どっかいきたいな　エンジェルフォール

2015/06/04 - 2015/06/07

4連休！！

職場の同僚と男3人の旅行です。

行先はいろいろ希望もあったけど、南米にいる間に絶対に行っておきたいと思っていたエンジェルフォール、調べたら基本2泊3日の現地ツアーに参加するものらしいので、現在在住のブラジルからだと5連休が必要なのであきらめかけていましたが、いろいろ調べると1泊のツアーもあることが判明。
旅行シーズンは6月からの川の水位が上がる雨季ですって。

それならエンジェルフォールにはいつ行くの？

『いまでしょ！！！』

結果やっぱりかなり時間的には厳しい旅で、遭難（？）の危険性もあるのではというところもありましたが、いってよかった！！

エリア カナイマ(ベネズエラ)

コロンビア　ボコダ経由で
ベネズエラ　カラカス空港に到着。

悪名高きカラカスに少々ビビッてます。

カラカスの町は空港からは山を越えた向こうらしい。

空港の周りは山の斜面に、ブラジルでいうところのファベイラみたいなあまり治安がよろしくないような街並みが広がる。

カラカスからは国内線でプエルトオルダスに移動です。

国際線ターミナルから国内線ターミナルには外を移動、この移動も危険みたいな投稿をネットで見たのでちょっとビビっていたけど、それほどでも。

でもどこにも国内線ターミナルの方向案内がなく不安が募る。

国内線ターミナルに到着して次のミッションは両替。
闇両替です。2，3人話を聞いてこれが底値なのかなって人で両替。
3人でとりあえず100ドル両替したら札束が５つ。
財布入らん！！！
みんなどうやって持ち歩いているの？？

