いなり寿司でも有名な豊川稲荷へ

2015/03/21 - 2015/03/21

商売繁盛のご利益があるということで有名な豊川稲荷（正式名は豊川閣妙厳寺）は、近年Ｂ級グルメのいなり寿司でも有名になった。今回青春１８きっぷで近場をぶらりとしてみようと１０年ぶりぐらいで豊川へ出掛けた。久しぶりに行ったので道を間違え、豊川稲荷の裏側に出てしまい、公園の裏側からもどる形で総門にたどり着いた。間違えたおかげで、豊川工廠への空襲の慰霊碑とその横に植えられた満開の薄墨ザクラを見ること出来た。ソメイヨシノは開花宣言があったもののつぼみだったが、この桜はやや小ぶりな花を枝いっぱいにつけてひっそりと咲いていた。
　重厚な作りの本殿にお参りして、境内で行われていた骨董市を冷やかし、門前のいなりずしのお店の一つで、お持ち帰り用のわさびや五目、白（普通）の詰め合わせを購入。駅までの２００mほどの参道には様々な店が並んでいた。駅に近いエリアには昭和の香りが残る店が連なっていた。
　帰り道、東海道線の幸田駅前にあるという幸田町駅前銀座を覗いてみようと、途中下車。豊橋と岡崎の間にある駅で近年は快速も止まる。駅のすぐ前に可愛らいい感じなカフェやパン屋、エビせんのお店、豆腐のお店など並んでいた。１軒ずつ巡って、美味しそうなパンや海老せんべい、厚揚げなど買い求める。隣接の幸田駅前書店も店主さんいわく「笑顔で帰れる店」と前向きな本ばかり扱うというユニークな本屋さんだった。再び東海道線に乗り自宅へ。１８きっぷで途中下車しながら気ままに近場を旅するのもまた良いものだ。家に返って食べたいなり寿司もおいしかった。

エリア 豊川(愛知)

• 旅行の満足度: 3.0
• 観光: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 3.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: JRローカル

豊川工廠の空襲による犠牲者を弔う慰霊碑とその横に植えられた薄墨ザクラ。ちょうど豊川稲荷の裏側にある公園の片隅で人目にはつきにくい場所。

名物のいなり寿司を売る店が並ぶ参道。門前には３，４軒がならびどこの店が美味しいか競い合っている。Ｂ１グランプリにも出品されたおいなりバーガーもある。

ＪＲ豊川駅近くの昭和レトロな商店街

幸田駅前銀座。オシャレな外観のお店が並んでいる。写真はパン屋さんで奥の建物が高浜市にある「お豆腐のいしかわ」が経営する豆腐を中心に体に優しい食品を売る店。２階はレストラン。その手前に海老せんべいの店。反対側にカフェとうどん屋さんがある。パン屋の向こうにもう１軒カフェがあり、その隣に幸田駅前書店がある。