2013/12/28 - 2013/12/28
8位(同エリア16件中)
りんさん
2013年の年末年始はアメリカ旅行に出かけました。
以前に来たことのある場所もあるけど、アメリカはいつ行っても楽しい国なので、飽きることはありません。
滞在3日目はローンパインの街を散策し、午後にはラスベガスに向けてクルマを走らせました。
途中には”死の谷”を突き進みます。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- レンタカー
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まずはアンセル・アダムスについて少し説明を。
アンセル・アダムスはヨセミテのモノクロ写真で有名なアメリカの写真家です
かつての住居であるヨセミテ国立公園内のアンセル・アダムスギャラリーに行くと、エントランスにこれの大きな写真が掲げてあります。
Winter Sunrise, Sierra Nevada from Lone Pine
というタイトルが付けられたこの写真は1944年に撮影されたもので、アップルの故スティーブ・ジョブズもお気に入りだったらしく、自宅に飾ってあるそうです。
せっかく冬にローンパインに来たので、これと同じ写真を撮りに行こうと早起きして撮影しに行ってきました。 -
あの写真が撮影された場所を探すのは以外に簡単でした。
US395を北に向かうと、街を外れかけたところにテニスコートと駐車場があるので、そこに車を停めこの看板があるところから西側に入っていきます。 -
ここは牛の放牧地になっているので、私有地の可能性があります。
もしかしたらショットガンを持った牧場主に挨拶されるかもしれないので、そこは自己責任で。 -
柵があるところをさらに進むと・・・
-
まさにあの光景が目に飛び込んできます。
NEX-5Rに付属の標準レンズでは、この程度しか寄れないので、望遠レンズを使ってみました。 -
この瞬間のために持参した三脚をセットし、スタンバイ完了です。
あとは牛さんたちがどいてくれるのと、日が昇るのを待ちます。
気分はまさにプロの写真家そのものです。 -
あまりに寒いのでクルマの中で日が昇るのを待っていました。
温度計の数値が見えるでしょうか?
27°Fということは-2.8°Cです。
防寒アイテムは必須です。 -
朝日がシエラネバダ山脈を照らす直前。
-
こんな感じで撮影できました。
カメラの設定をいじりながら数十枚撮ったものの、なかなか綺麗に撮れなかった。
やはりアンセル・アダムスには敵いません。 -
カメラのモノクロモードを使用してみたものの、アンセル・アダムスの作品には遠く及ばず、これでは偽物みたいに・・・。
シエラネバダ山脈が輝いているように撮影出来れば良いのですが、時期の問題でしょうか。
撮影後はホテルに戻り朝食を食べてからチェックアウトしました。 -
次に向かったのはローンパインの旧駅舎。
US395を北に向かうとLone Pine Narrow Gauge Roadという狭い道路があるので、ここを東に進むと見えてきます。 -
クルマが停めてあったので、人が住んでいるのかもしれません。
建物の周囲はガラクタだらけで散らかっていました。 -
アメリカに本格的に自家用車が普及する以前は、鉄道が長距離移動の足でした。
ローンパインにも鉄道の駅があり、当時この建物は駅舎として使われていました。 -
拾い物の写真ですが現役の駅だった頃の写真です。
当時とあまり変わらない姿のまま、現存しています。 -
駅舎の背後にはシエラネバダ山脈も写っています。
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煙突もそのまま残っています。
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住む家を追われマンザナール行きを命じられた当時の日系人たちは、列車に乗りこの駅に降り立ったあと強制収容所に連れられていったそうで、これはその時の写真です。
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上の写真でも確認できるように、線路は駅舎の東側を通っていました。
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やがて自家用車の普及と共にこの鉄道路線は役目を終えたことは想像に難くありません。
日本の地方の一部の鉄道路線は恒常的に赤字を出しながら税金の補填によって維持されていますが、人口が減っていくと、ここと同じ運命になってしまうのかな。 -
ちなみに当時の線路そのものを見ることのできるポイントがあります。
駅舎の南に向かってまっすぐ伸びていた線路は、CA136と交差します。
以前はここに踏切があったんだと思いますが、土に埋もれつつあるレールが残っています。。 -
”この道は一体どこへつながっているのだろう
ヘッドライトが僕たちのふぞろいな影を映し出してる”
Lone Pine/稲葉浩志 より -
メインストリートを照らす街灯にはクリスマスの飾り。
そういえば、あの曲のなかにもこんなフレーズが・・ -
”申し訳程度の 飾りつけが
風に揺られ遠慮がちにクリスマスの到来を告げる”
稲葉浩志の「Lone Pine」を聞いていると、本当にこの街の風景が浮かんできます。
情景を歌詞にするのが本当に上手いなと思う。 -
アンセル・アダムスは他にもローンパイン周辺で何点かの写真を撮影しています。
