モロッコ女子的おぼえがき・お土産記録

2014/09/12 - 2014/09/23

値切るの超苦手！な私のモロッコ旅でのショッピング実績を中心に、女子的もろもろをご紹介。

大まかに言って、お土産物の物価はマラケシュ＞フェズ＞シェフシャウエンですが、マラケシュが圧倒的に物が多いので買い回りには便利。かごバックはマラケシュ、バブーシュはフェズが断然豊富。シロウト（？）が値切るにあたって最大かつおそらく唯一のコツは、複数個買うことではなかろうか。

ハマムでサボンノワールを使う場合。白系の水着を着て行くとどす黒いシミになり、手洗いでしっかり洗わないと落ちません。いくつか持っているなら色の濃い水着か下着をおススメします。

モロッコのバスルームは排水が悪く、シャワーのお湯が床一面（下手すると部屋の方まで！）にあふれ出す構造がデフォルトのようですので、入浴後に洗面所を使う場合ビーサンが必須です。

洗濯ものは大変良く乾きます。海外では洗面台の栓がないことが多いので、私はいつも、マグカップの蓋として１００均でも売っているシリコンの平たいシートみたいなやつを持っていきます。洗濯物が乾くということは、同時にお肌も大変乾きます。しっかりめのボディクリームまたはオイル必携。

砂漠では汗だく砂まみれでお風呂にも入れないので、汗拭きシート的なものは必須です。この先は女性のみ読んでいただきたいですが、ラクダに乗るときに下着シートをつけていたら、股ずれではなくて、もっと上の方のお尻と擦れる部分の皮がすりむけました。生理用品でも同じことが起きると思われ、要注意です。

エリア フェズ(モロッコ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 4.0
• ショッピング: 5.0

• 同行者: 友人
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

値切りに消極的な姿勢を象徴するかのように、最初のお買いものはマラケシュ新市街のスーパー、アシマで。いきなり会社のお土産用にクッキー（一箱１８．９５ディルハム）を買いましたが、帰国後速攻で配布したため写真なし。Orientinesというメーカーの物でいろんな味があり（http://www.orientines.com/）なかなかに好評でした。その他にパンに塗るアムルーを４８．９２ディルハムで購入。ここのアシマはカード使用可。

ACIMA Supermarket スーパー・コンビニ

フィガロに載っていたマラケシュのスーク内の薬局を奇跡的に発見できたので、お土産用にローズウォーターを購入。スプレーボトル５本セット１００ディルハムと、自分用に１００均のプラボトル（２００ｍｌ）を持ち込んで大瓶から補充してもらい、あわせて１００ディルハムに何も言わずとも値引きしてくれました。一緒に行ったお友達は５本セットのみで８０ディルハムに自動値下げ。

マイボトルはエタノールで消毒していきましたが、匂いが残っていたためお店の人がローズウォーターできちんと洗ってくれてとっても良心的。ネットで見かけた別のメーカーのものが断然安く売られていましたが、質がよくないとのこと。現地のおばちゃんたちも買い物に来ていて、地に足がついたお店の印象。

マラケシュ スーク 市場

どうしても行きたかったワルダ・ラ・ムーシュが朝早くから開いていてちょうどよかったので観光前に立ち寄り、ワンピースを購入。カード払いで４８０ディルハム。日本でも普通に着られてすごくうれしい。

Essence des Sensでネクタロームの食用アルガンオイル（左）と体用アルガンオイル（右）を。値段を失念しましたが、そこそこ高級かつカードが使えないのでガツンと手持ち現金が減りました。

マラケシュ スーク 市場

ミチで買いました、アラビア語の小麦袋リサイクルかごバック。２４０ディルハム。皮製品はくさいから買わないと決めていたのですが、この程度ならなんとか。でもやはり、現地ではまったく気にならなかった皮くさい臭いが帰国後は多少出ています。カサブランカ空港で前に並んでいたアジア人観光客の皮リュックからは強烈な吐瀉物の臭いが出ていましたが、あれは帰国後もっと匂うのだろうか。まったくもってムリ。

ミチ 専門店

マラケシュ新市街のLBコスメティクスで思い切ってサボテンオイルのリップ・アイ兼用バームを入手。２２０ディルハムぐらいだったかな。とっても小さいので高級品です。こちらも本来カード可ですが、カード機器の通信状況が悪くこの日は現金のみ。モロッコに限らず途上国ではよくあることなので、カード過信は禁物。

続いてアシマで定番のサボンノワールを買ってみました。３０．６０ディルハム。容器がしっかりしている印象ですが、ねじ込み式の蓋の途中まで中身が進出してきている様子が見てとれます。漏れてはいなかったけれど、ジップロックに入れて持ち帰ったのは正解だったかも。

ACIMA Supermarket スーパー・コンビニ

こちらもアシマで家族のお土産用にコーヒー（１９．９５ディルハム）とピスタチオ（３７．５０ディルハム）。モロッコと言えばミントティーですが、コーヒーも結構飲まれてます。

