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伊勢市そして松阪市への、三人旅です。<br />主目的は、松阪牛を堪能することです。<br />一升びんにて、松阪牛を食らうことです。<br /><br />「肉が食べられない男は、男じゃない!」<br />「肉を食べる女性は、どうなんだ?」<br />深く考えないでくださいな。<br />酔っ払いの戯言ですから。

そこのけそこのけ、肉食老人が通る

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2015/04/18 - 2015/04/19

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toshichan

toshichanさん

伊勢市そして松阪市への、三人旅です。
主目的は、松阪牛を堪能することです。
一升びんにて、松阪牛を食らうことです。

「肉が食べられない男は、男じゃない!」
「肉を食べる女性は、どうなんだ?」
深く考えないでくださいな。
酔っ払いの戯言ですから。

同行者
友人
一人あたり費用
1万円 - 3万円
交通手段
自家用車
旅行の手配内容
個別手配

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  • 墨俣城<br /><br />築城時期は不明である。<br />長良川西岸の墨俣の地は交通上・戦略上の要地で、戦国時代以前からしばしば合戦の舞台となっていた(墨俣川の戦い)。<br />斎藤氏側で築いた城は斎藤利為らが城主を務めた。<br />また、1561年(永禄4年)ないし1566年(永禄9年)の織田信長による美濃侵攻にあたって、木下藤吉郎がわずかな期間でこの地に城を築いたと伝えられている。<br />これがいわゆる墨俣一夜城であるが、不明な点が多く、様々な議論がある。<br /><br />現在、墨俣城跡の北西側は一夜城跡として公園に整備されている。<br />公園内には大垣城の天守を模した墨俣一夜城歴史資料館が建てられているが、史実上の外観とは異なる。また、公園内にある白鬚神社(式内社荒方神社の説がある)には境内社として模擬天守閣が築かれたさいに分祀された豊国神社があり、豊臣秀吉が祀られている。<br />―――――――――――― Wikipedia より

    墨俣城

    築城時期は不明である。
    長良川西岸の墨俣の地は交通上・戦略上の要地で、戦国時代以前からしばしば合戦の舞台となっていた(墨俣川の戦い)。
    斎藤氏側で築いた城は斎藤利為らが城主を務めた。
    また、1561年(永禄4年)ないし1566年(永禄9年)の織田信長による美濃侵攻にあたって、木下藤吉郎がわずかな期間でこの地に城を築いたと伝えられている。
    これがいわゆる墨俣一夜城であるが、不明な点が多く、様々な議論がある。

    現在、墨俣城跡の北西側は一夜城跡として公園に整備されている。
    公園内には大垣城の天守を模した墨俣一夜城歴史資料館が建てられているが、史実上の外観とは異なる。また、公園内にある白鬚神社(式内社荒方神社の説がある)には境内社として模擬天守閣が築かれたさいに分祀された豊国神社があり、豊臣秀吉が祀られている。
    ―――――――――――― Wikipedia より

  • 墨俣城・桜<br /><br />この堤防は、まさしく桜の名所です。<br />今年は開花が早くて、全てが葉桜状態ですけれどね。<br />桜のトンネルとして、とみに有名なんですよ。<br />お城周りにも、結構な本数が植えられていますしね。

    墨俣城・桜

    この堤防は、まさしく桜の名所です。
    今年は開花が早くて、全てが葉桜状態ですけれどね。
    桜のトンネルとして、とみに有名なんですよ。
    お城周りにも、結構な本数が植えられていますしね。

  • 前方に見えてきました。<br /><br />「なんだ、あれ?」<br />「木曽三川公園の展望タワーだよ」<br /><br />そうか、あれが…。<br />昔々、子どもたちに行きたいと言われた記憶があります。<br />当日に雨が降り出して、「また今度な」で終わった気がします。<br /><br />母親の入れ知恵だったようで、本人たちの希望ではなかったようです。<br />それが証拠に、二度と口にすることはありませんでしたから。<br />

    前方に見えてきました。

    「なんだ、あれ?」
    「木曽三川公園の展望タワーだよ」

    そうか、あれが…。
    昔々、子どもたちに行きたいと言われた記憶があります。
    当日に雨が降り出して、「また今度な」で終わった気がします。

    母親の入れ知恵だったようで、本人たちの希望ではなかったようです。
    それが証拠に、二度と口にすることはありませんでしたから。

  • ソーラーアーク(Solar Ark)は、三洋電機が2002年に開館した太陽光発電施設である。<br />会社設立50周年記念事業として2001年(竣工は12月21日)に岐阜事業所に建設された。<br />太陽電池科学館が併設されている。<br />太陽電池パネルは2000年に同社の太陽電池出力表示問題で回収したものが使用されている。

