静岡家族旅行（2日目　久能山東照宮）

2013/03/27 - 2013/03/28

昨年の春休みに家族で静岡県へ1泊2日の旅行へ行きました。
初日は富士サファリパークを満喫し、焼津のホテルで1泊しました。
2日目は私のたっての希望で久能山東照宮と三保の松原を訪れました。
今回は久能山東照宮の参拝記録です。

エリア 清水(静岡)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車
• 旅行の手配内容: 個別手配

念願叶って初めての久能山東照宮参拝です。石鳥居から国宝社殿までの1159段（いちいちごくろうさん）の石段参道を上ります。

久能山の麓に唯一残された徳音院。本尊は徳川家康ゆかりの薬師如来像。

石段参道を上る子供たち。次女の方がペースが速い。家内は私のかなり後方をヘロヘロになりながら上っていました。

石段参道の桜。散り始めでしたが、桜を観ながら参拝できるのは幸せなことです。

一の門。石鳥居から909段上ったところ。国宝社殿までは残り250段、楽勝だね。

一の門からの駿河湾の景観。晴天なら絶景だったのになぁ。

一の門の奥にある門衛所。

入母屋造本瓦葺の楼門。国重要文化財。

楼門をぬけた参道右手にある五重塔跡。徳川3代将軍家光の命により建立された五重塔ですが、明治6年に神仏分離令により解体されてしまい、今は蘇鉄山と石碑が残るのみ。勿体ない話ですね。

元々は鐘楼であった鼓楼。神仏分離の際に梵鐘を太鼓に変えて生き残った建築物で、国重要文化財。

五重塔跡の右手にある神饌所。国重要文化財。手前に梅の名木がありました。

久能山東照宮の幟と酒樽。

社殿手前の境内右手にある神庫。
奈良東大寺正倉院と同じ校倉造で、国重要文化財。

神庫から石段を上った先にある末社日枝神社本殿。元々は薬師如来を祀る薬師堂だったそうですが、明治の神仏分離によって薬師如来像は他のお寺へ遷したそうです。

いよいよここからお目当ての国宝社殿参拝です。まずは周りの豪華絢爛な透塀の美観を堪能。

透塀越しに観る国宝拝殿・本殿の屋根部分。全国各地にある東照宮の権現造の原点が今、ここにあります。あまりの凄さに1人感動しまくり。

右手からの唐門の眺め。国重要文化財ですが、京都の西本願寺・豊国神社・醍醐寺に劣らぬ豪華絢爛さです。

国宝拝殿。釣燈籠も国宝。遠路はるばる参拝に訪れた甲斐が十二分にありました。

国宝拝殿の拝所からの眺め。家族全員しっかりお参りさせていただきました。

右手からの国宝本殿・石の間の眺め。あまりの立派さに絶句。

左手からの国宝本殿・石の間の眺め。またもや絶句。

国宝本殿の装飾画。建仁寺の俵屋宗達作「風神雷神」を彷彿とさせる立派なもの。

廟所参道入口の廟門。国重要文化財。

廟所参道に立ち並ぶ石燈籠は、徳川家康に仕えた武将たちが奉納したそうです。

神廟にあった徳川家康の遺訓。岡崎城天守閣の右手前にも石碑があります。

徳川家康が実際に埋葬されている神廟。家光によって建てられた高さ5.5mの立派な宝塔で、国重要文化財。

廟所参道からの国宝本殿と国重要文化財末社日枝神社本殿の眺め。

唐門からの境内の景観。鼓楼・楼門などが見えます。

名残惜しいが、社殿を後にします。

帰りに撮った一の門からの眼下の景観。
来年は鎮座400周年ということで、昨年の式年遷宮ほどではないにしろ、三保の松原が世界遺産に登録されたこともあって賑わうこと間違いないでしょうね。