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<br />【8月1日(金)】<br />今回は学会旅行です。以前から興味あるものの、参加を躊躇していた学会です。Wilderness Medicine で訳しにくいのですが、敢えて訳すと「秘境医学」というところでしょうか?たぶん、「旅行医学」のアメリカ版だと思われるのですが、はっきりしません。参加した方が早いので、決心しました。<br /><br />今回躊躇した理由はもう一つあります。時期と行先の関係らしく、アメリカにしてはものすごく高いのです。帰りにシアトルの友達に会うために、シアトル経由に拘りました。とは言え、往復30万円近くしました。南米並みです。2月のローマ往復10万円弱はともかく、ちょっと高過ぎます。しかも、Jackson Hole 自体が夏の避暑地らしく、たかがモーテルが1泊120ドルもします。私の感覚では、アメリカ一般の相場は50〜80ドル程度です。<br /><br />行きは接続の関係らしく、福岡〜成田はもちろんですが、ヒューストン経由です。地図で見ると、相当引き返すことになります。まぁ、時差もあり夜にはジャクソンホール(ワイオミング州)に着き、レンタカーでモーテルへ行き、取り敢えずポークリブステーキのレストランで腹ごなししました。それなりに美味しいのですが、ちょっと甘過ぎます。<br /><br /><br />【8月2日(土)】<br />この日は夕方学会の登録があるだけなので、Yellowstone National Park まで足を延ばしました。1987年米国留学中に家族で来たことはあります。ですから2度目です。途中に、日本ではそれほど有名でない Grand Teton National Park があります。ジャクソンホールはその南なので、まずジャクソンホール空港から見えていたグランド・ティートン山を左に見ながら北上します。<br /><br />グランド・ティートン山は4200Mほどあり、当然頂上には夏でも雪があります。スネーク川が並行して走っています。偶然、途中でグランド・ティートン山が湖に映る絶景に出くわしました。ジェニー湖というこじんまりした湖です。ちなみに、グランド・ティートン山はやはりロッキー山脈の一部のようです。<br /><br />1時間以上してようやくイエローストーン国立公園の南入口に辿り着きました。もうすでに、グランド・ティートン国立公園の入口で2つの公園共通の1週間有効な2千円程度の入園料を払っています。<br /><br />イエローストーン国立公園はものすごく広いのですが、まず南側には多くの geyser と呼ばれる間欠泉があります。今回は時間がないので、パスしましたが、しばらく待っていると温泉水が吹き上げるのを見れます。いくつも同じような間欠泉があり、一つずつ駐車して見て回るだけで結構時間がかかります。ですから、本当は最低3日、4日かけて回るのがこちらの人の過ごし方、楽しみ方です。私はわかってはいるのですが、以前来たこともあり、今回はあくまでも学会のついでですから、足早に立ち去りました。<br /><br />北の方まで行き、東側に回り込むと Grand Canyon of Yellowstone と言う名前通りの見どころがあります。もちろん、本家のグランドキャニオンには負けますが、かなり壮大な崖のような景観が広がります。<br /><br />そして夕方(と言ってもまだ明るいのですが)になり、川に野生の動物たちが水を求めてやって来ます。運よく、間近に bison(水牛)が見れます。みんな野生の動物を見るために来ているようなもので、道路は大渋滞しても誰もクラクションを鳴らしたりしません。バイソンも慣れたもので、悠々と道路を歩いています。まるで、インドの牛のようです。むしろ、みんな喜んで車から写真を撮っています。Elk(ヘラジカ)やコヨーテも運が良ければ見れます。<br /><br />眺めのいい大きなイエローストーン湖の畔にあるレストランで食事(ヴァイキング料理)をし、南下し帰路につきます。もう薄暗くなっています。途中で真っ暗になり、すれ違う車もほとんどなくなります。モーテルに帰り着くのは午後10時過ぎそうです。後は寝るだけなので、それは構わないのですが、ふと料金所があったので、まさか夜は閉鎖されて出られなくなるのでは急に心配になりました。幸い、料金所は閉まっているものの自由に通行できるようになっていました。考えてみると、普通の道路だし夜間に観光客は通らないので、自由通行になっているのでしょう。一安心です。<br /><br /><br />【8月3日(日)〜8月5日(火)】<br />翌朝3日から3日間半は真面目に学会に出ました。もちろん、午前・午後ずっとあります。学会名が WMA(Wilderness Medical Association)で Travel Medicine と呼ばないので少し内容が違うのかと心配していましたが、今回は International Society of Travel Medicine (ISTM) と合同会議と言うだけあって、私のイメージの「旅行医学」そのものの学会でした。<br /><br />最初にビックリしたのは参加者の恰好でした。ネクタイの嫌いな私は自分が発表する時以外はスーツだけのノーネクタイです。ところが、その私が違和感を感じたのです。ネクタイどころか、誰もスーツなんか着ていません。女性もタイトスカートなんか一人もいません。色々な基礎医学の学会にも出ましたが、少しはフォーマルな恰好の人もいます。でも、この学会はいかにも山登りのような恰好の人ばかりです。カバンもリュックサックが多いのです。<br /><br />私以外の日本人参加者は4人だけのようで、1人は近くの久留米市で渡航外来をやっている開業医と後の3人は外務省の大使館勤務医師で、コートジボアール(象牙海岸)、南ア共和国、そしてアメリカ大使館(ワシントンDC)で働いているようです。<br /><br />やはり、世界に目を開くと、デング熱、マラリアなどの蚊を介するウイルス性感染症は大事なようです。まさか、この後(8月末)日本国内でデング熱が大騒ぎになるとは夢にも思いませんでした。TD (Traveler’s Diarrhea)と略すように、「旅行者下痢症」は頻度も高く重要な話題です。80〜85%は細菌性、10%程度が寄生虫性、5%程度がウイルス性のようです。抗生物質の予防投与は、私と同じ意見で、否定的でした。感受性の問題で効果があまり期待できないのと耐性菌を増やす問題があるからです。この演者であるドクターは有名らしく、ローリングストーンズの演奏ツアーに医者として同行しているようです。<br /><br />狂犬病に関して大事なことは PEP (post-exposure prophylaxis) と言って、犬などに咬まれた後でも、すぐに打てば助かるワクチンがあるということです。