2014年　世界遺産　消え去ったエステ家の町　フェラーラ

2014/04/21 - 2014/04/23

フェラーラは　あまり交通機関が不便なのかもしれないけれど、実は　サヴォナローラ出身地（一時　フィレンツェで　メデチィ家を　追い出した本人で、社会科で習った　神権政治を行った）でもあり、
アレクサンデル6世（ボルジア）法王の娘ルクレツィアが　嫁いだ先エステ家であり、世界遺産です。
気に入って　２回目の訪問。

＊＊＊＊＊＊＊
／１６　飛行機の出発が　おくれ
４／１７　トスカーナ
４／２０　フィレンツェ

４／２１　ルッカ
http://4travel.jp/travelogue/11083653

４／２２　ボローニャ
http://4travel.jp/travelogue/10997995

４／２４　ラベンナ

４／２５　フェラーラ
http://4travel.jp/travelogue/10997000

４／２６　パドヴァ
http://4travel.jp/travelogue/11076928

４／２７　ベローナ
４／３０　アルバ
http://4travel.jp/travelogue/11070362
アルバは　まとめてみました。

５／３　　シエナ

エリア フェラーラ(イタリア)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.0
• ホテル: 3.0
• グルメ: 3.5
• ショッピング: 3.5
• 交通: 2.5

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 一人あたり費用: 1万円 - 3万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配

エステンセ城。　エステ家の説明が　中に入れば。
月曜休み。
町自体は　こじんまりしていて　ローカルの人の生活が　よく見れる。

エステンセ城 城・宮殿

エステンセ城　壕をわたって　城にはいます。

エステンセ城 城・宮殿

エステンセ城の中にある。イタリアで　初めて　料理の本？　フェスタという本を　出版。

エステンセ城の中。
フェスタの内容が　台所とされてる場所に　かかげてます。
ハーブから　ナイフから　なべから　全部　書いてる。
エステ家は　中世期　有力な貴族だったのです。

エステンセ城 城・宮殿

壕をわたったら　城の中の中庭に　石の球が　おかれてます。
カタプルタ・catapulta という石を投げる機械で
反射を利用して、投げるのです。　中世の歴史映画モンで
よくみかける　あれですよ。

エステンセ城 城・宮殿

エステンセ城の天井に　描かれてる絵画。
ミラーで　反射させてみやすく工夫されてます。

エステンセ城 城・宮殿

エステンセ城の外にある大砲。
子供が　あそんでるー

壕に囲まれてる。

エステンセ城 城・宮殿

この人が　サヴォナローラ。
フィレンツェを　メヂィチ家を　追い払　制覇して、カソリック教会を揺らがし　ローマ法王　アレキサンドル６世の頭痛でもあった人です。
１４９８年　とうとう彼もフィレンツェで　　絞首刑を受けさらに火刑に処されてしまいます。彼の亡骸は無惨にもアルノ川に捨てられてします。

いつも思うんは、　イタリア人　はげしーーーーわ。
ムソッリーニも　銃殺されたあと　逆さ吊りだったろーー。。。
２度殺すか？？
make sure て　やつですかね？

場所は　もちろん　ピアッツア　サヴォナローラ

いつも　出店が　出てるような気が　する。

サヴォナローラ像の足下

もともと　沼地だった　フェッラーラ。
世界遺産都市　ラヴェンナ同様、水害が　多発、１８世紀は　最も酷く
フェッラーラは　人口も　半分以下　発展する事なく、取り残されたおかげで
世界遺産となってます。
柱に　水害のひどさを　記録されてます。
ほらプラハにも　水害のマークが　残ってるけど
これほど　書かれてないなー。

ドーモの目の前にある支庁所　北側の騎馬像が、エステ家領主
　ニコロ３世・Nicolo` III　(1383-1441）
トレントとトリエステの広場

サヴォナローラの銅像の斜め前にあるサン・ジョルジョ大聖堂

サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会

Cattedrale di San Giorgio
サン・ジョルジョ大聖堂
夕方のCattedrale di San Giorgio

サンジョルジョ大聖堂 寺院・教会

サン・ジョルジョ大聖堂の入り口に座ってるライオン

ずーと　支えすぎて　首ずれてないか？？

ドゥカーレ宮・現市役所、ゲートを通り抜ける
中庭から　

ドゥカーレ宮・現市役所、ゲートを通り抜けると　中庭広場で
凄い人が　あつまってる。
piazza del municipio

実は　城とつながってるときいてます。

この凄い人の横で　カフェに入って
アペロールを頼むと　スナックが　ついてくる。
中途半端な量じゃないです。

サン・ジョルジョ大聖堂の後ろ側。
ちなみに
ボルジア教皇の娘　ルクレツアはエステ家のアルフォンソ２世と結婚
その息子が　教皇座の競争に負けて　ティヴォリに　別荘を作り
隠居生活。
それも　ティヴォリ　エステ家の別荘は　世界遺産とされてます。
ローマから３０kはなれたところ。

この日は　ナショナルDAY、　第２次世界大戦、　占領されてたドイツから　解放された日、
ファシズム崩壊の日？？
あちらこちらで　お店　生バンドなど　でていて　にぎやかでした。

