2013/12/27 - 2013/12/27
4位(同エリア16件中)
りんさん
2013年の年末年始はアメリカ旅行に出かけました。
以前に来たことのある場所もあるけど、アメリカはいつ行っても楽しい国なので、飽きることはありません。
アメリカ滞在2日目はローンパインを目指します。
ローンパインは僕が2011年に訪れたことのあるUS395沿いの田舎町で、稲葉浩志の曲にも名前があるのはファンにはお馴染みです。
そのローンパインまでの道の途中に、使われなくなった航空機の解体現場となっている空港がモハベと言う街にあるということで、折角なので寄ってみました。
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まずはLAXのハーツレンタカーに向かうため、空港行きのシャトルバスに乗ります。
ラ・キンタのロビーにはシャトルバスの現在の場所を教えてくれる案内表示があったけど、殆ど画像が変化しておらず見掛け倒しだった。
LAXに到着後はあまり混雑していないターミナルで降りて、ハーツレンタカーのシャトルバスに乗り換え。 -
用意されていたクルマは2013年式のフォード・エスケープ。
日本ではクーガという名前で販売されています。
車両登録されてから1年も経っていないのに、走行距離が2万マイル近く走った車両でした。 -
SELグレードは従来の2.5リッターNAエンジンからダウンサイジングされた1.6リッターのターボエンジンが搭載されています。
実は排気量が1.6リッターだというのは後から知ったことで、アイドリング付近の低回転は少し加速が弱いけど、それ以外は意外なほど力強い走りが堪能できました。
難点は燃費に対して燃料タンクの容量が小さいこと(60L)で、満タンにしても550Kmくらい走行したところで残量警告灯が点灯します。
車重が重いのに加えて4WDなので燃費は良くなかった。10〜12km/Lくらいでした。 -
モハベの街の西側には風車がビッシリ。
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モハベ空港に到着。
定期便はたぶん就航していないはず。
たまに個人所有の小型機が離着陸をしているのが見えました。 -
柵越しに滑走路の方を見ると、解体前の航空機がわんさか。
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見たことのないエアラインの機体ばかりでした。
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貨物機が多かったような気がします。
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空港の敷地内には、翼を外された昔の戦闘機みたいなのが無造作に並んでいました。
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管制塔の辺りにクルマをまわしてみると・・
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こんな飛行機。
外観は綺麗なままで、まだ使えそうな感じ。
モハベはロサンゼルスから近く、映画の撮影場所としても使われていて、ダイ・ハード2のクライマックスシーンはここで撮影されたそうです。 -
中国東方航空の貨物機を発見。
エンジンが外されているようです。
これにて、ガラクタ見学はお終い。
敷地内を警備員がクルマでパトロールしているので、不審者と間違われる前に退散しました。 -
ちょうどお昼時だったのでCarles Jr.でメシ。
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僕にとってハンバーガーはご馳走です。
美味かった。
ローンパインに向けて北にクルマを走らせます。 -
Lone Pineに向けてクルマを走らせていると、178号線の標識が見えてきました。
そうです。稲葉です。
今回のアメリカ旅行では、B'zにゆかりのある場所をもう一箇所訪ねました。 -
宿泊地のローンパインを通りすぎて10分くらい走ったところにマンザナーという場所があります。
ここは第二次大戦中に日系アメリカ人が送り込まれた強制収容所の跡地で、ビジターセンターを含め、無料で見学することが出来ます。 -
エントランスに入ると、以前ここで生活していた日系人のお爺さんがサイン会をやっていて、意外に賑わっていました。
あのお爺さん、見た目から判断すると多分2世で少しくらいは日本語を話せるはず。
閉館まであまり時間がなかったので内部の見学を優先したのですが、話しかければ貴重な話が聞けたかも思うと少し後悔。 -
ビジターセンターの内部は当時のここの生活を再現してありました。
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日本人なら絶対に訪れておくべき場所だと思います。
デスバレーやヨセミテを訪れたついでに寄ってみてはいかがでしょう。 -
これなんか日本の小学校の講堂そのものです。
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収容されていた全員の名前。
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日本人が書いたと思われるメッセージがノートに残っていました。
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当時のアメリカにはここ以外にも強制収容所が9箇所ありました。
以前、渡辺謙が出演していたNHKのドキュメンタリー番組で見たことがあるのですが、サンノゼ市の市長をやっていたノーマン・ミネタ氏はワイオミングの収容所に住んでいたそうです。 -
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クルマで辺りを廻ると、収容所時代のマンザナーは街といってもいいほど規模の大きなものだったということが分かります。
今は跡形も無いけど野球場なんかもあったそうです。 -
奥まったところには慰霊塔。
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千羽鶴が供えられていました。
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ここの様子は写真家のアンセル・アダムスによって克明に記録されています。
以前は慰霊塔の背後に木が植えられていた様です。 -
真似して、カメラの機能を利用してモノクロ撮影してみました。
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ローンパインは西側に標高の高い山がある為、ビジターセンターが閉まる4時30分前には日没となり、その後は気温が一気に下がります。
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ビジターセンターからUS395号線を挟んだ向こう側には飛行場の跡地があります。
ここはインヨー空港もしくはマンザナール空港と呼ばれていたそうですが、ボロボロになった滑走路にはクルマで入ることができました。
https://maps.google.co.jp/maps?q=36.737199,-118.144977&hl=ja&ll=36.736296,-118.145578&spn=0.006973,0.007832&num=1&t=h&brcurrent=3,0x0:0x0,0&z=17&iwloc=A -
写真は翌日の朝に撮影したものですが、今夜の宿はローンパインの街の南の外れにあるコンフォート・イン。
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2年半前にこの街を訪れたときにも泊まったホテルですが、ブラウン管の小さなテレビは液晶になっていました。
2階の部屋から足音が聞こえてくるのは相変わらずですが・・
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