グラシオサ街道

2015/01/01 - 2015/01/01

今回はクリチバ近郊にある、グラシオサ街道（Estrada da Graciosa）に行ってきました。日本の山岳道路と比べると大したことはないですが、ブラジルでは珍しいです。

※旅行時期はダミーです。

エリア クリチバ(ブラジル)

• 旅行の満足度: 2.5

• 交通手段: レンタカー

パラナ州の州都クリチバから港湾都市パラナグアに行く場合は、急勾配ですが高速道路である BR-277 を普通は利用します。しかし一旦サンパウロ方面（BR-116）に進んで、そこから峠の道を通ってモヘッテスに抜ける道も存在します。この峠の道はグラシオサ街道と呼ばれています。
パラナ州を横断するBR-277が建設される以前は、沿岸部に下りる唯一の道路だったようです。

グラシオサ街道は風光明媚なことから、某有名口コミサイトでもクリチバの観光名所として高い人気を誇っています。

地図URL
https://www.google.com/maps/d/edit?mid=zBdbFkzJTAx8.kLw8X0skocS8

BR-116のインターを降りて暫く進むと、グラシオサ街道の門が迎えてくれます。

周りは何もありません（笑）。

牧歌的な風景が続きます。

山が見えてきました。これらの山はリオ州から続く、海岸山脈（Serra do Mar）の一部です。

特にこの辺りは、グラシオサ山脈（Serra da Graciosa）と呼ばれているようです。山脈の頂上の標高は、１８００メートル程度あります。

グラシオサ街道に入ります。

道路は石畳で、クニャクニャしています。

道の所々に休憩所があります。でも天気の良い休日だと、どこも混雑しています。

休憩所の周囲には、遊歩道が整備されています。

結構遠くまで整備されています。

物凄く険しいです。もしかしらた、休憩所同士も遊歩道で結ばれているのかもしれません。

良い風景ですよね。

道がクネクネしいるし、道の周囲の木が高い、車も多いので、中々シャッターチャンスに恵まれません。

石畳はツルツルです。

かなり下りてきました。

売店や屋台は、そこら中にありますよ。

ここら辺りで、街道は終点のようです。

クリチバからモヘッテス方面には、観光列車も走っています。しかし一日一往復で朝が早い、時間が掛かる、料金が高いという三重苦なので、車の方が良いかも・・・。終点まで一時間程です。

更にモヘッテス方面に走っていくと、川遊びしている人達が大勢います。

川の水は赤茶けていますが、自然の色だそうです。マルンビ川（Marumbi）と言うそうです。

お腹が空いたので、モヘッテスのレストランに入ります。パラナ州沿岸部の郷土料理であるバヘアード（Barreado）を頂きます。バヘアードは牛肉を長時間煮込んだ料理です。

バヘアードはマンジョッカ（キャッサバの粉）と良く捏ねてから、ご飯と頂きますが、既に捏ねてあるバヘアードが用意されていました。

一緒に付け合わせが出てきますが、バヘアードだけでも食べきるのは難しいです。これで３０レアル台（１０００〜１５００円）です。

バヘアードの伝統的な作り方の動画が公開されています。
https://youtu.be/w0jnqxXRaJo

作るのに半日以上掛かるそうです。普通の鍋で作れば大体２時間程度だそうです。

動画の 16:10 あたりで、バヘアードとマンジョッカを混ぜで皿を裏返しますが、良く混ぜたかテストを兼ねた定番の冗談ですね。

モヘッテスからの山の眺め

ところでグラシオサ街道を通ると、BR-277にある料金所を迂回することができます。最近道路の料金が高額になっていますが、通行料金と時間・燃料代を比較したら、節約できているのでしょうかね？。

この旅行記へのコメント （2）

• solさん 2016/01/12 09:32:40

  列車で行ってきました。

  １２月の末にモヘッテスまで列車で行ってきました。
  １００レアイス以上するのに　列車はぼろぼろ、到着しても扉がすぐ開かず、１０分以上待たされました。どうやら駅が小さすぎて一度に全部の車両から降りられないようでした。
  
  　それでも、あんなジャングルに線路を弾くことは並大抵のことではないことが素人の私にもわかります。深い峡谷に鉄橋をいくつもかけていました。相当大変だったと察します。
  
  　それが見られただけでも、列車で行った価値があったと思いました。それにしても高いですよね・・・。
  
  　

  botさん からの返信 2016/01/12 17:31:55

  RE: 列車で行ってきました。

  SOLさん
  
  コメントありがとうございます。
  
  私も最初クリチバを訪問した時に、列車に乗りました。
  良く分からなかったので、パラナグアまで往復を買ったのですが、結局一日一往復しかなく、パラナグアはとっても暑く、時間を潰すのも大変なので、結局バスで帰ってきました。
  時間も掛かるし、あんまり良い列車とは思えませんでした。