知らなかったマニラ-城壁に囲まれた街

2015/04/17 - 2015/04/19

業界の皆様と羽田/関空から2泊3日のWeekend Breakです。
殆ど何の知識もなく、Passenger Back　1つで出かけました。

マニラを詳細に研究し、1日目午後は市内観光、2日目はコレヒドール島ツアーを企画したE社Hさんのお蔭で充実した初旅でした。

団体旅行の良いところは他人任せでコンパクトにエッセンスの盛り込んだ旅ができることです。なので、何も調べず現地で仕入れた情報を元に書いてますので、訂正追加があればよろしく（特にカタカナの発音）。


この旅行記は1日目です。コメント記載の為、資料ネットを見ましたが、皆さん結構奥深く旅されているようで、感心しました。事前準備が良いと充実しますね。

エリア マニラ(フィリピン)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.0
• グルメ: 4.0

• 同行者: 社員・団体旅行
• 交通手段: 観光バス 徒歩
• 航空会社: フィリピン航空
• 旅行の手配内容: 団体旅行

関空からはフィリピン航空でニノイアキノ国際空港（NIIA)にTerminal2到着。羽田からの全日空はTerminal3着です。

出迎えのバンでホテルまでの道すがら。

同じくバンから撮りました。飲み物らしき物を売っている以外に何を売っているのかは判りません。そういえば、ミネラルウォーターはきちんとした店で買えうようにと、いつか聞いたような気がします。でも、今までのところこれ位が普通のような気がします。

東京組と落ち合うまでの少しの間にCheck-in。部屋の窓から斜めにマニラ湾を臨む。なお、部屋から正面を見るとお隣のマンションです。

空港より交換レートが良いといわれた街中の両替店で順番待ちの時に写しました。確かマピニ通りとかいう繁華街だそうです。

観光コース最初はリサール公園（Rizal Park)です。広々として気持ちいいですが、いきなりの高温多湿で歩きたくはないです。

とりあえずモニュメントへ。　時間がないので、ここ以外の公園施設は行ってません。　日本庭園、中国庭園、国立博物館、国立図書館、水族館などがあるそうです。

ホセ リサール記念像 モニュメント・記念碑

説明はこれです。ホセ・リサール（Dr. José Rizal）のことが書いてあるかと思っていたら、モニュメントの管理者変遷みたいです。後ほど記念館へ行きましたが、その時に、次のように知りました。
スペイン植民地時代の1860年代に生まれ、スペインやパリなどで薬学や医学などを学び、香港に眼科クリニックも持っていたとのこと。小説家でもあったそうです。フィリピンでは、政治運動のリーダーで、スペイン軍が暴動の名目で捕らえ、1896年12月30日に処刑されたとのこと。 この場所は処刑された地のようです。

ホテル名失念、たぶんマニラホテルかと。マッカーサー元帥も泊ったとか。この上からなら、公園の全容と城壁都市が見えるでしょう。

芝生の横には茂みになっている場所も、暑さにまだ慣れていない身にはキツイ日差しを遮る場所でないと日中は大変です。たぶん現地の人も。

2番目の訪問地はフォートサンチァゴ（Fort Santiago）です。　Entranceで入場券を買っているのは、地元ガイドのアナさんです。移動の途中に城壁が見えはじめました。城外に接してショートゴルフコースがありました。

馬車が客待ちしています。観光地らしき雰囲気です。

小奇麗な公園内の庭園という感じです。

ほどなく城壁が見えてきます。これがFort Santiagoの門です。Fort Santiagoはサンチャゴ要塞と訳しているようです。

説明はこちらです。
最初は1500年代の木と土で作られたようです。それを思い出させる遺構は無かったと思います。
近代では日本軍や米軍が利用していたとのことです。道理でアナさんの説明に弾痕がその後良く出てきました。

