2014/08/29 - 2014/09/05
495位(同エリア2187件中)
Rinさん
ウズベキスタンへ行ってきました。
成田~タシケント~ヒヴァ~ブハラ~シャフリサブス~サマルカンド~タシケント~成田というスケジュールです。
オアシス都市として栄えた都市が多いので、もっぱら移動中は砂漠の景色ばかりなのですが、今でも残されている建造物を目の当たりにすると、日本の歴史や建造物を見たときとはまた違う感動がありました。
世界史が高校の頃から大好きだったので、思い切って大学生のうちにサマルカンドを訪れたい、とツアーに申し込みました。
またイスラムに対して少し胸のつっかえがあったからこそ、実際現地へ行ってみたら、微塵も後悔するような出来事はなく、イスラムの人々、慣習、考え方により惹き込まれてしまう素敵な国でした。
- 旅行の満足度
- 3.0
- 観光
- 3.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 3.0
- ショッピング
- 2.0
- 交通
- 1.5
- 同行者
- その他
- 一人あたり費用
- 25万円 - 30万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ウズベキスタン航空
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さて成田から旅はスタートです
いつものことながら集合時刻の1時間前には到着して、案内掲示板の前で今まで訪れた国の思い出に耽っていました -
週1本しか運行しない貴重なタシケント便
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機内食はとりにく…!
ターキッシュもそうでしたが中東系の機内食はおいしい -
砂漠が窓から見えてきました
おそらくタクラマカン砂漠あたりのはずわかんない -
高度が下がってきました
8時間やっぱ長かったです -
意外と近代的な都市タシケント
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景色はすごく爽やかなんだけど、とにかく暑い!
なんだ34℃って -
ホテルウズベキスタン
現地の学生も一番有名なホテルと言っていました -
ね、いい景色でしょ
ティムール広場が見渡せます
夜は外出しない方がよさそうです、パスポートもホテルに預けちゃったし -
っていって出てきてしまうのが大学生笑
だってティムール像見たかったんだもん… -
1日28時間の初日はほぼ移動で終わりました
明日からいよいよ世界遺産を巡ります -
2日目
午前3時起きで飛行場へ…!
ウルゲンチまでプロペラ機でひとっ飛び -
ウルゲンチからはヒヴァまでバスで移動です
飛行機で1時間だった道のりをバスで5日かけて戻っていきます -
トロリーバスでもヒヴァへは行けるようです
塗装が荒くしばしば体が宙に浮く道でした笑 -
ツアーメイトたちが飛行機疲れでお休みの中、車窓を見てボーっとしていたら、小さな女の子がバスに向かって手を振ってくれました
あいにくほとんどカーテンは閉まっていたのですが、そんなバスにも両手で手を振ってくれる女の子の健気さに感極まりそうでした
現地の人たちホントに大好きです -
ホレズムの古都ヒヴァにとうちゃく!
空がいい色してますよ、淡い青です -
なにかの豆?
城壁の外の道沿いにたくさん生えていました -
この街に住む子供たちにとっては世界遺産も遊び場なんだなぁ…
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城壁の内城イチャン・カラに入りました
入り口からいきなりタイムスリップした気分 -
レストランって書いてあるけど、立派な建造物ですよ…?
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見えてきました!未完成のミナレット、カルタ・ミナル
もし完成していたらヒヴァで最も高いモスクになるはずだったそうです -
青のタイルがホントにきれい
実はこの青という色も都市によって全然違っているんですよ -
とてもホテルとは思えない造りです
建築を勉強しているというツアーメイトも興味深そうに庭を眺めていました -
少し歩くとキョフナ・アルクの城壁です
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キョフナ・アルク内のアイヴァン
修復されたものなのですが、色の影響か中はかなり涼しく感じました笑 -
すさまじい模様です
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アクシェイフ・ババの見張り台からの景色
やっぱ高いとこから見るとまた違いますね
ここに限らず、高い大鐘楼やモスクのある街では、お金を払ってでも上からの景色を見に行くよう心がけています -
パノラマしてみました
城内が見渡せます -
また少し歩くとジュマ・モスクのミナレットが見えてきます
シンプルだけど上の方の青い線が一つ一つ違う模様できれいでした -
ジュマ・モスクの内部の様子
8日間でいろいろなモスクを訪れましたがここだけは雰囲気が全然違いました -
えスイカのジュース!?