    ソーラーアーク(Solar Ark)は、三洋電機が2002年に開館した太陽光発電施設である。
    会社設立50周年記念事業として2001年(竣工は12月21日)に岐阜事業所に建設された。
    太陽電池科学館が併設されている。
    太陽電池パネルは2000年に同社の太陽電池出力表示問題で回収したものが使用されている。

  • 下から見上げたソーラーアーク

    下から見上げたソーラーアーク

  • 桑名東インターから入りました。<br />ETCは便利ですね、スイスイですもんね。<br />ただね、Nは慣れているでしょうけれど、わたしは滅多に遭遇しないんですよね。<br />スピードをね、落としてはいるんでしょうけど、ゲートが上がらないのに入っていくわけですよ。<br />危ない! と、思わず思っちゃうんですよ。<br /><br />

    桑名東インターから入りました。
    ETCは便利ですね、スイスイですもんね。
    ただね、Nは慣れているでしょうけれど、わたしは滅多に遭遇しないんですよね。
    スピードをね、落としてはいるんでしょうけど、ゲートが上がらないのに入っていくわけですよ。
    危ない! と、思わず思っちゃうんですよ。

  • 高速に乗り上げてすぐにの会話です。<br />「トイレ、トイレ」<br />「それじゃ、御在所に入るわ」<br /><br />まいりました、ほんと。<br />駐車スペースが空いていないんですよ。<br />PA自体が小さいと言えば小さいですかね。<br />グルグルと二回ほど回りましたが、やっと空いたというわけで。<br /><br />「混んでるか、こりゃ」<br />「かも、な」<br />が、意外にもトイレは空いていました、ホッとしましたよ。

    高速に乗り上げてすぐにの会話です。
    「トイレ、トイレ」
    「それじゃ、御在所に入るわ」

    まいりました、ほんと。
    駐車スペースが空いていないんですよ。
    PA自体が小さいと言えば小さいですかね。
    グルグルと二回ほど回りましたが、やっと空いたというわけで。

    「混んでるか、こりゃ」
    「かも、な」
    が、意外にもトイレは空いていました、ホッとしましたよ。

  • 先に食券を買って、奥の座敷に通らされました。<br /><br />面倒な…と思いましたが、これが大正解! <br />川縁だということを忘れていました。<br />絶景です、絶景です。<br /><br />窓から五十鈴川が見えて、更にはうっそうと茂る樹木が目に入りました。<br />秋の紅葉の時期なんかだと、綺麗じゃないですかね。<br />その時期に行かれるようでしたら、是非にも中井屋さんで奥の座敷から眺めるのも一興だと思いますが。

    先に食券を買って、奥の座敷に通らされました。

    面倒な…と思いましたが、これが大正解! 
    川縁だということを忘れていました。
    絶景です、絶景です。

    窓から五十鈴川が見えて、更にはうっそうと茂る樹木が目に入りました。
    秋の紅葉の時期なんかだと、綺麗じゃないですかね。
    その時期に行かれるようでしたら、是非にも中井屋さんで奥の座敷から眺めるのも一興だと思いますが。

  • これが伊勢うどん…ですか…<br />まったく汁がありませんね。<br /><br />二人は、まるで表情が変わりません。<br />知っていたんですね、これだと。

    これが伊勢うどん…ですか…
    まったく汁がありませんね。

    二人は、まるで表情が変わりません。
    知っていたんですね、これだと。

  • 青のりの瓶詰めを買い求めていました。<br />それが、ないんです。<br />白いポリ袋入れてもらっていたのですが、手に持っていないんです。<br /><br />順を追って考えました。<br />「あっ! トイレだ」<br />そうなんです、トイレに置き忘れたようなんです。<br />結構な距離があります。<br />運(?)が付いている青のりです、諦めました。<br /><br />ところがお腹が臨月状態でしてね、あれ? と思ったんです。<br />ポロシャツの上にベストを着込んでいるのですが、あまりの膨れように…。<br /><br />確かにウエストポーチを着けてはいます。<br />ですが、明らかに横に広がりすぎです。<br /><br />もしやと思い、手を入れてみました。<br />ガサガサと音がしてl…ハハハ、出てきました。<br /><br />そうでした、歩くのに邪魔になると思い、お腹の中に鎮座してもらっていたのです。<br /><br />「お前なあ‥‥」<br />呆れ顔の二人をよそに、<br />「俺がそんなどじを踏むわけないだろうが」<br />と、胸を張ったりして。内心は、ホッでしたがね。

