2008/07/09 - 2008/07/09
33位(同エリア103件中)
GAさん
8年勤めた会社を辞め、次の職場に着くまでに2ヶ月ほど空きの時間ができたので、
家内に旅行でも行ってきたらと言われ、ありがたく、行かせてもらった時の、
古き良き思い出です。このころは、こんな幸せな経験してもらったら、馬車馬のごとく
働く所存でしたが、のど元すぎりゃ、忘れますわな、、、。
初心を思い出すための、ノスタルジー旅行記第6弾
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 高速・路線バス ヒッチハイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
2008年7月9日(水)
5:00〜
6時着っていってたけど結構早くついたみたい。同船していた日本人は
まだ先のパトラまでいくんだけど、わざわざ起きてさよならを
してくれた。港はまだまだ早朝なので、お店などはまだやっていない。
とりあえず、トイレでコンタクトレンズをはめる。それから、
どうしたもんかなぁ。まったく情報がなくてこまる。 -
港
-
港ロビー
-
とりあえず、バス乗り場に行かなきゃ。ここで、購入しておいた
「旅の指さし会話帳 ギリシャ編」が威力を発揮。この本は、
イラストの下にギリシャ語が書かれていて、さらにカタカナ表記で
発音がかいてあるので、イラストを指さしながらカタカナを読む事で
単語やフレーズが現地人に伝わるというもの。
三回くらい、質問して無事にバスターミナルに到着。すげぇぞ!
6:00〜
そこでバスのチケットを買う事に。イグメニッツァからカランバカ
直行のバスはないそうなんで、イオニア経由で行く事に。
出発は8:15とのこと。のんびりだな。近くのカフェで「指差し・・・」
を使い、グリークコーヒーとチーズパイを。なかなか順調。
チーズパイは結構なボリューム。グリークコーヒーは、下の、
コーヒーの粉を飲まないように注意。何も言わないと、
激甘のものがきます。 -
まってく よめねぇ、、、
-
また、タバコ屋さんで「指さし・・・」を駆使し切手を買う。
おかげで、タバコ屋のおじさんとも話がはずんだ!
8:00〜
バスターミナルにコンセントがあったのでゆっくりと携帯の充電を
していたら、ターミナルの時計が9:00なのに気付く、、、。まぁ、
こっちの人達、特にイタリア人やらギリシャ人なんてのはいい加減
だからな、、、。時計くらい狂ってるか、、、。が、もしや??
チケット売り場の人に、何時?と聞くと、やっぱり9:00とのこと。
「OH!時間を変えるの忘れてた!!」
ギリシャとイタリアでは時差が一時間あったのだ!
売り場の人は少し微笑み、なんのためらいもなく、次のバスに
かえてくれた(チケットの時間をペンでくちゅくちゅして、その上に
新しい時間を書き込む、簡単な修正)。9:15発。すなわち
15分後だ。 -
よめん、、、
-
9:15〜
バスに乗り込み、しばしゆっくり。11:00にイオアニアに到着。
で、すぐにバスステーションに。5,6人がまつ、ちょっとした
混雑模様。何やら誰かが大声でさけび、何人かが順番を抜かし
チケットを購入。何だろな、と思いつつ、ゆっくり順番をまって
「カランバカ」と売り場のおじさんにいったら、おじさん、急に
あわててカウンターからでてきてバスの方へ走り出す。
どうやらカランバカ行きはギリギリみたいだ。あわてて
お金を払い、「いそいで!」と言われ、バスに乗り込む。
よかったぁ、、、。
11:00〜
イオアニア⇒カランバカのバスからの景色は印象に残る。
基本的に山道で雄大な自然が広がる。イオアニアを出てすぐに
湖があり、周りにうっそうとしげる木々とマッチしてなかなかの
景色だ。そこから一時間〜二時間くらい走ると山の上の方なのか、
見下ろす景色が多く、いたるところに小さい、小さい、十字架が
ついたミニチュアの教会のようなものが、、、。なんなのだろうか??
日本のお地蔵さんみたいなやつかな??
(これについては、ギリシャ旅行の後半に知りました。
それがある場所は、以前、そこで交通事故があり、なくなった方
がいる場所らしいです。親族のかたが、そこにおまいりにくるようで
生前、お酒が好きだった故人にはお酒、おかしが好きだった人には
おかしがそなえてあるらしいです。)
そうこうしているうちに、一回、トイレ休憩をはさんで、すぐに
カランバカステーション(電車)に到着。ガイドブックによると、電車の駅よりも、バスステーションのほうが、Tourist Informationや
安宿が近かったので、そこまでまつことに。ここで
「このバスはバスステーションに行きますか?」と、一言、質問して
いればこんなことにならなかったのだが、聞かずに、
乗っていると、バスはどんどこどんどこ先に行ってしまう。
まいったな、こりゃ。どう考えても行きすぎだろうな、、、。
ドライバーに事情を話すと英語が通じないようで、前の席にいた
女の子が通訳してくれた。次の泊まるとこは、ラリッサという50分
かかるところだから、そこでおりてもどるか、、、みたいな話を
していたら、ここでおりて反対行きのバスがくるから、それにのれ
みたいなことを言われ、OK、OKって降りる。
が、大きな通り沿いで、民家はあるけど、商業施設のようなものは
一切なく、バス停なども見当たらない。「指さし・・・」で聞いてみてもカランバカの方向をさして「あっちだ、あっちだ」とのこと。いや、
そりゃ、わかるんだけど、遠すぎだろ!!
