やみつき香港「好食っ！」の旅

2015/02/22 - 2015/02/24

2泊3日香港の旅！
6月に初香港旅行をしてから1年も経たないうちに2回訪れるほどハマるとは、自分自身びっくりです。

気温は3日間通して17〜23℃くらい。湿度は97％の予報でした。
ほぼ水中にいるような感じ…？笑

2月は乾季とされていますが、1日目はずっと雨が降り、2日目は深い霧が立ち込めました。

香港では一年で一番寒い時期ということで、現地の方はブーツやコートを着込んでいる人もちらほら。日本から行った私たちからすると七分袖に厚手のパーカーを羽織るくらいでちょうど良い季候です。

そんな、旧正月期間の香港旅行。

エリア 香港(香港)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.5
• ホテル: 5.0
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.5

• 同行者: 友人
• 交通手段: 鉄道 船 徒歩
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

羽田空港の日本橋から香港旅行スタート！
行ってきます。

さ、無事に到着〜♪送迎のガイドさんと合流。
香港空港は広いな〜とキョロキョロしていると…

ななな何だどうなってるんだ！？
ガイドさんによると、お金の神だそうです。
赤は幸福、金色はお金を表します。
空港も旧正月仕様でした。

巨大空港です！ターミナルの端まで1.5キロ(もっと？)あるとか…

空港から九龍へ移動する間、こういった香港らしいビルがたくさんあります。
いやーしかしこの外観、違和感が半端じゃないです。

●ホテル●

前回も宿泊したランガムホテル。
空港からは車で40分くらい。
地下鉄 尖沙咀駅から徒歩5分程度のところにある、どこに行くにも非常に便利な立地です。
このホテルを拠点に今回も歩き回ります。

ザ ランガム ホンコン ホテル ホテル

改装されたようで、白を基調とした清潔感あふれる部屋でした。
絨毯には一点の汚れもなく、扉も壁も真っ白、完璧に整えられています。
宿泊は13階の1346号室。

奥にはソファ。ちょっと着替えを置いておくのに便利。

シャワーブースとバスタブが分かれていて使いやすい！
備え付けのシャンプーやボディーソープが良い香り。

水回りも無臭で快適です。
シャワーはひねるだけで適温に設定されておりストレスなし。

ミネラルウォーターが洗面所とベッドサイドにあり、毎日補充してくれます。これは安心です。

事前にDVDプレイヤーのレンタルを頼みました。
DVDディスクにはリージョンコードなるものがあるそうで…
香港と日本製品はそのコードが異なるため映るのか疑問でしたが、日本のDVDも問題なく観ることができました。
プレイヤーがTOSHIBA製だったからでしょうか？

ホテルからチョコレートとフルーツの差し入れ。
手書きのお手紙もついています。
前回も思いましたが、おもてなしの心が感じられて快適に過ごすことができます。

ランガムホテルのすぐ横の道にはブランドショップが連なっています。
綺麗な通りです。

●散策●

旺角を歩き回ります。活気に溢れた街です。
なんかこの交差点は気になるなあ…ごちゃっとしていて良い感じです。

昼間の女人街周辺。
まだおとなしいこのあたりも、夜になると看板が光り出し途端にぎらぎらした雰囲気になります。

ホテル近辺でたまたま見つけた御茶屋さん。
店員さんがとーっても親切でした！試飲もさせてくれて、うっかりお茶を大量買い。
こぢんまりとした店構えでしたがジャスミン、鉄観音、プーアール、緑茶、台湾のお茶など種類は豊富です。

地下鉄も慣れたものです。
電車内では女性や高齢者に席を譲る光景を何度も見かけました。

石畳の砵典乍街(ポッティンジャーストリート)。

ヒルサイドエスカレーター沿いに見る風景は、ごちゃっとしていながらも面白そうなお店ばかり。
美容院やマッサージ店、オシャレなカフェも大衆食堂もなんでもあります。

NEW YEARを祝う飾り付け。

良い感じの場所を発見。
左の尖ったビルがが中国銀行、右から2番目が香港上海銀行。
近くで見ると本当に面白い形をしています。
香港銀行の屋上左端、大砲のような物が中国銀行に向けられてる！

