2014/07/28 - 2014/07/28
8位(同エリア21件中)
Tomさん
もう1年以上前になってしまいましたが、姉夫婦と私たち夫婦の4人で、2014年7月9日(日本出発)から8月6日(日本到着)まで約一ヶ月、イギリスを旅行しました。
イギリス到着直後から約1週間ロンドンに滞在。
その後16日から23日まで南西部・南部・南東部をレンタカーで周遊。
7月24日から30日までは再びロンドンに滞在し、じっくりと市内観光をしました。
28日はちょっと郊外に足を伸ばして、ウィンザー城とハンプトン・コートへ行ってきました。
この写真はハンプトン・コートのポンド・ガーデンで、パンフレット等に写真がよく使われます。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
7月28日
ウィンザー城へ。パディントン(Paddington)駅からスラウ(Slough)で乗り換え、執着のウィンザー&イートン・セントラル(Windsor & Eton Central)駅で下車しました。
以前(といっても20年前)は直通列車があったはず。
ウィンザー城はロンドン・パスの優先入場が効きます。
ここはセキュリティー・チェックを受けた直後の場所です。ウィンザー城 城・宮殿
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オーディオ・ガイドを借りて城内に向かいます。
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ここが城内への入り口です。
20年前の入り口とは違います。以前の入り口の辺りは出口専用になっていました。 -
入り口を入ってすぐ左側へ。ちょっと迂回するような道筋です。
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まっすぐ進んで行くとノース・テラス(North Terrace)に出ます。
中央左側を行くと以前の入り口、現在の出口方面になります。 -
ウィンザー城はヒースロー空港に近いので飛行機が低空で通過します。中央やや左に黒い点のようなものが飛行機です。飛行機が好きなのでつい撮ってしまいました。
右側のベージュ色の建物はセント・ジョージ・チャペルです。 -
これはブリティッシュ・エアウェイズ(英国航空)のエアバスA380です。
一度は乗ってみたい総2階建ての飛行機です。 -
これはノーステラスから見たウィンザーの町並みです。
ここから左方向に進むと、ステート・アパートメントの一部とメアリ女王の人形の家がありますが、内部の撮影は禁止されています。 -
ステート・アパートメント全体を見るためにこの門をくぐります。
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ステートアパートメントの一角です。今でもエリザベス女王はじめ王室の人々がプライベートで使うため、柵から向こうは非公開になっています。
ステート・アパートメントは別にして、メアリー女王の人形の家等、公開されている部分には素晴らしい展示物があるのですが、写真撮影は禁止なので、約£6の小冊子を買わねばなりません。 -
イギリスのゴシック建築の最高峰、セント・ジョージ・チャペルです。
中にはヘンリー8世、チャールズ1世などの墓があります。 -
正面の建物は公開されているものではありません。兵舎として使われているようです。チュダー様式の建物だということが一目瞭然です。
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ウィンザー城に接している通りに面して立つビクトリア女王像です。
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ショッピング・モール入り口です。
この奥にウィンザー&イートン・セントラル駅や観光案内所があります。 -
正面がウィンザー&イートン・リバーサイド(Windsor & Eton Riverside)駅です。
ここから列車で Clapham Junction へ行き、別な列車に乗り換えて終点の Hampton Court 駅で降ります。そこから徒歩数分でハンプトン・コート宮殿です。約1時間半かかりました。
私たちがビジター・オイスター・カードを持っているのを確認したら駅員さんが気を利かせてかなり安いキップを渡してくれました。詳細は省きますが、彼や移動途中で会った駅員さんはかなり融通の利く人でした。
因みにロンドン市内からハンプトン・コートまではビジター・オイスター・カードが有効です。 -
ハンプトンコートに着きました。
チケット売り場を出たところです。正面に小さく見えるゲートから入って行きます。
ここもロンドン・パスの優先入場が効きます。ハンプトン コート パレス 城・宮殿
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手前の広場がベース・コートと呼ばれ正面の塔には天文時計が設置されています。
この宮殿はあのヘンリー8世(在位 1509-1547)がウルジー枢機卿から無理やり献上させたものです。 -
写真左端のゲートをくぐるとオーディオ・ガイドの貸し出し所があり、その上の大きな建物はヘンリー8世時代のものです。
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ヘンリー8世に扮した人が観光客の質問に答えていました。
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ヘンリー8世時代に使用されたグレート・ホールです。下級廷臣たちの食堂としての利用が多かったようです。
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グレート・ホールの天井です。16世紀のものとしては素晴らしい造りです。