そのうちの一つがこの作品
”Lone Pine Peak And Rocks”
面白い形をした岩なので、ぜひ自分の目で観てみたいと思い探してみました。 -
ローンパインの街に一つだけある信号機を西に曲がりしばらく進み、Movie Flat Roadに入った後、直ぐに左に曲がり非舗装の道路を進むと見えてきます。
映画といえば、2014年公開の映画「ゴジラ」にLone Pineが登場していました。
劇中ではこの街で核ミサイルを鉄道に積み込んでいることになっていましたが、前述の通り現在のローンパインには鉄道はないので、あれは全く別の町で撮影された映像です。
ハリウッドはいい加減なものです。 -
正面奥に見えるのがLone Pine Peakで、右端にかろうじて映っているのがMt.Whitney。
この構図は絵になりますね。 -
この岩の名前はなんて言うのか分かりませんが、サメの背ビレみたいな形をしています。
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では、早速カメラをモノクロモードに切り替え、アンセル・アダムスの偽物を撮影してみました。
なかなか悪くない写真が撮れました。
我ながら気に入ったので、写真屋でプリントして部屋に飾ることにしました。 -
写真撮影を続けていると、二人組のクライマーがやって来て、岩を登り始めたではありませんか。
-
楽しそうに見えるのでやってみたいと思う反面、自分だったら出来るかどうか・・・
登るときはいいけど、降りるのは怖そう。
ローンパインの滞在は以上で終了。
またいつか来てみたいと思わせる町でした。
給油と食料調達を済ませ、出発します。
町の北にあるMobil 1のポンプは日本のクレジットカードが直接使えるので参考までに。 -
ローンパインを離れ、”死の谷”ことデスバレーに向かいます。
104マイルも距離がありますが、道中はアップダウンが多くクネクネ道なので運転していて楽しかった。 -
山を一つ越えるとパナミント・バレー。
さらに目の前に見える山を越えると・・ -
”砂丘”に到着。
ここまで来ると、上着を着る必要はありません。 -
ここでしばし休憩。
本日の昼食。 -
デビルズ・コーンフィールドではロックバンドのミュージック・ビデオを撮影していました。
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Ubehebe Craterに到着。
砂丘から1時間くらいかかります。
Ubehebeはウビヒビと読めば良いんでしょうか?
駐車場にレンジャーがいたので、何と呼ぶのか聞いておけばよかった。 -
なぜかこんなところに噴火口の跡があります。
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クレーターの底に行くことも出来ますよ。
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周囲のの風景を見ていると、どこか違う惑星に来たような違和感を覚えます。
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風が強いのと砂が風で舞うのでサングラスを忘れずに。
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お次はダンテス・ビューへ。
頂上に着いたときには既に日没後でした。
標高が高いのでめちゃくちゃ寒いですが、ここからの眺めは最高です。 -
僕が初めてアメリカを訪れたのは2010年の12月末。
ちょうど3年前になるのですが、その時の滞在初日にバッドウォーターで見た夜空があまりに綺麗で、心の底から感動したものです。
http://4travel.jp/travelogue/10539776
今回も日没後にバッドウォーターにやって来ました。ここは夜でも空気が暖かく、時々観光客もやって来ます。
あれだけ星が明るく見えるのならカメラ撮影できるんじゃないかと思って、三脚でカメラを固定しながら露出時間を長く設定してトライしてみました。 -
これはプレアデス星団。
日本では昴(すばる)とよばれています。
今夜の宿はラスベガスなので、これから真っ暗な夜道を約3時間走らきゃいけません。
車内から見える夜空は本当に綺麗で、ここに来てよかったと思うこと間違いなしなわけですが、この辺りの夜のドライブは暗すぎてかなり怖いです。
すれ違う対向車もなく携帯電話の電波も入らないので、クルマが故障したらお終いです。
暗くなるまでに宿に入りましょう。 -
前回の旅行記でも少し触れたように、今回の旅の相棒であるフォード・エスケープは実燃費に対して燃料タンクの容量が少なく、ワンタンクで走れる距離があまり長くありません。
出発地のローンパインからラスベガスまでガソリンが持たないので、ラスベガスの手前にあるパーランプという街で給油と夕食。 -
あぁ、なんという幸せ。
-
本日の宿はラスベガスのマッカラン空港の直ぐ近くにあるハンプトン・イン。
ここで、今回の旅で最悪のトラブルが発生!
長時間ドライブによる疲れのせいか、コンタクトレンズを外す際に誤って排水口に流してしまいました。
眼鏡があるので旅行には困らないのですが、サングラスが掛けられません。
結局、残りの滞在期間中はアメリカの強い日差しに目を晒し続けることになってしまいました。
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