近鉄特急　しまかぜ　に中々乗れないので、貸切で申し込んでみた。

2015/05/27 - 2015/05/27

　しまかぜ　に乗りたい夫。

運行開始時期から、ネット申し込みに挑戦しているようだが、
中々当たらないらしい。

　それならと私も朝から時間通りにネットで申し込んでみた。

　何とか取れそう。でも、日にちが合わなかったり、行きは
良いけど帰りがダメとか、１席だけOKだったり。

　そんなこんなで、月日は流れ、とうとう北陸新幹線が開通してしまった。

　ひょっとして、今がチャンスかもと思って居た。

　ある日、旅行社からのメールで、しまかぜの案内がキター！

　２パターンの案内で、一つは食事つき、で１万円。
もう一つは食事なし、で６千円。

　夫に　行きますか？どっちします？食事なし？はい、６千円だけどどう？

　いいよ。というので、ポチッ！(私はこの時点で正規の運賃がいくらなのか知らないんです。）

エリア 志摩市・賢島・浜島(三重)

• 旅行の満足度: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 船 私鉄
• 利用旅行会社: 阪急交通社

　鶴橋駅から乗車することにしました。このホームで待つのかな？

　これは伊勢志摩ライナーです。

　窓から見る限り、座席部分が向かい合わせでとっても広々しています。

　この電車もとてもいいと思います。

　伊勢志摩ライナーが発車しました。

　さあ、どの位置で待てばいいのか貸切なので表示が出ません。

　駅の助役さんがいたので、聞いてみる。聞いてよかった。

　しまかぜはこのホームの隣の２番線に停車するんだとか。

　その後助役さんは別の駅員に伝えたので、アナウンスが流れた。

　「特急しまかぜにご乗車の方は２番ホームに到着しますので２番ホームで
　
　お待ちください」

　表示板にも全く出ないのでお気をつけくださいね。

　この辺かなと並んでいたら、しまかぜが入ってきた。

　乗車口が離れているわ。とりあえず前から行こう。

　１０時２３分発のしまかぜに乗りました。

　上本町から始発なので、殆どの方がすでに座っておられた。

　で、お顔を避けて写真をとる。

　私たちに振り分けられた座席は５号車。

　たまたま１番前の席でした。ちょっと見晴らし悪いです。

　テーブルは大きいですが（笑）

　並び席です。

　申し込んだ後、並び席を希望する旨、申し出たんですが

　満席なので必ずお約束できるものでは有りません。と

　断られていたんです。確かにお連れで、前後席の方もおられた

　ようです。

　車内は圏外でした。

　その代わり　WiFiがあり、

　一つはしまかぜ用、

　もう一つはFreeのもの。

　しまかぜの走る軌跡をずーっと見ることができました。

　多分録画を流しているものと思います。

　となりの４号車は個室や６人席などが配置されていました。

　その向こうの３号車にはサロンがありました。

　清潔感のあるカウンター席が波打っていました。おしゃれ！

　この仕切りの向こうは通路です。

　お食事や飲み物を注文すると、ニコニコ顔のお姉さんが

　サービスしてくれます。

　

　