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天井とタペストリーです。
時の経過と共にタペストリーの色があせてくるのは仕方ないことですね。 -
時間的(午後2時半頃)なこともあるのでしょう。思ったよりも観光客の数が少ないと感じました。
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ヘンリー8世の6人の妻たちの肖像写真が掛けられていました。
もちろん現代の女優またはモデルがその役になって写真に納まったものです。
最初の妻はキャサリン・オブ・アラゴンです。彼女は後のメアリー1世(ブラッディー・メアリー)を産みましたが、男児を欲しがるヘンリー8世にに疎まれて離婚されました。この離婚騒動がきっかけでイギリス国教会ができました。 -
2番目の妻はアン・ブーリンです。後のエリザベス1世を産んだのですが、不義密通の疑いをかけられ、男子を産まなかったこともあり斬首されました。
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3番目がジェーン・シーモアです。男子、後のエドワード6世を産んだのですが産後の肥立ちが悪くて約20日後に亡くなりました。
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4番目はドイツの小公国出身のアン・オブ・クレーフェです。彼女は見合い写真(否、肖像画)ほど美人じゃなかったようで、ヘンリー8世に疎まれて半年で離婚されました。
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5番目はキャサリン・ハワードです。彼女の近親者が企てた謀反に加担したということと不義密通の嫌疑をかけられて斬首されました。
2番目の妻であるアン・ブーリンの従妹です。 -
最後6番目の妻はキャサリン・パーです。ヘンリー8世は彼女との結婚後4年で死んだため、6人の王妃のうちでただ一人その地位を全うしました。ヘンリー8世の3人の子供たち(生まれた順から、後のメアリー1世、エドワード6世、エリザベス1世)に慕われる人物だったようです。
因みに、エンリー8世後の王位継承順は、エドワード、メアリー、エリザベスです。 -
グレート・ホールの最前列に設けられた国王夫妻のための食卓です。チュダー朝時代の晩餐の様子が垣間見られます。
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グレート・ホールのステンドグラスです。
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グレート・ホールから別な部屋に行く廊下にある鹿の頭蓋骨です。いろんな種類の鹿がいたのですね。
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これもヘンリー8世時代の部屋です。
何か説明があったはずですが、忘れました。 -
天井の模様です。
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ヘンリー8世に因んだ部屋には必ずというほどタペストリーがありました。
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多分家族だけで食事をする時の食堂でしょう。
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左側がヘンリー8世です。彼は周囲の者に対して残酷なところもありましたが、文芸に優れ教養があり、イギリス人に最も人気のある王だと言われています。
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ヘンリー8世の家族です。
左から後のメアリ1世、後のエドワード6世、ヘンリー8世、王妃ジェーン・シーモア、後のエリザベス1世、両端のアーチの外は使用人です。 -
フォンテン・コート(噴水の庭)です。周囲を囲む建物はクリストファー・レンの設計によるものです。
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さて、庭に出てきました。
ハンプトン・コートにはいくつもの庭があって、これはグレート・フォンテン・ガーデンです。メアリ2世が植えたイチイが整然と並んでいます。 -
これはプリヴィー・ガーデンの一角です。
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これもプリヴィー・ガーデンです。
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ポンド・ガーデンです。絵葉書になるくらい美しい庭です。
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同じくポンド・ガーデンです。レンガ造りの建物はバンケティング・ハウス(宴会用施設)です。
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約30年前に来た時はこの中に入ることができたのですが、今回は柵が閉まったままで立ち入り禁止と表示されていました。
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オランジェリー・ガーデンです。
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ハンプトン・コート橋からバンケティング・ハウスを見る。写真右側に行くとハンプトン・コート駅、左側に行くと宮殿入り口です。
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