日本橋でディーナーです。日々変化していく東京 日本橋の夜の顔は・・・

2015/09/24 - 2015/09/24

夜の日本橋で、お食事しました d(*⌒▽⌒*)b

はるさん　お誕生日おめでとう！！

偶然雑誌で見たお店　
なんだか今までに出会った事のないお料理に出会えそうかな・・・

で、東京日本橋フレンチレストラン La Paix (ラペ）で
はるさんのお誕生日のお祝いをしました。

日本の懐石料理にも似た、器とお料理のハーモニー
個々の食材と食材との出会いが作りだす味のハーモニー

わくわくしながら一品一品を楽しんだディナーでした。

食事が終わり、外に出ると・・・

ちょこっとミステリアスな感じがする、夜の日本橋がそこに・・・
光に照らし出され日本橋の夜の顔・・・

ここは大人の街なんだぁぁぁ〜〜〜

エリア 日本橋(東京)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: JRローカル

なんだと思います〜〜(ﾟ_｡)? ｱﾚｱﾚｰ?

夜の日本橋
こんな所に・・・お稲荷さん がライトアップされて・・・
ｳｩｰﾑ･･･　コーーンー

日本橋三越新館近く、表通りから少し奥まった場所

夜の帳の中　白く浮かび上がった光の中に・・・
そのお店は有りました。

La paix ラペ　　フランス語で「平和」という意味だそうです。

http://lapaix-m.jp/concept/

ドアーの向こうで至福のひとときが待っている事を・・・
ボトルが語りかけているような・・・

シャンパンで、乾杯です。

テーブルセッティングが、シンプルです。

グラスの中のシャンパンの泡が、静かに・・・
ふっと　・・・
ユーミンの “海を見ていた午後” の中の歌詞
♪ソーダ水の中を・・・♪が、頭の中をよぎりました。

シャンパンの中　その向こうに見えるのは、な・ん・で・しょ・ね

なんだと思いますか〜〜(ﾟ_｡)? ｱﾚｱﾚｰ?
メニューには、竹炭？？？

炭ですか？・・・竹の炭ですか？・・・

一皿目から・・・

竹炭・・・宮崎産竹炭パウダー入りクッキーで鳥レバーをサンドしたもの

クッキーと鳥レバーのハーモニーです。

クッキー　うん！甘いです。
鳥レバー　ハイ（入力変換で “灰” だって。思わず笑！）塩味です。

不思議な味との出会いからのスタートです。

席から厨房が見えます。

店内はいたってシンプルです。
イル　ギオットーネ　丸の内店と似た感じ。

メニューには、ウナギ　ただそれだけ・・・

昔のお魚屋さんみたい に、油紙袋に入って登場

ウナギの赤ワイン煮をデニッシュ生地で・・・

香ばしいウナギのパイ包み焼き　

ウナギは蒲焼きと思っておりました。
ワインで煮たんですか・・・

へぇぇぇ〜〜考えつかないわぁぁぁ〜〜

メニューでは、サンマ・・・この一言が・・・

茄子のムースの上に、サンマの刺身とウニ
白色は林檎泡ムースです。

サンマと茄子とウニと林檎のハーモニー

こちらの器はガラスなんですよ。手に取ってみると・・・冷た〜い

なんだと思いますか〜〜(ﾟ_｡)? ｱﾚｱﾚｰ?

