2015/03/06 - 2015/03/07
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エフタロウさん
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(日程)
2月27日 成田→バンコク(JAL) 3月6日まで、タイ・ラオス滞在
3月6日 バンコク→昆明(タイ航空)→西双版納・景洪(昆明航空) 景洪泊
3月7日 西双版納・景洪→麗江(雲南翔鵬航空) 麗江泊
3月8日 麗江古城・束河古城観光 麗江泊
3月9日 玉龍雪山観光 麗江泊
3月10日 麗江古城観光後 麗江→昆明(中国東方航空) 昆明泊
3月11日 昆明→バンコク(タイ航空) 深夜:バンコク→羽田(JAL) 12日早朝帰国
(航空券)
東京⇔バンコク:JAL63500円 バンコク⇔昆明:タイ航空8300バーツ(31000円) 昆明→西双版納:340元(6000円) 西双版納→麗江:240元(4500円) 麗江→昆明:560元(10500円)
(前書き)
当初、2月27日から3月12日までの日程でタイ・ラオス旅行を計画し、JALのバンコク行きチケットを2月7日に購入した。中国雲南省南端の「西双版納(シーサンパンナ)タイ族自治州」には、ラオスから向かう予定で、中国はここだけに滞在する予定だった。
しかし、西双版納から麗江まで僅か1時間程の距離であり、しかも3月は連日快晴が続くことがわかり、急遽、麗江を旅程に組み入れた。
その後、ラオス→西双版納の飛行機が満席で取れず、3月5日にラオスからバンコクに「帰国」し、タイ航空でバンコク⇔昆明のチケットを購入することにした。麗江には昆明経由で行くことになったので、一旦「西双版納タイ族自治州」行きを断念した。
昆明→麗江のチケットは、雲南翔鵬航空で350元があり、そこでネット購入しようとしたが、上手くいかない・・現地で直接購入することにした。(*)
尚、タイ・ラオスの旅行記は省略する。
(*)航空会社ではなく中国国内線を取り扱う旅行社のHPでクレカ購入すれば良かったのだが・・この時エフタロウは全く思い至らなかった。
(本文)
3月6日朝は、バンコク空港そばのホテル「トンタリゾート」で目が覚めた。朝食・空港往復送迎付きで3000円しなかったから、かなり「お得」だな・・
朝8時に送迎バンに乗り、8時15分に空港に到着した。見るとタイ航空のカウンターは長蛇の列・・ しかし、エフタロウはスターアライアンスゴールドメンバーなので、並びなしの専用カウンターからチェックイン・・ANA(スターアライアンス)でステータスを取っておいて良かった〜ストレスなしに出国出来て、タイ航空ラウンジで二度目の朝食を食べた。
当初3月5日に乗る予定だったラオスから西双版納・景洪へのラオス国営航空が満席で良かったかもしれない・・(タイ航空ならばチェックインも待ち無しでラウンジで寛げる・・) また、タイ航空はバンコク昆明間は往復でも片道でも料金はほぼ同じ(約3万円) 当初予定なら昆明→バンコクは片道になるからLCCのエアアジアにするしかなく、欠航、遅延の場合も「自己責任」となり、リスクが高かった・・
中国時間14時過ぎに昆明空港に着いた。入国手続きを済ませて、17時の雲南翔鵬航空の麗江行きに乗ろうと、カウンターに行ったら、昨日まで350元だったのが何と880元(16000円)! 次の18時の便は1300元(25000円)と云われてびっくりした。 刻々と値段が変わるようだ!(社会主義国なのに・・) 更に「現金=人民元」しか受け付けない(クレカは不可)。そりゃネット決済できるわけないよなあ・・
余りにも高すぎるので、当日の麗江行きを取りやめた。代わりに一旦行くのを諦めた西双版納・景洪への値段を聞いてみると、22時の昆明航空が340元(6000円)で、翌7日15時の雲南翔鵬航空の景洪→麗江は240元(4500円)と格安だった。(**) これなら・・ということで、6日は景洪に行くことに変更! 待ち時間で昆明観光をすることとした。
**航空券は昆明空港を運営する「雲南機場集団有限公司」が一括して取り扱っている。昆明発着の国内線のどの会社の便も一つの窓口で購入できるようだ・・但し、人民元現金一括払いのみ・・
支払いの為、空港で両替所を探したが中々見つけられなかった。到着ロビーの端にトラベレックスがあるだけだった。レートは米ドルでスプレッド5%、日本円はなんと13%! 最悪だな・・ しかも手数料が1回につき60元も掛かる!