ACIMA Supermarket スーパー・コンビニ

フェズに移動して、アールナジで買ったのは３５０ディルハムの中皿。こちらのお店は、絵柄に関係なく大きさで値段が決まっているよう。３人で行きましたが、グループ割引１０％を適用してあげる、と言われ最後は端数も値引きしてくれました。小さなマグネットからミラーから噴水まで各種商品がありますが、どれもそこそこのお値段です。大きなものは保険をかけて配送してあげるから大丈夫！とのこと。

アート ナジ セラミックス 専門店

こちらもアールナジで気に入って買ったタイル。８０ディルハム。はい、高いです。でも上のお皿と２点で３８５ディルハムになったので、まいいか。

アート ナジ セラミックス 専門店

ちなみにアールナジでは買い物をするとこんな風にウレタンフォーム的なものでぐるぐる巻きに梱包してくれます。私はこの上にさらに自前のプチプチを巻いて手荷物で持ち帰りましたが、これはこれで結構しっかりしてましたよ。

アート ナジ セラミックス 専門店

フェズのスークで買ったハリラスプーン。１本６ディルハム。もっと小さい砂糖壺用ぐらいのは５ディルハムで売られていました。手作りのため長さもサイズも割と適当（笑）。

刺繍学校の生徒さんが作っている刺繍製品。クッションカバーとハンカチ（ナプキンとして使おうかなと）。おじさんがお店を閉めようとしている直前に駆け込んだため、早く追い出したいおじさんが勝手に値引きしてくれ、全部で１５０ディルハム。言い値が確かハンカチ１枚５０ディルハム、クッションカバー１００ディルハムだったのでまぁまぁの割引率？

フェズで泊まったリヤドのオーナーが連れて行ってくれた、どこだかわからない裏道の陶器屋で買ったタイルたち。一つ５０ディルハム。模様の形に輪郭をくりぬいた物は他の店では見かけませんでした。ここには今はなきコセマの器もまだ積まれていましたが、あまりに鳥の糞まみれだったのでやめときました。一応安くしてー、と言ってはみたものの、店のおじさんがやる気なく失敗。

ちなみにこれが町のお土産屋レベルの陶器（タイル）梱包例。新聞紙でぐるぐる巻き。意外にしっかりしてましたが、このままでは絶対端が欠ける。

シェフシャウエンで買った鍵かけ、５０ディルハム。手作り感たっぷりの物もありましたが、一応こぎれい系を入手。こちらも安くしておくれと言ってみましたが、２個買うなら安くするよ！と言われ、鍵かけるところ５個ですら多すぎるのに・・・ということでまたもディスカウント失敗。

シャウエン旧市街 (メディナ) 旧市街・古い町並み

シェフシャウエンの可愛い石鹸屋さん「La Botica de la Abuela Aladdin」で買った石鹸（小）４つセット。８０ディルハム。大と小がありまして、好きな香りの物を４つ選ぶと、軽石セットがタダでついてくるというもの。石鹸を包んでくれている間に好きな柄の軽石を選べと言われ店内を右往左往しました。店内がこんなにおしゃれだと自然と日本の感覚に戻ってしまい、値切ることとか忘れてしまいますね。

シャウエン旧市街 (メディナ) 旧市街・古い町並み

最後にカサブランカの中央市場のカゴ屋で買ったクラッチバッグ、１００ディルハム。ここのお店は安いけど、Ｂ品が多いのかなと思いました。こちらもほれ、ご覧のとおり歪んでおります。そのくせ、ほんとは１２０なんだよ、と言って安くしてくれなかった。そしてやはり、革製品と同様に日本に帰ってくると匂いが強くなりますが、これは畳のにおいなのであまり気になりません。ミチで売っていた皮とカゴのバッグなどもあり。

かごバックに関しては、フェズはシンプル系がメイン、マラケシュはスパンコールや刺繍入りの派手なものも多くサイズも豊富な印象でした。

マルシェ セントラル 市場

サハラ砂漠の砂をフェズで買ったボトル小（２０ディルハム）に入れてみました。フリンジはどこのお店でも好きな色を選べるようです。値段はマラケシュでもフェズでも変わりませんでした。もっとシンプルな、縁取りに打ち出し模様のないビンなら小で１５ディルハム、中２０、大２５てところです。そもそも瓶自体はちゃちく、蓋はどう見てもペットボトルのフタの再利用、このアルミっぽい装飾部分もぱかっと外れる程度のもの。それにしてはお高い印象ですが記念に。

ファティマの手のキーホルダーは、フェズのリヤドのオーナーに日本土産の手拭いをプレゼントしたら、感激してわざわざ我々全員分を用意してくれました。小さくてもずしっと重いですが、旅の無事を祈るお守りということで大切にしています。