プエルトオルダス到着後は車でシウダードボリバルに移動です。

移動とシウダードボリバルの宿泊はエンジェルフォールツアーを申し込んだGEKKOツアーに依頼しました。

到着は夜10時ごろ。明日も早いぞさっさと就寝。。。

ホテルはシウダードボリバル郊外の広い敷地でのんびりとしたところ。
時間がある旅行者なら連泊してもいいのかな。

我々は急ぎ旅の旅、朝６時に出発です。

GEKKOツアーは空港内にオフィスがあります。
いくつかの旅行社に問い合わせた結果、レスポンスの早いこの旅行社に依頼しました。

フライトまで時間があるので、空港の外に出て朝食を食べれるところを探すもなにもなし。

結局空港内のレストランで朝食。

Sushi Bar？？

越前水母？？

朝はサンドイッチみたいなものしかなかったけど、、、

いよいよカナイマにフライト。

セスナと聞いていたのでもっと小さい飛行機かと思ったけど、１８人乗りのそれなりの大きい飛行機でした。

ちょっと残念、ちょっと安心。

１泊のツアーはカナイマに着いたら早速出発です。

トラックを改造したような車でボート乗り場まで出発。

ボート乗り場までの途中に滝の展望台があります。

水の色が、葉っぱとかのタンニンがシミだしてこんな色になるみたいです。

ボート乗り場はこの滝のちょっと上流、船出したもののエンジンが壊れたりしたらこのまま滝にのまれるのでは。。。。

と、下らない想像をしてしまう。

ボートで出発と思いきや、すぐに上陸で1時間ほど歩きます。

船は進めないのかと思いきや、急流地区なので人をおろしてから、荷物はそのままで先回りするようです。

道の途中で格闘中

なんだかかわいそうだけどこれが自然の摂理。

川をどんどんさかのぼっていくと、失われた世界に出てくるような山が見えてくる。

時にはこんな急流ものぼる、こんな船旅が4時間もつづく。。。

食事はどうなるのかとおもったら、サンドウィッチが配られて、走り続けるボートの中でかぶりつく。

最後にこんな難所を抜けたら船旅のゴールです。

もう時刻は15時ごろ、エンジェルフォールが見える展望台まで1時間ほど歩くとのことです。

この歩きが結構、いやかなりつらい、、、

日頃の運動不足もあるけど、思っていた2倍くらいの距離があった様に感じました。

ようやく滝の全景が見えました！！！

上のほうは少しかすんでいるけどかなりの標高差。

かすみが取れて滝の落ち口が短い時間ですが見えた。

ここまで来るのに小一時間ほどかかったがここがゴールじゃないんです。

泳げると聞いているので海パンを履いて来ているが、ここでは泳げない、もっと先に泳げる場所があるはず。

でもここからが辛かった。道は登りだし、なかなかつかないし、、、、

ようやく到着。もう時間は16時過ぎ、日がだいぶ傾いてきたけど大丈夫なのか？

でもせっかく来たので水遊び。

水はこの時点でもう赤いんだね。タンニンが染み出すって山の上での話なのかな？

そろそろ帰らないとまずいんじゃない？日もだいぶ傾いてきたし。。。
17時くらいに出発。

日が傾いてくるとジャングルの中はほとんど光が届かない。そのうち完全に日が暮れて真っ暗。真っ暗のジャングルの中を歩き続けてようやく戻ってきました。

正直遭難してもおかしくない状況、先進国では問題にされるような危険なツアー内容だと思うけど。。やはり１泊のツアーでは時間的に無理があるんだろうな。

ようやく宿泊所に到着。無事にたどり着いてよかった・・・

食事はチキン、疲れた体にチョーうまかった。

宿泊場はこんな感じ。

夜中に発電機を止めるとホント漆黒の闇。天気は悪いので月も星も出てないし全く光が出るものがないとどんだけ目を開いていても全く目が慣れてこないし、見えてこないものなんですね。

我々が止まっているのはKapakの宿泊場。

日が上がってくると同時に目が覚めて、何もすることがないのでちょっと散歩してみるかな。

日の出前

今日は晴れるだろうか？

宿泊場から5分ほど歩くと、、、ナント！！

エンジェルフォールここからスゲー綺麗に見れるじゃん。

天気も晴れててサイコーの景色。

遭難の危機を冒してまで歩かなくてもここでも十分かもな。

朝食

たぶんコーンの粉で作ったパンが結構うまし。

今日は天気が良くてサイコー

逆さ”失われた世界”

天気がいいので日焼けしました。

同行者のT氏は帽子ではなくサンバイザーをつけていたら頭頂部のみ日焼けして頭皮の皮がむけていました。

帰りは川下りなので速い速い

途中で滝遊びの時間があります。

修行するぞ
修行するぞ
修行するぞ
修行するぞ
修行するぞ
修行するぞ

カナイマに到着して、遊覧飛行の営業を受けました。

もちろん参加、一人60ドルです。

6人取のセスナです。

飛び上がるとすぐに滝が見える。

昨日4時間かけてさかのぼった川の上空を飛んでいく。

席はパイロットのとなり。

パイロットが気を失った時には私が何とかしなくてはならないのか？

一応万が一に備えて操縦を見て覚えようとする。

上空から見る滝もすごい迫力。

でも写真では迫力をなかなか表現できないな。。。

遊覧飛行からカナイマに戻ってきました。

これからシウダードボリバルに向かうわけですが、遊覧飛行の6人乗りのセスナにそのまま乗って帰るそうです。

空港にはこんな飛行機もとまってましたが、飛ぶのかな。。。。

カナイマからシウダードボリバルに向かう1時間のフライト

6人乗りのセスナでの1時間のフライトは正直、、、怖い、、、

雲に入ると周りが真っ白で揺れるんですよね。

大きい飛行機に乗っているときは気づきませんが、運転席からも全く視界が見えないという様子は恐怖を生みます。

雲から出ているときの風景は最高なんですけどね。

カナイマからそのままカラカスまで戻ってきました。

カラカスは街並みは治安が悪く、空港から遠いっていうこともあり、空港近くのマリオットホテルに泊まりました。

次の最終日は海が見えるホテルで出発までのんびり

プールで泳いで、ジムで走って、

高級ホテルでのんびり

朝食もホテル朝食をいただきました。

にゃんこも狙ってます。

4日間の休みで、かなりあわただしい旅でした。
この旅だけで9回も離陸、着陸をしました。
今月は出張も含め12回のフライト、自己新記録かな。