ビルの上の方はもやがかかっていて、霧の深さがわかります。

中環駅からフェリー乗り場へ。
オクトパスカードですいすい♪簡単に乗ることができます！
2泊3日の滞在であれば、100ドル程度チャージするだけで充分。

地下鉄だけで移動するのも味気ないので、一回くらいフェリーに乗るのも
一興です。

●朝食①●

朝ご飯にお勧めだという「糖朝(トウチョウ)」へ。
お店は地下にあります。

エスカレーターを降りていくと、まずはカウンター。
入ってすぐ魚の香りがしましたが、一瞬で慣れました笑。
どうやらテイクアウトにも対応しているようです。

具だくさん粥を頼みました。
ピーナッツや魚、貝などが入っています。
お腹に優しく食べやすく、出汁がきいていて美味しいです。
途中からラー油をかけて味を変えつつ食べると二度楽しめます。
意外と量が多いので、二人で一つでも充分かもしれません。

これが有名なマンゴープリン！
さっぱりしていてするっと入ります。

●朝食②●

ランガムホテルにある｢メインストリート・デリ｣はニューヨークスタイルのレストラン。
中華を一休みしたいときに最適です。

バナナパンケーキといって出てきたのはイチゴがのったパンケーキ。
バナナは中に練り込まれています。3枚重ね。
ハンバーガーもパンケーキも、想像よりやや大きいものが出てくると思っていた方が良いでしょう。

●昼食●

飲茶の口コミを見てやってきたのは尖東駅(イーストチムサアチョイ)を出てすぐのカオルーン･シャングリラホテルにある「香宮(ヒョングン)」。
ミシュランで2つ星を獲得しているとのこと。

店頭にあるメニューを見るとコース料理がほとんどで、飲茶もコースに組み込まれており若干予算オーバーでした…。
お腹も空いていないし今回は見送りましたが、いつか利用したいお店です。

気を取り直し、飲茶が食べられそうな別のところを探します。
シャングリラからやみくもに歩いているとショッピングモール｢K11｣に行き当たりました。ハイアットの隣です。
その中の「霞飛(ハーフェイ)」というレストランへ。
繁盛していたのでそのまま入ってみました。

霞飛點心拉麺 中華

注文票にチェックを入れて紙を渡します。簡単♪
スープたっぷりの小龍包。ホウセッ！

初めて食べた酸辣湯麺。
癖はなく、ちょうど良い酸っぱさであっさりと食べられます。
2人で1つにして正解でした。

パリパリの春巻〜☆
こちらも日本人好みな、癖のない味です。

●運気アップ●

今回も黄大仙へ。尖沙咀駅から約20分で到着。
旧正月のためものすごい人でした。
特に参拝客が増える日は入り口と出口を完全に分け、お寺の中が一方通行になるそうです。

どこを見渡しても赤と金！！
お正月飾りが大量に売られています。
小振りな風車タイプの物が可愛らしい。

金柑の飾り付けが鮮やかです。

黄大仙といったら占いをしなくては！
このようにシャッターが閉まっているブースもあります。

目当てのブースがあったのですが、なんと占いの先生が不在。
帰国日の朝も行ってみましたが連日閉まっていてリベンジできず。

前回は人相＆手相を見てもらったので今回はおみくじ。
女性の占い師です。仕事運などを占います。

おみくじ、お守り、名刺を独特の絵柄の封筒に入れて渡してくれます。
来年の2月に燃やすと良いらしい。

ところ変わってこちらは香港島側、上環駅から徒歩数分の印鑑ストリート。
細い路地にブースがずらーり。開運のハンコを作ってもらえます。

タイガーアイやキャッツアイなど、まずは好きな石を選びます。
掘ってもらう文字数などで代金は変わります。
デザイン性のあるものもできるみたい。

某観光ガイドブックに載っているお店。
広東語で、とても親切に石の意味を教えてくれました。
広東語は全くわかりませんが、なんとな〜く、何を仰ってるのか通じるものですね。
あいにく完成まで2日かかると言うことで、帰国日に間に合わないため断念。これは残念…最初の日に来ればよかった。