私も4年ほど前まで知りませんでした。このように、開発途上国を加えた世界全体を見ると、確かに感染症は大事なのです。一方、先進国を中心に旅行時の死因を調べると感染症はたったの 1.5% です。交通事故や自然死(つまり、高齢者の病死)のほうがはるかに多いのです。私が評議員をしている日本旅行医学会での考え方と同じです。<br /><br />今回の学会で私にとって一番の収穫は新しい単語 “expedition doctor”を知ったことです。これこそまさに私がやっている医者としての仕事です。まさか、アメリカ人の医者がやっているとは思いませんでした。英語が喋れるアメリカ人にはあまり需要がないと思ったからです。Expedition とは(集団の)旅行、探検を意味するようです。特定の団体に同伴、帯同する医者のことを“expedition doctor”と呼ぶようです。時には、交通費だけを負担してもらったりで、必ずしもしっかりと報酬をもらっていないこともあるようで私と同じです。。<br /><br />外国で医療行為をするので、法的にグレーなところがあるのですが、その辺のシンポジウムもあり、演者に質問し、私のやっていることもほとんど問題にならないだろうとお墨付きをもらえました。 <br /><br />医療ツーリズムの話題も出ました。アメリカでは旅行は3S(sun, sand and sex) だったのが、4Sになり surgery が加わったと面白いことを言っていました。やはり、一番の原因はアメリカでは医療費が余りに高いので、インド、タイ、メキシコなどに医療を受けに行くアメリカ人が激増したのです。医学的には術後の管理が不十分や耐性菌が海外から持ち込まれるなどの問題もあります。<br /><br />興味深かったのは、高山病の治療や予防薬についてですが、アメリカでも何故か偏見があるそうです。高山病の軽症「山酔い」(AMS; acute mountain sickness) は名前通り、頭痛、吐き気(実際の嘔吐)、気分不良などを来たす病気で「船酔い」などと症状も似ているのですが、高山病に関しては薬を使いたがらないようです。例えば、「船酔い」で薬を拒否する人はまずいません。私の推察では、ベテラン登山家が妙に自分たちの経験だけで自信過剰のようで、病気という認識がなく根性で克服しろとか考えているのだろうと思います。以前本を書くためにインターネットでの高山病の情報を調べていて、有名そうな(アクセス数から推定して)登山家が勘違いも甚だしい誤った情報を堂々と書いているのに出くわしました。高山病は立派な病気なのに、医学的基本知識がない人が自分の経験だけで自信満々に書いているから困ったものです。<br /><br />食物アレルギーや蜂刺されで起こるショック時に自己注射できるエピペンは日本では病院で安く手に入りますが、アメリカでは500ドルもするそうで、高過ぎて買えない人もいるようです。いざという時の備えなのですが。<br /><br />日本でも話題のメディカル・ツーリズム(医療観光)ですが、アメリカの場合は当然の如く、一番の理由は医療費が高過ぎて払えないので、メキシコ、インド、タイなどへ治療を受けに行くのです。面白いことを聞きました。アメリカでは以前は旅行の目的は3Sだったそうです。3Sとは、Sun, Sand とSex だそうです。ところが、最近は4番目のSが加わったそうです。Surgery、つまり手術などの医療です。<br /><br />ここジャクソンホールは風光明媚な観光地で、スイスのような景色もありますが、その分物価はアメリカにしてはかなり高いです。大体、今回宿泊している何の変哲もない2階建てのモーテルが一泊1万3千円もします。ちゃんとしたニューヨーク・ストリップステーキは美味しいのですが、50ドルもします。アメリカの相場としては、大都会の有名レストラン並みです。<br /><br />ある時、学会場で知り合った参加者の女性と、息子の嫁が日本人ということで親しく話しました。今回、イエローストーン国立公園で珍しく日本人ツアーを見かけなかった、中国人、韓国人のツアー客は見かけたという話をしました。すると、彼女は日本人のツアーは giant group だからと言います。言いえて妙だと感心しました。確かに、アメリカ人のツアー客もヨーロッパで見たことがありますが、せいぜい10人程度のグループ。日本人の大型バスツアー、40人などという規模は珍しいようです。ただのグループではなく、”giant”グループ、異常さが表現されています。<br /><br />ある晩、面白そうなディナーショーのレストランを見つけました。昔ながらの幌馬車に乗って、国立公園の一角に行き、そこでショーを見ながらの食事です。いかにも大西部の世界です。食事はアメリカらしくそこそこでしたが、中々楽しい夕食になりました。私だけが外国人の参加者で、余興では人気者になりました。<br /><br /><br />【8月6日(水)】<br />今日は午前中だけで学会が終わり、もう一度ティートン国立公園に行くことにします。しかし、学会中の3日間くらいずっと雨模様で、スッキリ晴れません。この日も天気はいまいちです。まず、ティートン・ヴィレッジへ行きます。スイスのようなしゃれた山小屋風のレストランで軽く食事をし、ロープウェーに乗り山へ登りますが、半そでの恰好なので寒いのなんの。霧が多く、景色もそこそこでした。<br /><br />それから、冬場は閉鎖される舗装もされていない道路を通って、初日に行ったティートン国立公園へ行きますが、今日は天気があまりよくなく、初日のようなきれいな景色の写真は撮れません。初日に観光をしておいて正解でした。入園料は1週間有効で、再度払う必要はありませんでした。<br /><br /><br />【8月7日(木)】<br />今日は移動日です。ユナイテッド航空、早朝の便でデンバー経由、シアトルです。ところが、7時出発のはずの便が故障かなんかで遅れに遅れ、いつ飛び立つかわからない状態です。この便に乗るために、朝4時過ぎに起きたのに損した気になります。ただ、同じくユナイテッド航空でシカゴ経由の便で移動するはずのワシントン大使館付の医師Aさんの奥さんと知り合い、退屈しなくてすみました。途中で、別の便でワシントンに帰るはずのA医師本人も便がキャンセルとかで合流します。A医師は学会場で会った日本人医師の一人です。<br /><br />すると、A医師が元副大統領のディック・チェイニー氏がいると気が付きます。最初は遠慮して遠巻きに見ていたのです(何せ小さい空港で待合室も実質一か所だけ)が、子供が話しかけるのを見て、A医師と意見が合い、じゃ〜我々もという感じで、近寄り話しかけました。A医師は政治に関係深いワシントンDCの大使館で働いている医師ですから、そういう風に自己紹介しています。私は仕方がないので、日本から学会に参加した「ただの医師」だと自己紹介しました。