2014/07/29 - 2014/08/02
11位(同エリア78件中)
appyさん
2014年の夏。ターコイズブルーの海と美味しいワイン&魚料理を求めて西シチリアを訪れました。パレルモとトラーパニの中間にある小さな港町、カステッランマーレ デル ゴルフォ castellammare del golfo に滞在してエリチェ erice、トラーパニ trapani、ファヴィニャーナ島 fabignana、ジンガロ自然公園 zingaro を巡ってきました。
7月29日(火)成田〜ローマ〜パレルモ空港 → カステッランマーレ デル ゴルフォ
7月30日(水) カステッランマーレ デル ゴルフォ→ エリチェ/トラーパニ
7月31日(木)カステッランマーレ デル ゴルフォ→ ファヴィニャーナ島
8月 1日(金)カステッランマーレ デル ゴルフォ→ ジンガロ自然公園
8月 2日(土)カステッランマーレ デル ゴルフォ→ パレルモ空港
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 3.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 船 タクシー
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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【7月29日(火)成田〜ローマ〜パレルモ→カステランマーレ】
成田からローマ経由でパレルモを目指します。ローマで意気揚々と入国審査を済ませ、2時間のトランジットでパレルモに向けて出発できるはずでしたが国内線が遅れて足止めになってしまいました。ローマの上空の天候が不安定で1時間の遅れになるとの案内。遅延後の予定搭乗時刻になってもゲートはいっこうに開かず、その後の予定のアナウンスもありません。最終便ということもあり待合室で搭乗を待つ乗客の顔にも疲労と不安の色は隠せません。キャンセル手続きをする乗客も出始めています。もし今日このまま飛行機が飛ばなかったらどうしよう?バカンスシーズン真っ盛りの今明日の座席なんて確保できるのかな、う〜ん。困りました。
待ちくたびれながら搭乗手続きのコールが下りたのは2時間遅れの23:00。
飛行機は雷雨のローマをようやく飛び立ちました。パレルモに到着したのは日付けも変わった0:30。タクシー飛ばして何とかホテルまで辿りつくことができました。 -
カステッランマーレでの滞在先はホテルカーラマリーナの別館、バディア。感動したのは深夜の到着にもかかわらず本館から派遣されたスタッフが玄関前で私たちを笑顔で待っていてくれたことです。助かった、ありがとう。部屋まで荷物を運んでもらいその場でチェックイン手続き。この日はそのままベッドに倒れこみました。シチリアは遠かった・・。
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【7月30日(水)カステランマーレ → エリチェ/トラーパニ】
朝のカステッランマーレ。朝食をとろうと坂道を下って海岸沿いの本館(カーラマリーナ)に向かいます。 -
小さなホテルとはいえこの充実のラインナップ!
朝から美味しいものをたくさん食べるとパワーが満ちてきます。カーラマリーナのスタッフはみなフレンドリーでしかもサービスが丁寧でした。 -
朝食後の町の散策。
港に出入りする魚の仲買人やマリーナのスタッフ・乗客で朝から海岸通りは活気がありました。
カステッランマーレは小さな漁村です。その昔はアメリカマフィアの出身地だったそうですが現在はそんな物騒な気配は全く感じられません。きらびやかなリゾート感こそありませんが、通りにゴミは落ちていませんし町の人の顔も穏やかでやさしい感じがします。時間の流れもゆっくりとしています。 -
その日に水揚げされた活きのいい魚の即売会。おこぼれを頂戴しに猫も集まってきました。
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野菜売りのおじいちゃん。「口にしてごらん、いい香りだろ?」とオレガノをむしって試食させてくれました。
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岬にそびえるカステッロ(城砦)の前は広場になっています。夏には屋外イベントで巨大なクラブと化す夜もあるようですが滞在中は至って静かでした。
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城壁をはさんだ反対側のビーチ。透明度もまずまず。まだ人影はありません。
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カステッランマーレは鉄道駅が遠く、また路線バスの本数も少ない(しかもバス停も旧市街から離れているところにある)ために公共交通はおススメしないとのこと。確かに時間を買うと思えば多少の出費もやむなしです。ホテルで送迎タクシーを呼んでもらいエリチェを目指すことになりました。
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カステッランマーレからトラーパニまでの高速道路。道幅も広く空いています。途中にセジェスタの神殿も見えました。果てしなく拡がる稜線に小麦・ぶどう・オリーブ畑がどこまでも続きます。
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トラーパニ市内からエリチェに上るロープウェイ乗り場。ロープウェイはFUNIVIAと呼ぶようです。風の強い土地らしく天気が良くても運休になることが多いと聞いていましたがこの日はしっかり運航していました。
片道料金は5.5ユーロですが、エリチェ居住者は1.2ユーロとなっており観光用だけでなく市民の公共交通機関としても利用されているようです。 -