出店の一軒。　いまだに　アニメのルパン３世が　人気？？

ヴィデオでみたけれど　お城が　拡張していったと。
その後が　みれる。

サン　ロマーノ通り
小さなお店が　並ぶ

建物の色が　ちゃうでーー
つけたした？

ちなみに　ココの娘のひとり
イザベッラ・デステ・Isabella d'Este が　ゴンザーガ家にとついでます。
（マントヴァhttp://4travel.jp/travelogue/11123618）
このイザベッラ　ダビンチに懇願にもかかわらず、遂に本画は描いてもらえなかったのですが、　スケッチだけ残ってます。

さて　晩ご飯。
ホテルからのおすすめと　ミッシェランガイドに載ってる
ひと星のレストラン
CA ' D'FRARA
モダンな料理でなくて　伝統料理を出してくれてます。
ここも　これで　３回目

カ デ フェラーラ イタリアン

モデナ　あたり　この辺りの地元パン
エミリオ　ローマニャ州の中部になると　
トルタ・フリッタ（Torta fritta）
エミリア＝ロマーニャ州の揚げパンです。

モデナでは　ニョッコ フリットという　
基本同じもん　
ややこしーーー　名前共通して！
あとは　グリルを二人で　分けて　十分。
エミリア　ロマーニャ州は　さすが　イタリアの食といわれるだけあって
シンプルで　かつ　おいしい！

カ デ フェラーラ イタリアン

地元のひとにも　人気なので　要予約です。
他の所にも　いきたいんですけどね。

カ デ フェラーラ イタリアン

一番古いレストランといわれてるモデナの　Hosteria Giustiから　だしてる
バルサミコだー　すごいーー
こんなのだしてるんだー
http://4travel.jp/travelogue/11009546
Hosteria Giustiに関しては　こちら

おいしかった晩ご飯の後　散歩
みんな　立ち飲みかい？

このレストランも　こんでるなーー
サン　ロマーノ通りから　ちょっと　ちゃう筋に入る。

看板とったけれど　ぼけてしまってた。
ドアについてる　名前だけでも　次回の為に。

古そーな　ちいさな筋。

フェラーラの　地元のジェラート屋さんで　ジェラート！
うまい
Gelateria La Cremeria　
サン　ロマーノ通り

第２次世界大戦のドイツ軍に対しての　レジスタンスを　讃えた記念。

レジスタンス、　なくなったひとの写真が。。

ゲート。　梁が　歴史を　感じさせる。

エステンセ城に　もどってきました。

エステンセ城の前にある　レストランバーは　１２時すぎても　やってるので　ひとつ　晩酌。
ホテルは　エステンセ城の目の前

こじんまりしていて　治安もよく感じた　町でした。

ホテル アンヌンツィアータ（Hotel Annunziata)
部屋も　モダンで　きれい。

ホテル アンヌンツィアータ ホテル

ホテルの入り口
ここ　２回目
オーナーがね　どうも　イタリア人客がすきなようです。

ホテル アンヌンツィアータ ホテル

エステンセ城の前にある
駐車場が　ちがうところにあって
ホテルの目の前で　荷物を　おろしてから　駐車場に！

ホテル アンヌンツィアータ ホテル

朝ご飯は　高級物のブランドが　いっぱい。
種類も　おおい。ミューズリーも　こんなに種類が。

もちろん　朝ご飯付き。

あ　そうそう　ホテルの裏側の道に　スーパーあり

ホテル アンヌンツィアータ ホテル

のどかでしょうー
みんな　自転車で　うろうろ。
自転車の町！

ボルジア　教皇　　別名アレクサンドル６世　ースペイン人なんですけどね。
これの欲望が　陰謀がすごくて　歴史上　最悪の教皇ともいわれてる。
といっても　私は　そう思わんけど。
娘も　政治的陰謀のために　最初の夫は　ミラノの支配者一族
スフォルツァ家のカティニョーラ伯ジョヴァンニ・スフォルツァ (en:Giovanni Sforza)、
その後　離婚というか　彼を能無しとして　結婚と認めず、
確か　３回目の結婚に　フェラーラ　エステ家に　嫁いで　ここで　永眠したところ
DVdでボルジア家 愛と欲望の教皇一族を　みてみて！
でも　多分　フェラーラに嫁ぐまで　やってないかも。。
サヴォナローラは　でてますから、　あと　マキュヴェリも。

フェラーラは　石畳の町。それも　丸いから　歩きにくい！

palazzo dei diamanti
http://www.palazzodiamanti.it/895/palazzo-dei-diamanti
もう　ひとが　ならんでる

大理石のブロックでつくられていてエルコレ1世・デステ （Ercole I d'Este、26 October 1431 ? 15 June 1505
）によってつくりはじめた。
彼の嫡子アルフォンソが　ボルジア教皇（アレクサンデル6世）の娘　ルクレツィア・ボルジアと結婚

ディアマンティ宮殿 城・宮殿

このディアマンテ宮殿　いつも　展覧会をしていて
今回は　マチスの！

ディアマンティ宮殿 城・宮殿

中庭
展覧会内は　写真禁止でした。

イタリア料理の歴史の本のおかげで　フェラーラに　来たのでした。

のどかでいて　観光客も　そんな多くなく、世界遺産あり、歴史ありと
時間がゆっくり流れて行く　そんな町のフェラーラでした。