中央アジア周遊（17）【アフガニスタンの３日目、夕刻にタジキスタンのイシュカシムへ】

2014/06/20 - 2014/06/20

「６月は梅雨」なので、日本を抜け出して中央アジアに出かけてきました。
カザフスタン〜ウズベキスタン〜タジキスタン〜アフガニスタン〜タジキスタン〜キリギスを巡ってきました♪
全体の日程はこちら→http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=35384767

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【２１日目】
アフガニスタンの３日目。
朝からアフガニスタン最後の散策をしてから、対岸のタジキスタンに戻ります。


【D21の交通】-----------------------
　＜アフガン-タジク国境1430-1610＞
・国境-ﾀｼﾞｷｽﾀﾝ/ｲｼｭｶｼﾑEshkashem(2tトラック,ヒッチ,無料)

エリア その他の都市(アフガニスタン)

【２１日目】
朝、朝食が運ばれてきた。
注文していないんだけど・・・いいよ、いいよと言われた。

＊昨夜は1930〜停電。この村の電力はタジキスタンから送電（買電）している。
宿の発電機で部屋の電気は点いたが、小容量のため電熱ヒータは使用できず寒かった。
厚い布団に入るしかないので2100に寝た。

宿からの眺め

08:30、今日は、バザールから南の方の道へ行ってみます。

バザール南方へ

バザール南方へ散歩0830-1030?

ブルカの女性

＊ブルカ
　バザールや、隣りの集落へ行く時は被るも、家や集落の中などでは被らずに普通の格好してることが多い。

昨日と違い、家々が無いので人物、特に見ず知らずの男性写真を撮るのには相当の注意を払った。

う〜ん、これ以上南は何も無いとこだ。
正面の山の谷間を抜けた先には何かあるかも知れないが、ちょっと望み薄の感じがする。

時間的にも難しいので止めとこう。

ミニバスが走っていた。

そう言えばバザール交差点から南にほど近い所にミニバスのステーションがあった。
外国人は実質不可能だけど、
ここイシュカシムからアフガン各地へ、ミニバス乗り継いで行けるんだろうな。

右手に集落が見えた。
村中を巡ってみよう。

この辺りも水路が多方面に引かれていた。

集落に差し掛かると、日干しレンガを作っていた。

村の中に入ってみた。高い塀。。

ごつい門扉。
こりゃダメだ。生活風景がまるで見れない村の構造だ。

ど真ん中で昼寝中。

どこまでもこんな感じ。

造りかけの家

門の間から中が見えた。馬がいた。

高台にある・・・学校かな。

土手の上から塀の中が見えた。
なんと、塀の中では野菜を作ってるんだ。野菜は買うものでなく家で作るものなんだ。

守衛？警官？に呼び止められた。英語は全く通じず。ヤバイなと思ったら通りかかった青年が通訳してくれて、事なきを得た。

バザールに戻ってきた

バザール

＊やはりバザールでタジク・ソモニが使える。
　１ソモニ＝10アフガニ（ルピー）。宿と同じ。バザールではルピーと言っていた。

宿付近

パミール・マルコポーロ ＧＨに戻り、チェックアウト。

今からタジキスタンのイシュカシムへ向かいます。

とりあえず国境までは歩いて行き、タジキスタンに入れば乗合かヒッチしてイシュカシムへ行く予定。

いつもの子供たちにも別れを告げて、

風景を見納めて

バザールを北へ抜けて行く。

ブルカを外した女性

周囲に男性が居なかったので「写真撮ってもいいですか？」と伺うと、
ブルカを外して顔を見せてくれた。
シャッター押す時に、残念ながら口元だけ手で隠された。結構な美人さんでした。

ブルカの女性

国境まで、だらだらと長い道のりが続く。

付近の風景に癒される。

バザールからでも１時間ちょっとかかった。1120バザール-1225国境。

アフガン軍のワッペン
国境はもう昼休みに入ったので、国境警備の軍人さんと雑談して時間を潰した。

腕には国を著すワッペンが着いていた。州によって色分けされているみたい。
＊ここイシュカシムは、右上に髭が突き出ている根本の部分です。（髭はワハーン回廊）

＊アフガン人のビザフリーの国は3カ国：パキスタン、イラン、イラク。
　タジクビザは200USDもするらしい。
　アフガン人にとっての200ドルは・・・タジクに来させないって意味だろうな。

タジキスタン側から見た国境の橋

国境の時間待ちで、時間の浪費をしてしまったが、イミグレ手続きは問題なく終了。

＜アフガン-タジク国境1430-1610＞
・アフガン時間1400(タジク時間1430)Open。PP+荷物全数検査、計10分。
・タジク側：1500開門→実際は1530に開聞。入国カード＋PP＋荷物全品検査、全25分位。

