2014/10/17 - 2014/10/19
79位(同エリア348件中)
torakichiさん
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山あいの、静かな、美しく歴史のある街 泰寧(タイニン)
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 3万円 - 5万円
- 交通手段
- タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
大陸側にある「アモイ北駅」から新幹線に乗ります。
泰寧は福建省の北北西部にある街です。 2010年に世界自然遺産に登録されました。
新幹線は、おなじみの「和諧号」
新幹線=動車、 在来線=火車と言います。 -
本来は、アモイ島内にある「アモイ駅」から出発したいのですが、この時はアモイ駅
改修中なので新幹線は来てくれませんでした。
アモイ北駅は、新しい駅なので、きれいです。 それに、大きいですね。 -
さて、ホームに来ました。 あー、お嬢さん、そんなに急ぐと転びますよ!
そういえば、日本の新幹線のドアは、この様に大きかったでしたっけ!
気を付けて見ていないせいか? はっきりしません。 -
客室内の様子です。 一等座と言います。 さしずめ、グリーン車でしょうか?
新車ですので、きれいです。 乗り心地も快適、快適。
でも、客室内では、肉まんは食べない様にしましょうね! -
ディスプレーもとても見易い。
タイトルにタイニン(泰寧)と書きましたが、実は、寧は繁体字で、現在の中国では、ディスプレー
に表示されている字が一般的に使われています。 -
3時間後にタイニン駅に到着。
中国では、街も駅も派手に作りますね。 -
今夜のお泊まりは、このホテル。
広いリビングルーム付きの部屋でした。 居心地が良い部屋です。
アメニティーもしっかりありました。
リビングルーム付きの部屋に泊るのは、今回が初めてでした。
この他、現在、5ッ星ホテルを建設中です。 -
ホテルのロビー。
ここで、小さなトラブル発生。 パスポートを提示すると
「外国人は、公安局に登録しないと、お泊め出来ません」、???
「いえ、予約していますよ」
「いえ、規則ですから!」
さっぱり解らない。 しばし、押し問答していると、そばに居た若い女が
お手伝いをして呉れました。
なんの事は無く、受け付け嬢が外国人に慣れておらず、どうしてよいか
解らないので、取りあえず拒否しよう、という事のようでした。
支配人が出て来て、「申し訳けありません」。。。 一件落着。 -
昨日は、夜に到着したので、街の様子がわからなかったのですが、朝に
なったので、散歩に出ました。 屋根付きの橋があります。
きれいに作るなぁ。 本物の木製、コンクリートはなし。
-
さらに歩くと、このような公園があります。
良い雰囲気です。 タイニンの市街地は広い谷間にあります。
静かな、雰囲気の良い、美しい街です。 -
見学に出発します。大金湖を船に乗って渡ります。 目的地は古刹。
船を降りて歩きます。 そのお寺に到着しました。
甘露岩寺と言いう歴史のあるお寺です。 -
1146年建立(宋代、鎌倉時代)
案内板によれば、その時代に日本の重源法師という僧が当地を訪れ、建築様式を学習され、帰国後、東大寺大仏殿の再建をされたそうです。
重源法師は、1181年に大仏殿再建プロジェクトリーダーに就任、1195年に完成させたとか。 台湾の文献にも、重源法師の当地訪問の記述がありました。
寺院建築の詳細は、日本の大学が学術調査に訪れ、報告書をまとめられています。 重源法師がここを訪問されていた事は、その調査班の報告で初めて日本に知られもののようです。 う〜ん! 歴史ですね。 日中の深い関係を肌で感じてしまいました。
オイオイ、その様な事は、訪問前に調べておきなさい! という声が聞こえます。 -
美しい建築。 ここで、暫く休憩します。 なにせ、かなりの山登り。
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中国語の、お勉強になります。
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丹霞線谷一斜線天と言います。
地形をみて、初めて地名の意味が解りました。 -
街に戻ってきました。
可愛い少年。 可愛い髪型 -
タイニンは広い谷間にある街です。
紀元260年には、歴史に姿を現している街です。
時間がゆっくり、川もゆっくり流れます。 -
この地の有力者であった一族の家が保存されていますので、
見学に行きました。 この一角では古建築が大切に保存されています。 -
路地のたたずまい(その1)
なにか、懐かしい気分になりました。 -
路地のたたずまい(その2)
雰囲気がとても、素晴らしい! -
有力者の旧宅。
泰寧は、中世中国の政府への登竜門であった「科挙」の合格者を多数輩出
しているので、中国では「聡明な人々の街」として尊敬されているそうです。
ボンクラ人間のわたしは、「そうですかぁ」という他はありません。
この一族も、きっとその種の人々であったのでしょう。
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その旧宅の内部。
内部は主人の部屋、奥様の部屋、息子の部屋、その奥様の部屋などと解れて
います。 それぞれが、この様な内庭を持ち、広大です。 それらが城壁の
様な厚い石壁で囲まれています。 四角い石臼の様な物は防火用水だとか。 -
美しい窓の格子。
まるきり日本ですね。 いえ、ここが本家でした。 -
古市街が保存されている一角の門のたたずまい。
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古市街の夜の風景。 椅子に座ってコーヒーでも飲みたい雰囲気。
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街にこのように名付けられた一角があります。
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歴史ですね。
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おいしい桂花魚料理をいただきました。 甘酸っぱく、癖になります。
泰寧(タイニン)へは、福建省の福州空港から新幹線で、または、アモイから
新幹線で行くのが便利だと思います。 今回の見学内容の他に、見所が沢山
ある街です。 別途、投稿する予定です。
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この旅行記へのコメント (3)
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- torakichiさん 2018/10/25 12:18:03
- 泰宁
- ももであさん、こんにちは。
どうぞ,いらっしゃってください。best season now.
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- ももであさん 2018/10/25 07:01:18
- 新候補
- torakichiさん
アモイからだと土楼に行きたいと思っていましたが、
ここもおもしろそうですね。中国は多彩♪
-
- Loisさん 2015/08/31 13:21:06
- 行ってみる気持ちになりましたね!
- torakichiさんの丁寧かつ感受性の高い旅行記を拝見して、泰寧というこじんまりとした街の独特な雰囲気と古き良き町並みに魅了され、現地に行って自分の目で見て、体験してみたい気持ちになりましたね。またたくさんの旅行記を書いてください!
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