YS-11で行く伊豆大島

2000/08/26 - 2000/08/27

ANAのマイレージが貯まったので，航空券に交換してみた。
行き先は伊豆大島。
妻と二人分のチケットに交換。
当時（15年前）の使用機は，今は亡き“YS-11”。
戦後初の国産旅客機だ。
しかし，その時は“YS-11”に乗ったという意識はなく「離島だからちっちゃい機体だなぁ」と思ったくらいだと思う。
15年経った今，写真を整理していて「YS-11に乗ってるぅぅ！」と得した気分と共に，もう少し写真を撮っておけばよかったと後悔。
旅は，知識と情報で楽しみ方が変わるもんだと，年を経て実感する。

エリア 伊豆大島(東京)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: ANAグループ
• 旅行の手配内容: 個別手配

■１日目■
ANAの貯まったマイレージを利用して伊豆大島往復航空券に交換。
利用したのは，今はなきエアーニッポン（ANK）。
機体は，これも既に現役機は絶えてしまった“YS-11”。
ANK841便で羽田から30分もかからずに伊豆大島に降り立った。

少しだけ南国風。

本日は，路線バスが乗り放題となるフリーパスを購入し島内を移動。

登山口でバスを降り，三原山火口を目指す。
看板には，
「旧歩道は目の前の溶岩流のために埋もれてしまいました。
これから先が新遊歩道です。
山頂展望台まで約25分かかります。」
と書いてある。

道中には，溶岩除けのシェルターも。

舗装され，比較的歩きやすい。

山頂付近は，霧と強風のため早々に切り上げた。

次に，リス村にやってきた。

さすがに懐いている。

この村の売りの一つのゴーカート。

リス以外にも，アヒルやウサギもいっぱい。
何とものんびりした園。

夕方には，本日の宿のある元町へ。
長根浜公園にあったゴジラの像。
三原山の火口に落とされ，今は火口底で眠っているらしい。
本日は『ペンションみなもと』さんで宿泊。

■２日目■
２日目は，まず『伊豆大島火山博物館』へ。

半日だけ自転車を借りてみた。
2台で2,600円。
空港乗り捨てプラン。

火山島らしい風景。

海沿いにサイクリングロードが整備されていて，実に走りやすい。

空港近くの大島牧場で一休み。

『大島空港』まで戻ってきた。

帰りも，もちろん“YS-11”。

飛行機から，三原山を撮ったと思うが“YS-11”の飛行中のプロペラが写っていたのは，奇跡的なラッキーだ。
フィルム写真だと，やはりデジカメより圧倒的に記録枚数が少ないなぁ。