おいしそうだけどおなか壊すでしょうこれは -
イスラーム・ホジャ・ミナレット
ヒヴァで一番高いミナレットですね -
登ってみましょう
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階段は真っ暗で手と足の全神経を集中させて登りました笑
少しピサの斜塔の階段を思い出しました、傾いてないけど
遠くまで見えますね -
ヒヴァのナンです
ナンも地域によって全然違いました
ヒヴァナンは少しかたくて食べ応えありのナンなんです -
タシュ・ハウリ宮殿内にもアイヴァンがあってきれいな青色で飾られていました
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タイルはしょっちゅう修復するそうでところどころ抜けています
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そしてツーショット
やっぱり空の色がいい -
シエスタ後(毎日シエスタ時間がありました笑)、再び城内へ
アラクリ・ハン・メドレセ
ちなみにメドレセは学校という意味
こういうのが見たかった -
柱が曲がって見えるんですが、それだけ古い時代に造られたということなんだそうです
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メドレセ内では5$で伝統舞踊が見られます
ロシアのコサックダンス風な楽しいコンサートでした
客いじりで指名された時は、頭の中真っ白になりましたけれども笑 -
コンサート後のファンサービス
馬の頭のついた三輪車でキコキコ再登場する姿がかわいすぎて悲鳴があがっていました -
シルクロード制覇までの道のりです
日本が雑すぎて笑いました -
夕飯はホテルで食べました
毎食とっても甘いスイカとメロンが出てきます
結局ツアー中ずっと食べてましたが、お腹は壊さなかったです -
三日目、おはようございます!
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この日は、驚異の移動8時間でずっとバスに乗っていました
写真はバザールでござーる -
アムダリア川を越えています
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移動中はずっと窓から現地の人に手を振っていました
大体の人が手を振り返してくれます、もうホントにいい人たち
移動中ずっと一人で興奮と感動を繰り返していました
それにしてもみんな目よすぎ笑 -
うひゃあ、すごい数のスイカメロン
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そろそろキジルクム砂漠に入るようで、人っ気もなくなってきたので、手を振るのを断念
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生まれて初めての砂漠
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アムダリア川の見えるところでトイレ休憩
川岸まではかなり距離があって行けそうにはなかったです -
けど行っちゃうのが大学生!笑
川の水を触って大満足
ホントに湖みたいに広いんですよ -
降りてきてよかった、と思うのも束の間
往路で調子よく降りてこられた逆で、復路はいくら地面を踏みしめても砂に足を取られ進めず、結局戻るのに5倍近く時間がかかりました
自分たちを置いてバスが出発してしまうのではないかという恐怖と戦いながら、友達と励ましあい半べそ状態で戻りました笑
今となってはいい思い出です -
お約束のパノラマ
アムダリア川が三日目一番のハイライトでした -
バスの一番後ろの席から
地平線ってどんなに眺めてても不思議と飽きないものなんです -
さ・ば・く・が・終・わ・ら・な・い
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サーマーン朝時代からの聖都ブハラにとうちゃく!
もう夕方です
写真はオアシスの池、ラピハウズ -
名前は分からないですが、着いて早々すごい建物だらけなブハラ
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この日の夕食は、有名なホテル、アジア・ブハラで
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4日目
9月1日はウズベキスタンの独立記念日でした -
アルク城の崩れた跡が見えます
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絨毯市場になっています
自分も2万くらいで小さいやつを衝動買いしてしまいました -
心地の良い天気だったので空をパシャリ
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さてさて有名なカラーン・モスクとカラーン・ミナレットです
カラ・ハン朝時代に建てられた建物なので相当年代ものですね -
こちらは、カラーン・モスクの正面に面して建っているミル・アラブ・メドレセです
つまり学校なんですね
ドームの青さもかなり空の色に近づいてきました -
カラーン・モスクの内部
とても広いです
中は公園のようになっていて、現地の人たちが腰かけて休憩していました -
正面から見たミル・アラブ・メドレセ
ホントにこういう建物が見たかった! -
メドレセの中に入ってすぐのところに礼拝の時間を示す板がかかっています
-
ブハラの模様を見て思ったのは、青だけでなく黄色も使われているんだな、ということ
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中央アジア最古の神学校ウルグベク・メドレセ
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ところどころ細かすぎる…
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ウルグベク・メドレセの正面に建つアブドゥールアジス・ハン・メドレセ
もはや名前長すぎて覚えられないです -
このタイプの彫刻は初めて見ますな…
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ブハラナンを作っているところへお邪魔しました
模様が複雑で、ヒヴァナンに比べるとふっくらしていました
出来立てをちぎらせてもらい、本当においしかったです -
現地の子供たち
飴玉をあげたら喜んでくれました
ヨーロッパに行くと子供が近づいてきた時はスリだと思えとよく言われますが、この国の子供たちはスレていなくてすごくピュアです -
地球の歩き方にも載っている手作りはさみ店
ここで買った包丁やコウノトリの形をしたはさみは一生砥がなくても使えるらしいです -
アラビアンナイトの世界ですね
-
店主がとても気さくで優しい人なので、訪れたら買ってしまうこと間違いなし!
