鉄道で行く旅　モーゼル川沿いから北ドイツへ　⑧ヴェルニゲローデ

2014/03/31 - 2014/03/31

旅の全日程　3/25～4/6

3/31（月）
今回の旅も七日目、中ほどまで来ました。まだ元気です。
木組みの家とＳＬ登山鉄道で有名な街、ヴェルニゲローデ。
トンガリ屋根の市庁舎しか知りませんでしたがヴェルニゲローデ城もよかったし、豊かだったゴスラーとはまた違った素朴な雰囲気でよかったです。

ゴスラー9：59発→ヴェルニゲローデ10：42着　区間チケット19．4ユーロ（２人）
乗換なしの電車でした。

エリア ヴェルニゲローデ(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

広々とした駅前広場。
花壇の花々、木々も多く、羨ましい贅沢な環境です。

二日間お世話になったホテル。
Garni Hotel Alt Wernigeroder Hof
早い到着でしたがチェックインでき、オーナーらしき方が部屋まで案内してくれました。部屋は清掃中だったので荷物だけ置いて街歩きへ。

ホテルに近いヨハニス教会。人気もなくひっそりしています。

教会入口。
木のぬくもりを感じさせます。
入口の像は誰なのでしょう。そして両手を頬にあてているポーズは泣いているのか叫んでいるのか。

粗い壁が歴史を感じさせます。屋根はヴェルニゲローデ独特のかたちです。

pfarr str.を行きます。

人々が普通に生活する木組みの家々。
よく手入れされていて、窓辺やドアを綺麗に飾ったり、みんなで観光の町を盛り上げようとされているようにおもいます。

Krellsche Schmiede １６７８年、クレルの鍛冶屋とかいてあります。

メインストリートのブライテ通りに入ってきました。

お土産屋さんの店先には魔女人形がいっぱい。

魔女だから可愛くないのは当たり前だけど等身大のこれはちょっと。鼻と顎はとがっていたほうがよくないでしょうか。

マルクト広場近くの老舗カフェ。１５８３年と、あります。

そして広場にはトンガリ屋根の市庁舎。
かわいいなんて言葉はあまり使いたくないけれど表現するとやはり「かわいい」かな。
正面からみると小さく見えますが奥行のある大きな建物です。

市庁舎の左側面。一部工事中です。

壁面に聖人の像が並んでいます。

側面にもずらりと職人や道化師の像が並んでいます。

マルクト広場
市庁舎に向かって右手。ゴーティッシュハウス　貴族の館（現ホテル）

マルクト広場。
市庁舎向かい。これもヴァイサー・ヒルシュという町で一番古いホテルだそうです。

マルクト広場。
左手にもレストランになっている立派な館。

市庁舎の左側にツーリストインフォメーションがあります。
インフォメーション入口。
インフォメーションで聞いたところ、今日は月曜日で城は休館日、したがって城に上がるミニ観光ＳＬも休みです。

お城には後ほど歩いていきました。

お城に行く前にマルクト広場の周辺を散策します。

Western str. ヴェステルン通りを進みます。右手のソーセージ屋さんで早目の昼食。

見張り塔。Westerntor ヴェステントーア。
ヴェステルン通りとリング通りが交差する辺り。

城壁がここまで続いていたのでしょうね。

オーバープファルキルヒホフ Oberpfarkirchhof 辺りを散策。

市庁舎南側のシーフェスハウス（傾いた家）を見に行きます。

正面から見るとあまりわかりませんが横から見ると傾きがよくわかります。

シェーフェスハウスのあるクリントガッセからマルクト通りに入っていきます。
マルクト通りとコッホ通りが合流する地点のコッホ側にクラインステ・ハウスがあります。
間口が３ｍ程のヴェルニゲローデで一番小さな家。日本じゃそんなに珍しくもないと思うけど。

コッホ通り。ここは後で城の帰りに通ります。

ヨハンセバスチャンバッハ通りからブルクベルク通りの坂を、左に城壁を見ながら上って行きます。途中からドイツ人のグループが歩いていたのでついていきました。
ガイドブックではお城まで30〜40分ほど登るとありましたが、あちらこちら散策をしながら楽しく歩いたからか30分もかからなかったように思います。

城の正面はぐるっと回り込んだ先ですが、途中の階段を上がり裏手から入ります。

ヴェルニゲローデ城。

テラスに出ました。
ここからの眺めは素晴らしかったのですが、逆光で残念ながらいい写真がありません。

城の正面です。

お城は正面はきれいに保たれていますが、帰りに裏側から見ると城壁の所々にクラックが入りちょっと危なさそうに見えました。

帰りは城壁ぞいの小路を通ってみます。

城壁を家の石塀としてうまく使っているようです。

ちょっとしたいい散歩道になってます。

城から下りてきて、さきほどの小さな家のあったコッホ通りを歩いてみます。

一旦ホテルに戻って休憩した後、西のヒンター通りを散策します。

古い家並みが続いています。
最も古い家、アルテスハウスは見落としました。

隣に寄りかかっている家。

井戸がありました。
あっちの通りこっちの通りから人々が集まり、わいわいがやがやさぞ賑やかな広場だったことでしょう。

最後にマルクト広場に戻って、市庁舎前。
まだ６時まえなのにほとんど人通りがありません。
本日はここまでにしてホテル近くのスーパーで買い物をして帰ります。

付録

翌日クヴェトリンブルクから帰ってから夜景を見に来ました。
群青色の空にトンガリ屋根が浮かび上がりうっとり。

二階の出窓がくっきり浮かび上がっています。昼間あまり目がいかなかったのですが。

ヴェルニゲローデ城が夜空に浮かび上がる。

小さな家、クラインステ・ハウス辺りまでそぞろ歩きして、帰ります。
シーンとした小路。

鉄道で行く旅　モーゼル川沿いから北ドイツへ　⑨クヴェトリンブルク編に続く