2014/12/12 - 2014/12/12
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captainfutureさん
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2014年12月12日(金)
ペシャワール旧市街散策 最終日の5日目。
ペシャワール美術館、バラ・ヒサール・フォート(ムガル帝国時代の要塞)を散策。 その後、夜行バスにてラホールへ。
仏像が作られ始めた紀元1世紀のガンダーラ美術の仏像は、まるでヘラクレスだった。
1パキスタンルピー ≒ 1.2円
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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今回のルート:
2014年12/2 羽田、上海→ /3 インド・デリー→ /4 アムリトサル、パキスタン・ラホール→ /8 ペシャワール→ /13 ラホール→ /15 インド・アムリトサル→ /16 デリー → /17 上海、羽田
下は持参地図。黒太線内がペシャワール旧市街。 -
朝はゆっくり起きて、荷造り。
今日はペシャワール博物館、帰りにバラ・ヒサール・フォート(ムガル帝国時代の要塞)へ。その後、夜行バスにてラホールへ行く予定。
荷物をフロントに預け、13時にチェックアウト。宿前には8月14日のパキスタン独立記念日の大きなシールが張られた車。 -
博物館は新市街方面へ500m程先。午後の開館時間( 14:30〜17:00 )まで、まだ時間があるのでゆっくり歩く。
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タバコ屋。
かぎタバコ(唇と歯茎に挟んで使用するもの)を杵と臼で作っていた。 -
スイーツ屋
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食堂の前で、兄弟かな。アフガン式に下に置いて、丈の短い椅子で。
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シュバ・チョーク。金曜午後のためか、交通量が少ない。向こうの坂を上って行く。
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外国人パッカーに人気のローズ・ホテル。
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オートリキシャ
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坂を上り始めたところ。この看板前で銀行窓口まで男女別に長蛇の列。
給与受取りだろうか。 -
今日も元気なデコバス
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この線路上の橋を渡って、新市街方面へ。
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サダル通りを南へ。
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下には線路。この先にはペシャワール駅。
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サダル通り
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オートリキシャ
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サダル通り
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サダル通り
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サダル通り
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サダル通り
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ペシャワール博物館に、ちょうど午後の開館時間14:30頃に到着。
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博物館正門。1906年築。収蔵3000点のうち、7〜8割がガンダーラ遺跡からのもの。
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外国人料金で入場料200R(\240)、カメラ持ち込み料300R(\360)。ちなみに現地人は入場料10R(\12)。
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後で分かったが、この日は工事のため照明が消されているところが多かった。
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ガンダーラ地方の全体図。左下がここペシャワール。
元々のガンダーラは小さな地域だったが、仏像などが広範に出土する地域を含めて今ではガンダーラと呼ぶとのこと。
持参の絶対見ておきたいリストを手に、館内探索開始。 -
こんなところで鬼子母神(右のハーリティー)。左は夫のバーンチカ。
『(Wikiより)バーンチカの妻で、500人の子の母でありながら、常に人間の子を捕えて食べてしまうため、多くの人間から恐れ憎まれていた。それを見かねた釈迦は、人間を救うと共に彼女をも救済することを意図して、彼女が最も愛していた末子を隠した。彼女は半狂乱となって世界中を7日間探し回ったが発見するには至らず、助けを求めて釈迦に縋ることとなる。そこで釈迦は、子を失う親の苦しみを悟らせ、仏法に帰依させた。かくして彼女は仏法の守護神となり、また、子供と安産の守り神となった。盗難除けの守護ともされる。』 -
仏像が作られ始めた紀元1世紀頃の仏像。まるでヘラクレス。こういう”仏像”がいくつも並んでいる。
ガンダーラ美術の仏像は、1世紀前半〜中頃に成立したとする見解が有力で、仏像の起源とされているとのこと。
入滅後500年間は仏像は作られなかったため、当然誰も釈迦の顔を見たことがなく、アレクサンダー大王遠征でこの地に住み着いたギリシャ等の西方の人がアポロンの顔を使用したといわれているらしい。 -