    青のりの瓶詰めを買い求めていました。
    それが、ないんです。
    白いポリ袋入れてもらっていたのですが、手に持っていないんです。

    順を追って考えました。
    「あっ! トイレだ」
    そうなんです、トイレに置き忘れたようなんです。
    結構な距離があります。
    運(?)が付いている青のりです、諦めました。

    ところがお腹が臨月状態でしてね、あれ? と思ったんです。
    ポロシャツの上にベストを着込んでいるのですが、あまりの膨れように…。

    確かにウエストポーチを着けてはいます。
    ですが、明らかに横に広がりすぎです。

    もしやと思い、手を入れてみました。
    ガサガサと音がしてl…ハハハ、出てきました。

    そうでした、歩くのに邪魔になると思い、お腹の中に鎮座してもらっていたのです。

    「お前なあ‥‥」
    呆れ顔の二人をよそに、
    「俺がそんなどじを踏むわけないだろうが」
    と、胸を張ったりして。内心は、ホッでしたがね。

  • すぐ近くに赤福さんがありました。<br />入るか? とHの目が誘います。<br />「やっぱり、本店でしょ」<br />「混んでるぞ、きっと」

    すぐ近くに赤福さんがありました。
    入るか? とHの目が誘います。
    「やっぱり、本店でしょ」
    「混んでるぞ、きっと」

  • 四つ角になっていましたが、向かい側も赤福さんなんですね。<br />ものすごい行列でして、ほら見ろとばかりにHが私を見ています。<br /><br />肩をすぼめるしかありませんでした。<br />店の入り口に、大釜が二つありました。<br />昔は、この釜でお餅を炊いていたのでしょうね。<br />はいはいはい。中に入れと手で呼んでいます。<br />そうですよね、一人が代表で買えば良いことですがね。<br /><br />おおっと、ただっ広い座敷ですね。<br />上がらせて、もらえませんわ。<br />中もまた、ぎゅうぎゅう詰めです。<br />上がり際にチョコンと腰掛けて、しばし待ちましょうか。

    四つ角になっていましたが、向かい側も赤福さんなんですね。
    ものすごい行列でして、ほら見ろとばかりにHが私を見ています。

    肩をすぼめるしかありませんでした。
    店の入り口に、大釜が二つありました。
    昔は、この釜でお餅を炊いていたのでしょうね。
    はいはいはい。中に入れと手で呼んでいます。
    そうですよね、一人が代表で買えば良いことですがね。

    おおっと、ただっ広い座敷ですね。
    上がらせて、もらえませんわ。
    中もまた、ぎゅうぎゅう詰めです。
    上がり際にチョコンと腰掛けて、しばし待ちましょうか。

  • 来ましたよ、来ました。<br /><br />膝の上にお皿を乗っけて、いただきまーす、と。<br />まずは、お茶をいただきまして。<br />それから…三、個でいいんですかね。<br />赤福餅を、口に頬張ります、と。<br /><br />「甘〜〜〜い」<br />これを三個も、ですか? <br />二個で十分、と思いつつも、平らげちゃいました。<br />口の中で、あんころちゃんが暴れ回ってます。<br />お茶で口をゆすいで、と。

    来ましたよ、来ました。

    膝の上にお皿を乗っけて、いただきまーす、と。
    まずは、お茶をいただきまして。
    それから…三、個でいいんですかね。
    赤福餅を、口に頬張ります、と。

    「甘〜〜〜い」
    これを三個も、ですか? 
    二個で十分、と思いつつも、平らげちゃいました。
    口の中で、あんころちゃんが暴れ回ってます。
    お茶で口をゆすいで、と。

  • おうおう。<br />Nが、お土産用にと買い求めていました。

    おうおう。
    Nが、お土産用にと買い求めていました。

  • 着きました、着きました。<br /><br />松阪牛焼き肉「一升びん」が敷地内にあるということで、ここに決めました。<br />宿泊料も、スタンダードシングル(朝食付き)で、5120円(税込み)とお得でしたしね。<br /><br />ビジネスホテルですから、部屋が狭いのは覚悟しなくちゃいけません。<br />また、温泉もありません。

