2015/09/16 - 2015/09/16
147位(同エリア458件中)
櫻さん
台東市内から北へ車で1時間ほどの鹿野郷龍田村に行ってみました。
かつては『鹿野移民村』と呼ばれた日本人村で、ちょうど100年前の1915年から入植が始まり、最盛期には約2000人の日本人が住んでいたそうです。
日本人村の足跡を辿りながらサイクリングも楽しめ、更には布農族という原住民族の文化にも触れられる場所もあるという、一度で二度も三度もオイシイ場所でした。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス 自転車
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太平洋沿いの街を旅しているのに、今回はまだ頑張って早起きして朝日を見ていません。
今朝は頑張りました。
日の出時刻の早朝5時半です。
宿の屋上から台東市街や海を一望。アンジン 67 ベッド アンド ブレックファースト ホテル
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更には緑島まで見えました。
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見事なくらいにあの建物が邪魔。
建物の向こうで今日の太陽がグングン昇っております。 -
朝日に染まる台東の街。
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完全に陽が昇りました。
さて、部屋に戻ろう。 -
こちらの宿は朝食つきです。
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簡単なメニューですが、野菜があるのは嬉しい。
パンは食べ放題。 -
本日のサイクリング地まではバスで移動します。
宿から歩いて10分弱の鼎東客運バスターミナルへ。鼎東客運海線総站 バス系
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台湾好行の縦谷鹿野線を利用。
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約1時間後、崑慈堂という停留所で下車。
もう少し先に行けば、熱気球で有名な鹿野台です。 -
『崑慈堂』。
瑤池金母という神様を主神に、媽祖なども祀られています。 -
そして視線を右に移すと鳥居が見える。
-
日本人村だった頃、ここには鹿野神社があったそうです。
戦後に神社が取り壊され基壇だけが残り、そこに涼亭を立てて再利用。
しかし建立から80年近く経った数年前、基壇の老朽化が進み、このままでは涼亭が崩れてしまう恐れが出たため、解体して基壇を保存しようという計画が立てられました。
すると住民たちの間から
「保存するなら、いっそ神社を再建立しよう」
という声が上がったそうです。
そして今年の春、無事に鹿野神社が復活。
鳥居も本殿もまだ真新しくてピッカピカ。
台湾は、私たち日本人以上に“日本”を大切にしてくれている気がする。 -
住民の方達の熱意に感謝し、そして日本人としてやはりこちらにお参りしましょう。
祭神は誰なのか?とか、そーいう細かいことは考えちゃダメダメ。 -
さて、本日の相棒を貸してくれるレンタル自転車屋までプラプラ歩く。
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途中にあった日本家屋。
屋根越しに見える椰子の木と青空。
入植者の多くは新潟や長野の農家の方達だったそうです。
雪国での生活からこの暑さに慣れるだけでも大変だったろうなぁ。 -
こんな建物もありました。
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こちらですね。
周囲の日本人子弟が通う「鹿野尋常小学校」の校長が住む宿舎でした。
尋常小は1917年の創立です。 -
裏側にまわると雑草が生い茂り、塀も崩れていました。
手入れをされていない辺りは“台湾っぽい”けど、それでもちゃんと残しておいてくれていることに、やはり感謝。 -
こちらが尋常小跡地に建てられた現在の小学校。
1968年に龍田国民小学校と改名されました。 -
校長宿舎のお隣には、台湾初の日本人託児所だった建物も残っています。
1931年に設立。 -
割れた窓から覗いてみると、保育所だった名残の机と椅子が見えました。
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周囲にはパイナポー畑。
日本人村だった頃はサトウキビ畑が広がっていたそうです。 -
プラプラ歩いて約10分、レンタル屋に到着。
台北ナビにもよく紹介されている『阿度の店』。 -
このエリア唯一のレンタル屋です。
かなりの台数の自転車が揃っていました。
1日100元でデポジットなど不要。
自転車のレンタル以外にもちょっとした(本当にちょっとした)食事ができたり、お土産も販売しています。 -
左のロン毛が阿度さんです。
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本日の相棒。
よろしくね。 -
それでは出発しましょうか。
今日も焼けるわ〜。 -
鹿野マダム達が茶摘をしていました。
この辺りは阿薩姆(アッサム)茶や烏龍茶が栽培されているそうです。 -
のどか、のどか。
普段は都会(ってほどでもないけど)暮らしをしてるから、旅先では自然を満喫したがるんだなぁと、自分の旅のスタイルを分析してみる。 -
目的地の看板が出現。
ここまでレンタル屋から15分ほど。 -
目的地に到着〜。
『布農(ブヌン)部落休間農場』です。
この辺りは布農族の方達が暮らす場所。 -
入場券がこんな可愛らしいカード♪
これだけでもイイお土産になるわ。 -
入場。
平日のせいか客はさっぱり。 -
布農族の文化や生活様式などを学べる体験型アミューズメントパーク的な場所。
しかし、地元住民と設立者との間でなんやかんや色々問題があるそうな。
そこら辺の詳しい事情はトロピカルおやじさんの旅行記に書かれていますので、私は見たままの感想を述べるだけにしておきます。 -
これらの椅子は手作り品です。
園内には宿泊施設もあり。 -
何やら音楽が聞こえて来ると思ったら、ステージでショーが開催されていました。
ここに来るまでと園内に入ってから殆ど人影を見なかったのに、結構な観客がいた。 -
左奥に見える男性がショーの解説を担当。
穏やかな口調で話し、時折観客から笑いも起きるので、さしずめ台湾版・浜村淳と言ったところでしょうか。 -
踊りにはちゃんとストーリーがあって、浜村純はその解説をしてるんですがもちろん中国語。