白い象がお腹に入った夢を見た后マヤ夫人が占星術師に聞いているシーン
『釈迦は紀元前5世紀中頃にインド北部ルンビニーにおいてシャーキャ族の王子として生まれた。伝承によれば、釈迦の母マーヤー夫人は、ある夜、白い像が胎内に入る夢を見て釈迦を懐妊したという。』以下『』内は地球の歩き方「ガンダーラ美術特集」の美術史家 谷岡清氏の解説より。 -
仏誕
『月満ち、里へ出産に帰る途中、マーヤー夫人は急に産気づき、木の枝につかまったとたん、その右脇腹から釈迦が生まれた。』 -
産湯を浴びる。
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学校に通う。羊のよう。
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レスリングをする少年時代
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四苦八苦している周囲をよそに、片手で子象を持ち上げ。
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初めて瞑想する釈迦。樹下観耕(じゅかかんこう)。
『2〜3世紀。高さ69cm。ガンダーラ美術に特徴的なギリシア的リアリズムが明瞭に認められる。樹木の下で若き王子が瞑想する様を表しているが、逸話では、太陽が移動しても彼にかかる木陰だけは彼の上に止まり続けたという。それを見た父王は、彼の足元に膝まずき頭を垂れたと伝えられている。』
『青年期のある日、王子釈迦は農耕を見る儀式に参加し、ジャンブ樹の下に座して、農夫と牛が苦労して畑を耕すのを見ていた。掘り出された土の下から幼虫が出て来ると、小鳥が飛来し、一瞬にして虫を食べてしまった。これを見て釈迦は、命のはかなさと無常を感じ、これが後年の出家の要因になった。』 -
華やかな結婚式
『もの想う青年となった釈迦を心配し、父王は結婚をすすめ、一子も得たが、ある日、城門を出て病人、老人、死人に会って無常観を更に深め、出家を決意する。』 -
華やかな結婚式
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出家の為、釈迦が寝ている后を後にする様子
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15:40、突然係員に、今日は工事のため閉館と言われる。明日また来いと言われるが、今晩この街を出ることを話し、絶対見たいものリストの写真を見せ、学芸員(写真後姿)に大急ぎで案内してもらう。写真付きで良かった。
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電気を付けてもらう。
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出城し、いよいよ出家。
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瞑想中の仏陀。まだ宝石を付けているので悟り前とのこと。
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降魔と成道(こうまとじょうどう)、2〜3世紀。
『釈迦が悟りを開くべく、ブッダガヤーの菩提樹の下で瞑想に入ったのを知って愕然とした悪魔の王マーラ。
釈迦の出家以来、何かと邪魔をしてきたが、いよいよ悟りを開いてこの世が光明に満ちてしまうと、闇の王としての立場がない。
そこで怪獣だの妖怪だの、あらゆる魔衆を遣わして邪魔したが全く効果が無く、最後の手段として自分の妖艶な娘達に誘惑させた。
しかし釈迦は一切無視し、ついに成道、悟りを開いてブッダ(覚者)となったのである。』 -
悪魔の数々
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人は悪いことをすると重くなるそう。釈迦は軽いので蓮の上にも乗っていられるという。
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説法中の釈迦だろうか。
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仏説法図
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入滅の涅槃図。
『2世紀。高さ27cm。釈迦は悟りを開いた後、ガンジス河流域を中心に教えを説く旅を続けたが、80歳になったある日、信者の家で出された供物(キノコ又は豚)を食した直後体調を崩し、タシナガラに至って、いよいよ動けなくなってしまった。
枕を北に横たわった釈迦は、弟子たちに「私の死を嘆くな。私は永遠の解脱である涅槃に入るのだから」と言い残して入滅した。
釈迦誕生から仏像の誕生まで500年、そして日本へ伝わるのに更に500年掛かった。』 -
痩せ衰えた釈迦
『芸術における自然主義の最高の好例とうたわれる傑作だが、損傷が激しい。頭部、胸部、そして衣の裾の部分しか残っていない。それでも極限まで肉を落とした人体が実にリアルに表現されているのが分かる。ラホール美術館にある「断食するシッダールタ」と比較すると、こちらの方がより痩せ衰えているよう。』 -
こちらもこの博物館一押しの一つとのこと。
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前世の仏陀が自分の髪を仏陀の為にひいている様子
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花綱を担ぐ童子
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舎利容器
『2世紀、高さ20cm。蓋には釈迦と梵天・帝釈天の三尊像、胴部にカニシカ王らしい像があるので、クシャーナ朝カニシカ王の舎利容器として名高い。
入滅後、熱心な信者である8人の王たちは、分与された遺骨をこれに納め、ストゥーパ(墳墓)に祭って礼拝したという。』 -
16:00、本来なら17:00が閉館時間なのだが、もうタイムリミット。学芸員から退去勧告。
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まだ半分も見ておらず、後ろ髪を引かれる思いで後にする。