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タキ・バザール
活気があって、現地の人に「こんにちは」って片言で言われました -
砂の中から発掘されたというマゴキ・アッタリ・モスク
-
やっとお昼ご飯…
ブハラ観光名所多すぎ -
おいしいプロフをいただきました
独立記念日ということもあって店内の雰囲気は騒がしげな感じです -
午後一番はバハウッディンです
中央アジアではメッカに次ぐ聖地とされています -
バハウッディン内の願いの木
とりあえず触って願い事をお願いしました -
イスマーイール・サーマーニ廟
ちょうど写真撮ってる後ろに遊園地みたいな施設があり、こんな騒がしいところにポツンと建っています
中に入ることができましたが、とにかくパワーを感じました -
チャシュマ・アイユブ
残念ながら逆光です -
バラハウズ・モスク
ハウズが池って意味なんだなとこの辺で気づきました笑
ちょうど礼拝が終わったようでいっぱい人がいました -
ハウズで釣りしてる現地の人がいたので、何が釣れるのか、と聞いたところカープ(鯉)が釣れるらしいです
変なおっちゃんに、ホンダ!ミラン!ホンダ!とからまれました笑 -
風がなければ池にモスクが写るらしいです
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アルク城
ようやくスタート地点に戻ってきました -
城内の謁見の間です
実はこの城、ソ連軍による爆撃で半分以上破壊されており、ここは形がそのまま残った数少ない部分なんです -
城壁から見たブハラの街
絶景としかいいようがない美しさです
この写真を撮った場所は本当は立ち入り禁止の場所なのですが、特別に入場させていただきました -
ほら、さっき行ったカラーン・ミナレットとカラーン・モスクも
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夕食はナディール・ディヴァンベギ・メドレセの中で
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伝統舞踊を見ながらの夕食はとても贅沢でした
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そして急に始まった伝統衣装のファッションショー
男性陣はこっちにくぎ付けでした笑 -
演奏もよかったですよ!
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右側二人の動きが完全に中川家って話で盛り上がりました笑
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ブハラの街はすごいにぎやか
旅もいよいよ後半です -
5日目
朝起きてすぐこんな庭でご飯食べれるってお姫様か -
シャフリサブスに向かって出発です!
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砂漠を抜けるとそこは…
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ティムールの故郷シャフリサブスにとうちゃく!
まずはトルッティロヴァット建築群
お庭がとても整っていてきれいです -
また全然違う…
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正面のグンバズィ・サイーダン廟は中どうなってんのかな…?
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もっと荘厳な色合いをしてますね
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一番奥の墓石のくぼみの水を悪いところにつけると治るんだとか
水がなかったので、ツアーメイトのお茶を流して代用
ガイドさん曰く何でもいいそうなのだがそれでいいのか笑 -
まよわずトイカメラでパシャリ
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ウズベキスタンの木は病気や虫を防ぐために、幹の下の方が白く塗られています
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ドルッサオダット建築群のジャハンギール廟
ティムールが眠るはずだった廟です
ティムールがこの街に眠れなかった理由や、この街がここまで破壊されてしまった理由など、日本では知ることのできない世界史を間近で感じることができます -
アク・サライ宮殿跡のアーチ
かすかに青色のタイルが残っています -
反対側のアーチ
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上から見ると市街中心部もまだまだ開発中なのが分かります
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ティムール像
勇ましいの一言
もっと世界史勉強しよ -
さてサマルカンドへ出発
山なんて久しぶりに見ました -
夕日に染まる道
ずっとBon JoviのLost Highway聴いてました -
サマルカンドとうちゃく!
