台湾旅行記～2015 彰化県鹿港鎮編～

2015/05/20 - 2015/05/23

久しぶりの台湾に行ってきました。
今回は、初めて台中、台南、高雄と訪問しました。
気づけば、梅雨の時期…。
少し前には、早すぎる台風でヒヤヒヤもしましたが、桃園から南下することで、また違った台湾を見る事が出来ました。

1日目…台湾旅行記～2015 台中市編～その1
2日目…台湾旅行記～2015 台中市編～その2→鹿港(九曲巷・龍山寺・古市街・摸乳巷・天后宮)散策→台中(駅界隈)散策→台南(泊)
3日目…安平界隈散策→台南(赤かん楼・林百貨・神農老街・花園夜市）界隈(泊)
4日目…台南→高雄(高雄85ビル)→高雄空港→関西空港

エリア 鹿港(台湾)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.5
• グルメ: 3.0
• 交通: 3.0

• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

●鹿港行きバス停

ホテルの近くのバス乗り場から、鹿港へ移動します。
サインが出ています。

●和欣客運カウンター

このカウンターで切符を購入して乗り込みました。

●鹿港行きバス

バスは、約15人乗りくらいの小さなバス。
最終的には、満席になりました。

●そごう

鹿港に向かう途中、そごうが見えました。
台中駅から結構離れています。
台中って、街が大きすぎます！

●鹿港

鹿港“ルーガン”と読みます。
台中公園近くのバス停から、約1時間ほどかかったと思います。
つく直前、“帰ってきた…”と、独り言を日本語でつぶやくおじいさんがいました。
日本統治時代の教育の名残なんでしょうね。

●ランタン＠鹿港

道端に沢山のランタンがぶら下がっていました。

●第一市場界隈

突当たりの白い建物は、市場です。

●第一市場界隈

何だか、とってもアジア、
生臭い匂いやら、色んな匂いが漂ってきます。

●第一市場界隈

いいですね、フルーツの風景。
マンゴーもありますぞ。

●“田都元師”な門

“田都元師”とは、演劇や音楽の神様なんだそうです。

●猪肉

お肉がぶら下がっています。
“台湾生鮮猪肉”
猪肉とは、豚肉のことです。

●九曲巷

鹿港で一番有名な路地裏にやって来ました。
入ってみます。

●九曲巷

レンガが続きます…。

●九曲巷

時折、緑が置いてあります。
それにしても、くねくねと曲がっています。

●九曲巷

カーブかかってたりもします。

●九曲巷

観光地の小道ですが、現地の人の民家と民家の間を進みます。
旧暦の中秋節が過ぎると、東北季節風が吹くことから、強風や砂埃を防ぐために作られた道なんだそうです。

●九曲巷

お隣の音が聞こえてくるような、日本でいうと昭和な空間。
とてもノスタルジックな空間です。

●十宜樓＠九曲巷

向かい合う建物をつないだ廊下のようなものを十宜樓というそうです。
昔は、ここでお酒を飲んだり、月を愛でたりしたようです。

九曲巷 旧市街・古い町並み

●案内板＠九曲巷界隈

案内板もしっかり出ています。
観光地として、きちんと整備されています。

●山門＠龍山寺

龍山寺にやって来ました。
台湾の1級古跡に指定されている寺です。
1653年に建立されたと伝えられており、1786年に現在の場所へ移されました。

対をなすようにガジュマルの木が美しいです。

●八卦藻井＠龍山寺

八卦藻井と呼ばれる天井。
釘1本も使われていないそうです。
“八卦”とは、邪気を鎮め、平安であること。

●五門殿＠龍山寺

山門と正殿の間に、五門殿。
ぱっと見、琉球を連想させました。
やっぱり中華圏の影響をよく受けているのですね。

●正殿＠龍山寺

正殿には、“観世音菩薩”が祀られていて、旧暦2月19日は観音媽の誕生日で盛大な祭りもあるようです。

正殿の屋根は、1999年の大地震で損害を受けたそうで、今も一部、修復中のようです。

龍山寺 寺院・教会

●おみくじと赤い木片＠龍山寺

この赤い木片みたことがある！
と、早々触ってしまいました。

木片1対を投げて、裏表が出たら、おみくじひいてよし！…だったですよね？

●線香立て＠龍山寺

2匹のドラゴンに見守られ…。
運気上がりそうですね。

●屋根の装飾＠龍山寺

正殿の上のドラゴン。
細かいな…。
色合いも綺麗です。

●老龍師肉包＠龍山寺界隈

ちょっと小腹も空いたとこで…。
肉包…、そうです、肉まんといきますか！
テンション、めちゃ上がりです(笑)！

●メニュー＠老龍師肉包

お店の人が、黙々と肉まんを包んでいました。
その頭上にあったメニュー。

●昔々の老龍師肉包＠老龍師肉包

えらい行列が出来てますね。
しかも、みんな、長袖だな…。

●肉包＠老龍師肉包

このお店の肉包。
割ってみました。
餡は甘目です。特殊な、独特な香辛料も入ってなく、何だか日本で食べる豚まんに、限りなく近い気がします。
1個じゃ物足りない〜！
めちゃくちゃ、僕好みで、美味かったです！