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博物館前から、バラ・ヒサール・フォート(ムガル帝国時代の要塞)へせっかくなのでデコバスで移動することに。
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これに乗車。運転席にぶら下がっているボンボンの数がスゴイ。
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写真上: 車掌。停車中は外に出て呼び込み。
写真下: これでデコバスともお別れ。乗車賃10R(\12)は要らないと手振りしてくれた。 -
上: 後ろにバラ・ヒサール・フォートが見える停留所に到着。
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これで本当に見納め。
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バラ・ヒサール・フォート。現在は国境軍の駐屯地として利用。
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このリキシャーで写真現像屋が集まるカブーリ・ゲートへ(50R、\60)。
ラホールでの牛が引く油屋で頼まれた写真現像をお願いしてみる。1枚10R(\12)。旧式プリンターでの現像なので、やはり画質がイマイチ。結局、日本で現像して郵送してあげることに。 -
宿まで徒歩で帰る。写真は背広の露店。
念願だったペシャワールの風景ともこれで見納め。一生の思い出をありがとう〜。 -
17:30、宿着。フロントの人に宿前のリキシャーと交渉してもらい、デウーのバス停まで80R(\96)で行ってもらえることに。
15分くらいでバス停着。写真は乗せてもらった運転手。 -
23:30発ラホール行きまで時間があるが日記を書いたりして過ごす。
上右: チケット売り場
上左: チケット 1,300R(\1,560)
下右: 乗車したバス。翌朝6:00着。
下左: 往路と同じく、発車間際に乗客全員をビデオ撮影。 -
定刻通り発車。
上右: デウーの文字が入った飴。お盆にはホスピタリティーとあるが、女性の車掌はお国柄でこちらが男性だからか、ニコリともせず淡々と仕事をこなす。
上左: 配布された軽食
下 : 耳がツーンとしながらも結構寝入っているうちに、日付が変わって定刻より15分早い5:45にラホール着。
この後は、宿で午前中は仮眠、午後に旧市街のロハリ・ゲート界隈を散策。
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この旅行記へのコメント (4)
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- こまちゃんさん 2015/02/09 20:48:33
- デコバス
- デコバス、きっと宮崎駿監督も真っ青〜!
こま
- captainfutureさん からの返信 2015/02/10 12:40:20
- RE: デコバス
- こまさん、長い長い旅行記にお付き合い頂いて恐縮です。<(_ _)>
そう言えば、あの「風の谷のナウシカ」はパキスタンのフンザ地方がモデルではないかといわれているそうですよ。
もしかしたら、デコバスのことも知っているかもしれませんね〜♪
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- のまどさん 2015/02/06 21:47:34
- 東西文化の融合
- captainfutureさん、こんにちは。
一気に4冊書き上げてお疲れ様でした。最後まであっという間に感じるくらい楽しませていただきました。復路は何事もなく、無事に帰国できたようで何よりです。ラホールのデモも影響なくてよかったですね。
ペシャワール博物館は全て見学できずに残念でしたね。旅先でのこうした想定外のことはよく経験するので、お気持ちお察しします。インド発祥の仏教徒とヘレニズム文化の融合であるガンダーラ美術は冒頭から気になってしまったので調べてみました。
http://manapedia.jp/text/639
何でこんなところにギリシア人が?と不思議に思ったのですが、アレクサンダー大王の遠征がきっかけだったんですね。その後シリアから渡ってきたギリシア人がバクトリアという国を作ったことも初めて知りました。
アントニオ猪木がパキスタンでも人気とは恐れ入りました。しかもムスリムだと思われているとは(笑)。昔も今もフットワークが軽い人なんですね。
14章の最後に書かれている通り、昨今パキスタンをはじめイスラム圏に行くのが段々難しくなってきましたね。
captainfutureさんのパキスタン旅行記連載が終了して寂しい気もしますが、またの投稿を楽しみにしています。
- captainfutureさん からの返信 2015/02/07 21:35:25
- RE: 東西文化の融合
- のまどさん、こんにちは。
いつもありがとうございます!
復路では、一瞬ホントに血の気が引いてしまいました〜〜。なんとかなって良かったです。
博物館、あれも見ようこれも見ようと下準備しておいたのですが。。。午前中や前日に行っておけば良かったです。特にリベンジがなかなかきかないところは、時間に余裕を持つことが大事ですね。改めて痛感してしまいました。
添付先、ありがとうございます。僕も拝見しました。
大昔の紀元前に、はるばるギリシャやシリアからの人口大移動で人種が混じって今があるって、あの地域は本当にドラマチックな歴史なんだなあと、今更ながらしばし感慨にふけってしまいました。
そうなんです、アントニオ猪木さん、あの地でも有名人のようです。パキスタンとは結構縁があるようで、いろいろな活動をなさっているようですよ。僕も、え、ムスリムなの?!と驚いてしまいました。(笑)
またいつかペシャワールに行きたいなあと思っているのですが、当分落ち着きそうもないですし残念です。
>captainfutureさんのパキスタン旅行記連載が終了して寂しい気もしますが、またの投稿を楽しみにしています。
そう言って頂いてありがとうございます。長い長い旅行記にお付き合い頂き、恐縮です。<(_ _)>
キューバ続編、楽しみにしております。
来週からのポルトガルも、楽しい旅になりますように♪
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