他の長距離バスをつかまえろってことかな?? キツイな、、。
とりあえず歩くか、、、と、とぼとぼ歩き出す。フル装備で
長い距離を歩くのはしんどいな、、、。
と、50mも歩かないうちに一台の車が私を追い抜いて、
少し前で止まり、乗っていいよ、と言ってくる。
ハンニバルに出てくるレクター教授のような風貌である、、。
一瞬、躊躇するも、迷っている場合でもないので、乗せてもらう。
幸い、いい人でカランバカまで送ってくれた。ドイツ出身の
移民らしい。 -
で、カランバカについてからは、今度は宿探し。Tourist Information
は、全く役に立たず、自分で、ガイドブック片手に探す事に。 -
最初に行った、アルソス・ハウス(Alsos House)というところは、
ついた早々、冷たい水をくれる歓迎振り。が、50EURという
ふっかけぶり。
「ガイドブックに35EURとあるんだが?」というと
「そんなバカな!!」とのこと。じゃ、他行くわ、というと
「まてまて、じゃ、何EURなら泊まるんだ?」とくる。
「いや、25EURとかでさがしているんだが、、、」
「よし、朝食抜きで25EURでどうだ!!」
だって。、、、安くなりすぎだろ!!ここでもよかったんだけど、
値切り効果があまりにもすごすぎて、この調子なら他の宿も
ガイドブック以上に安くなるかも?と思い、本当は、こちらの
言い値をのんでくれたら、そこに決めないとまずいんだろうけど、
「悪いが、考えさせてくれ」と逃げようとすると
「まぁ、まて。部屋をみてからにしろよ。うちの部屋はスゴイぞ」
みたいなコト言われ、行くと、確かにダブルベッドで景色は目の前が
あのメテオラの奇岩群がそびえたつ、すばらしい部屋。 -
いいんだけど、ちょっと、やはり他もみせてよ、ということで逃げる。
他は、ガイドブックにあった、1階が雑貨屋のゲオルギス・トティス
の姉妹がやるという「Room Totis」に行ってみる。
そこでは、アンジェラミキのような黒髪でめがねの知的な感じの
女性がフロントにいて、一泊25EURと言ってくる。同じ25EURなら
さっきのとこのほうがいい、と思い、断ると、また
「じゃ、何EURなら泊まるの?」とのこと。
「いや、、15〜20EURくらいかな。」というと
「OK、20ね。一泊20」といってズンズン部屋に案内される。
ガイドブック最安値が25EURだったからまぁ、これくらいで手を打つか。
本当はもっとこちらからは安い値段を先にいっとかないといけなかった
なぁ。勉強になった。パスポートをとられ、チェックアウト時に
返してくれるそうだ。ちょっとこわいな、、。 -
何はともあれ、シングルルームなんで、荷物を心置きなく
置いて、身軽になり、町を探索できた。 -
昼ごはんはギロピタとフラッペ(アイスコーヒー)ですまし、
ピタは、周りのパンみたいなやつに色々いれる料理。ギロというのは、
肉を棒にさしてぐるぐる廻しながら焼き、焼けたら包丁で
そぎながら、薄く切った肉。それをピタに入れて食べる。
ファーストフード。
ランドリーを見つけ、洗濯を依頼。ここは、セルフではなく、
人が洗濯して乾かしてくれるところ。ナポリのユースで洗濯が
できなかったのでもう、そろそろ洗濯しないとならないので、
高かったけど(8EUR)、頼んだ。 -
それから、カランバカの駅に行くと、外国人(自分もここでは
もちろんながら外国人なんだけど、日本人でもなく、ギリシャ人
でもない人ってこと。後で聞くと、コロンビア人だった。)の女性が
困っていそうな雰囲気であったので話しかけると、到着したばかりで
何をしたらいいのかわからない、とのことであったので
Tourist Informationの場所と、安宿のAlsos House とRoom Totisの
場所を教えてあげた。 -
夜ご飯はホテルのお勧めの店に行き、グリークサラダ、ムサカ、
ポテト、ビール、ウゾを注文。ウゾは40度の強い酒で、大分
もてあました。 -
グリークサラタ フェタチーズがふんだんにつかわれていて、
日本人好みの塩っ辛さ。気に入った! -
ムサカ
-
ギリシャといえば、グリークサラダ。フェタチーズがおいしかった!
2008年7月9日 データ
万歩計 12,165歩/429.8カロリー
朝ご飯 チーズパイ、グリークコーヒー 4EUR
バス(イグメニッツァ⇒イオアニア) 8.80EUR
バス(イオアニア⇒カランバカ) 11.20EUR
昼ごはん フラッペ、ギロピタ 4EUR
水&おかし 1.64EUR
晩御飯 17.20EUR
チップ 1.80EUR
ビール 0.80EUR
アイス 1EUR
絵葉書 1.50EUR
合計 51.94EUR
当時は、ユーロ高(¥171.20/EUR)であったので
晩御飯 17.20EURは¥2944.-で結構、豪遊であった。
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