ハンガリーの旅⑤　エゲル二日目　ワインと温泉とマッサージ

2014/06/13 - 2014/06/13

エゲルの２日目は、朝からワインの里（ハンガリーで一番古いらしい）＿美女の谷＿へ。バスで向かおうとしたのだが、１時間待ちに業を煮やし、歩き始める。美女の谷へは３０分ほどのウォーキング。途中で思いがけず、美しい墓地公園に出会う。

甘口のワインでほろ酔い気分。持参のボトルにお気に入りのワインを入れてもらい、また歩いて帰路へ。

午後は、スパで予約を入れ、エゲル城観光。

一旦ホテルで休憩し、スパへ。その途中で、観光案内所に立ち寄り明日のトカイへの切符予約、購入。その後、スパを満喫し、スーパーでお買いもの。

本日も、無事終了。

＊1Ft（ハンガリーフォリント）＝約0.5円

エリア エゲル(ハンガリー)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• グルメ: 4.5

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 徒歩

ホテルを出て、まず向かったのがバスターミナル（地図Ｈより左上、南西方向）。そこから美女の谷は徒歩３０ほど（地図１５）

帰りも、徒歩で。来た道を引き換えし、そのままスパ（地図５）に向かいマッサージの予約を入れ、エゲル城へ向かう（地図７）。

その後ホテルで休憩後、案内所経由、スパ。

仕上げは、おいしいワイン！

今日も朝からいい天気。近くの市場も開店。活気が戻っていた。

パプリカは、やはり種類が多い。

いろんな果物、お野菜、そしてお花。ドライフルーツや植物の種などもあった。

で、これは何？？

聞いても、ハンガリー語わからな〜い。

綺麗なバラ。

この色を出すのに、どれくらいかかったのだろう？

ここはバスターミナル。宿から１０分くらい。

中の事務所で尋ねようとしても、不親切。ドアが開いてたので入った所、しっしっ、っと追い払われ肝心の情報は得られなかった。

なんとかバス待ちの乗客に尋ね、どうも美女の谷行きは一時間後発、とのこと。

バスターミナル バス系

それならば、と地図と標識を頼りに歩きだだす。

＊　タブレットの類を持たない私の場合、途中で迷う（に違いない）ことは織り込み済み、なのだけれど・・。

歩いていると、偶然に墓地公園を発見。

中に入って少し写真を撮らせてもらった。

やはり、地獄の沙汰も金次第・・？、こんなコンパクトなアパート型から＿

一つずつの大きな墓地まで、さまざま。

道は、比較的わかりやすかったと思う。

このような道を、されにてくてく。

わっ、見えてきた。この坂を下れば、目指す美女の谷だ。

道々に咲く花々が、自宅のものと同じだったりして、なんかホッとする。

名前は・・？

これも家に咲いてたし＿

これも、なつかしのもの。

で、降りてはきたものの、どちらに行くべきか判然としない。

美女の谷 散歩・街歩き

確かに美女の谷、なんだけど・・。

美女の谷 散歩・街歩き

聞こうにも、人が通っていない。朝の９時を回ったくらいだからか。

でも、どうにか見つけて道を確認。そう、こっちね。

ちなみに、美女の谷へはこんなミニバスや＿

ミニトレインでも来れる。

片道Ft800

これが、ちょっとわかりにくいけれど、美女の谷ルートマップ。

この地図の１４番から時計回りに・・、といっても全部見てたらとんでもないので、そこは端折って。

＊　ただ、ここにある全部のお店が開いているわけではなく、中には建築途中のものや、開けてないお店もあったりした。

これは、後で確認した美女の谷のワインセラー立地図。

私は、左から時計回りに見て歩いた。

中に入って、テイスティング。

お店によって、また、銘柄によって違いはあるが、１００円〜３００円くらいでテイスティングができ、好きなワインはマイ（ペット）ボトルがあれば、ボトルで買うより安く入手できる。

この二番目のお店。店員さんの明るさが気に入って、買うことにした。
勿論、味見をして気に入ったから。

でも、もう少し見てくるね、と一旦後にする。

明るい店員さん、オーソリヤ。ハンガリー人にしては珍しく、陽気に早口で英語をしゃべる。高校からアメリカに留学してたということで、納得。

その日が仕事(バイト）初日という彼女、ハンガリー人気質とか、ボーイフレンドがもうすぐ会いに来るんだとか、いろいろ気さくに話してくれた。

＊　ちなみに、ハンガリー人は昔周りの領土を現在の隣国に盗られてしまった経緯があり、それで今でも恨みに思っている人は多いということだった。つまり、嫌い、という・・。

