独り身女のフィリピン周遊・前編（入国、ビガン編）

2015/01/22 - 2015/01/28

マリウスの故郷を廻ったジャニヲタ巡礼旅行記を書いていたのですが、
最近フィリピンを周ったので、その旅行記を先にアップします。


１日目：マニラで入国。５時間のトランジットの後、セブパシフィックでラオアグへ。
２日目：ラオアグからバスで３時間かけてビガンヘ
３日目：ビガンから１２時間かけてバスでマニラへ
４日目：マニラからセブパシフィックでセブへ。
５日目：ボホール島へ遠足。
６日目：セブパシフィックでマニラへ。
７日目：昼過ぎに帰国

７日間の休みが取得できたのは１０日前、突然すぎてお金を用意する間もありません。とのことで泣く泣く貯めてた３４０００ＪＡＬマイルを切り崩すことに。
今まで行ったところのない国、且つ必要マイル数が少なくて済む国との観点からフィリピン行きを決めました。

フィリピンへ行く前に予習をしておこうとネットで調べた情報は、
「銃犯罪に気をつけるべし」等の何とも恐ろしいものばかり。
早く１週間が過ぎたら良いなと行く前は考えていたのですが、
行ったら想像以上に気候も人も温かくて過ごし易い場所でした！

青い空と海が素敵な場所だったので、また休みとお金があれば行きたいお気に入りの場所となりました。

エリア その他の都市(フィリピン)

ＪＡＬのフィリピン行きは朝発と午後発とがありますが、マニラの治安に不安アリだったので朝発をチョイス。
朝９時成田空港発にはさすがに家から間に合わないので、成田空港近くの一番安いホテルである、9h ninehoursを予約しました。

カプセルホテルだから窮屈そうだろうと予想していたのですが、思ったよりスペースがあって清潔で快適に過ごせました。

いよいよ搭乗時間がやって来ました。と同時に、安全な日本から離れてしまう不安感がよぎります。

機体は初めての７８７！
初期のころは煙が出たりと不具合を起こしていたので、期待感と不安感が入り混じる。

７８７と言えば、ボタンで窓の明るさを調節できる装置が有名ですよね。

機内食はいつもの中華系航空会社と全然違う！！
日本人好みの味付けだし、野菜は豊富だし、おまけにハーゲンダッツまでついてるなんて感動です(涙)

あっという間に５時間のフライトが過ぎ、マニラ国際空港第一ターミナルに到着！

荷物預け所がある第三ターミナルまで無料のシャトルバスで移動します。
右下奥の青いライトが預け処の看板です。

私のスーツケースは小さかったので、３時間１５０ペソでした。
３時間以上の場合は２００ペソだったと思います。

荷物を預けて、空港から無料シャトルバスで１０分のリゾート・ワールド・マニラへ行きました。
私なんかの貧乏旅行者が行くことがおこがましいと思えるような金持ち空間・・・。
写真で映っているようにカジノもあり、司会者アリのビンゴゲームショーが一番人気のようでした。
スロットゲーム一回あたり５０ペソから始められるので、普通の人には手軽に遊べるかと。

２階へ行くエスカレーターを登るとショッピングモールが広がっています。
２〜４階がショッピングモールになっていて、４階には映画館も併設されていました。
映画の種類は少なかったけれど、日本より格安で見れるらしいですよ。

空港へ戻りました。
こちらのワンちゃんはおそらく麻薬捜査犬だと思うのですが、むっちゃキュートで怖くない(笑)
何が嬉しいのか分かりませんが、尻尾をフリフリしております。

ラオアグに着いてから晩御飯を食べれるか分からないので、今のうちに食します。
２階にはフードコートがあったので、早速日本では食べ見かけない料理をチョイス。ワンタンマミとウベ（紫芋）の饅頭のようなもの。

１時間のフライトの後、ラオアグ空港に到着。
最終便だったからだと思いますけど、まさかの徒歩で滑走路を歩いて荷物引き取り場所まで行くというサプライズ。
ゆるーい飛行場と暗い街に不安を覚えます・・・。

たまたま同じラオアグ・レンゾーホテルへ行く女の子を乗せたトライシクルを見つけて一安心！
空港から１５分程で到着できました。

ホテルは安いのに皆さん親切で部屋も汚くないしコスパよかったです。
まだ夜の９時前でしたが、トライシクルで通った道中にビビって外にでませんでした。
空港で食べてて正解だったよ。。。

一泊２６００円で朝ごはん付という充実っぷり！
確かに種類は少なく日本人の口に合わなそうですが、それでも十分お腹の足しになりました！

さてホテルからトライシクルで１０分２５ペソでバスターミナルに到着、ビガンへと向かいます。

３時間でビガンに到着。
ここでビックリな事が起こってしまいました。
ビガンには街の入口と、さらに奥とで降りる事ができたのですが、運転手のおっちゃんは私が降りていないにも関わらず入口で降りたと勘違いし、スーツケースを置き去りに。。。スーツケースがないと互いに絶望していたらおっちゃんがトライシクルを捕まえて入口まで送るようにと言ってくれる・・・。
入口に向かっている間はそりゃあもう絶望ですよね、本当に。
スーツケースには２万円程の現金がある上に、今後の旅にかかせないセットがあるので無くなったら・・・と思うと泣くことを通りこして絶望でした。