マーブルの上に・・・
バターとハーブを練り込んだフロマージュブランが・・・

ハーブはレモンジンジャー＆エストラゴン

ハーブの香りが口の中で広がり　生クリームのような軽やかな食感

ハーブのフロマージュブラン　うぅぅぅ〜〜ん　手作りしてみた〜〜い。

メニューには、イカ・・・えっ　それだけ・・・

白イカ ・ジロール茸 ・鶉の卵のポーチドエッグ・・・
イカ墨ソースと 秋のトリュフ掛け

口の中で広がる豊饒の香り・・・

メニューには、ブーダンノワール・ブドウ・・・

近くのテーブルでの、ブーダンノワールの説明が耳に入り・・・
豚の血を使ったソーセージ　豚の血 (｡ﾛ｡)
未知の味との出会いには度胸が必要ですね。

はるさん＆tamayura度胸有りません( -.-)

メニュー変更お願いしました。

アカザエビのフライ とブドウ（品種はピォーネ）とビーツ

ピォーネソース と白バルサミコ

へぇぇ〜〜　白いバルサミコて有るんだ！白ではなく透明でした。

海老の火加減は、申すまでも有りません。

海老とブドウとビーツのハーモニー

メニューでは、おかしなフォアグラ・・・(ﾟ_｡)? ｱﾚｱﾚｰ?
風呂敷に包まれて出てきた缶に中には・・・ゴーフレットが・・・

日本橋発想　風月堂ゴーフル
フォアグラとイチジクのコンフィチュールをゴーフルでサンド

写真を撮り忘れましたが、この時の器が素敵でした。
有田焼きで、レストランなどのお店向けの器を作製なさっている方の作品とか

まるで白いキャンパスに青い絵の具が・・・油絵を観るような
そのような模様のお皿の上には、黒イチジクが・・・

福岡県朝倉産　黒イチジク　
お店の方が「皮ごとどうぞ」

皮も一緒にいただけるイチジクが有るんだわ。

フォアグラとイチジクのハーモニー

メニューには、ハモ・カブ

この器・・・
以前　東京　清澄白河界隈で、ビーカーやフラスコなど
理化医療用のガラス販売のお店が、「おしゃれな理系インテリア」提案として
テレビで紹介されていました。

この器もそうなのかしら？

このお店　興味の有る方は、どうぞ
http://www.rikashitsu.jp/concept.html

ハモとカブの出会いは・・・

鱧ムースを茶碗蒸し風に 、小カットしたカブと鱧のコンソメロワイヤル

コンソメ　美味しい（＾ ＾）　ﾟ.:｡+ﾟ

「手間ひまかけないとダメだよ〜〜この味だすには〜〜」でしょうね。

お湯の中にコンソメの素ポイ！じゃダメですよねぇぇぇ〜〜

メニューには、アワビ・椎茸・・・

アワビ ・入間産原木椎茸に添えられていたのは・・・

アワビのキモのソースと白色のシイタケソースと緑色の九条ネギのソース

フランス料理といえば、ソースで勝負ってイメージが有りますが、
正しくこれなんだと思いました。

ホント　プロの味ですね。

メニューでは、キントア豚・わさび

フランス　バスク地方のキントア豚

初めて耳にする名前です。この綺麗な赤い色　豚肉ですか？牛肉みたい。

焼き加減が絶妙でした。

赤い満願寺とうがらしは、ミンチ詰めで 山葵菜のソースでいただきます。

メニューには、ビーフ◯◯◯◯◯◯　(ﾟ_｡)? ｱﾚｱﾚｰ?
なんでしょね？？？　

お店の方から、「◯◯◯◯◯◯に入る文字は何でしょうか？」

tamayuraは、「カレーライス？まさかね〜〜」
はるさん　「ストロガノフ　でしょ！」　

お店の方は、少し微笑みながら　目は「大当たりですよ！」
「大盛り・普通・少なめ選べますが・・・」

で、テーブルの上に置かれたお料理は・・・

◯に入る文字は、ストロガノフでした。

やっぱり　プロの味・手を抜かず丁寧に、何と言えばいいのか・・・
メニューの名前は一緒でも、今まで食べたきたストロガノフと何か違うのよね？
味に深みが〜〜　(ﾟ_｡)? 　奥行きが有ると言うか　う〜〜ん(ﾟ_｡)?
まぁ・・・　一口・・・　うん　美味しい！

