韓国ドライブ旅行　（仁川空港～坡州・高陽～安東～慶州～釜山）

2013/08/02 - 2014/08/07

　ソウルは何度も訪れているので、今回は仁川空港でレンタカーを借りて、仁川国際空港高速道路に入ってソウルをスルーして坡州を観光した後、一山に泊まり、その後、中央高速道路（５５号）等を走って、安東に１泊、さらに中央高速道路、京釜高速道路（１号）を利用して、慶州に立ち寄った後、釜山に入りました。走行距離約７００kmのドライブ旅行となりました。
　
　８月２日はソウルはパスして高陽市一山に宿をとり、公共交通機関では効率的に回りにくい以前から少し気になっていたの坡州市の観光地、ヘイリ芸術村、烏頭山統一展望台やパジュ・プロバンス村などを回りました。
　烏頭山統一展望台のテラスからはイムジン河を挟んですぐ対岸に、本当にまじかに北朝鮮が望めました。特に何が見えるという訳ではないものの、いろいろと考えさせるものがありました。 　

　３日は、中央高速道路に合流してからしばらく渋滞していたため３時間半くらいかかって安東に行って、河回村の楽古斎という藁葺きの素敵な韓屋の宿に泊まりました。この村は全体の景観が保存されているので、村内をそぞろ歩くだけでも、韓屋の雰囲気を楽しむことができます。ただし、世界遺産になったこともあり、日中は人が多いので、日帰り客が帰った夕方や来る前の朝は静寂に包まれるので、１泊することをお勧めします。また、車の村内乗り入れは禁止されていますが、宿泊する場合は宿（庭先）まで行けました。

　４日は、朝、渡し舟に乗って河を渡った所の芙蓉台というビューポイントの小高い丘に登って河回村のパノラマを楽しんだ後、慶州に移動して観光しました。仏国寺と古墳公園（大陵苑）が印象に残りました。その後夜釜山に入り、海雲台のパラダイスホテル釜山に泊まりました。

　５・６日は釜山市内を散策し、７日に帰国しました。前回初めて釜山に行ったときは西面に宿をとりましたが、夏だと目の前が海岸で、昼はカラフルなパラソルが海岸を埋め尽くし、夜は出店やら（素人さんの）コンサートやらとても賑やかで楽しい雰囲気なので海雲台に泊まって正解でした。

○　韓国のドライブ
　ソウル市内は渋滞し、バスやタクシーなどの強引な割り込みなどもあり、また、そもそも地下鉄が発達し、タクシー料金も安いので自分で運転する気にはならず、その必要も感じませんでした。しかし、今回のように地方に出かける場合はおおいに利用価値ありだと感じました。地方では考えていたより運転は荒っぽくなく、カーナビ付のレンタカーを借りれば、都内を普通に運転できる人なら、特に問題なく快適なドライブが楽しめると思いました。
　ドライブしていて良かったなと思ったのは、日本と違って「UターンOK」の場所が多く、道を間違えて行きすぎてしまうことがある旅行者には助かります（私も助けられました。）。道路標識も日本とほぼ同じです。
　ガソリン料金は１L＝￥１８０程度と少し高いですが、高速道路料金は日本の半額以下と安かったです。レンタカーは、小型セダンで＠１日１万円くらいですが、３人でパジュ、安東など公共交通機関の発達していないところにも自由に行けることを考えれば、トータル的にはやはりリーズナブルであると思います。

エリア その他の都市(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.0
• ショッピング: 3.0
• 交通: 3.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 鉄道 レンタカー
• 航空会社: エアアジア
• 旅行の手配内容: 個別手配

・ヘイリ芸術村（昔の物博物館の振り混ぜて食べるお弁当）
　「ヘイリ芸術村」はとても広く、アート好きな人がじっくり見たら１日かかりそうです。「ヘイリ芸術村」に入場料はないですが、基本的に各施設ごとに入場チケットを購入するシステムのようだし、私たちはほかの予定もあったので、昔の物博物館＋αで移動しました。散策するだけでもユニークな建物やおしゃれなカフェが点在していて楽しめると思います。

烏頭山統一展望台のテラスからはイムジン河を挟んですぐ対岸に、本当にまじかに北朝鮮が望めました。また、車で直接展望台には行けず、近くの駐車場に車を止めて、シャトルバスで往復するシステムになっていました（最初は気がつかず、直接行けるゲートの前に他の車と並んでしまった。）。対岸の村の民家以外に特に何が見えるという訳ではないものの、いろいろと考えさせるものがありました。

・Paju Provence Village
　南仏プロヴァンスの街並みをイメージした建物などがあり、カフェ、レストラン、雑貨屋、ブティック、ハーブ園、池などがありました。車があれば話の種に立寄ったらという感じでしょうか。

