初夏の近江路

2015/06/08 - 2015/06/08

日帰り観光バスに参加した。湖東の近江八幡、湖北の鶏足寺、昼食は岐阜の関が原で、帰りに信楽のたぬき村に寄り、奈良に帰って来るという、盛り沢山の行程だ。

朝6時50分にJR奈良駅に集合し、7時10分出発。当日、名神高速のリフレッシュ工事のため、一部高速を降り、地道を走ったので、奈良に帰ったのは晩の8時を過ぎていた。車の運転は、一日3時間までで、夜間の運転はしない、と決めているので、個人では日帰りできない。

これで、一人3,990円は破格の値段だ。団体旅行の有難さを痛感するが、正直言って、どうも団体行動は性に合わない。

性に合わないと分かっていて参加したのは、私にとって馴染みが薄い滋賀の風景に眼を慣らしたかったからだ。

それで、眼が慣れたか、と聞かれても、新緑の季節で、生憎の曇天。近江八幡にも鶏足寺にも、本来の輝きを見せてもらえなかった。風景と付き合うには、ベストシーズンの選択と晴天が必要らしい。

最後に寄った、たぬき村の愛嬌のある”狸の置物”が妙に印象に残ったので、タイトル写真に無理に使用した。

エリア 近江八幡・安土(滋賀)

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行あり）

日牟禮八幡宮

八幡山の麓に位置する神社で、古くから近江商人の信仰を集めている、とのこと。バスは、まずこの駐車場に着いた。

日牟禮八幡宮

ここで、ロープウェーで八幡山に上る組、水郷めぐりを楽しむ組、今も残る商家の町並みを散策する組に分かれた。

日牟禮八幡宮近くのクラブ　ハリエで、コーヒーとバームクーヘンをいただくのもいいな、と思いつつ、初めての土地だったので、高いところから、琵琶湖と城下町近江八幡を見下ろそうと、ロープウェー組に加わった。

八幡山　山頂

八幡城は、豊臣秀次によって築城された城ですが、いま山頂にはなく、残っている石垣が当時を偲ばせるのみです。

豊臣秀次は、秀吉の甥で、関白となったものの、秀頼が誕生したため、自害させられた悲運の人です。享年28歳。

本丸跡には、秀次の菩提を弔う瑞龍寺が建っています。

山頂からのみどころは、西の丸跡からの琵琶湖・比良山系の眺望。

八幡山　山頂　

おねがい地蔵堂

八幡山　山頂

八幡山　山頂

八幡山　山頂

山の後ろに琵琶湖大橋が見えるとのことなのですが...。

八幡山　山頂

八幡山　山頂

八幡山　山頂

眼前の山に、西国31番札所・長命寺が建っているとのこと。

八幡山　山頂

西の湖が広がり、手前のうずくまったように見える山に、安土城が建っていたとのこと。

八幡山　山頂

近江八幡の町並み

八幡山　山頂

近江八幡の水郷

八幡山　山頂

八幡山　山頂

瑞龍寺　山門

八幡山　山頂

瑞龍寺　本堂

八幡山　山頂

八幡山　山頂

写真の真ん中に、木々に囲まれた、日牟禮八幡宮が見えています。

八幡山　山頂

そろそろ集合時間ですので、降りることにします。4分で降りれますが、15分間隔で運行されています。

日牟禮八幡宮近くのクラブ　ハリエ

バームクーヘンがお薦めとのこと。

鶏足寺

鶏足寺周辺の案内図。

鶏足寺は廃寺になっているので、ここではモミジを観賞することが目的。

真っ赤な「紅葉」もいいけれど、透き通るように青々とした「青もみじ」も格別とのうたい文句に惹かれてやって来た。周辺の掃除、雑草とりは、村の人がしているとのこと。大変な作業で、頭が下がります。

モミジの数は、約200本。

鶏足寺への道

鶏足寺への道

鶏足寺への道

鶏足寺への道

鶏足寺への道

鶏足寺への道

鶏足寺への道

鶏足寺への道

この石段を登りきれば、本堂がある。

鶏足寺への道

本堂跡

鶏足寺　青もみじ

鶏足寺　青もみじ

鶏足寺　青もみじ

信楽　たぬき村

この狸が日本一大きいとのこと。狸の前に、観光バスが停まっているので、この角度での写真がベスト。小雨が降っているといっても、運転手さん、停車場所を考えてよ！

信楽　たぬき村

信楽　たぬき村

信楽　たぬき村

ふくろう、蛙の置物もありました。

信楽　たぬき村

たぬき村にいたのは、10分ほど。トイレ休憩みたいになりました。

朝が早かったので、同行者の皆さん、目がとろんとしておりました。