リュベロン一周ドライブ

2015/05/30 - 2015/05/30

エクサンプロバンスを朝8時に出発。途中、所要を済ませて、まずはラベンダーの様子を見にヴァレンソルへ。時期尚早で、ちょうど咲き始めたばかり。いまひとつ感激しない。そのあと、フォルカルキェでお昼を食べて、アプト、セレストを駆け抜け、ゴルド、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズに立ち寄って、カヴァイヨン、ランブクを経てざっくりリュベロン山地を一周してきました。走行距離は220キロ程度、盛りだくさんの充実した一日でした。

エリア フォンテーヌ=ド=ボークリューズ(フランス)

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 旅行の手配内容: 個別手配

まずは、Valensole界隈から。ここは、Oraisonへ繋がるD15沿いの一角。昔、何気なく通り過ぎ、思わず感激して、あとから、あそこはいったいどこだったかわからず、ずいぶん探し回ったものです。ようやく見つけた絶景スポット。反対側を見渡せないくらい、ラベンダー畑が広がっています。しかし、ひと月早かったようです。
いつもは、D6沿いで素晴らしいムラサキに出会えで満足してしまいます。そんなわけで、ちょっとズルして、昨年のいつもの場所の一枚を次に。

Exifによると、昨年の7月5日でした。前の写真も月末にはこんな風になるはずです。

投稿者　注)　今回の写真ではありません。

さて、Oraisonを抜けてForcalquierへ。飛び込みでレストランへ。15ユーロの日替わり定食とテーブルワインを頼む。メインは、イカのバジルにんにくソース炒めでデザートはティラミス。

投稿者　注)　基本的にお酒を飲んで車を運転してはいけません。どうしても仕方のない時には、フランスの法律を順守し、その範囲にきっちりとどめています。それを証明するために、アルコールテスターを常備することが一昨年より義務付けられています。投稿者も、2セット用意してあります。なぜ2セットか？検問で、使って無いからできないとの言い逃れをさせないためです。と聞きました。

ForcalquierのCatheidral。なかなかシックでよいステンドグラスだなぁと思い、一枚。

走る。こんな感じ。渋滞は・・・ない。快適なドライブ。

プラタナスの並木道。実に爽快。渋滞は・・・やはりない。
「先人木を植え、後人その下で憩う」　などと妻を諭しても、移りゆく景色に気をとられているようでまるで取り合ってもらえない。

運転に集中しよう。

そんな妻も「もうすぐ、ゴルドの近くだよ」などと余計なことを言った途端に、ピックと反応・・・・「外からでいいから眺めたい」。
失言が約20キロの遠回りになりました。でも、なかなかの天空の都市ですね。

そんでもって、ようやく、今回のドライブの最終目的地であるところのFontaine de Vaucluseへ。前々から勧められていただけに、期待も一入。
4ユーロ払って公営駐車場に。既にその裏手はこんな感じで、期待を裏切らせません。

なんとも透明な水。

南仏は、とりわけ夏は、乾燥したイメージが強いのですが、ここはどうも様子が違う。珍しく、うるおい豊かな観光地でした。

日差しと樹木のコントラストが美しい。

岩山と青空のコントラストも映えます。

ここの見どころは、この泉。豊富な水量を誇る川の水源とされているようですが、その水がどこから来るのか？

そんなことが、書かれているのかしら?

下に降りてみる。泉の横に水位を示す目盛りがある。今日は6メートル。最大で十数メートルまで目盛ってあったということは、そこまで達することもあるのかしら?

なんか不気味。でも神秘的。

あっ、飛行機だ。今度いつ帰国できるかな？温泉行きたいな。豆腐やお刺身を食べたいな。

ふと、川岸に目をやると・・・

とにかく、水が綺麗

川沿いに水車があり、中をのぞくと・・

紙すきをやっていました。ちょっとした博物館兼即売所です。

外に出ると、愛妻は、むしろ直売所のトマトが気になるようで、早速どれがいいかなと選び始める。南仏のトマトはおいしいよ。

注　写真とは関係ありません。

フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズの中心街。ここを最後に、ひたすら帰る。約70キロ。充実した一日でした。


投稿者からのお断り
プロバンス旅行記の一つではありますが、内容が単なるドライブに留まりますので「"ちょっとマニアックな・・・」シリーズからは外させていただきました。

この旅行記へのコメント （2）

• dankeさん 2015/08/03 10:05:41

  全ては時間がなくまわれませんがどこも素敵です

  Taronyanさん、
  
  最終の詰めで忙しい日々です。ブルターニュの方たちからは結構メールなど速攻で返してくれますが、プロヴァンスの方達はなんかちょっと違います。はい、もうプロヴァンスが楽しみで仕方がありません（笑）。
  
  私もゴルドはこちらの遠方からのショットが撮ることができるところに少し止まって頂くよう、チャータータクシーの方にお願いしてあります。Taronyanさんは運転される方ですから迂回にはなりましたけれど、やはり素晴らしい眺めですね。
  
  エメラルドグリーンの湧き水、泣く泣く旅程から時間がなく外しました。一人旅でしたらプロヴァンスにだけでも1ヶ月いても足りないくらいだと思うのですが…　次回はプロヴァンスの山側にも宿泊してみたいです。
  
  Taronyanさんのお家も素敵なんだろうなぁ‥

  taronyanさん からの返信 2015/08/04 05:54:23

  RE: 全ては時間がなくまわれませんがどこも素敵です

  Dankeさん
  
  いよいよですね。楽しみですねぇ。南仏には、やはり独特の文化というか、習慣があるようで、良しも悪しきも南仏の面白さなのかもしれませんね。他人にも自分にもやさしい、おおらかさと素朴さは、苛立たない限りにおいては過ごしやすく、私はハマってしまいました。要は田舎ということでしょうか。
  良き思い出をたくさんお持ち帰りくだいね。
  私は、明後日からアルプスの麓でシャレーを借りて、一週間の休暇です。ではまた。
  
  > Taronyanさんのお家も素敵なんだろうなぁ‥
  どこにでも見かける集合住宅の一部屋ですよ。