・ラ・フェスタ
ソウルのベッドタウン・イルサン（一山）の大型ファッションストリート。この一角にあるホテルに泊まりました。
ソウルから車や地下鉄で１時間くらいです。地元の人のショッピングセンターなので明洞などに比べて洋服などはかなり割安で、中にはそこそこのセンスの店もあり、娘はいくつか購入してました。

ラ・フェスタを通り抜けると、続く通りは、焼き肉屋が軒を連ねている地元では有名な焼肉通りとなっています。

・Lago Residence
　ラフェスタの一角にあるホテルで、ショッピングや夕食等をとるのに徒歩ででかけられるので便利です。また、レンタカーで旅行していましたが、地下の駐車場（無料）からエレベータで直接にフロントまでいけます。家族３人でファミリールームに泊まりました。部屋は狭いですが、新しいホテルで綺麗なので、寝るだけならば十分です。朝食付きで、パン、コーヒー、ジュースなど簡単なものですが、ホテルの玄関から続くウッドテラス（ラフェスタの屋上？）に、テーブルと椅子があり、そこで朝食を食べたられたので気持ちよかったです

・中央高速道路のＳＡ（チアク）
　このあたりまで渋滞してあまり動かなかった。

これは安東から大邱へ向かう高速道路のサービスエリア
日本とほぼ同じような感じです。

・安東（河回村）の宿　楽古斎の外観

http://rkj.co.kr/board/index.php?doc=intro_ja.php

楽古斎のバスルーム。檜風呂で、ジェットバスにもなっています。

宿（楽古斎）のネコ（その１）
初日のチェックイン直後

宿（楽古斎）のネコ（その２）

・河回村の街並み（その１）

・河回村の街並み（その２）

・河回村の街並み（その３）　韓流スターリュ・シオンの実家

・河回村の街並み（その４）

・河回村の街並み（その５）

・河回村の街並み（その６）

ファンソコッカン（安東韓牛豊山市場）にて
安東韓牛が堪能できる焼肉店で、河回村から１０kmくらいの場所にあり、夕食を食べにレンタカーで行きました。食堂は３００席くらいあるホールです。日本語は当然通じませんが、ショーウインドウで直接実物のお肉を指をさしながら選べるので安心です。価格面もソウルと比べたらリーズナブルで良心的だと思いました。

・宿の朝食（焼きさばとアワビ粥など）

・渡し舟がつく芙蓉台のふもと

・渡し舟で行った対岸の芙蓉台の頂上にて
　登る時間は１０分くらいです。

・芙蓉台からの眺め（その１）

・芙蓉台からの眺め（その２）

・芙蓉台からの眺め（その３）

・河回村のハスの花

慶州
古墳群の近くにある瞻星台。東洋最古の天文台といわれています。

大陵苑（古墳公園）の中でもっとも有名な古墳がこの天馬塚です。天馬塚からは金冠や腰帯など1万1500点余りが発掘され、それらのいくつかは精巧な模造品として天馬塚内部でも公開されています。

公園内には天馬塚以外にもたくさん古墳がありました。

慶州のランチで立ち寄った「コンイラン」というスンドゥプ屋さん。ここの定食はスンドゥプに加えて豚肉キムチ炒め豆腐、焼き魚、ナムルやキムチ、チャプチェ、サラダなどテーブルいっぱいにおかずが並びます。
地元でも人気なのが分かりました。

・仏国寺（その１）　

・仏国寺（その２）

・仏国寺（その２）

東菜ハルメパジョンにて
前回プサンを訪れたときに美味しかったので再訪しました。
ただし、美味しいとはいえ３万ウォンというのは高すぎる気がしました。
また、接客態度もあまりよくなく、料理の様子を一言ことわってカメラに収めようとしたのに、別の人がでてきて大声で制止したりとあまりいい印象はなく、３度目はないと思います。

５日、６日と２泊したパラダイスホテル釜山
夏は、昼は（下の写真のように）カラフルなパラソルが海岸を埋め尽くし、夜は出店やら（素人さんの）コンサートやらとても賑やかで楽しい雰囲気でした。

海雲台海岸を埋め尽くすカラフルなパラソル

タルマジの丘にあるレストラン「メルシエル」でのディナーの帰り道で

竹筒ごはんで有名な「テドンパッ＆ポッサム」にて
定食を頼むと、銀杏や栗などが入った竹筒ごはんに加え、やわらかくゆでた豚肉セット、チジミ、サラダ、ナムルなどがきれいにお皿に盛り付けられ、テーブルいっぱいに並べられました。味もおいしかったです。

ロッテ百貨店（光復店）屋上から釜山大橋を望む。
屋上には、シカ、犬、豚やモルモットなど小動物に触れ合って見学・体験できる屋上動物園がありました。

国際市場の一角にて