そうすると、中々感じのいい人で、やぁ、私はドクターが大好きだと言ってくれました。A医師によると、チェイニー氏は心臓の手術を受けたりして医者の世話になっているからのようです。それぞれ、チェイニー氏とツーショットで写真を撮りました。飛行機の遅れのトラブル続きでしたが、おかげでこんな楽しいハプニングがあり、有名人と写真を撮れました。<br /><br />ただ、おかげで遅れに遅れ、デンバー経由でシアトルに着いたのは午後9時半頃でした。本来は昼過ぎには着いているはずでしたから大幅な遅れです。最初の計画通り、シアトルが目的地ならまだしも、手違いでシアトル在住の高校留学時の同級生(アメリカ人)はメイン州でバカンス、その妹で私の友達でもあるジーンが隣の州、オレゴン州の避暑地にいるので、そちらに会いに行くことになっています。ジーンも普段はシアトルに住んでいます。その前に、この夜はポートランドでモーテルを予約しています。思ったより遠く、2時間半くらいかかり、着いたのは午前1時半頃でした。<br /><br /><br />【8月8日(金)】<br />予定が狂って、昨日の午後から夜にかけての観光の時間がなくなり、午前中だけで足早に市内観光しました。聞いていた通り、アメリカの都市にしては公共交通機関が発達していて便利です。まるでヨーロッパのような小奇麗な街です。ですから、私も車は使わず、モーテルの近くのマックス・ライトレール(軽鉄道)に乗り中心部へ行き、ぶらぶら歩いて楽しめます。一日券5ドルでバスとストリートカー(路面電車)にも乗り放題です。3つの公共機関が TriMet という市の組織で運営されていて便利です。<br /><br />昼食はアメリカにしては、しゃれたまぁまぁの味のレストランでした。でも、午後3時頃には約束しているので、1時頃には出発して、ジーンのいるマンザニータへ向かいました。予想通りの田舎道をぐるぐる回り、つまり余りスピードは出せません。2時間以上かけ、田園風景を抜けようやくビーチのあるマンザニータへ着きました。1週間借りている別荘のようで、居間から海が見えるのが最高です。<br /><br />目の前のビーチに行きしばらくくつろいでから、早目に Big Wave Caf&amp;eacute; という名前のレストランへ連れて行ってくれました。Jean と旦那さんの Robert と一人息子と4人で行きました。腕のいいシェフがいるというだけあって、アメリカにしてはまぁまぁのレストランでした。場所柄、アメリカにしては珍しいシーフードもあります。<br /><br />早目の夕食の理由は、すぐ北にある Cannon Beach へ明るいうちに着くようにです。ここは何もない静かな Manzanita Beach と違い、大きなホテルもあります。なぜなら、haystack(干し草の大きな山)rock という絵になる岩が海に浮かんでいるからです。確かに素晴らしい景色で、夕焼けを狙ってプロらしいカメラマンが沢山いました。もちろん、私も負けずにたくさん写真を撮りました。ただ、夏時間と北に位置するポートランド州だけあって、日没は午後9時過ぎでした。<br /><br />マンザニータへ戻り、ベッドがないから泊めてあげれないという別荘から近くのモーテルを予約してもらっていたので、そこで一泊します。でも、このマンザニータは何もないのがいいらしく結構最近脚光を浴びているそうです。ポートランド、シアトルなどの都会からも程よい距離なのが人気の秘密かもしれません。瀬戸内海で育った私も海のさざめきが聞こえるところは落ち着きます。<br /><br /><br />【8月9日(土)】<br />直接、シアトルへ向けて出発です。昨日のキャノンビーチを通過します。昼過ぎにまずホテルへチェックインします。厳密にはシアトルでなく、郊外の Bellevue(ベルビュー)です。次男が高校留学していた街です。予想通り、シアトルほどではありませんが、こじんまりした街でダウンタウンには少しビル群があります。<br /><br />遅い昼食は少し迷いましたが、無難な Ruth’s Chris ステーキハウスにしました。これは全米の都会にあるチェーンのようで、無難に美味しいアメリカステーキが食べれます。何度もアメリカの各都市で食べたことがあるので安心感があります。高速道路で小さな島をはさんで、つまり二つの橋を渡ってシアトル市内へ入ります。シアトルは二度目ですが、今回はニードルスペースに拘っていました。これはシアトルのシンボルタワーで、マイクロソフト本社がある関係で、私のパソコンの初期画面で登場します。かなり苦労して、ニードルスペースの北にある高台へ行き、ダウンタウンとニードルスペースが一緒に映る写真を撮りました。<br /><br />それから、肝心のタワーに上ろうと並ぶと、何と夜9時のチケットしか取れません。一旦、諦めました。しばらく、周辺をぶらぶらしているうちに、翌日は帰国日だけど、午後のフライトまで時間があるし、意外とシアトル中心部と国際空港は近いので翌朝9時のチケットを買いました。だいぶ迷いましたが、この日行われているメジャーリーグ・マリナーズの野球試合には行かず、周辺だけをドライブして近くのパイクプレース・マーケットへ行きました。ところが、ここは本当に市場でほとんど夕方には店が閉まっています。有名なスターバックスの一号店があります。何ていうことはないのですが、さすがに行列ができています。<br /><br />そこで、まだ明るいので次男が住んでいたホストファミリーの家を見に行きました。と言っても、家族はすでにインドに移り住んでいるので違う家族が住んでいるはずです。緑に囲まれた一角で、何軒もの大きな家が並んでいます。夕食はベルビューのレストランで、結局メキシコ料理店へ行きました。今回、最後のアメリカでの食事でつい注文し過ぎ食べ過ぎました。ファヒータス(メキシコ風焼き肉)だけでもボリュームあるのに、サラダやスープまで頼んでしまいました。<br /><br /><br />【8月10日(日)】<br />朝は余裕をもってニードルスペースに行き、9時から早速上ります。期待通り遠く南に日本でもパックコーヒーで有名な Mt. Rainier(レーニア山)が見えます。これは日系人が「タコマ富士」と呼んでいるだけあって、富士山のようにきれいな形をしています。タコマとはシアトルの南にある地名で、ちなみに空港名は Seattle-Tacoma です。<br /><br />思ったよりスムーズにニードルスペースからの景色鑑賞が終わったので、もう一度昨日行った Pike Place Market へ行きました。今度は午前中なので、賑やかに店が開いています。食べやすい身だけの蟹を買って食べ(10ドルもします)、ハーブのミックスを買いました。来る時はユナイテッド航空でしたが、帰りは全日空便で、成田経由で福岡へ帰りました。<br /><br />

