春旅2015☆3月の南城・那覇ひとり旅～その2

2015/03/05 - 2015/03/07

那覇からバスにゆられて1時間ほどの南城市にやってきました。
数日前に急に思いついてやってきたものの、ハート型のこの町は、素敵すぎてまた来ようと即決です。
お世話になったお宿もとってもハートフルヽ(´▽｀)/

エリア 知念・玉城・八重瀬(沖縄)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 5.0
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 高速・路線バス 私鉄 徒歩 Peach
• 旅行の手配内容: 個別手配

斎場御嶽から、がんじゅう駅・南城に戻って、カフェで少し遅めのお昼ごはん。

肉みそタコライス。
お食事メニューはそんなにお高くないけど、お味はまぁ、普通です。
でも、ドリンクメニューがお食事メニューとのバランスを考慮するとお高いです。

おなかもいっぱいになったし、そろそろお宿に向かおうかな。
海に近い場所にあるペンションです。
がんじゅう駅・南城の裏手からも屋根が見えるよ。

電話をすればお迎えにきてくださるそうだけど、歩ける距離なので歩いて行ってみます。
国道をしばらく歩いて・・・

小さな看板を見つけたら右折します。

あとは道なりに進んで行きます。
周囲には草や木々が茂っているだけの細い道をテクテク歩くよ。

この素敵なお宿が「ポランのひろば」です。
三角屋根がかわいいペンション(◎´∀｀)ノ
左側の棟の2階のみが客室で、3室だけのこじんまりしたお宿です。

オーナーさんの奥様。
やさしいお母さんです。

お部屋に案内してもらいます。
今日の宿泊客は私だけなんだって。

階段をあがって玄関を入ると・・・

左側に客室が3室あって、ツインルームの洋室が2室と奥に和室が1室。
右側が共同のお手洗いとお風呂場です。
廊下のつきあたりには共同の冷蔵庫。

私のお部屋は手前のツインルーム。
宿泊代は6,000円で朝食つきです。

全ての客室がオーシャンビューで、テラスには椅子もおいてあります。
室内は禁煙ですが、テラスは喫煙OKです。

お茶セットと湯沸かしポットがお部屋に用意してあります。
テレビはありません。

タオル、バスタオル、歯ブラシ、シェーバー、シャワーキャップもお部屋に用意してあります。
スリッパは玄関にあります。
寝間着はありません。

共同の洗面所。
左側にはお手洗い。
1つしかないので男女共同です。
私は相部屋なんかで共同のお手洗いやお風呂場って結構慣れているから平気やけど、共同トイレやバスルームはイヤ！って人も多いかもしれへんね。

お風呂場。
ここももちろん1つだけ。
シャンプーやボディソープもあります。
今回は宿泊が私だけやったので、いつでも自由にゆっくり使うことができたけど、他に宿泊客がいたらそうもいかへんから、お互いに心遣いが必要です。

木のぬくもりが伝わる素敵なペンションは、テラススペースも多く作られていて、のんびりした気分になれるよヽ(´▽｀)/
「ポランのひろば」という名前は、お母さんが宮沢賢治がお好きなことから由来するそうです。
なるほどなぁ〜。
そしたら私がペンション始めるんやったら、最近読んで感動した、東野圭吾の「ナミヤ雑貨店の奇蹟」にちなんで、「ナミヤ雑貨店」ていう名前にしよかなぁ。（ややこしいわ！）

あちこちに宮沢賢治にちなんだものがあって、ペットのワンコの名前も「銀河鉄道の夜」から、ジョバンニといいます。
ジョバンニさんは14歳のおじいちゃんワンコやけど、のんびりした環境で育ったからか、とても元気な子です。

1階のテラスにはペンションの模型が飾ってアルよ。

テラスからのながめ。
海の向こうには久高島が見えるよ。
海に近いところにあるのは海ぶどうの養殖場。
手前のビニールハウスはゴーヤーだそうです。

ちょっと海の方へ散策に。
途中には焼物の工房がアルよ。

歩いて2〜3分で海辺に出ます。
サンゴだらけなのでここでは泳げません。

お天気が良ければさぞかし気持ちいいやろうな〜。
今日はかなり寒かったわ((+_+))

おもしろいかたちの大きな岩もあったよ。

引き潮やったので、海岸の岩にはアーサーがたくさんくっついていて、上から見るとグーグルアースみたいやなww

サンゴやかわいい貝殻もたくさんあったよ☆

しばらく海辺を散歩して、宿に戻ってひと休み。
夕方5：00くらいになったら、お母さんが夕食が食べられる場所まで送ってくれます。
以前はカフェも併設していたけど、諸事情で今はペンション経営だけなので、立地がちょっと不便な分、送迎もできるだけやってくださいます。

