2015/07/25 - 2015/07/26
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norijiroさん
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せっかくなので大リーグを見たい、と私が駄々をこね、隣国アメリカ・シアトルへの1泊旅行へ出発。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.5
- 同行者
- 乳幼児連れ家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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シアトルへは電車で行くことにした。バンクーバー?シアトル間は約230kmで、東京?掛川間とほぼ同じ。バスでも電車でも3時間半?4時間程度かかる。バスのほうが若干早いのだが、子ども達にとっては、座席に縛り付けになってしまうバスよりも、電車のほうがよかろう。
朝6時半発車でも十分に早いのだが、行き先は一応国外。アメリカのパスポートコントロールなどがあるので、さらに1時間前の5時半に集合しないといけない。早朝からこの人混み。パシフィックセントラル駅(バンクーバー) 駅
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シアトルへ向けて出発。
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座席はゆったりとした革張りの高級仕様だが、これでも二等車。
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電車を選んだもう一つの理由。バンクーバー〜シアトル間は、当鉄道を運営する全米鉄道旅客公社のなかでも屈指の風光明媚な路線だという。まさに全米が感動の一大スペクタクルなのだ。
電車予約の際に席は決まっていないので、乗り込む際に景色のよい海側を希望した。バンクーバーの市街地を離れると、電車は海沿いを走り続ける。 -
両国の旗が掲げられたカナダ・アメリカ国境を通過。電車は一旦止まり、アメリカの入国係官が乗車してくる。入国スタンプはすでにバンクーバー駅で押されているので、ここではパスポートをチェックするだけ。
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電車はほぼ定刻通りにシアトル・キングストリート駅に到着した。
キングストリート駅 駅
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試合開始にはまだ早いので、駅周辺をぷらぷらと散歩。
駅から少し北に歩けば、シアトル発祥の地といわれるパイオニア・スクエアへとたどり着く。 -
トーテムポールがあちこちに置かれている。日本の学校や公園にもあったりもするが、元々、トーテムポールは北米大陸の北西沿岸部に住む先住民の伝統彫刻であるらしい。
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パイオニア・スクエアに置かれたトーテムポール。1940年に複製された二代目だが、初代として展示されていたものは、貿易商がアラスカから無断で拝借してきたものだったとか。
この公園には、シアトルの名前の由来となった先住民の長・シアルス氏の胸像も置かれている。パイオニアスクエア 広場・公園
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時間が経つにつれて、ユニフォーム姿の人が増えてきた。
われわれもいざ、球場へ! -
目指すセーフコ・フィールドはもうすぐ。屋台のソーセージがおいしそうだった。
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ついにあこがれの大リーグ。シアトル・マリナーズがトロント・ブルージェイズを迎え撃つ。球場に入る前からずっと気になっていたが、この日はブルージェイズの青いユニフォームを着たファンばかり。ここはマリナーズのホームでは?
その理由は本日の対戦カードにあるようだ。ブルージェイズはカナダ唯一のチームだがマリナーズとは別のリーグなので、普段はシアトルまで遠征してくることがない。ところが、この日は年に何試合か組まれている交流戦なのである。そこで、バンクーバー周辺のカナダ人ブルージェイズファンが、待ちかねたとばかりに国境を越えて押し寄せてきている。
私もカナダから来たわけで、今回は全面的にブルージェイズをプッシュすることにした。T-モバイル パーク スタジアム・スポーツ観戦
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青が目立つスタンド。
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さあ、プレイボール!
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ホットドッグ片手に観戦。球場内の売店はどこも大混雑だった。
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試合は行ったり来たりのシーソーゲームで、大いに盛り上がる。
チャンスでは球場全体が「レッツゴー・ブルージェイズ!」コールに包まれた。 -
9回にあげた勝ち越しの2点を守り切り、ついにブルージェイズが勝利! あまり野球に興味がないといった長男も、ゲームセットの瞬間の盛り上がりだけは気に入っていた。
前半は投手の乱調もあり、あまり締まらないゲーム展開であったが、後半は力と力の勝負を十分に満喫できた。 -
本日の宿はダウンタウンの「エグゼクティブ・ホテル・パシフィック」。シアトルのダウンタウンは想像以上に坂がきつい。
ビルの隙間から海が見える。エグゼクティブ ホテル パシフィック ホテル
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左に見えるのがホテル向かいのシアトル公共図書館。なかなか個性的な外観。
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街灯に貼られた選挙ビラ+落書き。言いたいことはよく分かる。
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ダウンタウンの風景。シアトルとバンクーバーは雰囲気が微妙に違う。南欧のような明るさが前面に出ているバンクーバーと、北ヨーロッパのような若干の重苦しさを感じるシアトル。数日の滞在なので、さらに見て回れば印象も変わるのかもしれないが。
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ホテル前の道路で、突如パレードがはじまった。
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戦車も登場。
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なんのパレードなのかはよく分からなかったが、なかなかにぎやかだった。
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翌日は妻たっての希望で航空博物館へ。バスでダウンタウンから30分ほど。シアトル到着の際、キングストリート駅でもらったバスの路線図・時刻表が役に立った。
本当はボーイング社の工場見学に行きたかったらしいが、「工場内の安全管理上、身長122cm未満のお子様はご入場いただけません」とのことで、泣く泣く断念。シアトル航空博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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第二次大戦時の戦闘機展示コーナー。
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こちらはトランプマークの戦闘機。
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このポスターは教科書で見覚えがある。
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第一次世界大戦までさかのぼると、だいぶ旧式になる。展示されているからには往年の名機なのだろうが、これが本当に飛ぶのか?