アメリカ・ワイオミング州での学会 + シアトル周辺

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2014/08/01 - 2014/08/11

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空飛ぶドクター

空飛ぶドクターさん


【8月1日(金)】
今回は学会旅行です。以前から興味あるものの、参加を躊躇していた学会です。Wilderness Medicine で訳しにくいのですが、敢えて訳すと「秘境医学」というところでしょうか?たぶん、「旅行医学」のアメリカ版だと思われるのですが、はっきりしません。参加した方が早いので、決心しました。

今回躊躇した理由はもう一つあります。時期と行先の関係らしく、アメリカにしてはものすごく高いのです。帰りにシアトルの友達に会うために、シアトル経由に拘りました。とは言え、往復30万円近くしました。南米並みです。2月のローマ往復10万円弱はともかく、ちょっと高過ぎます。しかも、Jackson Hole 自体が夏の避暑地らしく、たかがモーテルが1泊120ドルもします。私の感覚では、アメリカ一般の相場は50〜80ドル程度です。

行きは接続の関係らしく、福岡〜成田はもちろんですが、ヒューストン経由です。地図で見ると、相当引き返すことになります。まぁ、時差もあり夜にはジャクソンホール(ワイオミング州)に着き、レンタカーでモーテルへ行き、取り敢えずポークリブステーキのレストランで腹ごなししました。それなりに美味しいのですが、ちょっと甘過ぎます。


【8月2日(土)】
この日は夕方学会の登録があるだけなので、Yellowstone National Park まで足を延ばしました。1987年米国留学中に家族で来たことはあります。ですから2度目です。途中に、日本ではそれほど有名でない Grand Teton National Park があります。ジャクソンホールはその南なので、まずジャクソンホール空港から見えていたグランド・ティートン山を左に見ながら北上します。

グランド・ティートン山は4200Mほどあり、当然頂上には夏でも雪があります。スネーク川が並行して走っています。偶然、途中でグランド・ティートン山が湖に映る絶景に出くわしました。ジェニー湖というこじんまりした湖です。ちなみに、グランド・ティートン山はやはりロッキー山脈の一部のようです。