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まだまだショーは続いてましたが、私にはさっぱりちんぷんかんぷんなので、ステージ横のお土産屋さんに入店。
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お土産屋さんはステージの裏側にも繋がっていて、演者の控え室にもなっていました。
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トイレの洗面所には、お土産屋さんで販売している石鹸が試供品として置かれていました。
なんか台湾にしては贅沢。 -
「福山雅治が結婚して、所属事務所の株が暴落したらしいな」
「すげぇよな」
「でも何故か福山通運の株は上がったらしいぜ」
「わけ分かんねぇな」 -
休日ともなればDIY教室なども開かれます。
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機織り体験なんてのも出来るのね。
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いくつかの部族では、女性は機織りが出来るか生理が来て初めて“一人前”と認められます。
それ以前には結婚は出来ないそう。
そして“一人前”になった証として、このような刺青を入れます。 -
それでは戻りましょう。
かなり離れた場所からでもショーの音楽が聞こえました。
滅多に車も通らない、静かな静かな山間の村です。 -
パイナポーとバナナンボー。
南国オブ南国って感じ。 -
日本人村辺りに戻って来ました。
ここは通称「緑色隧道(グリーントンネル)」。 -
碁盤の目のようにキチンと区画整理されていて、お茶・パイナップル畑も広がります。
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パラグライダーが出来る場所でもあり、空を見上げるとホラ。
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横の広場がパラグライダーの着地点。
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休日には阿度さんの店がツアーを組むほどのサイクリング客が大勢来るそうです。
この日も一組見かけました。 -
でも平日はやっぱり人が少なく、の〜んびり静かに気ままなサイクリングを楽しめます。
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かつてブラジルやハワイに渡った移民の方たちのドキュメンタリー番組を見たことがあります。
岩がゴロゴロ転がる荒れ地を懸命に耕し、やっとの思いでサトウキビやコーヒー畑に開墾にしていました。
こんなに美しい景観のこの場所も、100年前まではきっと荒れ地だったんだろうなぁ…。 -
そんな移民の方達の努力や苦労の元で築かれた財産や土地を、敗戦によって手放さなければなりませんでした。
日本に引き揚げる時に持ち出せたのは、僅かな現金と衣類だけだったそうです。
『湾生回家』という台湾で生まれた日本人の方達の人生を追ったドキュメンタリー映画が、今月から台湾で公開されますね。
日本でも公開されないかなぁ。
観たいなぁ。 -
可愛らしい民宿がありました。
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人の気配がなく手入れもあまりされていない様子なので、営業してるのかは不明な佇まい。
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そろそろ自転車を返しに行きます。
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日本家屋がポツポツ点在する中に、古式ゆかしい中華風家屋もありました。
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返却。
店先に誰もいなかったから黙って自転車置いて来ちゃったけど、大丈夫だったのかな? -
他にも当時の役場などが残っていたり、少し離れた所に魅力的な食べ物屋さんがあるので行ってみたかったんですが、さすがに猛暑の中ペダルを漕ぎ続けてたので、かなりヘバってしまいました。
中途半端で名残惜しいんですが、仕方ない。 -
それでは再びバスに乗って台東市内に戻りましょうか。
つづく。
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この旅行記へのコメント (2)
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- トロピカルおやじさん 2015/10/10 14:51:52
- その内 出演料請求します
- 去年の2月に廻ったコースだったので懐かしく
拝見しました
どの風景も実際に目にした風景です
確かあの日は金曜日でどこもかしこも ガラガラで
観光客は殆どいませんでした
人でごった返すのも嫌ですが
人気が無さすぎるのも味気無いですね
阿度の店 の店員さんも昼寝してました
あのサイクリングコースのメインは高台の
パラグライダーテイクオフ場ですよねぇ~
さすがに充電切れでした?(^^)
若いのに~ ピクッ
湾生回家 YouTubeで予告編を観ましたが
台湾人生の日本人版て感じですね
是非 全編観てみたいですな~
こんなの見せられたら
花蓮行きて~
台東行きて~ (T-T)
アテレコ、、切れてますぞ
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- トロピカルおやじさん 2015/10/10 14:50:12
- その内 出演料請求します
- 去年の2月に廻ったコースだったので懐かしく
拝見しました
どの風景も実際に目にした風景です
確かあの日は金曜日でどこもかしこも ガラガラで
観光客は殆どいませんでした
人でごった返すのも嫌ですが
人気が無さすぎるのも味気無いですね
阿度の店 の店員さんも昼寝してました
あのサイクリングコースのメインは高台の
パラグライダーテイクオフ場ですよねぇ~
さすがに充電切れでした?(^^)
若いのに~ ピクッ
湾生回家 YouTubeで予告編を観ましたが
台湾人生の日本人版て感じですね
是非 全編観てみたいですな~
こんなの見せられたら
花蓮行きて~
台東行きて~ (T-T)
アテレコ、、切れてますぞ
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