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木製の骨組みがかっこいい。
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簡単なフライトシミュレーターのゲームがあった。子どもには難しいようだが、私は無事に離陸させ、父親の威厳を大いに見せつける。
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宇宙船の展示も。
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2歳児の操縦するスペースシャトルに乗る勇気はあるか。
とはいえ、こちらは大人がやっても難しく、私もスペースシャトル1機18億ドルを何度も大破させた。 -
外には昔の大統領専用機がある。ケネディやニクソンの時代に飛んでいたもの。
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中には会議室も設けられていた。
ほかにもコンコルドや最新鋭のボーイング787などが展示され、間近で見学することができて楽しい。 -
午後はふたたび市内へと戻り、シアトル随一の観光名所・パイクプレイスマーケットへ。
パイク プレイス マーケット 市場
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シーフードや生鮮食品の売り場がたくさん。が、日曜日の昼というタイミングのせいか、人混みがすごい。
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昼ご飯を食べようと思うのだが、たいへんな混雑でままならない。狙っていたレストランのロビーは難しい顔をしたウエイティングの人々で埋め尽くされていた。マーケット内外にはいくつか有名な店があるのだが、そんな店はいずれも100人級の行列ができている。
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あのスターバックスの1号店。入店するにはどう見ても1時間以上かかりそうなので、外からの見学のみ。限定のマグカップがあったらしいが、買うことはとてもかなわず残念。
こんな小さなコーヒー店が、世界中に支店を展開するまでに巨大化したかと思うと驚く。 -
近くの普通のスタバで買ったシアトル限定マグ。
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ランチ難民となって途方に暮れていたとき、発見したのが、この「エメット・ワトソンズ・オイスターバー」。1979年にオープンしたシアトル初のオイスターバーらしい。
エメット ワトソンズ オイスター バー シーフード
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クラムチャウダーにはじゃがいもたっぷり。あさり主体のバンクーバーのものとは一線を画し、とろとろの食感に仕上がっている。クラムチャウダーをおいしそうに撮るのは難しい。
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人気メニューのフィッシュサンドイッチ。サクサクの厚切りフィッシュがはさまっている。
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食後は海沿いの観覧車「シアトル・グレート・ウィール」へとやってきた。
シアトル グレート ホイール テーマパーク・動物園・水族館・植物園
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高さは53mで、お台場の観覧車の半分くらいの規模。だが小さい分、グルグルと3周もできる。
シアトルのダウンタウンを一望。 -
最上部に行くとそれなりに怖い。
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マーケットへ戻る途中、世界第2位の不衛生な観光名所(1位はどこだ?)と名高い「ガム・ウォール」を通る。
1993年ごろ、どこかの学生が噛み終えたガムを壁になすりつけていったのがきっかけで、こんな壁ができあがった。あちこちで観光客がさらにガムを貼り付けている。「これは観光名所になる」と、ガムの貼り付けを容認したビルのオーナーはなかなかの豪胆者だ。 -
【閲覧注意】
おもしろい、が、汚い。 -
シアトルには日本語の道路標識も。
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夕方の電車でバンクーバーへと帰還する。キングストリート駅は大理石造りできれいなのだが、売店のたぐいがまったくない。自販機が2台ほどあるのみ。駅の周囲にも何もないので、駅で何か食べてから電車に乗ろう、などと思っていると、見事に裏切られる。
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帰りも海側の席に陣取り、夕暮れの海を見ながら帰った。
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遅い日没。
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この旅でなぜかカメラマンになりたいと思うようになった長男の渾身の1枚。
敢えて斜めに構図を取るあたりに非凡さが感じられる(親ばか)。
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この旅行記へのコメント (3)
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- おじゃる丸さん 2016/09/16 14:09:39
- ありがとうございました
- シアトルまでビザが必要か迷っていたので、助かりました!
私も子連れでバンクーバー楽しんできます。
どうもありがとうございました。
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- おじゃる丸さん 2016/09/15 15:46:11
- バンクーバー〜シアトルについて
- はじめまして。
私も子連れでバンクーバーに行こうと思っています、とても参考にさせていただきました。
その際に私も、シアトルに電車で1泊しようと考えてました。
質問なのですが、バンクーバーでの出国審査のさいに、パスポートのみでOKでしたでしょうあ。
アメリカのビザEASTは必要なのかどうか知りたくて。
もし必要ならビザをとらなければなりませんよね。。。
わかったらで結構ですので、教えてください。
よろしくお願いします。
- norijiroさん からの返信 2016/09/16 10:43:41
- RE: バンクーバー〜シアトルについて
- こんにちは。
旅行記をご覧いただき、ありがとうございました。
陸路でのアメリカ入国の場合、ESTAは不要です。
駅構内に「I-94W」という緑色の入国カードのようなものが置いてあるので、
これに必要事項を記入し、
駅での米国入国審査の際にパスポートとあわせて提出します。
別途、費用が6米ドルかかります。
ESTAの有無で審査の待ち時間に差があるようなことも
なかったかと思います。
ご参考になりましたでしょうか。
よい旅になることを願っております。
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エグゼクティブ ホテル パシフィック
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