昆明空港で荷物を預けて(行李寄存=10元、22時で閉店)空港バス2号線(25元=450円)に乗って昆明駅前に出て、駅の周りの写真を撮ってから、炒飯(12元=200円)を食って、空港バスで戻ってきた。
22時10分の昆明航空便に搭乗し、西双版納・景洪には23時に到着したが、空港には何もない・・ 外に出ると、白タクのオヤジに囲まれて、市内まで5元(95円)で連れてってあげるよ!と云われたが・・大変な目に遭いかねないから、強く拒絶した。
幸い、空港バス(こんな遅い時間でもあった!)を発見、10元(190円)で市内まで行ってくれるのでそれに乗った。 終点まで乗ったが、場所が分からない・・そばにあったホテル(如家酒店=英語名HOME INN***)に飛び込んだ。
値段は129元(2400円)で、チェックアウト(退房)が午後1時だ。7日の麗江行きが15時だから丁度良い・・ネットも出来るし・・
***場所はシーサンパンナバスターミナル(版納客運站)の横だった。この如家酒店は、全国展開している中国版ビジネスホテルチェーンだったと後から知った。
7日は朝8時に起きた。ロビー横に朝食会場があった。聞いたら朝食込だったので食べてから出掛けることにした。 普通の中華料理(炒飯や焼きそば)だったが・・それまでタイやラオスで口に合わないものを食べていたので、普通に美味しかった!
この中国雲南省西双版納タイ族自治州の魅力は、中国に居ながら、タイの文化に触れられる(タイ人は元々ここに住んでいたらしい)ということなのだが、エフタロウはタイから来ているから、それには興味はなかった。やりたかったことは、ランソウ江(メコン川上流)の散策だ・・
朝食後、ランソウ江(メコン川)に架かる西双版納大橋まで街中を東方向に20分ほど歩いて行った。1999年完成ということは、それまで、ここに橋はなかったのだろうなあ・・ 橋の上から、景洪の街と周辺の写真を撮った。
ランソウ江を渡った対岸に「景洪港」があった。数年前までタイの「チェンセン港」とを結ぶ「定期高速旅客船」があったのだが、2011年にタイ・ミャンマー・ラオス国境地帯のゴールデントライアングル(黄金三角)を航行中の貨物船が、なんと「山賊」に襲われて13人も死亡するという痛ましい事件が起こった為、廃止になってしまった。 現在は、不定期で運航しているらしいが・・乗り場を見つけることは出来なかった。
河川敷まで下りて、ランソウ江の水に触れてみた。思ったほどは冷たくないが、ラオスのメコン川のように土色に濁っておらず、普通の清流の水だった。 この川が、ラオス。カンボジアを経てベトナムまで流れていると思うと・・感無量になった。
その後は、景洪の町を南方向に散策しながら、曼听公園に行った。(入場料40元=約700円) ここで、タイ族の踊りなどが見られると、他の旅行記にあったのだが、当日はやってなかった・・ タイ式のお寺があったので参拝して、公園内を散策していたら、正午になった。
西双版納タイ族自治州の景洪の町は、エフタロウの期待値よりも良いところだった。日程上、行くか行かないかで二転三転したのだが、訪れることが出来て良かったと思っている。
公園前でタクシーを拾ってホテルに戻り(10元)、午後1時にチェックアウトして 西双版納(シーサンパンナ)・ガザ空港まで、タクシーで向った(30元)。距離は6KMで15分程で到着した。
15時発の麗江行にチェックイン・・今回は左の窓側の席をリクエストした。天気は快晴で、雲南からチベットに掛けて「織り成す」素晴らしい山々の景色を眺めることができた。
途中、大理の上空を通過し、大理の街並みと湖も見えたし、金沙江(長江)の峡谷、さらに麗江近郊に聳える玉龍雪山(5596M)のみならず、遥か彼方に、何と!あの日中合同登山隊を遭難させ、未だ人を寄せ付けない未踏峰「梅里雪山(6740M)」まで見渡すことができた!