1時間以上してようやくイエローストーン国立公園の南入口に辿り着きました。もうすでに、グランド・ティートン国立公園の入口で2つの公園共通の1週間有効な2千円程度の入園料を払っています。

イエローストーン国立公園はものすごく広いのですが、まず南側には多くの geyser と呼ばれる間欠泉があります。今回は時間がないので、パスしましたが、しばらく待っていると温泉水が吹き上げるのを見れます。いくつも同じような間欠泉があり、一つずつ駐車して見て回るだけで結構時間がかかります。ですから、本当は最低3日、4日かけて回るのがこちらの人の過ごし方、楽しみ方です。私はわかってはいるのですが、以前来たこともあり、今回はあくまでも学会のついでですから、足早に立ち去りました。

北の方まで行き、東側に回り込むと Grand Canyon of Yellowstone と言う名前通りの見どころがあります。もちろん、本家のグランドキャニオンには負けますが、かなり壮大な崖のような景観が広がります。

そして夕方(と言ってもまだ明るいのですが)になり、川に野生の動物たちが水を求めてやって来ます。運よく、間近に bison(水牛)が見れます。みんな野生の動物を見るために来ているようなもので、道路は大渋滞しても誰もクラクションを鳴らしたりしません。バイソンも慣れたもので、悠々と道路を歩いています。まるで、インドの牛のようです。むしろ、みんな喜んで車から写真を撮っています。Elk(ヘラジカ)やコヨーテも運が良ければ見れます。

眺めのいい大きなイエローストーン湖の畔にあるレストランで食事(ヴァイキング料理)をし、南下し帰路につきます。もう薄暗くなっています。途中で真っ暗になり、すれ違う車もほとんどなくなります。モーテルに帰り着くのは午後10時過ぎそうです。後は寝るだけなので、それは構わないのですが、ふと料金所があったので、まさか夜は閉鎖されて出られなくなるのでは急に心配になりました。幸い、料金所は閉まっているものの自由に通行できるようになっていました。考えてみると、普通の道路だし夜間に観光客は通らないので、自由通行になっているのでしょう。一安心です。


【8月3日(日)〜8月5日(火)】
翌朝3日から3日間半は真面目に学会に出ました。もちろん、午前・午後ずっとあります。学会名が WMA(Wilderness Medical Association)で Travel Medicine と呼ばないので少し内容が違うのかと心配していましたが、今回は International Society of Travel Medicine (ISTM) と合同会議と言うだけあって、私のイメージの「旅行医学」そのものの学会でした。

最初にビックリしたのは参加者の恰好でした。ネクタイの嫌いな私は自分が発表する時以外はスーツだけのノーネクタイです。ところが、その私が違和感を感じたのです。ネクタイどころか、誰もスーツなんか着ていません。女性もタイトスカートなんか一人もいません。色々な基礎医学の学会にも出ましたが、少しはフォーマルな恰好の人もいます。でも、この学会はいかにも山登りのような恰好の人ばかりです。カバンもリュックサックが多いのです。

私以外の日本人参加者は4人だけのようで、1人は近くの久留米市で渡航外来をやっている開業医と後の3人は外務省の大使館勤務医師で、コートジボアール(象牙海岸)、南ア共和国、そしてアメリカ大使館(ワシントンDC)で働いているようです。

やはり、世界に目を開くと、デング熱、マラリアなどの蚊を介するウイルス性感染症は大事なようです。まさか、この後(8月末)日本国内でデング熱が大騒ぎになるとは夢にも思いませんでした。TD (Traveler’s Diarrhea)と略すように、「旅行者下痢症」は頻度も高く重要な話題です。80〜85%は細菌性、10%程度が寄生虫性、5%程度がウイルス性のようです。抗生物質の予防投与は、私と同じ意見で、否定的でした。感受性の問題で効果があまり期待できないのと耐性菌を増やす問題があるからです。この演者であるドクターは有名らしく、ローリングストーンズの演奏ツアーに医者として同行しているようです。

狂犬病に関して大事なことは PEP (post-exposure prophylaxis) と言って、犬などに咬まれた後でも、すぐに打てば助かるワクチンがあるということです。私も4年ほど前まで知りませんでした。このように、開発途上国を加えた世界全体を見ると、確かに感染症は大事なのです。一方、先進国を中心に旅行時の死因を調べると感染症はたったの 1.5% です。交通事故や自然死(つまり、高齢者の病死)のほうがはるかに多いのです。私が評議員をしている日本旅行医学会での考え方と同じです。

今回の学会で私にとって一番の収穫は新しい単語 “expedition doctor”を知ったことです。これこそまさに私がやっている医者としての仕事です。まさか、アメリカ人の医者がやっているとは思いませんでした。英語が喋れるアメリカ人にはあまり需要がないと思ったからです。Expedition とは(集団の)旅行、探検を意味するようです。特定の団体に同伴、帯同する医者のことを“expedition doctor”と呼ぶようです。時には、交通費だけを負担してもらったりで、必ずしもしっかりと報酬をもらっていないこともあるようで私と同じです。。

外国で医療行為をするので、法的にグレーなところがあるのですが、その辺のシンポジウムもあり、演者に質問し、私のやっていることもほとんど問題にならないだろうとお墨付きをもらえました。 

