愛知パブリックアート巡り・名城公園

2014/12/28 - 2014/12/28

以前から街角のアート作品が気になっていました。そんな中、偶然ＮＰＯ法人「炎舞」が出版した、「パブリックアートマップ」を名古屋市美術館で発見しました。
冊子ではすべての作品が写真で紹介されておらず、ネットにもアップされていないようなので、私が全部回ってみることにしました。
名古屋市を中心に１８エリアが紹介されていますが、今回はＡ「名城公園」を回りました。

エリア 名古屋(愛知)

• 旅行の満足度: 4.5

マップの指示通り、地下鉄を利用しました。名古屋城をぐるっと徒歩で回るのは結構しんどかったです。

地下鉄名城公園駅で下車。市バスで来るなら、降りたた真ん前が名城公園です。

ほらこのとおり。

噴水は動いていませんでした。

①増田正和「碑のトルソー」
公園に入ってすぐ右手にあります。映画「2001年宇宙の旅」のモノリスみたい。

②石黒鏘二「浮遊」
こちらは左手に。石黒作品は本当に各地にあります。

③セリジオカペリーニ「ダンスのステップ」
とってもセクシーな彫像。

別アングルからもどうぞ。どことなく松本零士っぽい芸風。

ちょっと寄り道して温室へ入る。

と思ったら温室ではなく、屋内休憩所みたいな感じでがらんとしていました。

別の扉から出るとこんなのが待ち構えていました。「百合の詩」という題名ですが、パブリックアートにはカウントされておりませんでした。

④北村西望「青春」
男臭い作品。

公園中央の小山に登る。真冬なのでなんとも寂しい風景。

年季の入った日時計。

正面にはでっかい風車。

その横には味のある馬が2体。一応遊具なのか？

⑤石川裕「ささやき」
公園内公園みたいなところがいくつもあり、この一角は作品の密集地帯。のどちんこですな。

⑥石田武至「晴天」
三者三様はじけております。

⑦柳原義達「道標・鳩」
全部で3羽。うまく全部カメラに収まりきりません。

⑧（株）澤田造景「平和・愛」
どうやら会社ぐるみで造った模様。

⑨野々村一男「青年」
おお、これはでかい。遠くからでもすぐわかる。

真下から危険な角度で撮影。目立つからよいが、園内でこの作品だけ作者・タイトルの記述なし。

公園内は野良猫多数。

カラスはもっと多数。怖いくらい。

⑩石田武至「舞」
背面はただのコンクリなので最初気づきませんでした。池に面して立っています。芝生広場向きの方がよいような。

⑪佐藤忠良「娘」
近くではモデルさんを囲んで撮影会がされており、オッサンカメラマンが群がっていました。

名城公園を後にして、名古屋城のお堀沿いに歩きます。

看板の上のつがいの鳥。

看板に注目。店構えからして、いくらなんでも駐車場が広すぎないか？

名古屋といえば金鯱ですなあ。

キャッスルホテルの横を通過。

能楽堂に到着。近くはバスを待つ人でごった返していました。

⑫山本眞輔「深緑」
そのバス停の横にひっそりと佇んでいます。

⑬加藤鎮夫「加藤清正」
これまたベタで巨大な作品です。

威風堂々。

能楽堂の奥にこんな看板が…。

⑭船越保武「笛吹き少年」
作品は全部で4つ。まずはこれ。

⑮ジャコモマンズー「女の胸像」
イタリアの巨匠の作品です。でも残念ながらあたりは無人。

⑯アントワーヌブールデル「摘み取り」
屋外作品にしてはかなり小さい。

⑰環境造形Ｑ「水の広場」
ここの目玉の作品でしょう。石が星座状に並んで何やら話し合いをしております。

周囲には仲間に入れなかった石が点在。

本来は水を出してくれるようです。

さて、ここからは官庁街へ突入。年末なのでゴーストタウンみたいになっています。

⑱石田武至「平和の礎」
護国神社の横。

⑲石田清「平和の笛」
明らかに⑱と対の作品。

ただ、横に何やらついている。

仕事の出張でしばしば来ました。

⑳金子潤「ダンゴ」
「パブリックアートマップ」の表紙を飾っている作品。同じアングルで撮影してみました。

単体も面白いので紹介します。

三面怪獣ダダ仕様。

これはエヴァ風のデザイン。

お城がのっかっている愛県庁舎は他府県の方からすると珍スポットのようです。

ゴールの市役所駅。このあとライブハウスに行ったのでへとへとに。