10分ほどの空の旅ですが眼下にはトラーパニの市街、その先に塩田やエガディ諸島が見えます。
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海抜751mの山頂にあるエリチェの町に到着。この町は3角形の形をしていて、南西の一端が入り口のトラーパニ門となります。
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トラーパニ門をくぐるとそこは別世界。中世の雰囲気をそのまま残した古い建物と石畳の路地が続きます。下界では晴れていましたがここは雲の流れが速く、風もひんやりしています。
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カラフルな土産物店。店内・店外ともハンドメイドの飾りでぎっしりです。今回の旅でシチリアのシンボル3本脚のオブジェをお土産に買おうと思っていましたが、ここで買ったら荷物になるし、空港かどこかで買えるだろうと高をくくってスルーしました。しかしながらこの店で見つけたカラフルで手ごろなサイズのものはこの先どこでも見つけられず、ここで買っておけばおかったと後悔しています。
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飾られているのか、それとも自生しているのか。古い建物に咲く可愛らしい花々。
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イチオシ
町の東辺のサンジョバンニ通りからノルマン城の砦に上ります。スイスイと流れる雲の合間から強い日差しが差し込むと遠くの海の青さが際立ちます。
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ノルマン城(ヴィーナス城)
エリチェの3角形の東南端に位置するバリオ公園の先にそびえており、周囲の全てを見下ろす大パノラマが拡がっています。その昔多くの人力が費やされたとはいえ、この場所にこれだけ大きな城砦が築かれたことに驚くばかりです。まさに天空の城。 -
お腹がすいてきたので地元のワインが飲めるということで三角形の北端の「Al Quartiere Spagnolo」のカフェに向かいます。歩いていくには結構キツイ石段を下りていかなければなりませんが眺めが最高でした。http://www.artiemestieri.erice.arkenet.it/
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博物館の横にカフェ・エノテカが併設されています。シチリアはワインの産地でもあり、エリチェも上質なワインの産地のひとつです。試飲セットを注文するとグラスワインの他、数皿の前菜が次々に出てきました。これがみな美味!この日は風があったので店内席となりましたが屋外のテーブル席で絶景を見下ろしながらワインが飲めたら最高でしょうね。
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再びロープウェイでトラーパニ市街まで下りてきました。21番の市内循環バスで旧市街を目指します。(ちなみに23番は21番の逆循環なので市内からロープウェイ乗り場に行くときには近周りで行けます)
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トラーパニの港に沿ったアッミラーリオ・スタイーティ通りに到着。大型船やフェリーが接岸する港沿いは港湾関係者や観光客で賑わっています。バスや車の往来も多く想像以上に大きな町でした。それにしても下界は暑い!
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ブティックやカフェが並ぶ賑やかなトッレ・アルサ通り。旧市街の南北をつなぐメインストリートです。
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町の北側の海岸に出てみました。
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街並みの先に遠く、先ほど登ったエリチェの丘が見えます。
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東西に延びるヴィットリオ・エマヌエーレ通りを西へ。ジェネラーレ・シオ広場に出ました。賑やかかな旧市街もこの辺りまで来るとぐっと人通りが少なくなります。のどの渇きをグラニータで潤します。
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町の西端、リニーの塔。この辺りには岩場のビーチがあって地元の人とおぼしき数家族が海水浴をしていました。のどかです。
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サンセットにはまだ少し時間がありましたが、西に傾く太陽に輝く海はとてもきれいでした。ピークシーズンにも関わらず人通りもまばらな静かな場所です。
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夕陽のきれいな町〜♪
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19:30。ヴィットリオ・エマヌエーレ通りではディナー客を迎えるためのテーブルセッテイングがようやく始まりました。
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カステランマーレまで戻りようやくディナー。どの店先にも海の幸が沢山!
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この日はムール貝とマグロのブジアータ(ねじりパスタ)をいただきます。シチリア名物クスクスにもチャレンジ。よく冷えた地元の白ワインとの相性最高です!