お店によって、完成したものをホテルに届けてくれるところもあります。要相談。

巨大猫！縁起がよさそう♪

●おやつ●

インターコンチネンタルのロビーラウンジでアフタヌーンティー。
最初はペニンシュラの予定でしたが、もの凄い行列だったため断念。

こちらは待たずに入れました♪
スコーンが特に美味！
グリーンティーは、日本の緑茶とは微妙に異なるちょっと不思議な味がします。

ロビー ラウンジ (インターコンチネンタル 香港) バー

旺角(モンコック)散策中に買ったベビーカステラ的なもの。
全部つながってる(笑)。
中は空洞でパリパリ食感です！ほどよい甘さで気軽な食べ歩きに最適。

エッグタルトで有名な「泰昌餅家(タイチョンベンガー)」。
香港島側、中環駅で下車し、ヒルサイドエスカレーターに乗って向かいます。
途中の踊り場のようなところでエスカレーターを降りるとすぐです。

これが有名なエッグタルト。
夜食に持って帰ろうかとも思いましたが、温かいうちに食べるのがお勧め。
(カードでの支払いはできませんでした。)

ここで買ったパイもサクサクで美味しい！

●夕食●

頂好海鮮酒家、通称 Very Good Seafood Restaurantで夕食を食べます。
ネイザンロード沿いにさりげなく出ている看板を発見。
エスカレータを下って地下へ。

頂好海鮮酒家 中華

メニューは漢字と英語表記です。

お店は大繁盛で、ほぼ満席状態でした。
大きな円卓を囲み、三世代で食事をしている地元の家族連れが大勢いました。

もの凄いボリュームの海鮮炒麺。

メニューを見て決めかねていると店員さんがやってきて
「ソースチキン！ベリーグッド！」とまくしたてるのでそれにしてみました。
でもここはverygood seafood restaurantなのでは…？笑

●マッサージ●

前回とても良かった｢太極足療｣は残念ながらクローズしたとのこと。
その近くにある｢康達足療美容中心｣へ。
足つぼ/60分コース。
漢方のような匂いのするお湯に足を浸し、ほどよい眠気がきたところで
猛烈にツボを押されます。

終わってみると足がものっすごく軽くなってる！効果抜群！

あ…写真ぶれてる…

ネイザンロード沿いの｢大班美容水療足浴中心｣。
地下一階のお店です。
中はアジアリゾートを思わせる(行ったことはないが)ような独特の雰囲気。

フット/50分コース。

●飲む！●

インターコンチネンタルのロビーラウンジで香港島を眺めながら一杯飲みます。

帰国してからもまたがんばろう！という気持ちになります。

●夜景●

さあ！プロムナードから香港の100万ドルの夜景を……てあれ？？
魅惑のチャイナは？高層ビルどこいった…？？

これは6月に旅行した時の様子。
比較すると…

今回は残念ながら霧が深すぎて高層ビルが全く見えない！！
そこにあるはずなのに完全に消えてしまいました。
40万ドルくらいの見え方です。

実はこの日、オプションでビクトリアピークの夜景鑑賞コースを申し込もうとガイドさんに聞いたのですが、行っても殆ど見えないからやめた方がいいよと止められました。
これは確かにほぼ見えなかったでしょうね。

旧正月期間中は特別なイルミネーションを見ることができます。
未年ということで、羊の電飾が至るところにあります。
全景が見えないのは残念でしたが、霧に反射してぼんやり浮かび上がる様子も、
これはこれで綺麗なものです。

あっという間の帰国日。
小雨が降ったりもやがかかったり、最後まで天気には恵まれませんでしたが今回も大満足な旅でした。
しっかり堪能したのに、帰りの空港ではもう次来たときのことを考えてしまう…香港にはなんとも不思議な魅力があります。

我愛香港☆

●おまけ●

今回のお土産達。
ジャスミン茶を大量買いしました。

今回どうしても欲しかった香港限定柄のレスポートサック。
空港では見かけなかったので、どこでも売っているわけではなさそうです。

※そういえば、旧正月の影響でお店が軒並しまってる！という不便さはあまり感じませんでした。路面店には休業中のところもあるので注意。

次回は4日間にしてマカオにも行ってみたいところです。