朝鮮王朝の城壁要塞が今なお息づく街、水原華城(スウォンファソン)

2012/04/29 - 2012/05/03

　水原華城(スオンファソン)には、ソウルから１時間位の距離にある。地下鉄から電車で行くこともできるが、タクシーで５千円程度なのでタクシーで行った。

　水原は、韓国民俗村(ミンソクチョン)にも近く、両方同時に楽しむことができる。今回は、チャングムの誓いの撮影場所となった華城行宮(フアソンヘングン)で物作りの体験をした後、八達山(パツタルサン)にある西将台(ソチャンデ)に登った。

　華城行宮(ファソンヘングン)は、色々な物作りの体験をすることができる。

　華城行宮に入ると、チャングムのイ・ヨンエとその恋人役のチ・ジニが出迎えてくれる。日曜日とあって入り口の広場では王朝時代の兵のコスチュームで剣術ショーがあり、中に入ると紙漉きやブローチ、餅つきなども体験できる。また、王朝時代の衣装を借りて写真を撮ることができる。
　中での通貨は、全てファソンヘングンの硬貨に変えなければならない。オミチャと餅つき体験後に黄な粉餅を食べた。

　体験学習をした後、八達山(パッタルサン)に登って市内を一望した。八達門の峰に沿って城壁が巡り、市内を取り囲んでいる。華虹門には歩いて来る予定だったが、トロリーバスで降りてきた。

　華虹門の近くには、テレビでも紹介されたプルコギの有名な店があり、プルコギ、カルビタン、ネンミョンを食べてきた。

　骨が付いていて焼きあがるまで店員さんが面倒を見てくれる。マッコリのやや酸っぱい味と焼肉が程良く合い本当に美味しい。

　毎日歩いて減量していたのに、今回の旅行でメタボ復活の兆しが出ている。

エリア 水原(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 5.0
• グルメ: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: タクシー
• 航空会社: アシアナ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

朝鮮王朝の宮殿を再現した華城行宮。見学料金を取られるが朝鮮時代の菓子や餅つき、髪飾りや紙漉き体験ができ飽きさせない。

宮廷女官「チャングムの誓い」で主役となったチャングムと恋人役チ・ジニさんと写真が撮れる。

華城行宮の建物は朝鮮時代を再現していて、映画ロケにも使用されている。チャングムの誓いでもここが使用されたとか。

華城行宮から八達山の頂上に西将台・ソチャンデが見える。

八達山の頂上から水原の都市が一望できる。城壁は物資や人員輸送のため通路が整備されているが、現在は格好のハイキングコースとなっている。

八達山の西将台。西側要衝の楼閣。

八達山の尾根に沿った城壁。城壁は物資や人員輸送のための通路となっており整備されている。ハイキングコースには丁度手頃。

別の角度から見た水原市内の眺望。

水原川に懸かる華虹門・フワホンムン。

華虹門。川風が爽やか。この近くには水原カルビが有名で元祖のレストランがある。

水原カルビのレストラン。

カルビは骨付きで店員さんが焼いてくれる。本場のカルビだけありボリュウムもあって本当においしい。冷麺もおいしく頂ける。ここに来たら是非食べることをお勧めしたい。

城壁上に作られた通路。