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【7月31日(木)ファビニャーナ島】
昨日のうちに予約を入れておいたカスッテラマーレ発エガディ諸島クルーズに参加するため眼をこすりながら早起きして6:00に港へ向かいましたが、受付オフィスは閉鎖。港にそれらしき船の停泊も見当たりません。
どうやら波が高く本日分ツアーはキャンセルになったとのこと。
え〜?どうするんですか、張り切って泳げる恰好でここまで来たのに!
もうこうなれば行くしかないでしょう!
ホテルのスタッフにタクシーを呼んでもらいトラーパニ港まで再び急直行。一路、定期高速船でファビニャーナ島を目指すことになりました。 -
ファビニャーナまでの高速船はUSTICA社とSIREMAR社の2社が運航しています。次の便がすぐでるということでSIREMAR社の船に乗ることになりました。待つこと15分、白地に赤青のラインの入った船に乗り込みます。青黄色のUSTICA社の船に比べるとやや旧式でくたびれた感じがしましたが船内はほぼ満席でした。航行中は座席の移動が出来ませんが窓からは島影や船の姿が見えて退屈しません。揺れも少なく快適でした。
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30分ほどでファヴィニャーナ島に到着。船着場の周りには小さなトラベルオフィスやレンタサイクル、魚即売所が並んでおり賑わっています。ここから出発する島内ボ―トエクスカーションもあるようです。
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船着場付近の海でもこの透明度!この先の海も楽しみ。
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ファヴィニャーナ島内の移動はバスやタクシーはなく(あるのかもしれませんがほまったく見かけなかった)レンタバイク・レンタサイクルが中心になります。島内にはたくさんのレンタルバイクショップがあります。港の付近では自転車貸出料金が1台8ユーロでしたが町中まで行くと5〜6ユーロの店もありました。大人用/子供用・かご付・キッズシート付きなど様々な車種が取り揃えられています。借りるときに身分証の提示が求められるかな?と思いましたがサインだけでもOKでした。総じて古い自転車ですが、タイヤ・変則ギアの手入れはしっかりされており問題はありません。BIANCIの自転車にまたがり出発です。
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レンタサイクル屋のおじさんからもらった大雑把な地図を頼りに、カーラロッサを目指します。道はなだらかで車も殆ど通らず快適でしたが入り江に続く細道は砂地にタイヤをとられて一苦労です。
夏雲高い広大な景色の中を汗をかきながらペダルをこぎ続ける・・。映画のワンシーンのようでした。 -
石積みで囲われた細道をたどりながらようやくカーラロッサに到着!
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なんという海の色!眼下に広がる景色に息をのみました。
この入り江を見るために一苦労でしたが来た甲斐がありました。 -
イチオシ
この日は波があって福山雅治の東芝REGZAのCMで見たような空中浮遊の船影を見ることはできませんでしたが目の覚めるようなエメラルドの海は圧巻でした。
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水着持参で張り切って来たのですが泳ぐには少し勇気がいる波です。残念ながら遊泳は諦めました。
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島の南岸沿いを自転車で周ります。ファミリー向きの美しい入り江やビーチが沢山ありました。
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ビーチサイドの炎天下バー。暑い!
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タウンまで帰ってきました。
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マグロ製品とアーモンド、ケッパーが名産の様です。
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魚屋さん店先でカジキの解体。店主は黙々と豪快にさばいていきます。
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シェスタに入ってしまう前にランチを済ませなければ!ということで広場周辺のレストランをさがします。日陰席はどこも満席。
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ふらりと入ったカフェでランチ。せっかくファビニャーナに来たのだからマグロを食べようということでグリルをオーダー。パクリと一口、美味い!美味すぎるよ、外はカリッと中はふわふわ。
絶妙なスパイス加減が最高。これなら何枚でもいけちゃいます!@New Albatros -
船着場の移動パニーニ屋さん。お土産用に地元のツナ缶詰を買いました。
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帰りの船便はたくさんあるが定員があるから予約を入れておいた方がいいと言われた通り、帰りの船も満席でした。船はレヴァンゾ島経由でトラーパニに戻ります。
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【8月1日(金)カステッランマーレデルゴルフォ→ジンガロ自然公園】
少しだけ早起き。朝食前に旧市街を散歩。通りを貫ける風がひんやりしていて気持ちいい〜。 -
旧市街の西側には傾斜の急な丘がそびえており、中腹の展望台まで遊歩道が整備されています。朝から息を切らして登り切った先はこの景色のご褒美。朝日をいっぱい浴びると今日もいいことがありそうな気持ちになれます。
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登りも大変でしたが下りも大変。足元に気を付けて。
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朝の旧市街。
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昨日のファビニャーナの遊泳断念を挽回しようと今日はPenelope社のハーフデイクルーズに参加することにしました。夏のシチリアに来て海に入らないまま帰るわけにはいきません。小さなカタマランで神秘の海を目指します。http://www.penelopetour.it/index.htm
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天気は最高、空と海は果てしなく青い!アズーラ、アズーラ!