このあたりにも昔は多くのアメリカ人がいたので、その当時に開業した、チャーリーレストランというお店まで送ってもらいました。
メニューはファミレスみたいな感じです。
観光客よりも地元のお客さんが多いんやて。

オムライスをオーダーしました。
お味噌汁つきかと思いきや、ポタージュスープでした。
たまごふわとろのオムライスも美味しいけど、こういう昔ながらのオムライス、けっこう好きやねん(^^)

ここの名物のパイもいただきました。
アップルパイ、アップルチェリーパイ、ブルーベリーパイとあって、一番人気はアップルパイだそうで、大き目カットのリンゴがたっぷり入っています。
私はあえてアップルチェリーパイにしました。
甘酸っぱくておいしかったよ。
ホールで買っていく人が多いらしく、閉店間際だと売り切れることもあるそうです。

お食事を終えた頃に、お母さんに電話。
また迎えにくれくださるので、それまでレストランの近所のコンビニで飲み物とか買って待ちます。

コンビニの近所でにゃんこ発見。
沖縄にきたらよくにゃんこを見かけてたけど、今回はあまり見かけへんな〜。

お宿に戻ってお風呂にゆっくり入りました。
お母さんはヨガ教室にお出かけ。
しばらくすると、娘さんが帰ってこられました。
主に宿泊者のお世話はお母さんがやっておられます。
お父さんはちょっとからだを悪くしておられますが、調子の良い時には朝ごはんの準備をしたりなさっています。

すっかり夜になると、テラスからのながめも闇夜のカラスちゃんです。
波の音だけが聞こえます。
早起きで寝不足だし、今夜は本を少し読んで、早目に就寝しましょ(´△｀)Zzzz・・・｡o○

■3月6日（金）

あさ〜(◎´∀｀)ノ
う〜ん・・・雨です。
今日は那覇に戻る前に久高島に行こうと思ってたけど、この雨の中行ってもしゃあないし、久高島は次回のお楽しみに残しとくことに決定。

下におりていったら、お父さんとお母さんが朝ごはんの準備をしておられました。
お父さんがあたたかいさんぴん茶を出してくれはったよ(^^)
今日もちょっと寒いから、あたたかいお茶はうれしいです。

ダイニングにおじゃますると、まぁ、ここも素敵な空間！

三角屋根まで吹き抜けで、一瞬沖縄にいることを忘れてしまいそうな山小屋風です。

水槽には小さなお魚ちゃんが泳いでいます。

見て！
このゴージャスな朝ごはん！
ジャムやドレッシングは全てお母さんの自家製。
盛り付けも凝ってくださって、ホテルの朝食にありがちの質より量のバイキング形式とくらべたら、そらもう心がこもったお食事やわ( ´艸｀)
どれもすごく美味しいの！
おなかもいっぱいになります。
感激やわ〜(≧▽≦)

ななな、なんと！デザートまで！
ヨーグルトは自家製。
スターフルーツは初めて食べたけど、熟してあるので美味しかった〜！
場所柄、晩ごはんに不便をかける分、朝ごはんだけは満足してもらえるようにとのお父さんのお考えらしいけど、こんなに素晴らしい朝ごはんをいただけて、1泊6,000円って安いと思うねんけど・・・

朝ごはんをいただいたあとは、お父さんのリハビリのボール投げのお相手をさせてもらったり、ギターを聴かせてもらったりして過ごしました。

お父さんはハーモニカやギターといった楽器の他にも、ペンションから見える朝日を写真を撮るのもお好きらしく、たくさんの写真を見せてくださいました。
気に入ったのをあげると言ってくださったので、この燃えるような朝焼けの写真をいただきました。
いつかこんな風景が見たいなぁヽ(´▽｀)/

お母さんとお話をいろいろさせてもらったんやけど、中にはモラルの無い人もいるみたい。
予約をしていたのに連絡なしで全然来ない人とか。
こういう個人経営の小さな宿は、24時間対応のホテルと違うから、連絡も取れない状況だったら、もう深夜まで待つしかないねんて。
大方キャンセル代を払いたくないからっていう勝手な理由なんやろうけど、節操ないというか、みみっちいわ。
そんな常識的なことも守られへんねんやったら、もうどこにも行くな！って言いたいな。

1泊だったけど、お世話になりました。
ほっこりしました。
またきっと次回も来ます。
久高島も見たいし、朝日も見たいし。
またお父さんとボール投げもしたいし。

11：00前くらいにペンションを出て、バス停まで送ってくださいました。
本当にいろいろありがとうございました。

斎場御嶽入口のバス停ではなく、行きにバスを乗り換えたバス停まで送ってくださいました。
そこには、東陽バスの営業所もあって、雨降りだったけど、営業所の人も親切で、バスが来るまで建物の中に入れてくださったよ。

さて、これから那覇へ戻ります。


・・・つづく。