　奈良県ののどかな景色です。

　夫はコーヒー、私はケーキセットを。

　と思ったら、あいにく貸切では行きのケーキセットの用意

　がないとか。残念！リプトンティーにしました。

　もう三重県に入っていると思います。

　カウンターの反対側に涼しげな金魚のイミテーションが。

　１０人ぐらいしか座れません。

　櫛田川を通過しました。

　移動のついでに最後尾の展望車両に行ってみましょう。

　展望車両になれば良かったんでしょうね。

　座席が１段高くなっています。その分窓の開口部分が大きく

　景色が見やすいです。

　肘掛の位置まで窓が開いてます。

　端っこまで行ってみました。

　誰もいなかったので座ったりして、線路をしばし

　見ていました。開放感満喫です。

　運転士さんのお席。

　車内にはロッカーもありました。

　また大きな川が出てきました。宮川です。

　伊勢市で何名か降車。

伊勢神宮は去年お参りしましたのでスルーしました。

　すぐに宇治山田駅です。

　海が見えてきました。

　鳥羽に到着。

　後の建物は戸田屋旅館。

　鳥羽水族館。

　これはチケット。行動は自由なんですが、団体扱いですので

　安いんですね。ふうん、旅行社は７８０円の粗利があるんだ〜と

　勝手なことを思っていましたが、昨日ネットで最寄り駅から鶴橋までの

　連絡時刻を調べていた時、片道４９６０円だったので

　ビックリしました。往復で約１万円じゃないですか！

　これはお得なツアー参加となりました。

　三人で参加された方のお話では、個室に入れたのに、たった

　６千円だった！と喜んでおられました。

　ありがとうございました（笑）

　終点賢島です。

　この車両はサロンカーの部分。半地下にもお席がありました。

　記念に写真を撮ります。

　斜めからも。

　特急の揃い踏み。

　そこへ普通電車も到着しました。

　賢島まで来たのは出来るだけ長く電車に乗っていようと

　思ったからです。

　賢島で、ご飯を食べて、遊覧船で１周すれば帰りの時刻に

　丁度いいのではと計画しました。

　遊覧船の切符を買っておき、時間を確認して、外のレストラン

　を探しましたが、平日だからか営業してません。

　そんなに時間ないので、お座敷で注文となると船の時間もあるし…。

　そうだ、駅にコンビニあったやん。なんか買って食べようと

　又駅に戻り、駅のファミマへ入っておにぎりといなりずしとお茶を

　購入。安くついたわ、お昼ご飯。

　電車の前の椅子に座ってお食事でした。で振り返るとコンビニの

　となりに階段があり、２階にレストランがあるではありませんか！

　なんだ、初めからここで食べればよかったんだ。

　次に到着したしまかぜから別の団体さんが大勢降りてきました。

　多分京都からきたんでしょうね。

　こちらの方も遊覧船に乗るようです。

　遊覧船は大人１６００円です。５０分で湾内を回ります。

　１階、２階、展望席、どこでも自由に座れます。

　３００円払うと特別席に入れます。

　２階では喫茶コーナーもあり注文できます。

　工事中の島がありました。

　昔この中のどこかの島でキャンプしたことあるなあと思い出し

　どこかなあと探しては見ますが、もちろんわかりません。

　この向こうは太平洋だそうです。

　島に近付いてきました。

　海は穏やかです。お天気いいし、英虞湾内ですから。

　牡蠣の養殖の井かだです。

　牡蠣が死んでしまわないように真冬は紀州路まで牡蠣を移動するそうです。

　ホテルでしょうね。リゾート地だと思われます。

　帰りに出口真珠さんの工場へ寄りました。お水が透明ですね。

　ここにも養殖井かだ。

　おかあさんがアコヤガイの中に核を入れる作業を説明してくれました。

　初めからまん丸の玉を入れるんですね。昔見たのとは違ってたわ。

　この出口真珠さんの壁には有名人のサインがいっぱい貼って

　ありました。

　あさのあつこ、と徳井が１枚の色紙に書いていました。仕事で

　来たのかな？泉ピン子と橋田須賀子も読めました。

　貼ってあった地図で、昔キャンプで来た島を見つけました。

　展望席にも登ってみました。

　見晴らしは最高ですが暑いです。

　無事湾内１周を終えて船を降ります。

　エスペランサ号という名前。

　海賊船の雰囲気出してます。

　暑いので、駅に戻るとしまかぜが待っています。

　もう乗ってもいいそうです。

　旅行社の方が一人念のために添乗されていまして、

　お帰りなさい。お写真撮りましょうと記念撮影も。

　しまかぜのお顔もバッチリですね。

　この方も大満足のようです。

　帰りも同じ席でしたが、椅子が反対向けになっていたので

　思い切りもたれてもいい感じ。

　となりの方は伊勢市から乗ってこられます。

　ファミマで買ったアイスコーヒーを持ち込んでおやつの時間。

　発車しました。

　せっかくですから運転席まで行ってみましょう。

　また席が空いているかもしれないし。

　と思いましたが座っておられました。ザンネン。

　２番目の席でしばらく座っていました。わかったことは

　１番前でないと、この見晴らしは全部見えません。立つと

　見えますが。

　運転士さんの信号確認とかの声発信がず〜っと続くので、気に

　なります。大変な仕事ですねえ。ストレス溜まるわ〜。

　あっ！好きでなっておられるから楽しいかもね。

　来た道ですが川には必ず反応します。加茂川だそうです。

　帰りは線路も見える。

　また海が見えます。

　と思ったら海ではなく、川でした。船津駅。

これも加茂川です。

　鳥羽まで来ました。

　水族館にも寄りたかったな。

　鳥羽オルゴール館がありました。

　このあたりは麦を栽培しているようです。

　名古屋線との分岐点ですね。

　田んぼと畑。

　腰のマッサージを受けているとちょっと眠たくなります。

　日よけのカーテンもスイッチで上げ下げできます。

　これでしまかぜ体験も幕を下ろします。

　阪急交通社さん、ありがとう！