下北沢カレ～フェスティバル漂流

2014/10/18 - 2014/10/18

知り合いの陶芸家が麻布十番で個展を開いている。
また下北沢でカレ～フェスティバルもやってる。
さてさてどっちへ行ったものか迷っていた。
いやいや両方に行かねばならないだろう。
と三軒茶屋経由で歩いてみる事にした。

北千住から千代田線に乗っかればなんとかなるだろう。
いい加減に見当をつけたが代々木上原で乗り換えれば2駅だった。
どのカレ～屋に突入するか店定めを怠らずに先ずは街を一巡してみた。
雰囲気の良い店が軒を連ねてはいるが値段の方は割りとリ～ズナブルで程善い。
小洒落た靴屋で逸品に遭遇したが迂闊にも持ち合わせが不足しており縁がなかったと潔く諦める。
いつも歩きのランチ旅なので財布の中身にはカレ～代金程度しかなく不測の事態に対応できなかった。

目的はカレ～なのだと気持ちを切り替え探索を再開。
本多劇場を筆頭に大小の劇場及び劇団の数々。
芸能人関係者も多い街なのが頷ける。

しかし肝心なカレ～店は皆お祭り状態で長蛇の行列。
以前入った外れにある洋食屋の定食で手を打とうかと思った。
と、その先に先ほどやり過ごした店にポッカリ空間があるのが分かった。
選択の余地もなく飛び込み本日のランチはキ～マカレ～と決まった次第である。

気持よく下北沢を後にして三軒茶屋に向う。
ここでも三茶大道芸と云うお祭りの真っ最中であった。
駅前では金粉ダンスパフォ～マンスに魅入って思わず長居。
横断歩道では渡りながらの竹馬クラシックダンサ～による見事な舞。
その他いたる場所で繰り広げられるパフォ～マンスに層の厚さに流石と感じ入る。

いつまでも観戦していたかったが本日の先はまだ長い。
次の経由地である目黒を目指し街を脱出した。

かなりの距離を一気に歩き続け最後の長くゆるい坂を終え目黒着。
さすがにかなり体力は消耗してきており暫し休憩を要した。
どうやら麻布十番では巨匠達もお持ちの様子である。
云ってしまった手前このまま歩いて行くのが筋。
意を決して再び一気に麻布十番まで到達。

巨匠以下お仲間も暖かく迎え入れけくれ奇妙な再会を喜ぶ。
個展は盛況のようで遅い時間帯にもかかわらず客足は途絶えない。
品格の在る織部の陶芸品を久々に鑑賞させて頂き疲れも癒やされて行く。
品格の無い風体の怪しい者が余りお邪魔していてもご迷惑かと感じ適当にご無礼した。

その後久しぶりとなる夕暮れ時の麻布十番街を探索。
地下鉄日比谷線の六本木か神谷町のどちらを目指そうか迷う。
夜繁華街より夜景の東京タワ～にしようと神谷町に向い帰路とした。

帰りの地下鉄では爆睡してしまった。

いやはやもう疲れきってもう晩飯を手掛ける気にはならない。

と立ち寄るおでん屋には辛いものがある。

エリア 下北沢・明大前(東京)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.5
• 交通: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配