2015/05/04 - 2015/05/04
321位(同エリア596件中)
tonaさん
谷中でお昼を食べ損ねたまま、御茶ノ水へ
迷わずお気に入りの炭火豚丼のお店へ向かうものの、GWは休み。ま、そんな気はしてたけど・・・
気を取り直して、隣の駅淡路町になる気になっていた「つじ田」でつけ麺ランチ
ようやくお腹が満たされたところで、GW、混まない午後の散策スタート!
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
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神田明神の鳥居の手前、大きな信楽焼のたぬき君がお出迎え
狛犬とか獅子とか狐とかは予想していたけど、まずたぬき君だったね -
神田明神
隋神門 -
これは・・・木鼻の円柱バリエーションってところかな
色合い、くるくる渦巻、ちょっと中華街を思い出す・・・ -
社殿
ご利益は主に「商売繁盛・開運招福」
GWってことで軽装の人が多いけど、普段はスーツ姿の人の参拝が多い -
加茂能人形山車(龍神の山車)
「ご遷座400年奉祝大祭・神田祭」っていうのが、3日後(5/7〜15)からはじまるそうで、外に展示されていた -
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社殿の屋根に、金色の鳥さん
まるっこくてかわいい
「火消しの水鳥。鳳凰の世話係の従順な小鳥。いつも鳳凰に振り回されてる」
by神田明神モバイル -
江戸の安全は任せたよ!
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あっちにもこっちにも
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鳳輦神輿奉安殿
神田祭で活躍するお神輿が奉安されている -
神輿を飾る色鮮やかな鳳凰
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来た時とは逆の、蔵前通りの方から出て、次のスポットへ
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伊東忠太の幻獣たちに会える大好きな湯島聖堂へ
1632年に林羅山が学舎を開くため創設した孔子廟を、1690年、徳川綱吉の命により現在の地に移設し大正殿と改称。仰高門、学舎を設置し、聖堂と総称
1923年、関東大震災で、入徳門、水屋を残し全焼
1935年、伊藤忠太の設計により再建
今日は、西門から入ったので、いきなり大正殿
「孔子廟」(儒教の創始者を祀った霊廟)と、あまり耳なじみのない建物プラス、鉄筋コンクリート造り(再建後)という、黒塗りの渋〜い聖堂湯島聖堂 寺・神社・教会
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屋根を見上げると・・・
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鬼ぎん頭
両端に悠然と鎮座する神魚(水の神)
二本の前足で踏ん張り尾を反り立たせ、竜の頭からは潮を吹き上げ建物を守っている -
鬼龍子
流れ棟の四隅角に鎮座する霊獣(孔子のような聖人の徳を感じて現れる)
牙をむき、腹には鱗(!) -
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大成殿内
関東大震災の際、焼け落ちた神魚と霊獣が展示されている -
オリジナルは丸みを帯びて七福神の船にも乗れちゃいそうなフォルム
再建は「もともとのデザインを再現」したもので、現在屋根の上にいるのは伊東忠太オリジナル幻獣動物園の住人ではない
けど、そこは忠太ワールド。溢れだす妖しい奇奇怪怪 -
再び前庭へ
晴天のGW中でも人影は少く、電車も車の音もここからは遠い -
どこまでも広がる青空の下、静かに息ずく石の幻獣たち
ここに来るとパリのノートルダムのガーゴイルたちを思い出す -
炎の中、尾を波打たせ、雷電のごとく潮を鳴り落とす鬼ぎん獣
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聖人の横、24時間食べることも眠ることもなく陽炎のように寄り添い続ける霊獣
深く蒼い瞳はどこまでも続く美しい洞窟のようで吸い込まれそうになる -
心地よい妄想ワールドに浸り続ける至極のひととき
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逆ルートになったけど、正門方面へ
振り返ると杏壇門、その先に大成殿 -
入徳門
けぶる黒漆り、柱から雄叫びを上げる獏鼻
かっこ良過ぎる! -
獏鼻なめの、水屋
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入徳門
宝永元年(1704年)建造
聖堂内で唯一の木造。総黒漆塗り
関東大震災でこの門と、水屋だけが被害から逃れた
(それ以外の聖堂部分はすべて焼失。1935年、耐震・耐火のためコンクリート造りで再建) -
屋根の影に身をひそめ、金色の眼光を燃やす
構えたたくましい二本の前足は、駆け回りたくてうずうずしているみたい -
さらに下っていくと、木々の間に突如現れる孔子銅像
高さ4.57メートル -
斯文会館
再建の際、大成殿の屋根を参考に伊藤忠太がデザイン
西洋中世建築にはロマネスクの怪物たち
伊東忠太の東洋日本建築には幻獣動物園
建築家・伊東忠太は、子供の頃、こういった生き物たちを実際に見ていたらしい。母親に、「あれを捕まえてください」とせがんで驚かせ困らせた、と自画伝に書いている
だから一様にユニークでありながら、どこか懐かしく、親し気なのかな -
「怪奇図案集」にもいる羽根の生えた狛犬(?)
何とも男前な面構え -
こっちの神魚は、屋根をガブリ
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流れ棟の隅にいるのは鳥?
大正門の幻獣たちに比べると、ちょっと任務が軽い感じ?
生き生きしていて、楽し気 -
渦巻く尾と鶏冠の二重奏がいいね〜
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またね!
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仰高門をくぐると、目の前にはもう現代のビル群
夢から醒める瞬間 -
でも目を凝らせば、あそこ、ここにきっとまた現れる
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聖堂を後に、神田川に架かる橋を渡る
前方のビル群は秋葉原 -
「キー!」
幻獣の声に振り返ると
「名所江戸百景 昌平橋聖堂神田川」と変わらない景色がそこに -
橋の先、巨大なビルの間に美しいドームが
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ニコライ堂(東京復活大聖堂、正教会)
この聖橋は、タイムスリップだけじゃない
儒教も正教もひとっ跳び
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