5日目も伝統舞踊を見ながら! -
6日目
サマルカンドの終日観光はウルグベクの銅像から -
ウルグベク天文台前にある博物館はかわいらしい形の建物でした
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再現された天文台の模型です
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ウルグベク天文台跡
この中にまさかあんなに巨大な六分儀が埋まっているとは -
これでも一部だというからびっくり
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天文台の前はきれいな景色の広場になっています
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絨毯工場も見学させてもらいました
見本の柄もほどほどに、ほぼ何も見ないで紡いでたことにびっくりです
みなさんイヤホンしながら作業していました笑 -
いつか大人になったらまた買いに来よう
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少し移動してシャーヒズィンダ廟群へ
サマルカンドはブハラと違って歩きだけではすべてまわれない広さです -
天国への階段と呼ばれる階段です
行きも帰りも数えて同じ段数だったら天国へ行けるそうです
自分たちは違う出口から出てしまったので行きしか数えられませんでした残念 -
遠くに巨大なヒビハニム・モスクが見えます
-
これがサマルカンドブルーといわれる青色か
-
立体的な造りと、複雑な模様がよくマッチしています
-
廟というくらいなのでただただ派手ってわけではないんですね
ここに眠る人もきっと落ち着いて眠ることができるでしょう
そんな青色です -
模様の複雑具合がヒヴァでの模様と比べると全然違う妙味を出しています
-
お墓なので、やはり独特の空気が流れています
体感温度もやや低いです -
この廟群にはティムールと関係の深かった妹や妻が眠っているそうです
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結局この青さに惚れてしまい、小さなタイルを購入してしまいました
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きれいだったので思わず…
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今旅一番お気に入りの青
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お昼ご飯はサマルカンドのナン
シンプルイズベストでした笑 -
グリ・アミール廟
ティムールの眠る霊廟です
シャフリサブスに眠ることのできなかったティムールはこの地に葬られたのです -
巨大としか言いようがないです
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ティムールはこの中にブドウのジュースを入れて兵隊にコップ一杯ずつ分け与えてから戦場に向かい、戦争後も同じことをやらせることで、そのジュースの減り具合からどのくらいの兵が死んでしまったかを調べていたそうです
-
グリ・アミール廟の内部です
-
ついに来てしまいましたレギスタン広場!
ここに来たかった!ここを見たかった! -
ツアーパンフなどでよく見る角度ですね
-
右側はシェンドル・メドレセ
虎のような動物が描かれていますが、偶像崇拝を禁止しているイスラームの建築としては異例のメドレセらしいです -
左側はウルグベク・メドレセ
とにかくでかい -
レギスタン広場内にあるウズベキスタンの伝統楽器のお店を訪れました
ギターと違って弦の数が少ないんですね
でもどの楽器も哀愁のあるいい音を出していました -
レギスタン広場北側のティラカリ・メドレセ
内部は金ぴかになっています
イスラームにもこんなに豪華な造りの建造物があるんだなと逆にびっくりさせられてしまいました
ツアーメイトはみんなここでの写真をFBやLINEのプロフ画像に使っています笑
ホントにそれくらい感動的です -
金と青のコントラストがたまりません
-
とてつもなく巨大なモスクが見えてきました
-
ヒビハ二ム・モスク
イスラーム建築はキリスト教の建造物などに比べるとどれもやや小さいイメージでしたが、これはホントにでかかったです -
内部にはウルグベクによって寄進された大理石の書見台が
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シヨブ・バザール
スーパーマーケットのようなものですが、日本のものとは規模が違いましたね -
トマト?リンゴ?
-
残念、今日はみてるだけ
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入場はしませんでしたが、遠くから見えたハズラティ・ヒズル・モスク
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修復中でしたが空色と白色の美しいイマーム・アリ・ブハリ廟
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天井までも空色です
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庭の造りも見事
旅を締めくくるにはすごくいいところでした -
7日目
サマルカンドからタシケントへ移動し、チョルスー・バザールでショッピング
ぼったくられるからおみあげはスーパーで買った方がいい、とガイドさんは言っていました笑 -
ナヴォイ・オペラ・バレエ劇場
太平洋戦争後に日本の抑留兵たちが、労働者としてこの建物の建設に貢献したことも、ウズベキスタンが親日であることと関係してるそうです -
さて8日間と短くも長くもあったツアーが終わり、再び週一本の飛行機で日本へ!
歴史と宗教と建物がとても印象的な国でした
次行くときも安全だという保障は何もないですが、是非また訪れてみたいと思います!
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