柳生の里花しょうぶ園・円成寺2014

2014/06/15 - 2014/06/15

遷都1300年祭の時にまわらなかった柳生の里に出かけてみました。花しょうぶの満開を期待しての柳生花しょうぶ園入園でしたが、花しょうぶが少なめで少し残念な感じでした。黄金の舞(花弁の多い黄色の花しょうぶ)も咲いていなかったのでまたいつかです。
柳生の里は、江戸時代に将軍家指南役として天下に権勢を振るった柳生一万石の地。小説やＮＨＫ大河ドラマの舞台として登場し、その陣屋跡や旧家老屋敷、菩提寺など柳生家一族にまつわる史跡などが残る山間の静かな里です。「剣は人を斬るに非ず、人を活かすにあり」として”活人剣”の道を説き、天下人徳川家康を輔け三世紀に亘る日本平和の基を築いた、柳生石舟斎、宗矩、十兵衛と柳生家代々が政治観と人間のロマンを育てた柳生の里。(奈良市柳生観光協会チラシ広告より)
静かな山間の町をハイキングの人々がたくさん訪れていました。
花しょうぶ園以外は駐車場がないので市営駐車場に止め、徒歩で周りました。
柳生家は尾張徳川家徳川義直の師でもあり、流派は尾張柳生というそうです。

柳生花しょうぶ園　6/1〜7/5　9時〜17時　Ｐ無料
入園料650円(ＪＡＦカード会員のみ100円引きとありましたが値引きなしでした)

市営柳生観光駐車場　普通小型軽自動車600円

神護山芳徳禅寺　
4月1日〜10月31日　午前9：00〜午後5：00　
11月1日〜3月31日　午前9：00〜午後4：00　無休
拝観料200円(ＪＡＦカード１グループ団体料金180円適用)Ｐ無

旧柳生藩家老屋敷　
午前9：00〜午後5：00（入館締切 午後4：30）　
　◆休業日：12月27日〜1月4日
入館料350円(ＪＡＦカード5名団体料金280円適用)Ｐ無

忍辱山円成寺　
9:00〜17:00　※受付は17:00まで
拝観料400円(ＪＡＦカード会員のみ50円引き)　Ｐ無料

エリア 奈良市(奈良)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: カップル・夫婦
• 一人あたり費用: 1万円未満
• 交通手段: 自家用車

朝早く出たので8時10分に柳生の里についてしまいました。

柳生花しょうぶ園は入館時間9時前でしたが、入園させていただけました。

ちょっと花が少ないかな・・・
1万?に80万本の花しょうぶが咲き誇るはずなんですが・・・

アジサイもありました

黄金の舞は咲いていませんでした・・・残念・・・

スイレンも咲いています

弁財天様がお祀りされていました

茶室があったのでしょうか？

ササユリも咲いています、白のササユリもあるのですね、ピンクのササユリしか見たことがないので・・・

陣屋跡の入口

小高いところにあるので見晴は良いかも

東海自然歩道にあります

陣屋跡はこちらからも登れます

八坂神社がありました

東海自然歩道の案内

柳生八坂神社

ほうそう地蔵をめざします

600ｍほどでやっと着きました
この立札の下に謎の老人がおり、線香をくださいました

ほうそう地蔵の保護のため奈良市が屋根を付けたそうです
疱瘡よけを祈願して彫られた地蔵立像ですが、正長の土一輝に勝利した農民の碑文が刻まれているのでも有名

民家のサボテンの花が大きく咲いていました、サボテンの花も大きい花もありますね、ちょっと古いですがチューリップの歌にも有ったかな・・・サボテンの花

芳徳禅寺に着きました、神護山芳徳禅寺は臨済宗大徳寺は寺で、寛永15年(1638)柳生但馬守宗矩(むねのり)が、亡父石舟斎宗厳(むねよし)の供養のため創建したもので、開山は宗矩と親交のあった沢庵和尚、のち柳生氏代々の菩提所となった(江戸は下谷広徳寺)。(パンフレットより)

沢庵和尚はタクアンの創始者かと思っていましたが、関西のたくわえ漬を徳川家光に供したところいたく気に入り、「たくわえ漬にあらず沢庵漬」と言ったとかの逸話があり真偽は定かでないという事らしいですね。どうりで、タクアンは売っていませんでした。

歴代僧侶の墓地

こちらは柳生家の墓地

左から宗冬、宗矩、十兵衛の墓

天乃石立神社に向かいます、650ｍ歩きます

400ｍほどでやっと鳥居が見えました

石舟斎が天狗と思って切り捨てたところそこにあったのは2つに割れた巨石、一刀石と言われています

天乃石立神社は石がご神体です

茶畑があります

駐車場に戻って、近くの柳生茶屋で昼食にします

ふる里定食1080円黒米のもち入りうどん、高菜？のおむすび、温泉卵

茶がゆ定食1080円黒米餅黒米入りの茶がゆ

黒豆アイス250円

黒豆もなか250円

旧柳生藩家老屋敷を目指して歩きます、駐車場がありません近くに有料駐車場500円があります。

柳生藩小山田主鈴の旧邸。小山田主鈴は岩代国福島県の出身だが、江戸の柳生藩に仕え、江戸から奈良に移り、柳生藩財政の立て直しに成功し、この地に新邸を営んで余生を送った。
作家の山岡荘八が家老屋敷を買得、しばしば滞在し、大河ドラマ「春の坂道」の原作もこの屋敷でその想を練ったものといわれる。(パンフレットより)

市営駐車場にもササユリが多数咲いています。

市営駐車場から20分ほどで円成寺に着きました。

新緑の円成寺も素晴らしいです。こちらで十三仏の御朱印をいただきます。運慶の第一作の大日如来さまが多宝塔に安置されています。

円成寺は、756年聖武・孝謙両天皇の勅願により、唐僧虚瀧和尚の開創と伝えられているが、史実的には1026年命禅上人が十一面観音を祀られたのが始まりである。
(パンフレットより)

本堂(阿弥陀堂)本尊阿弥陀如来坐像が祀られています。

春日堂・白山堂、全国で最も古い春日造社殿。

鐘楼

宇賀神本殿

拝殿

楼門

多宝塔、運慶の大日如来坐像が祀られています。