医療ツーリズムの話題も出ました。アメリカでは旅行は3S(sun, sand and sex) だったのが、4Sになり surgery が加わったと面白いことを言っていました。やはり、一番の原因はアメリカでは医療費が余りに高いので、インド、タイ、メキシコなどに医療を受けに行くアメリカ人が激増したのです。医学的には術後の管理が不十分や耐性菌が海外から持ち込まれるなどの問題もあります。

興味深かったのは、高山病の治療や予防薬についてですが、アメリカでも何故か偏見があるそうです。高山病の軽症「山酔い」(AMS; acute mountain sickness) は名前通り、頭痛、吐き気(実際の嘔吐)、気分不良などを来たす病気で「船酔い」などと症状も似ているのですが、高山病に関しては薬を使いたがらないようです。例えば、「船酔い」で薬を拒否する人はまずいません。私の推察では、ベテラン登山家が妙に自分たちの経験だけで自信過剰のようで、病気という認識がなく根性で克服しろとか考えているのだろうと思います。以前本を書くためにインターネットでの高山病の情報を調べていて、有名そうな(アクセス数から推定して)登山家が勘違いも甚だしい誤った情報を堂々と書いているのに出くわしました。高山病は立派な病気なのに、医学的基本知識がない人が自分の経験だけで自信満々に書いているから困ったものです。

食物アレルギーや蜂刺されで起こるショック時に自己注射できるエピペンは日本では病院で安く手に入りますが、アメリカでは500ドルもするそうで、高過ぎて買えない人もいるようです。いざという時の備えなのですが。

日本でも話題のメディカル・ツーリズム(医療観光)ですが、アメリカの場合は当然の如く、一番の理由は医療費が高過ぎて払えないので、メキシコ、インド、タイなどへ治療を受けに行くのです。面白いことを聞きました。アメリカでは以前は旅行の目的は3Sだったそうです。3Sとは、Sun, Sand とSex だそうです。ところが、最近は4番目のSが加わったそうです。Surgery、つまり手術などの医療です。

ここジャクソンホールは風光明媚な観光地で、スイスのような景色もありますが、その分物価はアメリカにしてはかなり高いです。大体、今回宿泊している何の変哲もない2階建てのモーテルが一泊1万3千円もします。ちゃんとしたニューヨーク・ストリップステーキは美味しいのですが、50ドルもします。アメリカの相場としては、大都会の有名レストラン並みです。

ある時、学会場で知り合った参加者の女性と、息子の嫁が日本人ということで親しく話しました。今回、イエローストーン国立公園で珍しく日本人ツアーを見かけなかった、中国人、韓国人のツアー客は見かけたという話をしました。すると、彼女は日本人のツアーは giant group だからと言います。言いえて妙だと感心しました。確かに、アメリカ人のツアー客もヨーロッパで見たことがありますが、せいぜい10人程度のグループ。日本人の大型バスツアー、40人などという規模は珍しいようです。ただのグループではなく、”giant”グループ、異常さが表現されています。

ある晩、面白そうなディナーショーのレストランを見つけました。昔ながらの幌馬車に乗って、国立公園の一角に行き、そこでショーを見ながらの食事です。いかにも大西部の世界です。食事はアメリカらしくそこそこでしたが、中々楽しい夕食になりました。私だけが外国人の参加者で、余興では人気者になりました。


【8月6日(水)】
今日は午前中だけで学会が終わり、もう一度ティートン国立公園に行くことにします。しかし、学会中の3日間くらいずっと雨模様で、スッキリ晴れません。この日も天気はいまいちです。まず、ティートン・ヴィレッジへ行きます。スイスのようなしゃれた山小屋風のレストランで軽く食事をし、ロープウェーに乗り山へ登りますが、半そでの恰好なので寒いのなんの。霧が多く、景色もそこそこでした。

それから、冬場は閉鎖される舗装もされていない道路を通って、初日に行ったティートン国立公園へ行きますが、今日は天気があまりよくなく、初日のようなきれいな景色の写真は撮れません。初日に観光をしておいて正解でした。入園料は1週間有効で、再度払う必要はありませんでした。


【8月7日(木)】
今日は移動日です。ユナイテッド航空、早朝の便でデンバー経由、シアトルです。ところが、7時出発のはずの便が故障かなんかで遅れに遅れ、いつ飛び立つかわからない状態です。この便に乗るために、朝4時過ぎに起きたのに損した気になります。ただ、同じくユナイテッド航空でシカゴ経由の便で移動するはずのワシントン大使館付の医師Aさんの奥さんと知り合い、退屈しなくてすみました。途中で、別の便でワシントンに帰るはずのA医師本人も便がキャンセルとかで合流します。A医師は学会場で会った日本人医師の一人です。

すると、A医師が元副大統領のディック・チェイニー氏がいると気が付きます。最初は遠慮して遠巻きに見ていたのです(何せ小さい空港で待合室も実質一か所だけ)が、子供が話しかけるのを見て、A医師と意見が合い、じゃ〜我々もという感じで、近寄り話しかけました。A医師は政治に関係深いワシントンDCの大使館で働いている医師ですから、そういう風に自己紹介しています。私は仕方がないので、日本から学会に参加した「ただの医師」だと自己紹介しました。そうすると、中々感じのいい人で、やぁ、私はドクターが大好きだと言ってくれました。A医師によると、チェイニー氏は心臓の手術を受けたりして医者の世話になっているからのようです。それぞれ、チェイニー氏とツーショットで写真を撮りました。飛行機の遅れのトラブル続きでしたが、おかげでこんな楽しいハプニングがあり、有名人と写真を撮れました。

