世界ベテラン卓球選手権について行ってきたオークランド　その１　出発。

2014/05/09 - 2014/05/20

２年に一度世界のあちこちで開かれる40歳以上のアマチュアの卓球大会。
今年80歳になる私の母は定年から始めた卓球にはまり、2002年からこの大会に出場している。
前回はスウェーデン、今回はニュージーランド、次回はスペインに決まっている。

落語家の三遊亭小遊三や山田隆夫がよく出場していることは、知っている人は知っている。笑

基本的に卓球協会に登録すれば誰でも出られる大会ではあるが、わざわざそんな遠い所まで行って…という周囲の呆れ顔をよそに旅行好きの母は精力的に参加してきた。

ところが今年は相棒の友人の体調が優れず一人で参加すると言うので、高齢の母を一人で行かせるわけにもいかず娘の私が付き添うことになった。

母は腰に持病があり、かなり不安が伴うが本人の生きがいとも言えるこの旅行、どうか無事に帰ってこられますように…

エリア オークランド(ニュージーランド)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• ホテル: 4.5

何社かツアーを出しているが、成田から直行便で行けるグロリアユーレックスという会社で参加した。

地方からも成田で集合、初ニュージーランド航空だ。

この日の東京上空は不安定な天候で雷注意報が出されたりして、搭乗口や機内で色々と待たされた。

ユーレックスからは200人ほどの参加で添乗員も7名いた。
このスタッフには現地でもずいぶんお世話になり助かった。

いたって普通な機内食。
これから11時間弱のフライトを思うと少々憂鬱。

救いは見たかった映画数本と、ユニークな機内安全ビデオ（！）

知らなかったのだけどニュージーランド航空は色々な演出で機内安全ビデオを作っていて、今はビーチリゾートで水着美女がレクチャーするパラダイス編となっている。

これを見ただけで心はクック諸島へ飛んでいってしまうお勧めビデオ、一見の価値アリだ。http://youtu.be/SI5Sb-z40hc

夜便だったので、寝ている時間もあって割とスムーズに到着。

それでもグッスリというわけではなく、かなり睡眠不足。

マオリ文化の彫刻がお出迎え。

乗ってきたボーイング777

飛行機を降りるとまず免税店の前を通りそれから入国。

到着ロビーでは巨大な「中つ国」のドワーフがお出迎え。

ホビット村を目当てにＮＺを訪れる人も多いのだろう。

思ったよりもこじんまりとした空港だった。

お天気は快晴♪　ねぼけ眼でも自然にテンションが上がる↑

ここから8台のバスに分かれて市内観光へ。

最初の訪問地はサベージメモリアル公園。

小高い丘にあり、芝生が美しく海や市街地を一望できる。

ニュージーランドでは有名なサベージ元首相を記念して作られた。

労働党と国民党の二大政党のうち、労働党出身初の首相だそうだ。

植栽が青い空に映えて綺麗。

サベージの彫刻の入った記念碑。

オークランド周辺では一番最近に噴火した（と言っても600年前）活火山島、ランギトト島がよく見える。

現在は無人島で、日帰りで頂上を目指すツアーなどいくつかがあるそうだ。

次に向かったのはウインターガーデン。

ここはオークランド・ドメインという公園の中にある植物園で温室とシダの庭がある。

ウィンター ガーデン テーマパーク・動物園・水族館・植物園

パフィオペディルム属のラン。

デンドロキラム属。　これもラン。

銅葉が美しいアマランサス系サウス・アメリカ。

ニュージーランドでは木の様に大きくなるシダが自生していて、その芽も大きく迫力がある。まるで太古の森に迷いこんだような気になる。

中でもシルバーファーンは先住民族マオリの信仰の対象で、ニュージーランドの象徴でもある。

ニュージーランドの国旗をシルバーファーン模様に変更しようとも検討されている。

小さな池にオニバスが浮かぶ。

7年に一度しか咲かないというスマトラオオコンニャクの花が昨年咲いたそうだ。

ただその後枯れてしまったそうで看板だけが残っている。

悪臭を放つ巨大花として有名なので、咲いてなくてよかったかも。笑

こじんまりとしていて見学しやすい温室だった。

市民の憩いの場となっていて家族連れもたくさん見かけた。

ランチをとってからオークランド市街のフェリー乗り場の対岸にあるデボンポートという町へ。

フェリーなら10分ちょっとで着くそうだが、私達はホテルのチェックインまで時間があるせいかバスでぐるっと周っての移動。

デボンポート 散歩・街歩き

デボンポートから見る対岸のオークランド中心部。

ヨーロッパからの入植が始まった町ということで、クラッシックな建物が並ぶおしゃれな雰囲気のビクトリアロード。

ビクトリアロードからビーチ沿いにかけて公園が広がっている。
木々が大きく子供向けの遊具があったり、家族連れや散歩する人も多い。

このあとようやくホテルにチェックイン。
夜間フライトのあとの市内観光はやはり疲れる。スーツケースに手もつけず、すぐさまお昼寝タイムとなった。

つづく。