    着きました、着きました。

    松阪牛焼き肉「一升びん」が敷地内にあるということで、ここに決めました。
    宿泊料も、スタンダードシングル(朝食付き)で、5120円(税込み)とお得でしたしね。

    ビジネスホテルですから、部屋が狭いのは覚悟しなくちゃいけません。
    また、温泉もありません。

  • 「本店だよな、すき焼きあるよな」<br />どうもね、Hが、まだすき焼きにご執心でして。<br />確認しましたよ、中に入って。<br />店員さんの弁です。<br />「ここじゃありません、はなれの方です」<br /><br />本店の真向かいに、はなれがあるらしいんです。<br />着いたときに見つけましたけど、営業している雰囲気がなかったんですよ。<br />「ご予約されてます? ちょっと確認しますね」<br />予約と言われても、「五時までですので」って、言われたんですよね。<br />予約できなかったんですよね。<br /><br />「これから準備しますから、三十分ほど待って貰えますか?」<br />後光が差して見えましたよ、ほんとに。<br />「はいはい。一時間でも待たせて貰いますよ」<br />ということで、はなれに入らせてもらいました。

    「本店だよな、すき焼きあるよな」
    どうもね、Hが、まだすき焼きにご執心でして。
    確認しましたよ、中に入って。
    店員さんの弁です。
    「ここじゃありません、はなれの方です」

    本店の真向かいに、はなれがあるらしいんです。
    着いたときに見つけましたけど、営業している雰囲気がなかったんですよ。
    「ご予約されてます? ちょっと確認しますね」
    予約と言われても、「五時までですので」って、言われたんですよね。
    予約できなかったんですよね。

    「これから準備しますから、三十分ほど待って貰えますか?」
    後光が差して見えましたよ、ほんとに。
    「はいはい。一時間でも待たせて貰いますよ」
    ということで、はなれに入らせてもらいました。

  • 「こちらのお席へどうぞ」<br />素敵なお声でした。まさしく、鈴の声です。<br />「無理を言ってすみません」<br />「とんでもございません。ご用意に少々お時間をいただきまして、相済みません」<br />なんて腰の低い女将さんなんでしょう。<br />ほんとに、後光がさして見えますです、はい。<br />万が一、がらがら声だったとしても、鈴の声に聞こえたと思いますよ。<br /><br />えっ、えっ、ええっ!<br />写真に写っている席ですがね。<br />手前の方、窓側の席でしたよ。

    「こちらのお席へどうぞ」
    素敵なお声でした。まさしく、鈴の声です。
    「無理を言ってすみません」
    「とんでもございません。ご用意に少々お時間をいただきまして、相済みません」
    なんて腰の低い女将さんなんでしょう。
    ほんとに、後光がさして見えますです、はい。
    万が一、がらがら声だったとしても、鈴の声に聞こえたと思いますよ。

    えっ、えっ、ええっ!
    写真に写っている席ですがね。
    手前の方、窓側の席でしたよ。

  • ああ、来ました、来ました。<br />「お待たせしました、A4の松阪牛でございます」<br />板前さん風のお兄さんが、接客です。<br />どうやら、特有の食べ方を伝授していただけそうです。<br /><br />「今日のお肉は、とても良いお肉です。A4と言いましても、これほどに霜降り状態のものは珍しいです」<br />ほんとに嬉しそうな顔で、教えてくれます。<br /><br />「一枚ずつ食べて頂きます。脂身を鍋にひきます」<br /><br />こまかな注意事項を教えてもらいました。<br />ざっくり言いますと、煮えにくい野菜類は先に鍋に入れる。<br />肉は、一枚ずつ鍋に入れ食べる。<br />割り下は、鍋が焦げ付かない程度の量にする。

    ああ、来ました、来ました。
    「お待たせしました、A4の松阪牛でございます」
    板前さん風のお兄さんが、接客です。
    どうやら、特有の食べ方を伝授していただけそうです。

    「今日のお肉は、とても良いお肉です。A4と言いましても、これほどに霜降り状態のものは珍しいです」
    ほんとに嬉しそうな顔で、教えてくれます。

    「一枚ずつ食べて頂きます。脂身を鍋にひきます」

    こまかな注意事項を教えてもらいました。
    ざっくり言いますと、煮えにくい野菜類は先に鍋に入れる。
    肉は、一枚ずつ鍋に入れ食べる。
    割り下は、鍋が焦げ付かない程度の量にする。