今回頂いたどのお料理も、丁寧な仕事の成果と、
松本シェフの気合と、個性的センスを感じました。

HappyBIRTHDAY

今日は、はるさんのお誕生日

これからも、いっしょに・・・
行って・見て・食べて・・・入って（もちろん温泉です！）

よろしくね！！　たのむよ〜〜

メニューでは、韃靼そば茶・ゲランド塩と有りますが・・・

韃靼ソバ茶のグラマージュ にゲランド塩のアイス クリーム
アクセントにプロバンスのオリーブオイルがかかっていました。

ソバ茶のテイストに塩のアイクスリーム　オリーブオイル (｡_ﾟ)?
フランス料理で・・・

w(ﾟoﾟ)w ｵｵｰ!　w(ﾟoﾟ)w ｵｵｰ!
　
フランス　塩職人の伝統製法で作られた塩　
NHK朝ドラ“まれ”に出てくる　元治さんが作る塩のフランス版
そんな　こだわりの塩のアイスクリームと・・・

オリーブオイルはプロバンス産　癖のない繊細でまろやかなオイルでした。

南仏でもオリーブ栽培しているんだわ。
まぁ両隣がオリーブオイル産出１位２位を競うスペイン・イタリアだものね。

こだわりの食材達のハーモニー　美味しくないはずが、ありません。

メニューには、本日のデザートとして・・・

２種類の内の一つが・・・

ナシ(さくらんぼ香りのリキュール キリュッシュ）のババロアと
梨のコンポート に、アンニンの香りのアイスクリーム

もう１種のデザートがこちら

那須御養卵 極み卵のロールケーキ キーウイとヨーグルトのシャーベット

最後に頂いたのは、柑橘の果実に抹茶のムース

最後の最後に、なんとほうじ茶が・・・

〆は　やっぱり日本のお茶が嬉しいです。

帰路　駅に向かう途中で、足が止まりました。
ここは・・・

昼間　何度がこの前を歩いた事が有りますが、気が付かなかったわ。

提灯に浮世小路の文字が・・・

浮世小路　加賀言葉で「うきよしょうじ」とも読むそうです。
この界隈に加賀出身者が多く住んでいた事に由来しているそうです。

東京は、昔も今も人々を引き寄せる街なのですね。

浮世小路の奥に・・・福徳神社

都内有数の古社だそうです。

創建は平安時代　海辺近くに有った小さなお社は、
豊作を祈るお稲荷さんとして信仰され、
江戸と呼ばれた時代には、幕府公認の富くじ興行（現在の宝くじ）で、
庶民の人気を博し栄えたお社だったそうです。

そして21世紀の今　超高層ビル立ち並ぶオフェス街の中に有ります。

この先どのような日本橋の変貌を見続けるのでしょうか。

あら！　ちょこっとお洒落じゃない
神社のライトアップにしては・・・　

別名「芽吹神社」徳川二代将軍秀忠公が名付け親だそうです。

秀忠公が参拝のおり、椚（くぬぎ）の皮付きの鳥居に、
春の若芽の萌え出でたのをご覧になり、そう名づけたそうですよ。

逸話に徳川将軍家が出てくるところが、関東らなではですね。

こちらの神社の手水舎　センサーで手水が流れ出るみたいです。

21世紀の神社ですね (>v<)

神さんのお使い　お狐さんが口に銜えているのは米蔵の鍵

米蔵　つまり家財を守る神さんのお使い
家内安全・家業繁栄の象徴　　
　
そう云えば、つい先日テレビ番組で伏見稲荷12の不思議の中で、
そのような説明をしていました。

こちらのお狐さんが口に銜えているのは、火焔が燃え上がる如意宝珠

どんな事でも願いを叶える宝で、密教の法具だそうです。
まぁ諸説色々有るようですが・・・

こんな大都会の真ん中に、お社が有るこの景色が
いいですねぇぇぇ〜〜〜　　コーーンーーー