木組みの家の街並みを訪ねて

2015/05/23 - 2015/05/23

　木組の家の街並みを観にてツェレ、リューネブルグを訪れました。前日、訪問の予定でしたが、ＤＢのストライキの影響で翌日、土曜日になりました。滞在地ハンブルグより１時間余りで近くてたっぷりと時間があるのが何よりです。土曜日と云うことで、通りは屋台が並び人で賑わっていました。町全体がメルヘンチックな家の佇まいです。建築後の年数もかなり経っているようですが、手入れが行き届き衰えを感じさせません。そこに住む方達、訪れる方達の想いが保存状態を良くしているのではないでしょうか。一説には、「北ドイツの真珠」とも言われているようです。
天候が曇時々雨模様で、街並みの美しさを写真に収められなかったのが心残りですね。

　５月２３日　（ジャーマンレールパス利用）
　　　　　　　ハンブルグ発　　　　８：４０
　　　　　　　ツェレ　　着　 　　　　９：４０
　　　　　　　ツェレ　　発　　　　　１２：２６
　　　　　　　リューネブルグ着　１３：０４
　　　　　　　リューネブルグ発　１５：０３
　　　　　　　ダムトーア着　　　　１５：３０　

エリア ツェレ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

今回訪れた街のの位置関係を図示してみました。

アルスター湖に近い「アルスターホテル」は、ダムトーア駅まで歩いて５分程度ですが、朝の散歩を兼ねてハンブルグ中央駅まで歩いて到着です。

ハンブルク中央駅 駅

８：４０発のハノファー行きの電車は、ガラガラでした。これもＤＢのストライキの影響でしょうか。

１時間後、ツェレ駅に到着です。

ツェレ駅を出て、駅正面を見たところです。

駅からバーンホーフ通りを歩いて中心街に向かいます。

中心街へはゆっくりと歩いても１０分程度でしょうか。最初に木組みの建物が現れて、いよいよ中心街へと期待を膨らませてくれます。

何の木でしょうか、アカシヤ？色が違うようですし・・・。

旧市街へは、城を廻るようにして向かいました。緑が多く、散策路にもなっているようです。

ツェレ城 城・宮殿

カモがのんびりと餌をついばんでいました。「カモ・オン」と声を掛けたのですが、通じなかったのでしょう振り向いてくれませでしたね（笑い）

ツェレ城 城・宮殿

城の正面入り口です。１７世紀に建てられたもののようですが、正面に向かって右側の塔がルネッサンス様式、左側がバロック様式と解説されています。城内ツアーもあるようですが、時間の関係で入城しませんでした。

ツェレ城 城・宮殿

城前のバス停です。ここから乗車すると駅まで５分程度でした。

花の季節ですね。花屋の店先は、道路まで占拠していました。

ドイツ各地は、白アスパラガス（シューパーゲル）の季節です。６月２４日まで食べる事が出来るとの事。太くて長さもあり美味しそうです。

白アスパラガスを売っている店先には、皮剥き機が置いてありました。アスパラを機械に通すと皮を剥いて手前に出てきます。初めて目にして妻と見いてしまいました。

リンゴの丸かじり、りんごジュースなどポピュラーな果物リンゴ、日本のリンゴと甘さも違いますね。

花屋の店先にはシャクナゲが置いてありました。この時期、こちらでは日本のツツジ類と同じような存在のようです。日本では西洋シャクナゲと云いますが、色が派手で大輪が多いです。

旧市街の中心にある市庁舎です。洒落た建物です。この建物の端にインフォメーションセンターがあります。

市庁舎建物内にあるインフォメーションセンターの内部の一角です。「写真を撮っても良いですか？」と係の女性に問いかけると、「お客さんを入れなければ何処でもＯＫよ」と笑顔が返ってきました。ちょっとした土産物も置いてありました。

観光案内所 (ツェレ) 散歩・街歩き

木組みの家です。旧市街全体がこの様な建物が連なっています。

旧市街の道路には屋台が並んでいて、賑わっていましたが、これらの屋台用に道路脇に電源・ガスなどの供給装置が備えられていました。

何処の町にもサンドイッチマンはいるんですね。

和食レストランのようですが、提灯が逆さまに吊るしてあって、思わず撮影しました。意識的にやっているとは思えないのですが。

歩行者天国のメインのツェルナー通りは屋台で賑わいゆっくりと建物を見ると云う訳には行きませんが、１本外れると静かな通りが現れます。

建物の柱には、家紋、屋号、建築年月、直近のペイント年月などが記してあります。それにしても手入れの良さに脱帽です。

旧市街の一角に緑に覆われたレストランを発見です。

車道と歩道の境目は点線のみ、運転マナーが要求されそうです。

洋品店の店頭にマネキンを見つけましたが、下半身だけの珍しい形です。日本にもあるのでしょうか。

市庁舎の一角から市教会が見えます。

何処のレストランの満席です。空いていたイタリアンレストランで帰りの電車時刻を気にしながらの昼食です。
ここでピザを注文したのですが、大外れで参りました。

街中に観光用のトテ馬車を見つけました。のどかです。

歩いては間に合いそうも無く慌てて市庁舎前のバス停よりバスで駅に到着しました。乗っている時間は、５分も掛らない距離です。ツェレ駅の地下道連絡通路です。階段の横には時刻表が貼ってあります。

１２：２６発のハンブルグ行きです。これでリューネブルグに向かいます。約３０分で到着です。
土曜日と云うことで屋台も出ていて賑わいがあったのですが、建物、旧市街をゆっくりと見て回るには残念な結果でした。それでも木組みの家の街を楽しみました。

次は木組みの街の続編リューネブルクの旅です。