鉄道で行く旅　モーゼル川沿いから北ドイツへ　⑦ゴスラー　前編

2014/03/30 - 2014/03/30

旅の全日程　3/25～4/6

3/30（日）

古い歴史を持つゴスラーは968年から始まった銀鉱の採掘にともなって発展し北ドイツ、ハルツ地方の中心的な都市として栄えた。11世紀にはハインリッヒ3世により皇帝居城が建設され、その後神聖ローマ帝国の主要都市となった。13世紀にはハンザ同盟に加わり16世紀にかけて最も繁栄しました。

小さい街だと思っていましたがマルクト広場周辺だけでもいくつもの入りくんだ通りがあり、中心から北のヤコブ教会辺りにも古い家々が建ち並んでいて、かなり広く感じました。デジカメを、歩き回ったルートのメモがわりにしているので、たいへんな枚数になりました。あまり長いと見ずらいので前編、後編にわけました。

ハン・ミュンデン9：6発→gottingen,kreiensen乗換→ゴスラー11：17着
レンダーチケット（ Niedersachsen ticket）２６ユーロ（二人）

エリア ゴスラー(ドイツ)

• 旅行の満足度: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

ゴスラー駅。

駅からローゼントール通りに入ってすぐの美術館前にあった像。かなり太めのお二人がお出迎え。

本日の宿は歴史のある建物を利用したホテル、レストラン Hotel Alte Munze

レストランで受付します。
まだチェックイン前の時間だったので荷物預けを頼むと鍵のかかる小部屋に入れてくれました。

早速街歩きに出かけます。
ホテル前を進むとすぐschuhhofシューホフ広場に出ます。その南側がマルクト広場。
写真は市庁舎向かいの建物です。
グロッケンシュピールがあり、ちょうど12時のメロディーが流れて人形が出てきたところでした。

赤い壁が特徴のカイザーヴォールト（現在ホテル）
かっては仕立て職人と卸商のギルドがあった。
二階の壁面に歴代ドイツ皇帝の像が並んでいます。

市庁舎。一部工事中です。

カイザーヴォールトの向かいの建物。

シューホフ schuhhof。
かって靴職人のギルドがあり、靴を販売していた場所とか。（広場東のアーケードにギルドの看板がみられる）
広場中央の菩提樹（だそうです）が目印。

カイザーヴォールト。

敷石が放射状に敷き詰められたマルクト広場。

マルクト広場からカイザーヴォールト脇を南に入って、ヴォルト通り　worth str.を行きます。

ゴーゼ川そばの水車小屋という名のレストラン。

ゴーゼ川に沿った小路　klapperhagen　を進みます。

文化歴史博物館。三角屋根がすごい。

博物館の横に回ると水車があります。

カフェのある広場に出てからまっすぐ woethsatenwinkel　を行きます。
次の二股を左にアン・デア・ゴーゼに入っていきます。

この先を行くと、またいい感じの家並みが続くのですが先に皇帝居城を見に行くため、左の小路 heer winkel を入ります。

皇帝居城。

皇帝居城の前庭。
ドイツ皇帝ヴィルヘルム1世と神聖ローマ帝国フリードリヒ1世（バルバロッサ）の騎馬像があります。

皇帝居城から下の町を望む。

Domvorhalle ドーム入口の間。11世紀にハインリッヒ3世によって建てられた教会の一部が残る。

ドームから北にのびる通り Hoher weg を行きます。
ゴーゼ川との角に美術工芸職人の工房とショップがあります。

中庭に入った所。
1254年貧民救済施設として建てられた建物を利用しています。
奥に（左の方）木工やガラス工房があり手前はショップ。

一番端のキリスト像のあるホールも片側がショップになってます。

さらに Hoher weg を進むと左に楽器と人形博物館。

その先にカフェ・アンデルス。Barock Cafe Anders　
老舗のケーキ屋さん。後ほどここでケーキを買います。

カフェ・アンデルスの向かいを見ているところ。

マルクト広場まで戻ってきました。

Brusttuch ブルストトゥーフ。
1521年建造のトンガリ屋根の建物。現在はホテル。

二階出窓の彫刻が美しい。

マルクト教会。後で塔に登ります。

今度は Berg str. ベルク通りを行ってみます。

1573年の鋳鐘職人の家。現在はホテル。

シーメンスハウス。
1693年に建てられたシーメンス創業者の館。

さすが立派です。

誰も住んでいないようですが、維持していくのは大変でしょうね。
この先ベルク通りの端まで行ってアン・デア・ゴーゼをさっきとは逆方向に入って行きます。

ゴスラー後編に続く。