タジキスタンの宝石　イスカンダル・クル湖紀行　 その６　桃源郷サラトグ村へ

2014/08/07 - 2014/08/07

イスカンダル・クル湖から山を一つ越えると、美しいサラトグ村にでます。
ここはまさに桃源郷です。

エリア その他の都市(タジキスタン)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 30万円 - 50万円

イスカンダル・クル湖南岸の道路を東に進みます。

この美しさ、生きていて幸せですね。

ラフモン大統領の別荘です。
ここは自然保護区なんですけどね。

サラトグ村へ向けて山道を登ります。
慣れた人しか運転は無理です。

峠です。

下ります。

サラトグ村が見えてきました。

なんて美しいんでしょう。
ここはまさに、桃源郷です。

ヨーロッパからはこの美しいサラトグ村に、観光客は絶え間なくやってきます。

エメラルドグリーンの川です。
あまりの美しさに言葉を失います。

このあたりの家が立派なのは、ロシアの建設現場で働いた稼いだお金で、家を建てるからです。

向こうに立派な家が見えてきました。

立派な家。
ここの家はツーリストをペンジケントまで運ぶ旅行業もしています。

この立派な家の子どもたちです。

この橋もこの家の人の持ち物です。

どこの国でも、子どもはかわいいですね。

カントによれば子どもは無邪気ではあるゆえ、悪はなさないが、善もなさないと述べていますね。

道の真中を小川が。

このお年寄りのお方が、旅行客をペンジケントに運びます。

モスクワやカザフスタンの南都アルマティでは、タジク人労働者が建設現場で働いています。
かつては同じソビエト社会主義共和国の同志だったのにと思いながら、眺めていました。

でもこのサラトグ村のいくつかの立派な建物を見て、明るい気分になりました。ロシア人、カザフ人のやりたがらない仕事をこなしているのは、食べて生きていくためではなく、立派な家を建てて、家族を幸せにしたいからですね。

以前、ウズベキスタンのガイドさんが「他の国の人は幸せになりたいから、一生懸命働いてお金を稼ぎます、でも日本人は仕事のために働きます。理解できません」
と言っていました。

今の日本では、人材派遣業が定着しました。少なくない若者たちは、派遣社員として、家賃を払い食べていくために働いています。そして不況になれば派遣切りです。

慰安婦、竹島そして尖閣問題で、愛国心溢れる発言を繰り返す、何不自由ない生活を送っている先生方、もっと住みやすい国にしろと言って下さいな。
またあの秋葉原の事件が起こりますよ。

お金を持っている人が使うと、経済は旨く回ると言われています。


お金を使おうかどうしようか迷っているときに、アベ〇ミ〇ス、〇〇ノ〇ク〇　ア〇ノミ〇スと三回唱えて贅沢をしてください。そうすれば景気が良くなるとおっしゃる愛国心溢れるジャーナリストの先生がおられます。

でも迷うというのは、無駄使いかなという気持ちがあるからでしょう。

このサラトグ村の美しさ、それは素晴らしいです。ア〇ノミ〇スと唱えなくても、お金を使って、この村に来て本当に良かったと思います。

その７はドゥシャンベへの帰還です。