そして16時過ぎに、麗江三義空港に到着した。
**中国雲南省旅行(その2)麗江古城・束河古城観光に続く**
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 飛行機
- 航空会社
- タイ国際航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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バンコク・スワンナブーム空港そばのホテル「トンタリゾート」 朝食、空港往復送迎付きで価格も安く、トランジット宿泊としては最適だった。
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昆明空港・国際線到着便の掲示板 港澳台(香港・マカオ・台湾)は国際線扱い
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昆明空港・到着ロビー この右手奥に両替商「トラベレックス」があった。レートが悪く、更に手数料が60元も掛かるが、他の銀行を見つけられず、止む無く、米ドルから人民元に両替した。
尚、Wi−Fiは、無料アクセス出来たはずだが・・2015年2月から中国国内の電話番号を登録しなければならず、外国人は事実上「使用不可」になっている・・ (ネットには接続できなかった) -
昆明駅前の写真 西双版納・景洪行き飛行機の待ち時間で 空港バス2号線に乗って、昆明駅前観光に来た。
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昆明空港・出発便の掲示板(左3列が国内線・右1列が国際線と港澳台)深夜まで沢山の便が飛んでいる。
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22時10分発、西双版納・景洪行きの搭乗口案内板 出発手続きは長蛇の列で、更に空港が縦長の構造で、ここまで辿り着くのに30分以上掛った。
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景洪で宿泊した「如家酒店」の隣にある「シーサンパンナバスターミナル(版納客運站)」 西双版納タイ族自治州各地に向かうバスが発着している。
尚、昆明やラオスへのバスは、1KMほど北にある「景洪バスターミナル(景洪客運站)」発着である。 -
景洪市街地の写真
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景洪市街地の公園の池
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1999年竣工のランソウ江(メコン川)に架かる「西双版納大橋」
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「西双版納大橋」のネームプレート ランソウ江(メコン川)「東岸」側にある
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「西双版納大橋」建設工事に関する説明プレート 1995年建設開始で1999年竣工。
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反対側のランソウ江(メコン川)西岸にある「西双版納タイ族自治州の独自文字」による「西双版納大橋」のネームプレート
雲南省南端の西双版納タイ族自治州は、かつて中国から冊封を受けた藩王が治めていた。住民の過半はタイ族で、タイやラオスの人々の「源流」らしい。 -
ランソウ江(メコン川)東岸にある「景洪港」の入り口
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「景洪港」を西双版納大橋から撮影。 かつてタイのチェンセン港まで、定期高速旅客船が就航していた。 しかし2011年に起こった貨物船襲撃事件の影響で廃止に成っている。(不定期では出ているらしいが、乗船口は発見出来ず)
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景洪港(東岸)側から、景洪の街を撮影
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西双版納大橋からのランソウ江(メコン川)の景色(上流側)
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西双版納大橋からのランソウ江(メコン川)の景色(下流側)
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西双版納大橋・西岸からの景洪市街地
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ランソウ江(メコン川)遊覧川下りの宣伝看板 ランソウ江「漂流」って!(中国語では川下りのことを「漂流」っていうのか?)
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ランソウ江(メコン川)河川敷からの西双版納大橋と景洪周辺の景色
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ランソウ江(メコン川)の「清流」 タイ・ラオスのメコン川の「土色」と違い、綺麗な水だった。
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ランソウ江(メコン川)河川敷の飲食街
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ランソウ江(メコン川)河川敷の飲食街にあった「宣伝看板」タイ族の女性が綺麗だ・・
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曼听公園入口(入場料40元=約700円)景洪市街地の南東部にある
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曼听公園の案内図
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曼听公園に入ってすぐにある「周恩来」元総理の銅像 1961年にタイ族の「水かけ祭り」に参加したことを記念して建立された。
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曼听公園内で「蒋介石」元中華民国総統の表示をみて「びっくり!」 大丈夫なの?
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曼听公園のオウムショーの催し会場。 因みにタイ族によるショー会場は「工事中」らしく、見ることは出来なかった。
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曼听公園で飼育されている「象」 試乗(別料金)できるみたいだ・・ この公園では、中国に居ながらタイの「異国情緒」を味わえる。
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曼听公園の景色
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曼听公園にあるタイ式の仏塔
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曼听公園にあるタイ式の仏像?
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曼听公園内にあるタイ式の寺院
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そのタイ式寺院内にある仏像
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西双版納(シーサンパンナ)・ガザ空港の写真 景洪市街地から6KMほどの距離にある。
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西双版納空港からの景洪方向の景色
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