サントリーニ島の イアからフィラへのエーゲ海の青を楽しむハイキング

2015/06/19 - 2015/06/19

サントリーニ島といえば今から3500年前に火山が大爆発を起こして、その外輪山の崖の縁にへばりつくように建つお洒落な白壁の建物、青いドームのチャペルとその横には、鐘楼が、、 と大人気の観光地で、熱心なファンは3,4日居てもマダマダ不足らしいすが。
反面、半日も居るとイアもフィラも町中は (どこでも絵になるんだけど) 同じ風景で飽きちゃった、などと言う、人もいるとか。
そこで、お洒落なカフェやレストランで時間をすごしたり、地球の歩き方に載っている、マイナーな博物館とか、遺跡、ワイナリー見学になるのですが！

行動派には、エーゲ海の青い海の絶景を見ながらサントリーニ島の外輪山をグルリと歩くハイキングコースも有るのです
ここで紹介するのは北の町 イアから港の有るフィラまでの外輪山の縁を歩く 約11Kmのハイキングです

エリア サントリーニ島(ギリシャ)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.5

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

参照したサイトは
http://www.wikiloc.com/wikiloc/view.do?id=476275
フィラはイアより高度が70M高く、イア-->フィラは70mを登る(逆は下る)コースですがバスの時間等を考えて
あえて登るコースにしました。

フィラのケーブルカーの上から出発です
眼下の海には、大型のクルーズ船が停泊中

まず、フィラ-->イアをバスで移動します
バスは20分毎に出ていて, 時刻表は
http://ktel-santorini.gr/ktel/index.php/en/services-eng/timetable-summer-eng

30分後 イアの町に着きます

バスを降りてイアの町に入り海を望む第一番目の絶景ポイントに来ると、遠くにフィラの町と、クルーズ船が見えます

あそこまで、歩きます

イアの町の先端に有る、砦の展望台(矢印)がこのハイキングの出発点です

イアの町を通り

幾つかのイア定番の絶景ポイントを眺めながら

絶景ポイント、夕日ポイントとして、名高い砦に着きました

イアの町です

これ以上の下には無理というレベルまで、町が張り付いています

崖下には港があり、たくさんのヨットが停泊

ハイキングコースは、町を通り過ぎて、後ろの2つの山の頂を通って フィラまでです

フィラへの遊歩道の道標

道は分かり易いので心配はいりません
途中、ピークの巻き道がありますが、常に海側の稜線が正解

町中を過ぎるとこんな感じ、店は有りませんが、ほとんどの家が民宿をやっています

石畳の道を進みます

町を外れ、山に登り始るとイアの町の全容が望めます

イアは本当に白い街です

途中には、休憩の椅子+テーブルを備えた絶景ポイントも

道の両脇には、いろいろな花が咲いています

アザミ

迷いやすいところは、矢印の道標が
右の小道は、海まで下がる様です

結構大勢の人が歩いています
山の地平線(実際は中腹)に、小屋が見えます

フィラの町とクルーズ船

山の中腹からの、イアの町の全景

火口の反対側は結構平地で、畑が広がります
これだけ平地があるのに、なぜ、火口の外輪山の絶壁の上に町を作ったのでしょうか

岡の上には、チャペル風の建物と鐘楼が

海がの青がすごくて、サングラスをしているのがもったいない

ドンキーに乗って、山登りの親子ずれに合いました

ハイキング・コースは整備されているのですが、ドンキーの落し物があちこちに散乱しています。

ハイキング･コースは この稜線沿いに続きます

フィラの町の北のはずれが、近づきます

鞍部に ドンキー乗りの、センターがあり、ドンキーが約10匹居ました。
この辺りが中間点で、しばらくバス通りを歩きます

ホテルが2件くらい有り、ここまでタクシーで来てフィラまたはイアまでのハイキングをする人も、居ました（バス亭も有ると思うのですが未確認)

