゃないといけないところ、ガイドがいないと大変なところ、ということで、Entoto Hillと一番行きたかったメルカトへ

Entoto Hillを登っていく。

坂道を、インジェラを焼く薪を背負って降りてくるおばちゃんたち

エントト　ヒルは、なんか、ほっとする

アディスアベバの喧騒と排気ガスが嘘のように

Entoto Maryam Churchで

できたてのパンをちょっとだけもらった

素朴な味

マリヤム教会　　入場料が100Birrもした。600円くらい。

中では、教会の人が案内してくれる。

エチオピアがイタリアから独立して、最初にできた教会ということだ。

開会式では、牛が5千頭以上生贄になって、というもんで、何とかわいそうなことだ、と言ったら、

生贄だ、何が悪い、と言い返される。

で、エチオピアン・オーソドックスは、水曜と金曜に、肉を食べないというが、それはどうしてか？と聞くと、水曜は、レントの始まるAsh Wendsday、金曜はイエスが十字架にかけられた日だ、という。

十字架を頭や体にくっつけるとそこにご利益がある、という感じだ。

十字架の偶像崇拝だな。

信者は女性ばかり

中には、入れない。

こうゆう屋根の作りが、伝統的な建物だそうで

教会の全景

トウモロコシと豆を蒸したものを配っている

教会を出て、Entoto Hillの景色のいいところを探す

この家の壁は、たぶん、牛の糞でできているんだろう

学校

鼻が垂れて、鼻の下がガビガビになった子

インドの山奥にもいたな、こういう子

子供たちは、紙かプラスチックで出来たプロペラ見たいなもので遊んでいる。

学校の理科の授業で作ったんだろう。

かわいい子供たちともお別れで

最後は、子供たち皆が、右手を出して、お金ちょうだい、のしぐさ

あげないけどね

Entoto Hillから景色

丘を下っていくと、また薪を背負うおばちゃんたち

途中Chiromeda Marketによる

エチオピアの伝統的な服を売っているのだが

あまり興味がなく、5分で撤収

メルカトに向かう

近づいてくると、いかにも、って雰囲気

LGの看板が並ぶ

このメルカトは、アフリカ最大のマーケットだ、ということだが

でかくて、道に迷う、ということで、ホテルの人のおすすめで、ガイドと来ることになった。

モスクのそばなので、お祈りのために、手足を洗う人たち

新しい市場の建物だそうだが

メルカトは、大きいため、商う物によって、分けられている

ここは貴金属

台所用品

頭にものを載せて運ぶ人が多い

人肉マーケットは？と聞くと、ガイドは、そんなものはない、というが

これだけなんでもあるのなら、どっかにあるのかもね。

あと象牙とかライオンのはく製とか、、、ありそう

スパイス屋

ハーブ屋さん

この左の人が、なんか、気になる

この人

なぜ、傾いているのか？

スパイス屋さん

狭い路地が並ぶ

火事が起きたら、助からないんだろう

八百屋さん

ここのおじさんが、写真をとってくれと

この脱法ハーブを見せたいらしい

自慢の一品

この戦後の焼け野原に、バラックが立ったような景色

古い車を発見

マツダだ

インジェラを入れる入れ物

シチューなべ

と、コーヒーセット

楽器もあり

ガラクタとしか思えないものが、山積みになっている

八百屋

やっぱり野菜の種類が少ない

日本とかなら、価値がほとんどない廃棄物が、値段がつけられて売られている

この国はかなり貧しいんだろうな

再利用により資源の無駄遣いやゴミを減らす、っていう意味ではすばらしいが

細い路地

火事とかになったら、逃げ場、ないだろうな。

チーズ屋さんの一角

かたまりをくずして、手でこねている


メルカトは、そろそろ終わり

でかい、そして、今時考えられない混沌としたマーケット

こんなマーケット、見たことない

エチオピアも高層ビルの建築ラッシュ

もちろん、中国建築

ケニアもそうだけど、エチオピアも、中国経済圏だな。

また古い車

クラシックカーとして、プレミアムのついた車がたくさん

ホテルのレストランで食べた、揚げた魚を辛いトマトソースで炒めたもの

今回のエチオピアの食事で一番おいしかった。

朝ごはん

エチオピアは、あまり見ることはできなかったが、この国は見どころがたくさんありそう。

国立博物館のルーシーも見ずに、次回のお楽しみに。

また、近いうちに来るぞ、と宣言をして、またナイロビに戻る。