ゲート上部の拡大です。

壁の向こうの木に実っているのはマンゴーです。フィリッピンではどこでも採れるらしいです、但しマニラでは買うしかないとのこと。

門をくぐって振り返るとこんな建造物です。

北端の屋上のようなところから牢のようなものが見えます。自然を活かして造った要塞のようです。

サンチャゴ要塞 建造物

その向こうには川が流れています（Pasig River)。そういえば、ゲートの前はお堀のようでした。

牢獄を再現しています。

Casa Del Castellano

Plaza Armasni

青白赤の巨大リボンで巻かれている建物がリサール記念館(Rizal Shrine)です。スペイン時代の様式で、後の建てられたそうで、」当時の建て物ではないとのこと。

内部は撮影禁止でした。遺品などを見てると相当裕福な家庭の出身であったと想像できます。

リサール記念館 博物館・美術館・ギャラリー

要塞外に出て、庭園の反対側には米軍の遺構が残っています。（Ruins American Barracks）

建物の手前には砲弾と大砲が展示されていますが、どう見てもサイズが合わない。

壁には弾痕が多数あります。第二次世界大戦の時のものでしょう。　

Entranceを出て、次は3番目のマニラ大聖堂です（Manila Cathedral)。

ここから入場します。　今から60年ほど前に再建されたそうです。くすみ具合違いますね。

最奥に祀られた像。

こちらは世界遺産のサン・オウガスチン教会の天井です(San Augutin Churrch and Convent)。

サンアグスチン教会 (マニラ) 寺院・教会

この国で最古の教会で1571年に創建されたとのことです。何度か再建の後1600年ごろの建物が現存のものらしいです。

以前鐘楼にあった鐘、現在はもっと小さいとのこと。

教会前の広場、駐車場で天秤棒を担ぐ人を見かけました。売っているのはジュース、水、何でしょうか？

道を挟んで、その向かいにPlaza San Luis Complex　という複合施設があります。プチホテルの名称が見えたので、飲み物休憩かと思ったら、この中の中庭奥にCasa Manilaという往時の住居を再現した博物館がありました。

カーサ マニラ博物館 博物館・美術館・ギャラリー

中には一角に竹フレームの自転車が駐輪しています。この自転車でのIntramuros Tourを行っているようです。車重は軽くはありませんでした。この時この城壁内の街をIntramuros（イントラムロス）と呼称することを知りました。

スペイン植民地時代（うち20世紀初頭頃？）富裕階級の家を再現した博物館で、家具、調度品、遊具などそのライフスタイルを展示しています。屋内は撮影禁止でした。
写真はその建物の上階から出たところです。どうも何軒かの集合家屋であったようです。

中庭です。スペイン風でしょうか？　あるいはヒスパニックと呼ぶのでしょうか？

5か所観光して、夕食となりました。
ちなみにガイドのアナさんからもらったパンフの地図です。イントラムロスは五角形ですが、その壁の総延長4.5Km、64ヘクタールだそうです。

この①がサンチャゴ要塞、24がマニラ大聖堂、26がサン・オウガスチン教会、27がカサマニラがあるところです。とは云っても見えないですね。

5か所観光して、ホテル前の埋め立て地をバスは走り、モール内のAbeというレストランで夕食です。とりあえずサンミゲルを注文し、乾杯です。サンミゲルは知ってました。

レストラン前のベランダからはマニラ湾に沈む夕陽がみえます。（ここで食事もできるが、熱いので屋内で食べました）

SM モール オブ アジア ショッピングセンター

地元の人も結構夕陽を見ています。

鯉のフライのようですが、違う魚です。甘辛いシロップ状のソースと食します。

食事後モール前で、送りのバスを待っている間に花火が始まりました。

地元の方も大勢楽しんでします。　モールの名称はMall of Asiaで、東南アジアで2番目に大きく、映画館、アイススケート場、ボーリング場もあるそうです。

割と近くで打ち上げています。

という訳で、1日目終了です。