しかーし、戻ってみるとそこにはスーツケースが！
安心したし、意外とフィリピンって治安悪くないんだなって思いました＾＾


こちらは本日宿泊のビガン・プラザホテルです。

写真はかなり暗めですが、実際はそんなことありません。
世界遺産である教会や石畳の通りだけではなく、ファストフード店にも近い街の中心にあったので、かなり観光するのに便利なホテルでした。
また個人的には日本のアニメチャンネルを見れたことが評価高い(笑)

荷物を置いて一息ついたら、ホテル横のカフェ・レオナで昼食を。
ガイドブックにも載ってる有名店なので日本人観光客も見かけましたよ。

まずはバナナシェイク一杯８０ペソを。
味が濃いし食感もあって美味しい！

何かビガンっぽいものを！と思い、ビガンエクスプレスを注文。
出てきてビックリ、かなり味が濃そうでご飯がなければ食べれなさそうな代物です。急いでガーリックライスのハーフを注文しました。

味はペッパーやトウガラシの辛さもありつつ、なんだか甘くて不思議な味付けでした。ガーリックライスはニンニクが臭くもないけど味があって美味しかったです！これだけでもまた食べたいなぁ〜。

カフェから外に出ると名物のカレッサがありました。
乗りたかったけど価格交渉が面倒だし、一人で乗っても寂しいから止めました。
後から考えたら乗れば良かったなーって思ったり。

昼過ぎだからか人がいない。みんな何してんだろ。

ビガンっぽい町並みで素敵。のんびりとしてます。
でも人がいなくて奥まで行くのは怖かったな。

やっとトライシクルというものを写真に収めることができました。

ガソリンの値段は日本よりも少し安い程度なのに、トライシクルは格安なので運転手のおっちゃん達は利益薄いんだろうなと悲しい気分になったり。

セントポールメトロポリタン大聖堂です。
白壁に色とりどりの聖像が並んでいてカラフルで明るい教会でした。

キリスト様の足に触れてご利益を求める人が多かったのが印象的でした。

青い空にはよく映えます。

教会から道路を一本挟んであるのはブルゴス広場。
改革運動で命を落としたブルゴス神父にちなんで名前が付けられたそうです。
銅像かと思いきや色つきでこれまたカラフル。

サルチェード広場から噴水を挟んで教会を。

州政府の建物です。
マカオの教会みたいにクリーム色の外壁が可愛い。

ビガンの目抜き通りであるケソン通りです。
でも歩いている人たちの目つきが少々怖いですわ。

日本企業が浸透しているようですね。

こちらはビガン・パブリックマーケットです。
小さな個人商店の集合体だと思います。

真向かいに新しいショッピングモールがあったのでお客さんは取られていると思います。
時間帯のせいなのかシャッターを閉めてる店が多かった。

ホテル近くのＭＡＸ’ｓというファミレスで晩御飯を。
と思いましたが案外日本のファミレスと変わらない値段だったので、ハロハロとグリーンマンゴージュースを注文しました。
ハロハロは見た目が可愛くてウベアイスは美味しいし、グリーンマンゴーはさっぱりとした酸っぱさがあって美味しかったです。

夜のビガンはオレンジの電灯が雰囲気あって素敵です。

ケータイで撮った写真の方が綺麗かも？

戻ってびっくり、ホテルがすさまじい数の電飾で覆われています。
なんかあるのか？

広場へ行ってみると屋台が出て賑やかで楽しそう！
毎日こんな感じなのかと思いきや、この日はビガンのお祭りの最終日だそうです。
そりゃこんだけ賑わうわなーっと。

屋台で売っていた“ＴＡＫＯＹＡＫＥ”を買いました。
３つで２０ペソ。

ソースじゃなくてチーズっぽいソースがかかり、生地も半生で正直不味かった(涙)

再び教会へ戻るとミサが行われておりました。
ギターで賛美歌が奏でられていて南国の風を感じます。

お祭りのお陰か噴水ショーを見ることができました！
ケイティーペリー等の音楽に乗せて噴水やイルミネーションが変化するショーで、ビガンのリア充達がところせましと見物をしていました。

ビガンホールもライトアップされていてキレイ。
そして謎の人形が飾ってあった・・・。

フィリピンはまだまだクリスマスの装飾を外さない模様。
他の島でも装飾が残っていました。

民族衣装（スペイン風）を纏った１０代の子たちを沢山見かけました。
コスプレいいな。

夜９時からはミスビガン披露などの催し物が。
夜の１時過ぎまで続いていましたが、そこそこ人は残っていました。

今晩はマックでご飯、チキン＆ライスセットを注文。
ライスはタイ米で、チキンは右のソースにつけて食べます。
日本で食べることのない味ですが、なかなか美味しかった。

朝はホテルの朝食を。これに黄色いスイカも付いてきました。
キュウリの下にはフライされた魚があったのですが、サクサクしてほんおり甘くて美味しかったです。

ビガンは小さい街だったので１日あれば観光できます。
やることも思いつかなかったのでマニラへ戻る事にしました。

途中一瞬ですが、海沿いへ！

パルタス御用達の休憩所へ寄りました。
ＳＡというほど良いものではなく、質素な造りです。
トイレは２ペソ払っての使用ですが、なかなかのクオリティ＾＾；

８０ペソの昼食。おかずは骨がたくさんあって食べにくいです。
おっしゃんがバスの中まで売りに来てたチマキとかで良かったかな。

休憩所から見た景色。のどか〜。

計１２時間もかかりました。ガイドブック以上の所要時間です。
６５０ペソの安い便だからしょうがなかったのかな？