  • さささ、さあ! <br />それでは、お肉を入れましょうかねえ。<br />霜降りたっぷりの、A4ですかね。<br />もう、生唾ゴックン、ですがね。<br /><br />「うーん。やわらかい〜ぃ」<br />「割り下が、なんとも言えんなあ」<br />二人とも、目を細めています。<br />「やっぱり、ブランド牛ともなると、当たり外れがないよな」<br />「地産地消も、あるぞ」<br /><br />私の感想。<br />「美味い!」<br />「柔らかい、割り下が邪魔をしない、あっさりしている、肉の味が分かる」<br /><br />というところで、あっという間に、肉を平らげました。<br />私と言えば、割り下の染みこんだ野菜も美味しく感じられました。<br />味音痴は、撤回します。<br />やっぱり、美味いものは美味いです。<br />

    さささ、さあ! 
    それでは、お肉を入れましょうかねえ。
    霜降りたっぷりの、A4ですかね。
    もう、生唾ゴックン、ですがね。

    「うーん。やわらかい〜ぃ」
    「割り下が、なんとも言えんなあ」
    二人とも、目を細めています。
    「やっぱり、ブランド牛ともなると、当たり外れがないよな」
    「地産地消も、あるぞ」

    私の感想。
    「美味い!」
    「柔らかい、割り下が邪魔をしない、あっさりしている、肉の味が分かる」

    というところで、あっという間に、肉を平らげました。
    私と言えば、割り下の染みこんだ野菜も美味しく感じられました。
    味音痴は、撤回します。
    やっぱり、美味いものは美味いです。

  • 「うーん」<br />それぞれに、満足感いっぱいです。<br />の筈なんですが、Hが突然に<br />「違う、違うだろうが」<br />と、眉をひそめます。<br /><br />「どうした?」<br />「A5を食べに来たんだろうが」<br /><br />口にしなかった言葉を、Nが…。<br />「そうだけど‥‥」<br />分かっています、そのために松阪市を選んだのです。<br /><br />でも、でも、でも‥‥<br />値段を見て、躊躇したのです。<br />明らかに、予算オーバーです。<br /><br />「よし! ひと皿、食べようや。心配するな、奢りだ」<br /><br />問題ありません、文句ありません。<br />わたしは、もろ手を挙げて賛成です。<br /><br />「なんだ、こりゃ!」<br />素っ頓狂な声を、Hが挙げます。<br />「食べてみろよ、早く」<br />やはりね、すぐには手が出ませんでした。<br /><br />「えっ! 肉だよな、これ。なんで? なんで、甘いんだ?」<br />柔らかいとか、舌にのせたとたんに溶けるとか、<br />そんな表現では伝えられません。<br /><br />そんな当たり前の言葉なんか、どこかにいっています。<br />信じられないことですが、旨味ではなく、あま〜いんです。<br /><br />たれのせいではありませんて。<br />だって、A4の肉では感じなかったものなんですから。<br />「すき焼きで正解だ!」<br /><br />もしも、松阪牛を食されることがありましたら、<br />是非にも、一度だけでも[A5]を食してください。<br />是非にも、焼き肉ではなくすき焼きで。<br />

    「うーん」
    それぞれに、満足感いっぱいです。
    の筈なんですが、Hが突然に
    「違う、違うだろうが」
    と、眉をひそめます。

    「どうした?」
    「A5を食べに来たんだろうが」

    口にしなかった言葉を、Nが…。
    「そうだけど‥‥」
    分かっています、そのために松阪市を選んだのです。

    でも、でも、でも‥‥
    値段を見て、躊躇したのです。
    明らかに、予算オーバーです。

    「よし! ひと皿、食べようや。心配するな、奢りだ」

    問題ありません、文句ありません。
    わたしは、もろ手を挙げて賛成です。

    「なんだ、こりゃ!」
    素っ頓狂な声を、Hが挙げます。
    「食べてみろよ、早く」
    やはりね、すぐには手が出ませんでした。

    「えっ! 肉だよな、これ。なんで? なんで、甘いんだ?」
    柔らかいとか、舌にのせたとたんに溶けるとか、
    そんな表現では伝えられません。

    そんな当たり前の言葉なんか、どこかにいっています。
    信じられないことですが、旨味ではなく、あま〜いんです。

    たれのせいではありませんて。
    だって、A4の肉では感じなかったものなんですから。
    「すき焼きで正解だ!」

    もしも、松阪牛を食されることがありましたら、
    是非にも、一度だけでも[A5]を食してください。
    是非にも、焼き肉ではなくすき焼きで。

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