ただ、おかげで遅れに遅れ、デンバー経由でシアトルに着いたのは午後9時半頃でした。本来は昼過ぎには着いているはずでしたから大幅な遅れです。最初の計画通り、シアトルが目的地ならまだしも、手違いでシアトル在住の高校留学時の同級生(アメリカ人)はメイン州でバカンス、その妹で私の友達でもあるジーンが隣の州、オレゴン州の避暑地にいるので、そちらに会いに行くことになっています。ジーンも普段はシアトルに住んでいます。その前に、この夜はポートランドでモーテルを予約しています。思ったより遠く、2時間半くらいかかり、着いたのは午前1時半頃でした。


【8月8日(金)】
予定が狂って、昨日の午後から夜にかけての観光の時間がなくなり、午前中だけで足早に市内観光しました。聞いていた通り、アメリカの都市にしては公共交通機関が発達していて便利です。まるでヨーロッパのような小奇麗な街です。ですから、私も車は使わず、モーテルの近くのマックス・ライトレール(軽鉄道)に乗り中心部へ行き、ぶらぶら歩いて楽しめます。一日券5ドルでバスとストリートカー(路面電車)にも乗り放題です。3つの公共機関が TriMet という市の組織で運営されていて便利です。

昼食はアメリカにしては、しゃれたまぁまぁの味のレストランでした。でも、午後3時頃には約束しているので、1時頃には出発して、ジーンのいるマンザニータへ向かいました。予想通りの田舎道をぐるぐる回り、つまり余りスピードは出せません。2時間以上かけ、田園風景を抜けようやくビーチのあるマンザニータへ着きました。1週間借りている別荘のようで、居間から海が見えるのが最高です。

目の前のビーチに行きしばらくくつろいでから、早目に Big Wave Caf&eacute; という名前のレストランへ連れて行ってくれました。Jean と旦那さんの Robert と一人息子と4人で行きました。腕のいいシェフがいるというだけあって、アメリカにしてはまぁまぁのレストランでした。場所柄、アメリカにしては珍しいシーフードもあります。

早目の夕食の理由は、すぐ北にある Cannon Beach へ明るいうちに着くようにです。ここは何もない静かな Manzanita Beach と違い、大きなホテルもあります。なぜなら、haystack(干し草の大きな山)rock という絵になる岩が海に浮かんでいるからです。確かに素晴らしい景色で、夕焼けを狙ってプロらしいカメラマンが沢山いました。もちろん、私も負けずにたくさん写真を撮りました。ただ、夏時間と北に位置するポートランド州だけあって、日没は午後9時過ぎでした。

マンザニータへ戻り、ベッドがないから泊めてあげれないという別荘から近くのモーテルを予約してもらっていたので、そこで一泊します。でも、このマンザニータは何もないのがいいらしく結構最近脚光を浴びているそうです。ポートランド、シアトルなどの都会からも程よい距離なのが人気の秘密かもしれません。瀬戸内海で育った私も海のさざめきが聞こえるところは落ち着きます。


【8月9日(土)】
直接、シアトルへ向けて出発です。昨日のキャノンビーチを通過します。昼過ぎにまずホテルへチェックインします。厳密にはシアトルでなく、郊外の Bellevue(ベルビュー)です。次男が高校留学していた街です。予想通り、シアトルほどではありませんが、こじんまりした街でダウンタウンには少しビル群があります。

遅い昼食は少し迷いましたが、無難な Ruth’s Chris ステーキハウスにしました。これは全米の都会にあるチェーンのようで、無難に美味しいアメリカステーキが食べれます。何度もアメリカの各都市で食べたことがあるので安心感があります。高速道路で小さな島をはさんで、つまり二つの橋を渡ってシアトル市内へ入ります。シアトルは二度目ですが、今回はニードルスペースに拘っていました。これはシアトルのシンボルタワーで、マイクロソフト本社がある関係で、私のパソコンの初期画面で登場します。かなり苦労して、ニードルスペースの北にある高台へ行き、ダウンタウンとニードルスペースが一緒に映る写真を撮りました。

それから、肝心のタワーに上ろうと並ぶと、何と夜9時のチケットしか取れません。一旦、諦めました。しばらく、周辺をぶらぶらしているうちに、翌日は帰国日だけど、午後のフライトまで時間があるし、意外とシアトル中心部と国際空港は近いので翌朝9時のチケットを買いました。だいぶ迷いましたが、この日行われているメジャーリーグ・マリナーズの野球試合には行かず、周辺だけをドライブして近くのパイクプレース・マーケットへ行きました。ところが、ここは本当に市場でほとんど夕方には店が閉まっています。有名なスターバックスの一号店があります。何ていうことはないのですが、さすがに行列ができています。

そこで、まだ明るいので次男が住んでいたホストファミリーの家を見に行きました。と言っても、家族はすでにインドに移り住んでいるので違う家族が住んでいるはずです。緑に囲まれた一角で、何軒もの大きな家が並んでいます。夕食はベルビューのレストランで、結局メキシコ料理店へ行きました。今回、最後のアメリカでの食事でつい注文し過ぎ食べ過ぎました。ファヒータス(メキシコ風焼き肉)だけでもボリュームあるのに、サラダやスープまで頼んでしまいました。