カタマランはジンガロ自然公園を目指して北上します。 -
途中いくつかの洞窟に寄り道。それにしてもこの海の色!
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ジンガロ自然公園の海岸沿いは険しい岩山の合間に美い入り江やビーチが点在しています。車の乗り入れはできません。山腹のトレッキングロードをリュックを背負って歩く人影も見えました。
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到着したのはカーラルッツォという名の美しい入り江。これはすごい!なんというきれいな海。真っ白い玉砂利のビーチにいくつかのパラソルも立っています。ボートをチャーターして滞在しているのでしょう。優雅です。
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イチオシ
船からエメラルドの海へザッブーン!透明度が高いので海の底までよく見えます。船の周りにはカラフルな熱帯魚こそいませんがたくさんの魚の群れが集まってきます。
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キャプテン直々のスイカサービス。日本語ではどう呼ぶのかと聞かれたので教えてあげたら「スゥイカ〜スゥイカ〜ジャポーネスゥイカ〜」と上機嫌で歌いながら一番大きなところを分けてくれました。半日ツアーなのでランチは含まれていませんがスナックやドリンクが度々ふるまわれサービス満点です。
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船は第2の停泊地スコペッロへ。
映画オーシャンズ12で、FBI捜査官のイザベル(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)が父と再会するシーンのロケが行われた美しい海岸です。ここでも切り立つ岩場の陰に沢山の魚影が見えました。 -
14:00過ぎ、カステッランマーレまで帰ってきました。5時間ほどのボートツアーでしたが美しい海を快適に周ることができました。陽気でエンターテイメントマインドにあふれたクルーにも感謝です。大満足のツアーでした。おススメです。
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ホテルの部屋に戻ってシャワーを浴びてひと休み。タオルで髪を乾かしながらのビールが美味しい。
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ホテルから一本入った路地。南イタリアらしい密集した家並みとベランダにあふれる生活感がのぞけます。シャスタに入った海辺の町はとても静か。
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海岸通りにはツアー会社のオフィスが並んでいますが、この時間帯はどこも昼休み中のようです。
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漁から戻りそのまま船で魚を捌いて船先で売る。仕入と加工と販売をぜんぶやっている。
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人通りも少ない午後の海岸通り。
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カステッランマーレは坂の町。
趣きのある階段や坂道が沢山あります。 -
階段を登ると港が見渡せる高台に出ました。
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砦の入り口に向かう一本道。
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はじめて見る風景なのにどこか懐かしさを感じるのはなぜでしょう?
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高台の遊歩道沿いにテーブルを並べるにあるレストラン。運よく海沿いの席を予約できました。
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強い日差しが西の丘に遮られる頃になると町の人たちは外に出て軒先のお気に入りの席で涼をとっているようです。
毎日この場所に腰かけて海から吹いてくる心地よい風を感じていらっしゃるのでしょうね。 -
海岸通りのレストランのドアも開きだしました。
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うっすらと夕焼けの赤が残る西の夜空と漆黒の海を眺めながらの食事。スプマンテがすすみます。前菜盛り合わせ、イワシのパスタ、イカのフリット、ボリュームたっぷり。@La Timpa
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遅い時間になってからが夏のカステッランマーレの素顔かもしれません。旧市街のメインストリートには日中の静けさが信じられないくらい沢山の人であふれています。遅めのディナーを食べる初老のカップル、ストリートミュージシャンのライブ演奏に体を揺らす若者グループ、ジェラートのチョコレートが口の周りにべったりの小さな子供たち。祭りの縁日のような賑わいです。
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海岸通りも遅くまで賑わっていました。楽しい夏の夜は終わることがありません。
カステッランマーレデルゴルフォをベースに短い期間ではありましたが最高の旅を満喫しました。シチリアの美しい海と太陽の輝きを実感できたことは得難い経験です。
東京に帰った後もレシピを参考に作った自家製カポナータをつまみながらシチリアワインを傾けてこの夏の思い出に浸っています。
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