タジキスタンのイシュカシムもそう遠くない。今からはノープランなので、歩いて行こう。

タジキスタンからの国境の橋

振り返ると、雲間から強い光が差し込んでいた。

タジキスタンのイシュカシムへ歩いて行く

すると、2トントラックが停まった。
タダで乗っていい？と聞くと、ウン！

アニス・ゲストハウス,Hanis Guesthouseの看板が見えたので降ろしてもらった。

＊Hanisは、ハニスでは通じなかった。スペイン語と同じく“Ｈ”は発音しないみたい。

・国境-ﾀｼﾞｷｽﾀﾝ/ｲｼｭｶｼﾑEshkashem(2tトラック,ヒッチ,無料)
　国境1610→徒歩〜ヒッチ〜1630宿前着。

タジキスタン・イシュカシムの安宿「アニス・ゲストハウス,Hanis Guesthouse」

もう一つ宿の看板があった「Rumi？」だったか。
直ぐ近くだったので見てみたが、シャワーも無い安宿で中身も酷かった。
値段は５ドルとかだったが止め。

タジキスタン・イシュカシムの安宿「アニス・ゲストハウス,Hanis Guesthouse」

こちらはふんだんにお湯が出るシャワーあり。
アフガン帰りの身としては有難い、必須の条件です。

タジキスタン・イシュカシムの安宿「アニス・ゲストハウス,Hanis Guesthouse」

【価格】シングル、US$13（約1,340円）。　＊飛込みで利用。
【設備】暖房無し。共同ホットシャワー・洋式トイレ。Wifi,キッチン無し。
　　　　物干場あり。充電可。
【場所】下記の簡易地図をご参照下さい。
　　　　Add：6a calle 4-52, Z1　　Tel：[phone]　
　　　　URL：http://badakhshan-pamir.jimdo.com/　
【評価】★★★☆☆　　(1泊) まあまあ。

コメント
・宿代は、朝食付き20$。値切ると、朝食無し16$→15$→13$になった。
　夕食はやっていない。
・道に看板のあった他の安宿を見てみたが、5ドルと安いもシャワー無し。
　部屋も良くなかった。実質、いい安宿はアニス・ゲストハウスだけかも。
・20歳くらいの可愛いい女の子が宿番、外食やランクル乗り場など親切に教えてくれた。
・宿にビール無し。近くの売店で、1.5L入り ＠10ｿﾓﾆ≒210円。

タジキスタン・イシュカシムTajikistan／Ishkashim(Eshkashem)の簡易地図です。

宿で教えてもらったレストラン。
色んなカザフ料理が比較的安価で食べれるレストランだった。

先ずはビール♪　何日ぶりかなのでオイシカッター！
もう１本も、オイシカッター！

歩き方の料理写真を見てもらって、値段を書き入れてもらって、おいしそうなのを注文した。

小鳥

乗合が廻ってくる広場

宿の人に、乗合四駆の乗場は何処？と聞くと、
「その辺の道路」と。
その辺ってどこ？正確に教えてと言っても「その辺の道路」との回答。

＊後で判ったのは、宿の人の回答が正解でした。
　ここには決まった乗場がなく、主な道路をうろうろしながら客を拾うシステムみたい。なので「その辺の道路」が答えだった。。

宿の隣りの役場?で呼び止められた。
パスポートチェックあり、台帳に控えて終了。
「レギ登録しましたよ」と言っていた。
呼び止められなかったら無しだったので、多分どっちでもＯＫなんだろうな。

＊明日は、アフガンバザールを見てから、ランガール近くのビビ・ファティマ温泉へ行ってみます。

この旅行記へのコメント （2）

• captainfutureさん 2014/11/24 23:21:26

  今回も縦横無尽に！！どうか僕にもそのパワーを〜。

  ご無沙汰しております♪
  中央アジア周遊編、完読させて頂きました。
  アフガニスタンにまで行かれたんですね〜〜〜！
  羨まし〜〜い！！
  このルートで行かれた別の方の旅行記は見たことはあるのですが、ツッチーさんもチャレンジなされたんですね。
  やはり国境を超えるとガラリと変わった感じがします。
  トップの全身衣装の女性も美し〜い。
  今回も大きな国土の国々を縦横無尽に駆け巡ったツッチーさんの力のみなぎった旅行記、羨ましく拝見しました。
  早速今度は北欧を回られたんですね。
  こちらも拝見させて頂きます♪

  ツッチーさん からの返信 2014/11/25 16:55:39

  RE: 今回も縦横無尽に！！どうか僕にもそのパワーを〜。

  >captainfutureさん、まいど沢山見て頂き有難うございます。
  
  ウズベキスタンは良かったですよ〜。人々も観光地としても。
  タジキスタンは、人間のいない所を通って行ったので、こちらはガラッと様子が変わり、これはこれで良かったかなと。
  
  全体はムスリムの地域ですが、アフガン以外は長年旧ソ連の支配下であったこともあり、女性でもカメラを向けても怒られなかったです。
  ビールはどこでもあり、安いウォッカもどこでもありました。
  アフガンはちょこっとだけですが、ビールの無い国に行ったのは多分初めてです！
  
  全部初めての地だったけれども、行って良かったとの印象です。
  
  いつかコーカサス３国と思っていたら、トルクメニスタンに「地獄の門がある」と旅人に教えてもらった。
  ならば、コーカサス３国からイランを通って行こうかと、帰って地図みたら、イランを端から端まで抜ける必要あり、遠すぎる！と思った次第です。
  
  captainfutureさんも、そろそろ次の予定を思案中でしょうかね。
  私の次回は、まだだいぶ先ですが、モロッコからポルトガルまで行く予定です。
  
  有難うございました。チャオ♪
  ツッチー