領土問題、どこも一緒かぁ。

とあるお店の中。

ここはちょっと、化学実験室風？

こういうがら〜ンとした中に、樽を強調したつくりの所もあった。

勿論、お店自慢のお墨付き？はしっかり壁に飾られている。

ルートの折り返し地点には、ちょっとした劇場もあった。

これがミニトレインの実物（といっても写真）。ちょっとテーマパーク風。

レストランの並びにあった、ドライフルーツやスイーツのお店。

手前のグリーンが気になる。

真ん中の、白いのがハンガリーで有名なんだそう。

見た目においしそうではなかったので、試さなかった。

だいたいにおいて、現地で見かけて日本ではないだろう、というようなものは（ゲテモノは除き）試す方なのだが、これは＿

北欧やアメリカでも思ったけれど、どうしてこれがお菓子として存在するんだろう？

さあ、戻ってワイン、ワイン。

こんな大きななボトルも売ってた。私は可愛らしく、１Ｌで。400円しなかった。

こちらが、ミニバス。

帰りはそう苦労もせずに、ターキッシュスパ到着。

前日、実はこの前まで来ていたのに（それと気づかず去ったという）＿

ターキッシュスパ。入浴だけだと２時間半までFt2,200。私は５０分のマッサージ付きFt7,900のコースを選んだ。（チップは別）。

ここで一旦予約を入れ、ホテル近くのエゲル城へ。

途中の道も工事中だった。

エゲル城 城・宮殿

チケット売り場を背に、エゲル城はこの坂の上。Ft700

エゲル城＿１５世紀ドボー・イシュトバーンが少数の群でトルコ軍に対抗し、追い払ったという場所。その際に兵士に飲ませたワインが雄牛の血と間違えられ、敵を撃退できたのだとか。そのいわれのある赤ワインが、エグリ・ビカヴェール。

抜けるような青空のもと、中をざっと歩く。

塀越しに見る街並みはのどか。

遠くに飛行機雲が見えた。

エゲル城を出て、ホテルにいったん戻り、休憩。

スパに行く前に、やることがあった。翌日のチケット購入。それで、また観光案内所へ出向く。

目的地は、あま〜いワインの里、トカイ。それで、その行き方を尋ね（これが乗り換えの多いこと！）、チケット購入を助けてもらう。エゲル―トカイ Ft3,000

これは、クレジットカードでネット購入した、イーチケット番号。

前日色々と情報をくれたアダムが、この日も大いに助けになってくれた。

観光案内所 (エゲル) 散歩・街歩き

後は、お楽しみの温泉＋マッサージ。

これはメニュー表。

まずは、ロッカールームで水着に着替えた後、温度別の浴槽につかる。人が少なかったので、写真撮影を敢行。

サウナ（遠赤、スチーム）もあった。

いかにも温泉っぽい？

ジャグジーじゃない。

浴槽ごとに、それぞれ温度が設定されている。が、それほどの差はなかった気がする。

概して、ぬるめ。

つまり、日本人好みの熱ーいお湯は、ここでは期待できないということ。

トルコ風呂(文字通りのね）のこと。イスラム教のもと、女性がほぼ唯一自由になれる場所だった、と。

わかる気がする。

温泉、だーいすき。

外のプールはなかなかの日差し。ちょっとドアを開けただけですごすごと退散。

温泉に疲れた身を、こんな場所で休ませる。

１時間くらいして後はマッサージへ。

ここで、５０分の全身マッサージをしてもらった。特に気持ちいー、かっていうと・・まぁね、くらい。

でも、マッサージ中チップが生活を支えてる、みたいなことを言われ、日本人として恥ずかしくないくらいの・・Ft800を置いてきた。

＊　チップ、身になじんでいないので、なかなか難しい。日本人の代表として（？）足元を見られないように、とか、けちくさーと思われないように、とか、でもカモられないように・・と、まあいろいろ考えねばならぬ。

マッサージの後、ちょっと横になろうと覗くと、ここで大の字になっておじさんが寝てた。ぐーぐーと、高いびきかいて・・・。

スパの後は、あー格別。

左が美女の谷で購入してきたワイン（右はビール）。でも、ペットボトルに入るとビンより味が落ちるように思えのは、気のせい？

お手製夕食。ワインのつまみ？にイリコ、それとおなかを整えてくれる、梅干。

デザートのケーキは、想像してたのとちょっと違って・・残念。

でも、異国の地に来て、大好きな温泉につかれて、ワインにビール。至極のひと時だった！