絶壁の脇を遊歩道が続きます、落下防止の安全柵はありませんでした

ドンキー・センター辺りから参加の人も居て、又ハイキングの人数が増えました
渋滞するほどでは有りませんが結構大勢が人数が歩いています
フランス人、ドイツ人、アメリカ人がいました

一部は車道を車と一緒に歩く事になりますが、要所には道標があります

又、遊歩道になります
この先が二股で真っ直ぐ道なりは巻き道となります、天気がよければ、右の海側の急なジグザグの登りが正解

結構、大きな新開発のリゾートホテルが
自然保護地区に、規制の合間をくぐって建てた違法建築っぽいですが、一応サントリーニの雰囲気を保っています

この辺りが一番きつい急斜面ですが、道は整備されています

イアの町が遥かに遠くなり

フィラの町(北側の村)がもうすぐです

コース上で一番高い岡の頂上にも、チャペル風の小屋が
でも、よく見ると、避難小屋とか、このあたりの環境整備のための作業道具置き場みたいです。
コース上に3箇所同じような小屋がありますが、ここで結婚式とか、ミサは有り得ないですね。

鐘まで付いています、嵐の時には、カンカン鳴るのでしょう

フィラの町の北側がもうすぐ

このあたりも新開地で、近代的だがそれなりの、サントリーニ仕様のリゾート・ホテルが立ち並びます

最後の登り坂

フィラの町の北端に到着

今までのコースを振り返ります
あの先のイアから、火口の稜線を歩いてここまで来たのです

海の青さが、名残惜しいですが町へ入ります

このあたりは未だ、観光地ではなく生活臭のある住宅地

おなじみの風景とクルーズ船

サントリーニの景色です

観光ゾーンに入りました

この風景もどこかの写真に出てたなーー

本日の出発点だったフィラのケーブルカーの駅の上からフィラの町を見て、ハイキング終了
途中の休憩、食事を含めて4時間を越えました

結果論ですが、太陽の位置の関係で、午前ならフィラ発、午後はイア発が正解
早朝は火口側が日陰になるので、エーゲ海の青色は楽しめません

日陰がないので帽子と水必須、靴はスニーカで十分
イアとフィラの町中以外コース上には、売店トイレ無し
天気が晴れでなければ、お勧めしません。

海の中の温泉で泳ぎたいなら別ですが、火口の小島にわたって、火山ハイキングツアー(私は行っていませんが)よりはこちらのハイキングの方が、いいと思います

この旅行記へのコメント （2）

• salsaladyさん 2015/12/30 12:33:47

  これぞサントリーニの真髄？！

  ☆Thanks for your visit to my travel report ?!
  
  此方に比べると上っ面だけの美しさを愛でて、写真を撮って、美味しいワインをtastingして。。。恥ずかしいようなサントリーニ観を恥じつつ？
  
  実は『観光を除けば何もないような崖っぷちの島へ青と白のバランスで人々を惹きつける景色を導入したのは何時頃からだろうな？』と不思議にも思っていました。
  
  クルーズで近づくときに大昔の火山の爆発で出来たことは承知しましたが？
  
  何と言っても色彩美の素晴らしさは得も言われぬ姿ですものね！〜感謝〜

• salsaladyさん 2015/12/30 12:33:47

  これぞサントリーニの真髄？！

  ☆Thanks for your visit to my travel report ?!
  
  此方に比べると上っ面だけの美しさを愛でて、写真を撮って、美味しいワインをtastingして。。。恥ずかしいようなサントリーニ観を恥じつつ？
  
  実は『観光を除けば何もないような崖っぷちの島へ青と白のバランスで人々を惹きつける景色を導入したのは何時頃からだろうな？』と不思議にも思っていました。
  
  クルーズで近づくときに大昔の火山の爆発で出来たことは承知しましたが？
  
  何と言っても色彩美の素晴らしさは得も言われぬ姿ですものね！〜感謝〜