【8月10日(日)】
朝は余裕をもってニードルスペースに行き、9時から早速上ります。期待通り遠く南に日本でもパックコーヒーで有名な Mt. Rainier(レーニア山)が見えます。これは日系人が「タコマ富士」と呼んでいるだけあって、富士山のようにきれいな形をしています。タコマとはシアトルの南にある地名で、ちなみに空港名は Seattle-Tacoma です。

思ったよりスムーズにニードルスペースからの景色鑑賞が終わったので、もう一度昨日行った Pike Place Market へ行きました。今度は午前中なので、賑やかに店が開いています。食べやすい身だけの蟹を買って食べ(10ドルもします)、ハーブのミックスを買いました。来る時はユナイテッド航空でしたが、帰りは全日空便で、成田経由で福岡へ帰りました。

旅行の満足度
4.0
観光
4.0
ホテル
4.0
グルメ
4.0
ショッピング
3.0
交通
4.0
同行者
一人旅
交通手段
レンタカー
航空会社
ANA ユナイテッド航空
旅行の手配内容
個別手配

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  • のどかな Jackson Hole 空港

    のどかな Jackson Hole 空港

  • ジェニー湖に映るグランド・ティートン山

    イチオシ

    ジェニー湖に映るグランド・ティートン山

  • イエローストーン国立公園入口

    イエローストーン国立公園入口

  • 沢山ある間欠泉の一つ

    沢山ある間欠泉の一つ

  • 映画シェーンに出て来そうな風景

    映画シェーンに出て来そうな風景

  • 間欠泉

    間欠泉

  • 間欠泉

    間欠泉

  • 吹き上げる間欠泉

    吹き上げる間欠泉

  • 大自然

    大自然

  • Grand Canyon of Yellowstone

    Grand Canyon of Yellowstone

  • 水辺にやってきた動物

    水辺にやってきた動物

  • 道路を横切るバイソン

    道路を横切るバイソン

  • バイソン(水牛)

    バイソン(水牛)

  • イエローストーン湖

    イエローストーン湖

  • 学会場のホテル

    学会場のホテル

  • 学会ホテルからの眺め

    学会ホテルからの眺め

  • 夕暮れのジャクソンホール<br />中心地の公園

    夕暮れのジャクソンホール
    中心地の公園

  • アメリカらしいステーキ

    アメリカらしいステーキ

  • 白いのはたぶんバイソンの角

    白いのはたぶんバイソンの角

  • いかにも大西部の街並み

    イチオシ

    いかにも大西部の街並み

  • 幌馬車

    幌馬車

  • 幌馬車に乗ってディナーショーへ

    幌馬車に乗ってディナーショーへ

  • ディナーショー

    ディナーショー

  • 学会の看板

    学会の看板

  • 珍しいスピード制限標識

    珍しいスピード制限標識

  • スイスのような風景<br />ロープウェー<br />ティートン・ヴィレッジ

    スイスのような風景
    ロープウェー
    ティートン・ヴィレッジ

  • ロープウェーからの眺め

    ロープウェーからの眺め

  • グランド・ティートンの山々

    グランド・ティートンの山々

  • 何とチェイニー元アメリカ副大統領と!<br />ジャクソンホール空港内にて

    何とチェイニー元アメリカ副大統領と!
    ジャクソンホール空港内にて

  • ポートランド

    ポートランド

  • 典型的な家並み<br />いかにも寒冷地の入口が高い

    典型的な家並み
    いかにも寒冷地の入口が高い

  • マックス・ライトレール<br />ポートランド

    マックス・ライトレール
    ポートランド

  • ストリートカー(路面電車)

    ストリートカー(路面電車)

  • マンザニータの別荘から見えるビーチ

    マンザニータの別荘から見えるビーチ

  • 4人でレストランへ

    4人でレストランへ

  • キャノンビーチ<br />haystack rock

    キャノンビーチ
    haystack rock

  • 日没時の haystack rock

    日没時の haystack rock

  • 絵になる風景<br />

    絵になる風景

  • Bellevue のダウンタウン<br />シアトルに隣接した郊外

    Bellevue のダウンタウン
    シアトルに隣接した郊外

  • スペースニードル(タワー)<br />シアトルのダウンタウン(ビル群)

    スペースニードル(タワー)
    シアトルのダウンタウン(ビル群)

  • スペースニードル

    スペースニードル

  • イチローで有名だった<br />シアトルのセーフコフィールド(野球場)

    イチローで有名だった
    シアトルのセーフコフィールド(野球場)

  • メキシコ料理<br />ファヒータス(焼き肉)

    メキシコ料理
    ファヒータス(焼き肉)

  • スペースニードルからの眺め<br />レーニア山(「タコマ富士」)

    スペースニードルからの眺め
    レーニア山(「タコマ富士」)

  • Pike Place Market の中心部(入口?)

    Pike Place Market の中心部(入口?)

  • 行列のできてる<br />スターバックス1号店<br />パイクプレース・マーケット

    行列のできてる
    スターバックス1号店
    パイクプレース・マーケット

  • 帰りの全日空便は<br />ボーイング787

    帰りの全日空便は
    ボーイング787

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