老龍師肉包 地元の料理

●鹿港観光マップ

マップもしっかり用意されています。

●摸乳巷

もう一つ、鹿港で有名な通りに行ってみましょう。

●猫

猫君も、摸乳巷に行きまひょか…。

●摸乳巷

ここも数名なスポットです。
狭いところで70cmほどの幅。
えらい落書きされて、看板が見え難いし(笑)。

摸乳巷 旧市街・古い町並み

●摸乳巷

途中、くぼみがあったりしましたが、基本、一人しか通れないです。
誰も来ないことを祈りつつ…。

●巨大なアロエ

市場界隈への移動中、路地に目をやると、巨大なアロエが…。
ここまで来ると、化け物みたいですね。

●蚯蚓龍山麺線糊＠第一市場界隈

今回の旅で、絶対に食べたかった麺線。
ざっくり言えば、にゅう麺みたいなものです。
前回、台北で食べた麺線が、かなりかなり美味しかったので、是非ともまた食べてみたかったのです。

●蚯蚓龍山麺線糊＠第一市場界隈

お持ち帰りの人は、ナイロン袋に入れて、縛ってくれます(笑)。
なんて、アジア…。

●麺線＠蚯蚓龍山麺線糊

やった麺線！
以前食べた台北の阿宗麺線の出汁が、カツオ出汁ガンガンで、めちゃくちゃ美味かったので、その感動を再び…と思って食べてみると、お〜違う、全く違う〜(笑)。独特な味がする…、またしても漢方かな？？？っと思いながらも、完食。
苦手なパクチーも完食してしまいました。
他のお店の麺線を食べて思うのは、台北の阿宗麺線、最高だったってこと〜！

●第一市場界隈

お腹も満たされたし…。
再び散策開始です！

●鹿港老街サイン

鹿港老街へやってきました。
この地区は、中国の泉州からの移民が集まって出来た街なんだそうです。

●鹿港老街

ちょっと朽ちた感じが、雰囲気を出しています。

●鹿港老街

もう観光地化されているのか、お店が非常に多いです。

●パグ＠鹿港老街

こんなとこでパグに会えるなんて…。
しかも、
“萌え犬”って書かれてます(笑)。
激しく同意しますがね！
Hi!って…。

●鹿港老街

夜になると、また雰囲気ががらりと変わるのだろうな…。

●廟

街中にどれだけ廟があるの？って思うくらい、廟と出合います。
廟もいいけど、ランタンが好きです(笑)。

●天后宮界隈

老街と対照的な、緑が印象的な道幅の広い通りに出てきました。

●天后宮

鹿港観光で、ここも外せません！
今日、訪れた観光スポットで、一番の人出でした。
左にファミマもあります。

鹿港天后宮 (新祖宮) 寺院・教会

●ランタン＠天后宮

ここにも、沢山のランタン！

●八卦藻井＠天后宮

龍山寺と同じく、ここにも八卦藻井と呼ばれる天井がありました。

●天后宮

天后宮とは媽祖を祀ってある廟のこと。
鹿港の天后宮は福建省の天后宮から迎えられた台湾最古の媽祖像を祀っています。
大陸から、媽祖像を直接迎え入れたお寺は、台湾本島でここだけなんだそうです。

●屋根の装飾＠天后宮

龍山寺同様、屋根の装飾、凝っています。

●天后宮

天后宮、奥に広いです。
2階に移動して、ランタンが更に近くなりました。
ここで、鹿港に来て、初めて日本人とすれ違いました。
多くの人が訪れるスポットなのですね。

●ランタン＠天后宮

ここでは、黄色のランタンが…。

●天后宮

建物の中、あらゆる所が、真っ黒なすすで覆われていました。
それほど、多くの人が訪れ、信仰されているのでしょうね。

●天后宮界隈

表参道的な通りなのかな？
ボーイスカウト的な少年少女の集団がいました。
台湾にもあるのかな？

●石敢當

沖縄でよく目にする石敢當。
魔物の侵入を防ぐと言われています。

●鹿港

散策するには、凝縮された見どころのある街でした。
この街に2時間いました。
ちょっと足早感もありますが、3時間も滞在すれば、結構満喫出来るのではないでしょうか？
おすすめです！