世界一周② 5 スワジランドでリードダンスを見ました

2015/08/30 - 2015/09/04

アフリカでも珍しい黒人王国、スワジランドにやってきました。

リードとは葦のことで、未婚女性が王女に葦を捧げに国中から集まり、集落ごとに？踊りを披露し、それを王様が見て、気に入った女性がいたら10何人目かの妻にするという、そんな儀式の最終日を観に行きました。

有名なのはそのコスチュームで、若い女性(時々あれっと思う人はいますが、だいたい13～30歳くらい？)が上半身ほぼ裸なのです。会場に行くまでが一番びっくりします。

始まると陸上競技場のフィールドで何万人もの女性が踊り、客はスタンドから観ます。入場無料。日本みたいに肖像権どうこうとかいう議論も無く、写真撮り放題です。

びっくりしたのが終わった直後。日本とほぼ変わらない現代的なスーパーマーケットで買い物していると、中・高生ぐらいの女子がさっきの格好のままで買い物に来てました。つまり上半身裸です(^_^;)日本じゃ考えられない。

日本と変わらないスーパーマーケットがあり、レストランで寿司やピザが食べられる何mか先で、若い女性が全裸で川で水浴びしてます。前近代と現代が混ぜこぜの面白い国でした。

エリア その他の都市(エスワティニ (スワジランド))

かなり多くの方が閲覧してくださっているようなのですが、実はこの時写真やビデオを大量に撮ったのに、そのカメラをナミビアの車上荒らしに盗られてしまいました。

スタンドからは少し遠くて、望遠がないとこんな風になんだかわからなくなってしまい、残念です。

必死に観てました。これは若干ヤラセで撮った一コマですが、こんな感じで観てたと思います。

最後に男性陣が「王様の嫁探し」みたいな感じでフィールドを動きまくります。遠慮しがちな僕は男性陣をバックに撮影。

あまりにも雰囲気が伝わらないので、メイン会場に行くまでにすれ違った出場者の写真を載せておくことにします。

我々には非日常のように見えつつも、この日はビルの中でもこの姿が日常でした。

宿と会場の間にはマッターホルンみたいな形の山がありました。リードダンスの日はこの川で身体を洗っている裸の女性でいっぱいだったそうです。

会場までは宿の近くの観光案内所で車とガイドをブッキングしました。往復１人約400円、チップ要求100円といったところでした。だから当日ここは車で一瞬で通過したんですよね。もったいなかった。

現代的なレストランもあります。「the Gables」と言えばこのショッピングモールに案内されるはずです。

宿はバックパッカーの多い安宿、「Legend Back packer Lodge」。個室１泊4000円、ドミトリーは１ベッド1500円です。いい宿でした。ここはムババーネとマンジーニの間、もっと細かく言えばエズルウィニとロバンバの間なのですが、ここに行くのにも「the Gables」と言えば一番みんなにわかってもらえると思います。

スワジランドへの行き方、ですが、はたして僕のやり方が正解だったかどうか。ネルスプリットとミニバスで往復したのですが、行きはネルスプリットで、帰りはマンジーニで、ミニバスに客がたまるまで２時間半ずつ待ちました。

行きは結局人が集まらず、4500円で車１台買い取った形で走らせました。帰りは１人130エマランゲニ=1170円。21人乗りのバスに客が11人たまるまで走ってくれませんでした。

走行時間だけならネルスプリット〜国境が２時間、国境〜ムババーネが25分、マンジーニまでなら70分くらいです。国境手続きはスワジランド側は５分、南ア側は30分くらいです。両国ともビザは要らず、日本人はフリーパスでした。

実はスワジランドに着いた時、夜中にどこだかわからない路上で下ろされて困りました。「the Gables まで」という約束で行かれることを強くお勧めします。